Azure AD の条件付きアクセスで CEF ベースのログインが行えません

問題:Azure Active Directory の条件付きアクセスで CEF ベースのログインが行えません

理由:Azure は、マシン ID を取得できない場合に接続要求を許可しません。Chrome ブラウザーまたは CEF は接続要求を送信するときにマシン ID を送信しません。

解決策

Acrobat を終了し、以下の回避策をこの順に実行します。

回避策 1:デフォルトのシステムブラウザーがログインエンジンとして使用されるように設定する(外部ブラウザーログイン)

  1. Windows+Rキーを押して、「ファイル名を指定して実行」コマンドウィンドウを開きます。名前フィールドに regedit と入力して、「OK」を選択します。

  2. レジストリエディターで、以下の場所に移動します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Adobe\Adobe Acrobat\DC\FeatureLockDown

    FeatureLockDown がまだ上記に存在しない場合は、新しいキーとして作成します。

  3. FeatureLockDown 内で新しい DWORD を作成し、名前を iAcroLoginType に変更します。

  4. 値 5 をキー iAcroLoginType に割り当てます。

  5. レジストリエディターを閉じ、Acrobat を起動します。

回避策 2:レジストリキーを使用して HTTPS 呼び出しエンジンを使用する

  1. Windows+Rキーを押して、「ファイル名を指定して実行」コマンドウィンドウを開きます。名前フィールドに regedit と入力して、「OK」を選択します。

  2. レジストリエディターで、以下の場所に移動します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Adobe\Adobe Acrobat\DC\FeatureLockDown

    FeatureLockDown がまだ存在しない場合は、キーを作成します。

  3. FeatureLockDown 内で新しい DWORD を作成し、名前を iNGLCEFWorkflowEnabled に変更します。

  4. 0 をキー iNGLCEFWorkflowEnabled に割り当てます。

  5. レジストリエディターを閉じ、Acrobat を起動します。

回避策 3:EnableIEBrowserWF.CONFIG ファイルを作成して HTTPS 呼び出しエンジンを使用する

  1. コンピューター上で実行中の Adobe アプリケーションがある場合は、すべて終了します。

  2. C:\ProgramData\Adobe\OperatingConfigs フォルダーに移動します。

    OperatingConfigs がまだ存在しない場合は、この名前の新しいフォルダーを作成します。

  3. OperatingConfigs フォルダー内に、EnableIEBrowserWF.CONFIG という名前の空のファイルを作成します。

  4. フォルダーを終了し、Acrobat を起動します。

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