マーカーは重要な時間軸上の位置を示し、クリップを配置したり整列させる際の目安として役立ちます。マーカーを使用して、シーケンスやクリップ内の重要なアクションやサウンドを識別することができます。マーカーは参照用途でのみ使用され、実際のビデオには影響しません。
ノート:
Premiere Pro CS6 では、マーカーが簡略化され、統合されました。シーケンスおよびクリップ専用のマーカーは存在しなくなり、番号付きのマーカーも存在しなくなりました。統合されたマーカータイプを使用できるようになりました。新しいマーカータイプでは、以前のマーカータイプのすべての機能を実行します。マーカーパネルも使用できるようになりました。
| マーカー | 説明 |
|---|---|
| コメント | タイムラインの選択した部分についてのコメントまたはノート。 |
| Flash キューポイント | Flash キューポイントは、イベントを発生させたり、インタラクティブに移動するのに使用できます。 Adobe Flash テクノロジを使用してコンテンツが再生されます。 |
| Web リンク | ムービークリップの選択した部分についての詳細を示す URL を追加します。 |
| Encore チャプターマーカー | ファイル/Adobe Dynamic Link/Encore に送信を選択して Encore に書き出すときに、Encore はこれらのマーカーをチャプターポイントとして読み取ります。Encore では、チャプターポイントをメニュー内のボタンにリンクできます。また、視聴者は、DVD のリモコンにあるチャプター切り替えボタンで、チャプターポイント間を移動できます。Premiere Pro は、作成する各シーケンスの先頭に、「チャプター 1」という名前の Encore チャプターマーカーを自動的に配置します。チャプターマーカーは Encore で名前を変更できます。 Encore チャプターマーカーを配置するときに、名前を付けることができます。Premiere Pro で入力した名前は、Adobe Encore ではメインメニューまたはシーンメニューのボタンのラベルとして表示されます。 |

マーカーインジケーター
A. コメントマーカー B. Flash ポイントマーカー C. チャプターマーカー D. Web リンクマーカー

マーカーパネルとタイムラインパネル上のマーカー
A. コメントマーカー B. Flash キューポイントマーカー C. Encore チャプターマーカー D. Web リンクマーカー E. ムービーシーケンス F. ムービークリップ G. タイムライン上のマーカー
マーカーパネル(ウィンドウ/マーカー)を使用して、開いているクリップまたはシーケンスのすべてのマーカーを確認します。色分けされたタグ、インポイントとアウトポイント、コメントなどのクリップに関連付けられた詳細が表示されます。マーカーパネルのクリップサムネール上をクリックすると、対応するマーカーの場所に再生ヘッドが移動します。
マーカーパネルでマーカーをクリックすると、再生ヘッドがタイムラインのそのマーカーの位置に移動します。
クリップ上またはシーケンス内のマーカーがマーカーパネルのインポイントとアウトポイントを示します。インポイントまたはアウトポイントをスクラブして、マーカーの対象をある時点のシングルフレームから、時間の範囲内のフレームに切り替えることができます。
Premiere Pro CS6 のマーカーに関するオンラインリソース
Todd Kopriva と video2brain によるこのビデオでは、Premiere Pro CS6 でマーカー機能がどのように向上しているかを解説しています。また、Adobe Prelude の概要と、マーカーを Prelude から Premiere Pro に読み込む方法も説明しています。
Premiere Pro CS5.5 以前のマーカーに関するオンラインリソース
このビデオチュートリアルでは、Franklin McMahon が、クリップマーカーの使用について説明しています。
マーカーを使用した編集の調整について、Creative COW の Andrew Devis によるこのチュートリアルを参照してください。
オーディオを同期編集するためのマーカーの配置について、Richard Harrington によるビデオチュートリアルが Creative COW Web サイトで公開されています。
Premiere Pro でのマーカーを使用したビートや単語のマーク方法について Robbie Carman が解説しています。この方法は、クリップの整列やトリミングに役立ちます。詳しくは、Peachpit TV for Video のこのビデオを参照してください。
マーカーはソースモニター、プログラムモニター、またはタイムライン上に追加できます。プログラムモニターに追加されたマーカーはタイムラインに反映されます。同様に、タイムラインに追加されたマーカーはプログラムモニターに反映されます。
Premiere Pro CS6 では、複数のマーカーを追加して、ユーザーがタイムラインの同じ位置にあるクリップに複数のノートやコメントを追加できるようにすることが可能です。
デュレーション
デュレーションの値をドラッグするか、既存の値を選択した後、新しい値を入力して Enter キーまたは Return キーを押します。Web リンク用またはチャプタ用にマーカーを使用する時に、1 フレームを超えるデュレーションのシーケンスマーカーを設定することもできます。例えば、Premiere Pro のマーカーが FLV ファイル内のキューポイントに変換されるように設定するような場合に、1 フレームを超えるデュレーションのシーケンスマーカーを設定します。
ノート:
この機能を使うと、Web ページにムービーを組み込んで、マーカー位置まで再生した時に、指定した Web ページを自動的に開かせるといったことができます。この機能は、QuickTime などの Web リンクをサポートしている形式でだけ動作します。
種類
このフィールドは「Flash キューポイント」が選択されている場合にのみ有効です。イベントをトリガーする Flash キューポイントマーカーを作成する場合は「イベント」を選択します。ナビゲーションだけに使用する Flash キューポイントマーカーを作成する場合は「ナビゲーション」を選択します。
マーカーをソースモニター内のクリップまたはタイムラインで選択したクリップに追加できます。
ソースモニターでクリップにマーカーを追加するには、次のいずれかの操作を行います。
- タイムラインまたはプロジェクトパネルのクリップをソースモニターで開きます。
- 再生ヘッドをマーカーを追加する位置に合わせます。
- マーカー/マーカーを追加を選択するか、または M キーを押します。
マーカーがクリップに追加されます。
タイムラインでクリップにマーカーを追加するには、次のいずれかの操作を行います。
- 編集/キーボードショートカット(Windows)、または Premiere Pro/キーボードショートカット(Mac OS)で「クリップマーカーを追加」のキーボードショートカットを設定します。
- クリップを選択します。
- 再生ヘッドをマーカーを追加する位置に合わせます。
- 「クリップマーカーを追加」に対して先ほど作成したキーボードショートカットを押します。
マーカーがクリップに追加されます。
ソースモニターのマーカーをダブルクリックすることで、マーカーダイアログボックスを表示できます。
エフェクトコントロールパネルには、シーケンスに作成したすべてのマーカーが表示されます。また、エフェクトコントロールパネルでは、シーケンスにマーカーを設定してエフェクトを適用する位置を確認できます。さらに、エフェクトコントロールパネルでは、マーカーを直接作成したり操作したりすることができます。
次のいずれかの操作を行います。
- Premiere Pro CS6 でマーカーを 1 つ消去するには、マーカー/現在のマーカーを消去を選択します。
- Premiere Pro CS6 で複数のマーカーを消去するには、マーカー/すべてのマーカーを消去を選択します。
- Premiere Pro CS5.5 以前では、マーカー/シーケンスマーカーを選択し、サブメニューから次のオプションの 1 つを選択します。
ノート:
クリップマーカーはタイムラインルーラーの外側にドラッグして削除することができますが、シーケンスマーカーは、タイムラインルーラーの外側にドラッグして削除することはできません。
Premiere Pro CS5.5 以前のバージョンでは、シーケンスマーカーを削除するには、再生ヘッドをマーカーに合わせタイムラインルーラー上で右クリック(Windows)するか、または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、コンテキストメニューからシーケンスマーカー/現在のマーカーを消去を選択します。
Premiere Pro CS6 でシーケンスマーカーを削除するには、マーカー上で右クリック(Windows)するか、または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、コンテキストメニューから「現在のマーカーを消去」を選択します。
マーカーを設定して、タイムラインルーラーでマーカーにポインターを合わせると、マーカーの情報を示すツールヒントが表示されます。マーカーダイアログボックスを開かなくても、マーカーの内容をすばやく調べることができます。
シーケンスマーカーのツールヒントには、次の情報が最大 4 項目で表示されます。
ノート:
「オーディオユニット時間で表示」を選択すると、ツールヒントにマーカーの場所とデュレーションがタイムコードユニットではなくオーディオユニット時間で表示されます。
ノート:
Premiere Pro CS6 では、シーケンスマーカーは「マーカー」と表示されます。
Premiere Pro プロジェクトを After Effects に読み込むと、After Effects ではシーケンスマーカーをコンポジションマーカーに変換します。
Premiere Pro のプロジェクトパネルからシーケンスをコピーして After Effects にペーストすると、作成したコンポジションはシーケンスマーカーをコンポジションマーカーとして、クリップマーカーをレイヤーマーカーとして保持します。つまり、コピー&ペースト操作を行ってもマーカーを保持できます。
Adobe Media Encoder を介して Premiere Pro から AVI などのコンテナ形式にシーケンスを書き出すと、シーケンスマーカーは XMP の一時的なメタデータとして保存されます。ビデオファイルをレイヤーのソースとして使用すると、After Effects はこれらのシーケンスマーカーをレイヤーマーカーに変換します。
Premiere Pro の Dynamic Link で After Effects コンポジションを作成する場合、After Effects はシーケンスマーカーとクリップマーカーを保持しません。
Premiere Pro からファイル/Adobe Dynamic Link/Encore に送信コマンドを使用してホストクリップが書き出された場合、Premiere Pro のシーケンスに追加された Encore チャプターマーカーは、Encore ではチャプターマーカーとして表示されます。
Premiere Pro から書き出されたクリップに含まれるシーケンスマーカーは Flash キューポイントに設定している場合、Adobe Flash プロジェクトでキューポイントとして表示されます。Premiere Pro のシーケンスマーカーのキューポイントデータは、XML としてエンコードされます。XML プロトコルについて詳しくは、Flash のヘルプを参照してください。
ノート:
Adobe Premiere Pro の Flash キューマーカーを Adobe Flash プロジェクトでキューポイントとして表示するためには、名前フィールドにテキストを入力します。

