このチュートリアルでは、見積書を例に、PDFの編集機能を学びます。テキストの追加と修正、電子印鑑やサインの入力など、見積書の仕上げに必須の機能を紹介します。ぜひ動画とともにご覧ください。
このチュートリアルで実際に使用しているサンプルファイルは以下からダウンロードすることができます。
画面右側には、ツールパネルウィンドウのアイコンが縦に並んでいます。PDFの編集や注釈を付けてレビューを行うなど、作業目的ごとに整理された、ツールを呼び出すためのショートカットです。
ツールパネルに登録するツールへのショートカットは任意に追加や削除をおこない、使いやすいようにカスタマイズすることが可能です。
ショートカットを追加します。例として、「PDFを編集」ツール、「コメント」ツールへのショートカットを追加します。
1. 「ツール」メニューを開きます。
2. 「PDFを編集」の「▼」をクリックして「ショートカットを追加」を選択します。
3. 「コメント」の「▼」をクリックして「ショートカットを追加」を選択します。
4. 追加されたツールのショートカットを上下にドラッグして、使いやすいように並び順を変更します。
同様の手順で、必要に応じてツールのショートカットを追加します。このチュートリアルでは、「PDFを編集」、「コメント」に加え、「入力と署名」、「セキュリティ設定」ツールを使用します。以降の手順に従って操作をおこなう場合は、あらかじめこれらのツールのショートカットをツールパネルウィンドウに追加してください。
利用頻度の少ないツールのショートカットは、ツールパネルウィンドウから削除することができます。
削除したいツールのショートカットにマウスカーソルを合わせ、表示された×のアイコンをクリックします。
ツールのショートカットが削除されました。
PDFの見積書にテキストを追加します。
ツールパネルウィンドウから「PDFを編集」をクリックします。
ツールバーから「テキストを追加」をクリックします。
テキストを追加したい場所をクリックして、テキストを入力します。
見積書の日付を修正します。
ツールバーから「編集」をクリックします。
修正したいテキストをクリックしてカーソルを表示し、修正をおこないます。
PDFの見積書に手書きの署名を追加します。
1. ツールパネルウィンドウから「入力と署名」をクリックします。
2. ツールバーから「自分で署名」-「署名を追加(+)」を選択します。
3. 上部のタブで「手書き」を選択し、手書きで署名します。
4. 「適用」をクリックして、署名を配置したい場所をクリックして配置します。
住所に重なるように、電子印鑑を押印します。
ツールパネルウィンドウから「コメント」をクリックします。
ツールバーから「スタンプを追加」-「電子印鑑」を選択して、任意の印鑑を選択します。
押印したい場所をクリックして、電子印鑑で押印します。
見積書のセキュリティのためにパスワードを設定します。
1. ツールパネルウィンドウから「セキュリティ設定」をクリックします。
2. ツールバーから「パスワードを使用して保護」をクリックします。
見積を閲覧するためのパスワードを設定します。
3. 「閲覧」を選択し、「パスワードを入力」および「パスワードを再入力」欄にパスワードを入力します。
4. 「適用」をクリックして設定を完了し、パスワードによる保護を完了します。
これでパスワードを使用して、無関係な人が見積書を表示できないように保護することができました。
以上のように、編集機能、手書きの署名、電子印鑑、パスワードなどの機能を使用して、PDFの見積書を仕上げることができました。