SharePoint と Acrobat Chrome 拡張機能の連携

Acrobat Chrome 拡張機能を使用すると、Acrobat で SharePoint ドキュメントを直接開くことができます。この拡張機能は、ソースの場所を特定し、Acrobat でファイルのチェックアウト処理を開始します。

注意:

アドビは現在、Acrobat Chrome 拡張機能でこの新しいエクスペリエンスをテスト中です。そのため、一部のユーザーはこのエクスペリエンスを使用できない場合があります。

サポートされる環境

Windows のみ

サポートされるサーバー

サポートされる認証メカニズム

  • SharePoint Server 2016、SharePoint Server 2013
  • オンプレミスサーバー

  • Kerberos
  • NT LAN Manager(NTLM)

注意:

SharePoint Server 2019、Microsoft Office 365、およびその他のオンラインサーバーはサポートされていません。

Acrobat で Chrome から取得した SharePoint PDF を開く

  1. SharePoint サイトでホストされている PDF ファイルを Chrome で開きます。

  2. ブラウザーで文書が表示されたら、「Acrobat で開く」を選択します。

    PDF を Acrobat で開く

  3. Acrobat でダイアログボックスが開かれ、ファイル名と保存場所が表示されます。次のいずれかの操作をおこないます。

    • ファイルをチェックアウトして開くには、「チェックアウトして開く」を選択します。

    • チェックアウトしないでファイルを開くには、「開く」を選択します。

    Acrobat で PDF ファイルをチェックアウトして開きます。

Chrome 拡張機能と SharePoint の連携、および SharePoint URL の許可リストを有効するレジストリキー

この機能はデフォルトでは無効になっています。これを有効にするには、以下で説明しているように、機能ロックダウンキーと SharePoint URL の許可リストを使用します。

bEnableSharePointInChromeExtn

データ型

論理値:DWORD 値 > REG_DWORD

デフォルト

0

バージョン #

Continuous トラック

HKLM パス

FeatureLockDown

概要

Acrobat の Chrome 拡張機能に Sharepoint を連携するかどうかを指定します。

詳細

指定可能な値は以下のとおりです。

  • 0:Sharepoint の連携を有効にしません。
  • 1:有効にします。

tSharePointUrls

データ型

文字列値 > REG_SZ

デフォルト

null

バージョン #

Continuous トラック

HKLM パス

FeatureLockDown

概要

許可リストのために、複数の Sharepoint URL をパイプ文字で区切ったリストです。

詳細

Acrobat の Chrome 拡張機能では、bEnableSharePointInChromeExtn = 1 の場合、これらの URL は特に Sharepoint サーバーとして扱われます。指定可能な値は以下のとおりです。

  • ユーザー指定

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