内容 (What's Covered)

 

この文書は、Adobe Acrobat 9.1/Adobe Reader 9.1 アップデートに関する情報および修正された問題点について説明します。

 

A. 概要

B. 提供されるインストーラ

C. 必要システム

D. 新しくサポートされるソフトウェア

E. シリアル番号

F. 登録

G. インストールとアンインストール

H. セキュリティ

I. 配布

J. リリース日

K. 修正された問題

 

 A. 概要

 

Acrobat 9.1 および Adobe Reader 9.1 では、安定性が向上するだけなく、ユーザのワークフローにおける多数の問題と、重大なセキュリティの脆弱性(http://www.adobe.com/go/apsb09-03)が修正されています。

 

 B. 提供されるインストーラ

 

Windows 版 Acrobat 9.1 Pro/Standard のパッチ(AcroProStdUpd910_T1T2_incr.msp)は、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語、イタリア語、オランダ語、ブラジルポルトガル語、スウェーデン語、デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語が一体化したインストーラです。

 

Windows 版 Acrobat 9.1 Pro/Standard のパッチ(AcroProStdUpd910_T3T4_incr.msp)は、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、チェコ語、ハンガリー語、ポーランド語、スロバキア語、ルーマニア語、ウクライナ語、ロシア語、トルコ語、ブルガリア語、クロアチア語、スロベニア語、エストニア語、ラトビア語、リトアニア語が一体化したインストーラです。

 

Windows 版 Acrobat 9.1 Pro Extended のパッチ(AcroProExUpd910_all_incr.msp)は、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語、イタリア語、オランダ語、ブラジルポルトガル語、スウェーデン語、デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語が一体化したインストーラです。

 

Macintosh 版 Acrobat 9.1 のパッチ(AcroProUpd910_all.dmg)は、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語、イタリア語、オランダ語、ブラジルポルトガル語、スウェーデン語、デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、チェコ語、ハンガリー語、ポーランド語、ルーマニア語、ウクライナ語、ロシア語、トルコ語が一体化したインストーラです。

 

Adobe Reader 9.1 はフルインストーラで、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語、イタリア語、オランダ語、ブラジルポルトガル語、スウェーデン語、デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、チェコ語、ハンガリー語、ポーランド語、ルーマニア語、ウクライナ語、ロシア語、トルコ語は、Windows 版と Macintosh 版の両方が提供されます。

 

スロバキア語、ブルガリア語、クロアチア語、スロベニア語、エストニア語、ラトビア語、リトアニア語、カタロニア語、バスク語の Adobe Reader 9.1 は Windows 版のフルインストーラが提供されます。

 

 C. 必要システム

 

Windows 版 Acrobat 9.1

- 1.3 GHz 以上のプロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ

- Microsoft Windows XP(Service Pack 2 または 3、32 ビット版および 64 ビット版)Home、Professional、Tablet PC Edition 日本語版、Windows Server 2003(32 ビット版および Service Pack 2 適用の 64 ビット版)日本語版、Windows Vista(Service Pack 1 適用または非適用、32 ビット版および 64 ビット版)Home Basic、Home Premium、Business、Ultimate、または Enterprise 日本語版

- Windows Server 2008

- Internet Explorer 6.0 または 7

- 256 MB 以上の RAM(512 MB 推奨)

- 1,024 x 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ

- ビデオハードウェアアクセラレーション(オプション)

 

Macintosh 版 Acrobat 9.1

- PowerPC G4、G5、またはインテルプロセッサ

- Mac OS X v.10.4.11 または 10.5.6

- 256 MB 以上の RAM(512 MB 以上を推奨)

- 1,024 x 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ

- Safari 3.0.4

 

Windows 版 Adobe Reader 9.1

- インテル Pentium 1 GHz クラス以上のプロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ

- Microsoft Windows 2000(Service Pack 4)、Windows Server 2003、Windows XP(Service Pack 2)、Windows XP Tablet PC Edition、またはWindows Vista Home Premium、Business、Ultimate、Enterprise(64ビット版)

- 125 MB 以上の RAM(256 MB 推奨)

- 335 MB 以上のハードディスク空き容量

- Microsoft Internet Explorer 6.0、6.0(Service Pack 1)、または 7.0、8.0、Firefox 2.0 または 3.0

 

Macintosh 版 Adobe Reader 9.1

- PowerPC G4、G5、またはインテルプロセッサ

- Mac OS X v.10.4.11 または 10.5.6

- 128 MB 以上の RAM(256 MB 以上を推奨)

- 405 MB 以上のハードディスク空き容量

- Safari 3.0.4 以降

 

 D. 新しくサポートされるソフトウェア

 

- Windows Server 2008

- Lotus Notes 8.5 の Email PDFMaker およびコラボレーション

- AutoCAD 2008 の PDFMaker および 3D 読み込み

 

 E. シリアル番号

 

Acrobat 9.0 のシリアル番号がすでに入力済みであれば、アップデート後も継続して使用可能です。9.1 個別のシリアル番号は必要ありません。

 

 F. 登録

 

Acrobat 9.0 で登録を行っている場合、9.1 で個別に登録する必要はありません。

 

 G. インストールとアンインストール

 

Acrobat/Adobe Reader のインストール手順については、以下の弊社技術文書を参照してください。

文書番号 235294 Acrobat 9.1/Adobe Reader 9.1 アップデートインストール手順(Windows)

文書番号 235295 Acrobat 9.1/Adobe Reader 9.1 アップデートインストール手順(Macintosh)

 

Acrobat のアンインストール手順については、以下の弊社技術文書を参照してください。

文書番号 233959 アンインストール手順(Windows 版 Acrobat 9 Pro Extended)

文書番号 233960 アンインストール手順(Windows 版 Acrobat 9 Pro/Standard)

文書番号 233961 アンインストール手順(Macintosh 版 Acrobat 9 Pro)

 

Adobe Reader をアンインストールするには、以下のいずれかの操作を行います。

- Windows の場合

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
  3. [プログラムと機能](Windows Vista)/[プログラムの追加と削除](Windows XP)をダブルクリックします。
  4. [Adobe Reader 9.1 - Japanese] を選択します。
  5. [アンインストール](Windows Vista)/[削除](Windows XP)をクリックします。
  6. 画面上の指示に従って、アンインストールを完了します。

 

- Macintosh の場合

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. Finder の [移動] メニューから [アプリケーション] を選択します。
  3. [Adobe Reader 9] フォルダをゴミ箱にドラッグ&ドロップします。

 

 H. セキュリティ

 

この問題に関する詳細は、http://www.adobe.com/go/apsb09-03 を参照してください。

 

 I. 配布

 

- Acrobat または Adobe Reader の自動製品アップデートシステムを経由

- 弊社サポートサイト(http://www.adobe.com/downloads/updates/)からの手動ダウンロードによる増分アップデート

- Adobe Reader ダウンロードページからフルインストーラをダウンロード

 

 J. リリース日

 

2008 年 3 月 10 日

 

 K. 修正された問題

 

Acrobat 9.1 および Adobe Reader 9.1 は、製品全体の安定性向上が主軸となるメジャードットリリースです。そのため変更点が多く、検証は多岐にわたっています。特に着目すべき大きな点を、3D、フォーム、ホストサービス、ポートフォリオ、セキュリティの各セクションごとにまとめています。

 

製品エリア : 3D

マークアップ注釈の ExData 辞書エントリは XFDF に書き出されます。カスタムの LiveCycle ワークフローの一部として、3D モデルのコメント読み込みまたは書き込みを希望する Acrobat 3D ユーザを考慮し、Acrobat 9 ではプロジェクション注釈という新しいタイプの注釈と XFDF が追加されており、プロジェクション注釈の読み込みと書き込みが可能になりました。

 

製品エリア : フォーム

- フィールド検証により、特定のメソッドとプロパティを XFA オブジェクトモデルに追加できます。検証メッセージの制御と、必須フィールドとハイライトフィールドの分離により、フォーム作成者の操作性が大幅に向上します。

- チェッカー、傾向分析、および XFA 標準化(新しい XFA DOM を使用することにより置き換えられる XFA 標準化)を含む、署名検証のパフォーマンス向上。

- 署名に関連した変更の報告において、Acrobat フォームおよびスタティック xfa として報告されるように XFA 文書を作成

- Forms Designer では、エクスプレッション/演算ビルダーが提供され、特定のプロパティをフィールドの値の条件プロパティに連動させることができます。

- Designer のレジストリ設定は、スキーマ検証を無効にするため、データバインディングにより XFA 構造設定に置き換えられました。

- 2009 年 1 月より導入されている USPS バーコードのサポート

- XFA ドキュメントでは、フィールドを表示、非表示、隠しフィールドのいずれかに指定することができます。また、必須フィールドとオプションフィールドの指定も行うことができます。フィールドが隠しフィールドまたは非表示の場合、ユーザは情報を入力できないため、必須に指定するべきではありません。表示を無効にする新しい属性が追加されました。

 

製品エリア : ホストサービス/コラボレーション/JavaScript

Xobject の参照では、埋め込みファイルストリームとして内包されている文書をターゲット文書として参照できるようになりました。そのため、ターゲット文書を確認することができ、表示とプリントが可能になります。

 

製品エリア : ポートフォリオ

- 9.1 では、PDF がポートフォリオのプレビューウインドウ内に表示されている際に、全画面モードを有効にすることができます。PDF 以外のファイルがプレビューウィンドウに表示されている場合、またはプレビューウインドウが非表示の場合、全画面モードは無効になります。また、全画面モードを起動すると、プレビューウインドウの PDF に適用されます。

- 分割ビューナビゲータ(ポートフォリオで使用)内で、ポートフォリオ内の先頭のファイルがプレビューされます。

- Adobe Labs からポートフォリオナビゲータが 9.1 に統合されました。

 

製品エリア : 文書セキュリティ/デジタル署名

- PKI 暗号化に類似する eStatement のワークフローにより、eStatement 提供者は公開証明書を収集し、顧客に信用証明物を発行することができます。eStatement 用のデジタル ID インストールの使いやすさと、復号化周辺のワークフローが向上しました。

- 新しい Adobe Policy Server のトランスポート形式

- 長期間の署名検証をサポートするため、Acrobat 9.1 デジタル署名の基盤が更新されました。

- 拡張されたメッセージにより、UB メッセージナビゲーションパネルに、[temporary] または [evaluation] のいずれかが表示されます。

- スマートカード、USB トークン、ストアのソフトウェア認証と接続するための Mac キーチェーンサポート

- [すべて検証] ボタンにより、データ署名の検証も行われ、またデータ署名検証は、ドキュメント署名ステータスのロールアップ内に追加されるなど、データ署名のサポートが向上しています。

- 署名パネルのユーザビリティ向上が行われました。署名の有効性の状態を [署名] メニューのトップレベルに移動し、タイムスタンプの有効性のメッセージがある場合は署名メニューのトップレベルに移動、[署名者] タブが廃止され、すべて[承認者] のトップレベルに移動されました。

- クリックスルーの eSignature ワークフローを含む、LiveCycle のフォームとドキュメントのルーティングをサポートするため、送信ボタンはドキュメント上ではなく、アプリケーションの UI に配置する必要があります。

- 紙のフォームを PDF に変換する際、および TabletPC やタブレット、通常のマウスによる手書き電子署名が必要な場合に、Pencil E-Signatures を使用することができます。

 

製品エリア : ビューワ

- 起動画面のバージョン情報が変更され、ユーザに分かりやすい形でセキュリティアップデートが表示されます。

- 地図情報ツール、座標検索ボックス、地図計測ウィジェット、環境設定に MGRS & Nat Grid 座標の表示が追加されました。

- フランス語、ドイツ語、日本語における、地図情報固有の検索と墨消しパターンが追加されます。また、イギリス英語およびカナダ英語用の追加パターンも作成されましたが、どの国籍に該当する地図情報なのかを判別する方法が無いため、9.1 には含まれていません。

- 9.1 ではさまざまな修正が行われましたが、Windows のローミングプロファイル、および Macintosh のネットワークホームディレクトリは、9.0/9.1 ではサポートされない設定です。次回メジャーリリースにおけるサポートの可能性を検討中です。

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