AEM forms は、Adobe Analytics と統合されているため、発行済のフォームとドキュメントのパフォーマンス指標を取得および追跡できます。これらの指標分析の意図は、フォームやドキュメントをさらに有効利用するために必要な変更に関して十分な情報に基づいた決定を行えるよう支援することです。

注意:

AEM forms のアドオンパッケージの一部として、AEM forms の分析の機能を使用できます。アドオンパッケージのインストールについて詳しくは、AEM forms のインストールと設定を参照してください。

アドオンパッケージの他に Adobe Analytics のアカウントが必要になります。詳しくは、Adobe Analytics を参照してください。

概要

Adobe Analytics を使用して、アダプティブフォーム、HTML5 フォーム、アダプティブドキュメントを使用中に、インタラクティブパターンやユーザーが直面する問題を見つけることができます。初期設定では、Adobe Analytics は次のパラメーターに関する情報を追跡して保存します。

  • Average fill time:フォームの記入にかかった平均時間。
  • Impressions:検索でフォームが表示される回数。
  • Renditions:フォームが開かれた回数。
  • Drafts:ドラフト状態でフォームが保存される回数。
  • Submissions:フォームが送信された回数。
  • Abort:ユーザーがフォームを完了せずに終了した回数。
  • Visits/Submissions:送信前にフォームが開かれた訪問回数と、フォーム送信のための訪問回数。

Adobe Analytics をカスタマイズして、追加のパラメーターを追加または削除できます。上記の情報と共に、レポートには HTML5 およびアダプティブフォームのすべてのパネルに関する次の情報が含まれています。

  • Time:パネルおよびパネルのフィールドで費やした時間。
  • Error:パネルおよびパネルのフィールドで発生したエラーの回数。
  • Help:ユーザーがパネルおよびパネルのフィールドのヘルプを開いた回数。

レポートスイートの作成

分析データは、レポートスイートと呼ばれる顧客固有のリポジトリに保存されます。レポートスイートを作成して Adobe Analytics を使用するには、有効な Adobe Marketing Cloud のアカウントが必要です。次の手順を実行する前に、有効な Adobe Marketing Cloud アカウントを保有していることを確認してください。

次の手順を実行して、レポートスイートを作成します。

  1. https://sc.omniture.com/login/ にログインします。

  2. Marketing Cloud で、「管理者管理コンソールレポートスイート」の順に選択します。

  3. Report Suite Manager で、「新規作成レポートスイート」を選択します

    新しいレポートスイートの作成
    新しいレポートスイートの作成

  4. 最初のドロップダウンリストを「テンプレートから作成する」に設定して、「コマース」を選択します。

  5. レポートスイート ID フィールドを検索し、新規レポートスイート ID を追加します。例えば、JJEsquire とします。レポートスイート ID は、レポートスイート ID フィールドの下に表示されます。ID には自動でプレフィックスが追加され、会社名が使用される場合が多いです。

  6. 新しいサイトのタイトルを追加します。例えば、JJEsquire Getting Started Suite とします。このタイトルは、Analytics UI 内で使用されます。コード内でレポートスイート ID を使用します。

  7. ドロップダウンから「タイムゾーン」を選択します。このレポートスイートに含められるすべてのデータは、定義済みのタイムゾーンに基づいて記録されます。

  8. ベース URL フィールドとデフォルトページフィールドは空にしておきます。これら 2 つの値は、Adobe Marketing Cloud インターフェイスからのみ使用して、自分の Web サイトにリンクします。

  9. Go Live 日は today にしておきます。この Go Live 日で、レポートスイートがアクティベートされる日が決定されます。

  10. 日別予想ページビュー数フィールドに、100 を入力します。このフィールドを使用して、Web サイトの予想される日別のページビュー数を見積もります。この概算から Adobe は、収集していくデータを処理するために必要な適切な量のハードウェアを整備することができます。

  11. ドロップダウンリストから「ベース通貨」を選択します。このレポートスイートに含められるすべての通貨データは、この通貨形式に変換されて保存されます。

  12. レポートスイートの作成」をクリックします。レポートスイートが正常に作成されたことを通知するメッセージ付きのページ更新が表示されます。

  13. 新規作成されたレポートスイートを選択します。「設定を編集一般一般的なアカウント設定」の順に移動します。

    一般的なアカウント設定
    一般的なアカウント設定

  14. 一般的なアカウント設定の画面で、「地域レポート」を有効化し、「保存」をクリックします

  15. 設定を編集トラフィックトラフィック変数」の順に移動します。

  16. レポートスイートで、次のトラフィック変数を設定し、有効化します。

    • formName:アダプティブフォームの識別子。
    • formInstance:アダプティブフォームインスタンスの識別子。この変数のパスレポートを有効にします。
    • fieldName:アダプティブフォームフィールドの識別子。この変数のパスレポートを有効にします。
    • panelName:アダプティブフォームパネルの識別子。この変数のパスレポートを有効にします。
    • source:リファラーサイトの識別子。
    • form Title:フォームのタイトル。
    • field Title:フォームフィールドのタイトル。
    • panel Title:フォームパネルのタイトル。
  17. 設定の編集コンバージョン成功イベント」の順に移動します。次の成功イベントを定義し、有効化します。

    • abandon
    • impression
    • render
    • panelVisit
    • fieldVisit
    • save
    • error
    • help
    • submit
    成功イベントの定義と有効化
    成功イベントの定義と有効化

    注意:

    AEM forms 分析の設定に使用されるイベント番号と prop 番号は、AEM Analytics 設定で使用されるイベント番号と prop 番号とは異なる番号にする必要があります。

  18. Adobe Marketing Cloud アカウントからログアウトします。

クラウドサービス設定の作成

クラウドサービス設定は、Adobe Analytics アカウントに関する情報です。この設定で Adobe Experience Manager(AEM)を有効化し、Adobe Analytics に接続します。使用する各 Analytics アカウントに対してそれぞれ個別の設定を作成します。

  1. AEM 作成者インスタンスに管理者としてログインします。

  2. ツール操作クラウドクラウドサービス」の順に移動します。

    AEM クラウドサービスにおける Adobe Analytics
    AEM クラウドサービスにおける Adobe Analytics

  3. Adobe Analytics」アイコンを見つけます。「設定を表示」をクリックし、[+] をクリックして次に進み、新しい設定を追加します。

  4. 新しい設定にタイトルを追加します(名前フィールドへの記入はオプションです)。例えば、My analytics configuration などとします。「作成」をクリックします。

  5. 設定ページで編集パネルが開いたら、次のフィールドに記入します。

    • 会社名:Adobe Analytics で表示させる会社名。
    • ユーザー名:Adobe Analytics のログインに使用する名前。
    • パスワード:上記アカウントの Adobe Analytics のパスワード。
    • データセンター:Adobe Analytics アカウントのデータセンター。
  6. Analytics に接続」をクリックします。正常に接続されたことを通知するメッセージと共にダイアログが表示されます。「OK」をクリックします。

クラウドサービスのフレームワークの作成

Adobe Analytics フレームワークは、Adobe Analytics 変数と AEM 変数の間の一連のマッピングです。フレームワークを使用して、フォームから Adobe Analytics レポートにデータを入力する方法を設定します。フレームワークは、Adobe Analytics の設定に関連付けられています。それぞれの設定に対して複数のフレームワークを作成できます。

  1. AEM クラウドサービスコンソールで、Adobe Analytics の下にある「設定を表示」をクリックします。

  2. Analytics 設定の横にある [+] リンクをクリックします。

    Adobe Analytics 設定
    Adobe Analytics 設定

  3. フレームワークのタイトル名前を入力し、Adobe Analytics フレームワークを選択して「作成」をクリックします。編集用のフレームワークが開きます。

  4. 横にあるポッドの「レポートスイート」セクションで、「項目を追加」をクリックし、ドロップダウンリストを使用してフレームワークとやり取りを行うレポートスイート ID(例えば、JJEsquire )を選択します。

  5. レポートスイート ID の横で、レポートスイートに情報を送信するサーバーインスタンスを選択します。

  6. サイドキックにあるもう一方のカテゴリからフレームワーク上に Form Analytics コンポーネントをドラッグします。

  7. コンポーネントで定義された変数を使用して Analytics 変数をマッピングするには、AEM Content Finder からトラッキングコンポーネントのフィールド上に変数をドラッグします。

  8. サイドキックのページタブを使用してフレームワークをアクティベートし、「フレームワークをアクティベート」をクリックします。

AEM forms Analytics Configuration サービスの設定

  1. 作成者インスタンスで、AEM Web Console Configuration Manager(http://<server>:<port>/system/console/configMgr)を開きます。

  2. AEM forms Analytics Configuration を検索し、開きます。

    AEM forms Analytics Configuration サービス
    AEM forms Analytics Configuration サービス

  3. 次のフィールドに適切な値を指定し、「保存」をクリックします。

    • SiteCatalyst フレームワーク:「追跡用にフレームワークを設定」セクションで定義したフレームワークまたは設定を選択します。
    • フィールド時間追跡ベースライン:フィールド訪問を追跡する必要のある時間を秒単位で指定します。
    • 分析レポート同期 cron 形式:Adobe Analytics からレポートを取得するための cron 形式を指定します。
    • レポート取得タイムアウト:Analytics レポートの応答でサーバーを待機する時間を秒単位で指定します。
  4. 発行インスタンスで手順 1 から 3 を繰り返し、Analytics を設定します。

これで、フォーム用に Analytics を有効化して、分析レポートを生成できるようになりました。

フォームまたはドキュメント用に Analytics を有効化する

  1. AEM ポータル(http://[hostname]:[port])にログインします。

  2. フォーム/フォームとドキュメント」をクリックしてフォームまたはドキュメントを選択し、「Analytics を有効にする」をクリックします。Analytics が有効になります。

    フォームまたはドキュメント用に Analytics を有効化する
    フォーム用に Analytics を有効化する

    A. フォームメニュー B. 選択されたフォーム C. Analytics を有効化ボタン 

    フォーム分析レポートの表示について詳しくは、AEM forms 分析レポートの確認方法と詳細を参照してください

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