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Acrobat の 2018 年 12 月リリース版では、XPS ファイルから PDF への変換は無効になっています。Acrobat を使用して XPS ファイルを PDF に変換しようとすると、サポート対象のファイルタイプではありませんというメッセージが表示されます。
影響を受けるバージョン
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バージョン |
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Acrobat |
19.010.20064 |
Acrobat 2017 |
17.011.30110 |
Acrobat 2015 Classic |
15.006.30461 |
それでも XPS ファイルから PDF への変換機能を有効にしたい場合は、以下の手順に従いレジストリキーを作成します(Windows の場合)。
解決策:Windows 上で機能固有のレジストリキーを作成する
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既に実行中の場合は、Acrobat アプリケーションを終了します。
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レジストリを開きます。「ファイル名を指定して実行」(「Windows + R」)で、空のフィールドに「regedit.exe」と入力して、「OK」をクリックします。
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レジストリエディターで、インストール済みの製品バージョンに基づき、以下のリストにあるバージョン固有の場所へ移動し、その場所にキー「FeatureState」を作成します。キーはデフォルトでは表示されていない場合があります。
Acrobat (Continuous)の場合:
- 場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\(Wow6432Node)\Adobe\Adobe Acrobat\DC\FeatureState
Acrobat (Classic - Acrobat 2017)の場合:
- 場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\(Wow6432Node)\Adobe\Adobe Acrobat\2017\FeatureState
Acrobat (Classic - Acrobat 2015)の場合:
- 場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\(Wow6432Node)\Adobe\Adobe Acrobat\2015\FeatureState
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FeatureState の下で、タイプ DWORD のキーを作成し、「BlockXPSParsing」と名前を付けます。この値を 0(ゼロ)に変更します。
注意:BlockXPSParsing の値が以下の場合、
- 0:XPS から PDF への変更が Acrobat で有効です。
- 1: Acrobat での XPS から PDF への変更は無効です。
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レジストリエディターを閉じます。