新しい macOS 10.15 Catalina と Acrobat の互換性
Acrobat、Acrobat 2020、Acrobat 2017、Acrobat 2015 は、新しい macOS 10.15 Catalina と互換性があります。この文書では、ユーザーエクスペリエンスの主な変更点と既知の問題について説明します。
Catalina での Acrobat のユーザーエクスペリエンスの変更点
インストール
- Acrobat 2015:リリースノート内のリンクまたは FTP サイトから Classic 2015 の Acrobat/Reader のパッチをダウンロードすると、認証エラーのプロンプトが表示され、インストールがブロックされます。これは、ブラウザーでインストールパッケージをダウンロードした場合の通常の動作ですが、Mac App Store からダウンロードした場合は発生しません。インストールを開始するには、インストーラーを右クリックして「開く」を選択します。
通知
- 許可を求めるプロンプトが画面の右上隅に表示されます。通知を許可するには、「許可」をクリックします。
ホームビュー
- 最近使用したファイル:「最近使用したファイル」で、Catalina へのアップグレード前に追加されたファイルを開くと、OS アクセス権を求めるプロンプトが表示されます。
続行するには、「OK」をクリックします。
許可しないと、Acrobat のプロンプトが開き、次に行う手順の説明が表示されます。
詳細については、「フォルダーに対するアクセス権を有効にする | macOS 10.15 Catalina」を参照してください。
- 「最近使用したファイル」や他の領域に表示されるファイルのサムネイル:Acrobat が読み取り権限を持っているファイルはサムネイルが表示されます。
ツール
- ツールのランディングページに表示されるファイルのサムネイル:ファイルが存在するフォルダーの読み取りが Acrobat に許可されている場合にのみ、サムネイルが表示されます。
PDF の作成
- Word または PowerPoint の Acrobat リボンからの PDF の作成:OS アクセス権を求めるプロンプトが表示されます。
続行するには、「OK」をクリックします。
許可しないと、Acrobat のプロンプトが開き、次に行う手順の説明が表示されます。
- PostScript から PDF への変換:Acrobat の OS アクセス権を求めるプロンプトが表示されます。
続行するには、「OK」をクリックします。
Acrobat Distiller の OS プロンプトが表示されます。続行するには、「OK」をクリックします。
許可しないと、Acrobat のプロンプトが開き、次に行う手順の説明が表示されます。
- スクリーンキャプチャの PDF 化:アクセス権を求めるプロンプトが表示されます。
画面収録のプロンプトで、「システム環境設定を開く」をクリックします。
「セキュリティとプライバシー」ダイアログボックスで、画面収録に Adobe Acrobat を選択します。
「拒否」をクリックすると、Acrobat のプロンプトが表示されます。続行するには、「OK」をクリックします。
ファイルの結合
- ツール/ファイルを結合:Microsoft Office ファイルの場合、Office ファイルを初めて追加または変換するときに、OS アクセス権を求めるプロンプトが表示されます。この動作は macOS 10.14 Mojave と似ています。
- 「最近使用したファイル」からファイルを選択して結合:選択したファイルごとに、OS アクセス権を求めるプロンプトが表示されます。
続行するには、「OK」をクリックします。
許可しないと、Acrobat のプロンプトが開き、次に行う手順の説明が表示されます。
詳細については、「フォルダーに対するアクセス権を有効にする | macOS 10.15 Catalina」を参照してください。
コラボレーション
ネットワークフォルダーでのレビューの開始:アクセス権を求めるプロンプトが表示されます。「OK」をクリックして、ネットワークボリューム上のファイルに対するアクセスを許可します。