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After Effects ヘルプ / 

処理速度を改善する

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  • After Effects CS6
  • After Effects CS5.5
  • After Effects CS5
 
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  • After Effects を起動する前に行う処理速度の改善
  • メモリ、キャッシュ、マルチプロセッサーの最適化によるパフォーマンスの改善
  • グローバルパフォーマンスキャッシュを使用した処理速度の改善(CS6)
  • プロジェクトの簡略化による処理速度の改善
  • 画面出力の変更によるパフォーマンスの向上
  • エフェクト使用時に行う処理速度の改善

コンピューターシステム、After Effects、プロジェクトおよびワークフローを最適化することにより、処理速度を改善できます。ここでは、レンダリング速度を上げるのではなく、プロジェクトを開くなどの別の処理に必要な時間を短くすることで処理速度を改善する方法について説明します。

処理速度を全体的に改善する一番よい方法は、前もって計画し、ワークフローと出力パイプラインのテストを早めに実行し、配布する内容とクライアントの実際の希望との一致を確認することです(作業の計画を参照)。

After Effects および Premiere Pro の処理速度の改善に関する無償のビデオチュートリアルシリーズについては、video2brain の Web サイトを参照してください。

処理速度を改善するためのコンピューターシステムと After Effects の最適化に関する追加のリソースについては、アドビ システムズ社の Web サイトの記事を参照してください。

Lloyd Alvarez が、After Effects Scripts の Web サイトで、After Effects で作業を行いながら、バックグラウンドでコンポジションのレンダリングおよび書き出しを実行できる BG Renderer スクリプトを公開しています。

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After Effects を起動する前に行う処理速度の改善

  • 最新のアップデートを含め、After Effects の最新のバージョンをインストールしていることを確認します。アップデートを確認したりインストールするには、ヘルプ/アップデートを選択します。アップデートについて詳しくは、アドビ システムズ社の Web サイトのダウンロードセクションを参照してください。
  • 最新バージョンのドライバー(特にビデオカードドライバー)とプラグインをインストールしていることを確認します。ドライバーとプラグインの更新版をダウンロードするには、プロバイダーの Web サイトを参照してください。
  • システムに十分な容量の RAM が搭載されていることを確認します。最適なパフォーマンスは、プロセッサーコアあたりの RAM 容量が 2 GB 以上のコンピューターシステムで実現できます。搭載されている RAM 容量の確認方法と RAM の搭載方法についての詳細は、オペレーティングシステムおよびコンピューターのマニュアルを参照してください。
  • 作業に必要のないアプリケーションは終了します。After Effects とメモリプールを共有しないアプリケーションを起動している場合に、そのアプリケーションに十分なメモリが割り当てられていない場合、オペレーティングシステムによって RAM がハードディスクにスワップされる際にパフォーマンスが著しく低下することがあります(64 ビット版 After Effects のメモリ(RAM)使用についてを参照)。

    作業に必要のないソフトウェアの停止による処理速度の改善について詳しくは、video2brain の Web サイトのビデオを参照してください。

  • Adobe Bridge でのビデオのプレビューなど、他のアプリケーションで実行しているリソースを大量に使用する操作を終了または一時停止します。
  • システムに OpenGL 2.0 以降対応のグラフィックカードが搭載されていることを確認します。このカードがなくても After Effects は機能しますが、OpenGL を使用すると、プレビュー画面用のレンダリングなど、様々な種類のレンダリングが高速になります。詳しくは、OpenGL でレンダリングするを参照してください。
  • After Effects CS6 では、OpenGL と GPU が新機能にとって重要になります。そのような新機能には、GPU でのレイトレース 3D レンダリング、高速ドラフトプレビュー、画面への転送の高速化、GPU 拡張カートゥーンエフェクトなどがあります。詳しくは、詳しくは、OpenGL でレンダリングするを参照してください。
  • Windows の場合は、Aero の合成モードを無効にしてください。Windows が基本モードで動作している場合、パネルのハードウェアアクセラレーションと OpenGL 機能を使用して After Effects の処理速度を改善することができます。詳しくは、Microsoft の Web サイトを参照してください。
  • 可能な限り、プロジェクトで使用するソースフッテージファイルは高速のローカルディスクドライブ上に置いてください。ソースフッテージファイルが低速のディスクドライブ上(または低速のネットワーク接続の先)にあると、パフォーマンスが低下します。ソースフッテージファイルとレンダリング出力用に別々の高速なローカルディスクドライブを使用できると理想的です。詳しくは、video2brain の Web サイトのビデオを参照してください。
  • ディスクキャッシュフォルダーは、別個の高速ディスク(またはディスクアレイ)に割り当てるのが理想的です。高速処理が可能な SSD がこの役割に適しています。
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メモリ、キャッシュ、マルチプロセッサーの最適化によるパフォーマンスの改善

  • 他のアプリケーションに十分なメモリを割り当てます。メモリとマルチプロセッサーの環境設定を参照してください。
  • 環境設定で「複数のフレームを同時にレンダリング」を選択すると、マルチプロセッサーを使って複数のフレームを同時にレンダリングできます。メモリとマルチプロセッサーの環境設定を参照してください。
  • スタンダードプレビューに対して「ディスクキャッシュを有効にする」を選択すると、フレームをディスクにキャッシュすることができます。After Effects CS6 では、最適な処理速度を実現するために、(別個の高速ドライブ上の)ディスクキャッシュフォルダーにできるだけ多くの容量を割り当ててください。ディスクキャッシュを参照してください。
  • 「複数のフレームを同時にレンダリング」マルチプロセスを使用している場合は、まずプロセッサーコア数を少なくし、次にプロセッサー数を増やしながら、コンピューターシステムとコンポジションに適した数を決めます。メモリとマルチプロセッサーの環境設定を参照してください。

    Todd Kopriva が、アドビ システムズ社の Web サイトで、メモリとプロセッサー設定の最適化に関する詳細情報を公開しています。

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グローバルパフォーマンスキャッシュを使用した処理速度の改善(CS6)

  • グローバルパフォーマンスキャッシュを活用するには、After Effects CS5.5 以前のプロジェクトを After Effects CS6 に読み込む必要があります。詳しくは、ディスクキャッシュを参照してください。
    • 永続的なディスクキャッシュでは、フレームをディスクキャッシュに保存してセッション間で維持し、1 つのプロジェクトで作業するとき、あるいはキャッシュされたものと同じフレームを使用する可能性のある他のプロジェクトで作業するときに、レンダリングにかかる時間を短縮することで処理速度を向上します。
    • ワークエリアをバックグラウンドでキャッシュを使用すると、作業を続けながらコンポジションのワークエリアについてディスクキャッシュに記録します。このテクニックは、ダウンストリームコンポジションまたはプリコンポジションに変更を行う予定がない場合に便利です。この機能は複数のコンポジションでも動作します。

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プロジェクトの簡略化による処理速度の改善

プロジェクトの簡略化や分割によって、現在処理中の要素以外のものにメモリやその他のリソースが使用されるのを防ぐことができます。また、処理を実行するタイミングを制御することで、全体の処理速度を大幅に向上できます。例えば、1 回で十分な操作を繰り返し実行しないようにしたり、適切なタイミングまでアクションの実行を延期したりできます。

  • 使用していない要素をプロジェクトから削除します。詳しくは、プロジェクトからアイテムを削除するを参照してください。
  • 複雑なプロジェクトは単純なプロジェクトに分割し、最終ムービーをレンダリングする前に再結合します。プロジェクトを再結合するには、すべてのプロジェクトを 1 つのプロジェクトとして読み込みます。詳しくは、After Effects プロジェクトを読み込むを参照してください。
  • レンダリングする前に、レンダリングし書き込もうとしているローカルディスクではない、高速なローカルディスクにソースフッテージファイルを保存します。そのためには、「ファイルを収集」コマンドを使用できます。詳しくは、1 つの場所へファイルを収集するを参照してください。
  • ネスト化されたコンポジションをプリレンダリングします。完成したコンポジションをムービーとしてレンダリングしておき、コンポジションを表示するたびに再レンダリングされないようにします。詳しくは、ネスト化されたコンポジションをプリレンダリングするを参照してください。
  • ソースアイテムで直接作業中でない場合は、ソースアイテムの代わりに低解像度プロキシまたは静止画プロキシで代用します。詳しくは、プレースホルダーとプロキシを参照してください。
  • コンポジションの解像度を低くします。詳しくは、解像度を参照してください。
  • ソロスイッチを使用して、作業中のレイヤーをソロ処理します。詳しくは、レイヤーをソロ処理するを参照してください。

作業対象を特定することによる処理速度の改善について詳しくは、video2brain の Web サイトのビデオを参照してください。

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画面出力の変更によるパフォーマンスの向上

After Effects によるプロジェクトデータの処理方法には影響を与えずに、作業中の画面表示の設定を変更して処理速度を向上させる方法があります。作業中にアイテムや情報を表示しておくのは便利ですが、これらの情報を更新するのにメモリやプロセッサーリソースが消費されることになります。そのため、作業時に表示する情報を適切に選択することが必要です。ワークフローの様々な時点において、プロジェクトを異なる観点で確認する必要がある場合は、次の方法を必要に応じて組み合わせて使用することができます。

  • カラーマネジメントと出力シミュレーションの表示をオフにします。詳しくは、出力デバイスでのカラーの表示のシミュレートを参照してください。プレビューのカラーマネジメントの処理速度と品質は、ビューアの画質の環境設定で制御します。ビューアの画質の環境設定を参照してください。
  • ハードウェアによるプレビューの高速化を有効にします。これにより、GPU を使用して画面へのプレビュー出力が高速化します。編集/環境設定/ディスプレイ設定(Windows)または After Effects/環境設定/ディスプレイ設定(Mac OS)を選択し、「ハードウェアによるコンポジション、レイヤーおよびフッテージパネルの高速化」を選択します。
  • 必要のないパネルは閉じます。開いているパネルを更新するのにメモリやプロセッサーリソースが消費されるため、別のパネルで実行している作業の処理速度が低下します。
  • 目標範囲を作成します。コンポジションの一部のみで作業を行う場合は、プレビュー中に画面にレンダリングするコンポジションの部分を限定します。目標範囲(ROI)を参照してください。
  • タイムラインパネルメニューの「キャッシュインジケーターを表示」を選択解除して、キャッシュされたフレームを表示するための青いバーと緑のバーが時間スケールに表示されないようにします。キャッシュ:RAM キャッシュ、ディスクキャッシュ、メディアキャッシュを参照してください。
  • 「情報パネルとフローチャートにレンダリングの進行状況を表示」を選択解除して、フレームごとの各レンダリング操作の詳細が画面に表示されないようにします。詳しくは、ディスプレイ設定 環境設定を参照してください。
  • レンダーキューパネルの現在のレンダリング情報の横にある三角形をクリックして、レンダーキューパネルで現在のレンダリング情報を非表示にします。詳しくは、実行中のレンダリング処理に関する情報を参照してください。
  • Caps Lock キーを押して、フッテージパネル、レイヤーパネル、コンポジションパネルが更新されないようにします。変更を加えたときにその変更がパネルに表示される代わりに、パネル下部に赤いバーと注意を促すテキストが表示されます。モーションパス、アンカーポイント、マスクアウトラインなどのパネルコントロールは、動かすたびに更新されます。パネルの更新を再開してすべての変更を表示するには、Caps Lock キーをもう一度押します。

注意:

最終出力のレンダリング中にも Caps Lock キーを押すとビューア内のプレビューの更新が無効になります。ただし、無効であることを示す赤いバーは表示されません。

  • レイヤーの表示画質を「ドラフト」に設定します。詳しくは、レイヤーイメージの画質とサブピクセルポジショニングを参照してください。
  • タイムラインパネルメニューで「ドラフト 3D」を選択します。ドラフト 3D モードでは、3D レイヤーに対するすべてのライトおよびシャドウが無効になります。カメラの被写界深度ブラーも無効になります。
  • After Effects CS6 では、「高速プレビュー」ボタンで「オフ」以外のオプションを選択することで、レイトレース 3D コンポジションのレイアウトやプレビューを行う間に高速ドラフトモードを使用できます。
  • タイムラインパネルメニューの「ライブ更新」の選択を解除し、コンポジションが動的に更新されないようにします。プレビューモードと高速プレビューの環境設定を参照してください。
  • タイムラインパネルメニューのオーディオウェーブフォームは必要な場合にのみ表示します。詳しくは、タイムラインパネルでプロパティとグループを表示するためのキーボードショートカットを参照してください。
  • コンポジションパネル、レイヤーパネルまたはフッテージパネルの下端にあるピクセル縦横比補正ボタン をクリックして、プレビューのピクセルの縦横比を無効にします。プレビューのピクセル縦横比補正やその他の拡大・縮小の処理速度と品質は、ビューアの画質の環境設定で制御します。ビューアの画質の環境設定を参照してください。
  • 外部ビデオモニターでビデオをプレビューする際は、「コンピューターモニターでミラーリング」の選択を解除します。外部ビデオモニターでプレビューするを参照してください。
  • マスク、3D 参照軸、レイヤーハンドルなどのレイヤーコントロールを非表示にします。詳しくは、コンポジションパネルでレイヤーコントロールの表示/非表示を切り替えるを参照してください。
  • コンポジションの拡大率を低くします。コンポジションパネル、レイヤーパネルおよびフッテージパネルを 100%より高い拡大率で表示すると、画面の再描画に時間がかかります(プレビュー用にイメージをズームするを参照)。
  • コンポジションパネルでコンポジションの「解像度」の値を「自動」に設定し、低いズームレベルでは画面に表示されないピクセルの行または列が不必要にレンダリングされないようにします。詳しくは、解像度を参照してください。
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エフェクト使用時に行う処理速度の改善

ブラーやディストーションなどの一部のエフェクトは、大量のメモリとプロセッサーリソースを必要とします。これらのエフェクトを適用するタイミングと方法を適切に選択すると、全体の処理速度を大幅に向上できます。

  • メモリやプロセッサーを大量に消費するエフェクトを後で適用します。大量のメモリやプロセッサーリソースを消費し、プレビュー速度が実際の時間より遅くなる可能性のあるエフェクト(グローやブラーなど)を適用する前に、レイヤーをアニメートし、リアルタイムプレビューが必要なその他の作業を行います。
  • エフェクトを一時的にオフにして、プレビューの速度を向上させます。詳しくは、エフェクトまたはアニメーションプリセットを削除する、または無効にするを参照してください。
  • パーティクルエフェクトで生成されるパーティクル数を制限します。詳しくは、シミュレーションエフェクトを参照してください。
  • 同じエフェクトを複数のレイヤーに同じ設定で適用するのではなく、エフェクトを 1 つの調整レイヤーに適用します。エフェクトを調整レイヤーに適用すると、その下位にあるすべてのレイヤーのコンポジットに対して 1 度処理が行われます。調整レイヤーを参照してください。

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