Mac PDFMaker アドインが、64 ビット版 Office 2016 へのアップグレード後に無効になる
Office 2016 Mac 版を 32 ビット版から 64 ビット版にアップグレードした場合は、Word および PowerPoint 用の PDFMaker アドインは無効になったように見えます。リボンのアドインボタンが淡色表示されます。この問題が発生するのは、アドインが 32 ビット版の Office 2016 とのみ互換性があるためです。
アドビではこの問題について認識しており、今後の Acrobat リリースでは、アドインが 64 ビット版の Office 2016 と互換性を持つようにすることに取り組んでいます。
Word ファイルを開くとエラーが発生する - 「非表示モジュール内でコンパイルエラー」
Office 2016 を 64 ビット版にアップグレードし、Acrobat をインストールした場合、Word ファイルを開くと次のエラーメッセージが表示されます。
解決策:最新のパッチをダウンロードして適用します。
この問題は Acrobat の最新パッチで解決されています。この問題を解決するには、パッチをダウンロードして適用します。このパッチは、https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/release-note/acrobat-dc-august-02-2016.html からダウンロードしてください。
2 つの PDF 変換ダイアログが表示されるか、または変換がエラーメッセージで失敗する
Mac Word 2016(Word 32 ビット、バージョン 15.23.2 以降)を使用して Word 文書を PDF に変換する際に(「Acrobat / PDF の作成」)、次の問題が発生する可能性があります。
- 変換ダイアログボックスが 1 つだけでなく、2 つ表示されます。「許可」オプションと「許可しない」オプションを含んだダイアログが最初に表示されます。続いて Acrobat PDFMaker の変換ダイアログボックスが表示されます。
- ダイアログで、「許可しない」を選択すると、PDF 変換は失敗し、エラーメッセージ「リンクは保持されません」が表示されます。
解決策:別のオプションまたは設定を試してみる
問題を解決するには、次の手順のいずれかを試してください。
- ダイアログで、「許可」を選択します。
-OR- - Word で、「Word /環境設定/セキュリティとプライバシー」を選択してから、「Microsoft オンラインサービスを使用して特定のファイルを開いて保存する」環境設定を選択します。
-OR-
- Acrobat リボンから「PDF を作成」を選択します。保存ダイアログで、「印刷に最適」を選択し、「書き出し」を選択します。