AEM 6.2 Forms バージョンでのこのヘルプについては、「AEM 6.2 Forms の新機能」を参照してください。

Adobe_Experience_Manager_logo_SCREEN_RGB_128px

Adobe Experience Manager (AEM) 6.1 Forms は、以下のような役立つ新機能および機能強化が含まれています。

• フォーム入力時の作業を複数チャネルにわたって合理化

• ドキュメントや通信までデジタルエクスペリエンスを拡張

• フォームアセットのデプロイメント、作成、管理を簡素化

                                      • Adobe Marketing Cloud ソリューションを活用してコンバージョン率を高める

                                      • フォームとドキュメントの処理効率を高める

                                      • ドキュメントセキュリティの機能拡張




AEM 6.1 Forms 機能パック 1 が利用できるようになりました。詳しくは、「リリースノート」および「FP1 の新機能」を参照してください。

フォーム入力時の作業を複数チャネルにわたって合理化

AEM_forms-01

顧客への複数チャネルにわたるデジタルサービスを強化することは、組織が場所やデバイスを問わずに顧客にアクセスしてそのサービスを提供できるようになるため、ますますその重要性が増しています。顧客はデジタルセルフサービスを使用する場合、シームレスで使いやすいエクスペリエンスを期待します。

以下の AEM 6.1 Forms の新機能と機能拡張により、ユーザーの作業が簡素化され、フォームの完成率とコンバージョン率が高まります。

HTML5 フォームセット

サービスを受けるために、顧客が複数のフォームを検索して入力し、送信しなければならないことがあります。そのためには、顧客が有効なフォームの適切なセットを識別して、個々のフォームに入力して送信し、追跡する必要があります。これは面倒な作業で、間違いも起こりやすくなります。

フォームセットは複数の HTML5 フォームのコレクションで、顧客に対して 1 つのセットで提供できます。これは、有効なフォームがユーザーの入力に基づいて動的に表示または非表示になります。フォームセットでは、顧客が入力したデータがフォームから別のフォームに伝播します。さらに、顧客はフォームセット内のすべてのフォームを一度のトランザクションで送信できます。

フォームフィールドに事前に取り込まれたデータを顧客が再調整

所得税の申告や公共料金の支払いなど同じ内容を頻繁に入力するフォームの場合も、一から入力するように顧客が求められることが多くあります。AEM 6.1 Forms を使用すれば、すでに入力済みのフォームがある顧客は、同じサービスをリクエストする際の情報を一から入力する必要はありません。AEM Forms ポータルでは、以前に入力したフォームから直接情報を取得する機能を提供します。サービスに再度申し込みをする際の顧客の時間と手間を省きます。

フォームの自動保存

ほとんどのデジタルフォームには、作業中のフォームを保存するためのボタンが表示されています。ただし、顧客が保存ボタンをクリックし忘れてうっかりフォームを閉じてしまうと、データが失われて顧客は最初からまたフォームに入力する必要があります。AEM 6.1 Forms では、特定のイベントがトリガされたとき、または一定の間隔で自動的にフォームを保存するように設定できます。これにより、顧客はどんなデバイスからも保存済みのフォームにアクセスすることができます。さらに、ログインを必要としない匿名ユーザーに対しても自動保存オプションを設定できます。



ドキュメントや通信までデジタルエクスペリエンスを拡張

AEM_forms-02

ドキュメントおよび通信へのアクセスや対話操作など、デジタルトランザクションにモバイルデバイスを使用することが増えるにつれて、複数のタッチポイントにわたってシームレスな一貫した顧客体験を提供することが重要になります。

AEM 6.1 Forms の以下の新機能は、モバイルデバイスでのドキュメントエクスペリエンスを高めます。

アダプティブドキュメント

AEM 6.1 Forms は、レスポンシブなドキュメントを作成し、ユーザーのデバイスと設定に基づいて自動でレンダリングするドキュメントを作成できます。顧客はウェルカムキットや声明書などの文書をモバイルデバイスで容易に確認して対応することができます。アダプティブドキュメントでは、パーソナル化されたコンテンツやターゲットコンテンツ、フォームの埋め込みにも対応しており、顧客向けにインタラクティブな関連コンテンツを提供できます。

Correspondence Management

AEM Forms では、顧客とのパーソナル化されたインタラクティブな通信を作成、管理、提供することができます。最新の HTML ユーザーインターフェイスでは、モジュール形式の再利用可能なフラグメントを作成し、複数チャネルにわたる配布に適したドキュメントや通信で使用できるテンプレートを作成できます。



フォームアセットのデプロイメント、作成、管理を簡素化

AEM_forms-03

組織は、アセットのデプロイメント、作成、管理を簡素化してコストを削減し、顧客により良いサービスを適用できる方法を常に探しています。AEM 6.1 Forms は、複数の新機能と機能拡張を導入して操作効率を高めています。

OSGi スタックの新機能

AEM Forms の OSGi スタック内で実行する新しいサービスとユーティリティが数多く導入されました。

  • PDF Generator サービスは、さまざまな形式のドキュメントを PDF に変換してアセンブリを行います。
  • Barcoded Forms サービスは、PDF ファイルおよび TIFF ファイルからバーコードの電子画像のデータを抽出します。
  • 監視フォルダ-は、AEM ワークフロー、スクリプト、またはサービスを使用してファイルを処理します。
  • AEM アセットまたは AEM サイトをフォームおよびドキュメントの単一リポジトリとして使用する機能。

アダプティブフォームにおける機能強化

AEM 6.1 Forms はアダプティブフォームにおいて複数の機能を強化し、フォームの作成を簡素化してフォームの入力エクスペリエンスを高めています。

  • 複数のアダプティブフォームにわたって使用する AEM Content Finder で使用できる、再利用可能なフォームコンポーネント(別名:フォームフラグメント)を作成します。これにより、オーサリングの時間と手間を劇的に減らし、複数フォーム間で一貫性を持たせることができます。
  • レスポンシブで動的なテーブルを作成し、設定可能なレイアウトを使用してモバイルデバイスに複雑なデータを提供できます。アダプティブフォームにおける XFA テーブルコンポーネントの使用もサポートしています。
  • 個々のアダプティブフォームコンポーネントのスタイル設定は、インライン CSS プロパティを使用して行います。
  • より良い変換を行うために、アダプティブフォーム上で A/B テストを実行します。
  • 非 XFA アダプティブフォームでのレコードのドキュメントの自動生成を設定します。
  • アダプティブフォームの書き出しと読み込みを行います。


Adobe Marketing Cloud ソリューションを活用してコンバージョンを高める

AEM_forms-04

顧客の詳細情報を把握することは、顧客をビジネスにつなげるためのデジタルマーケティング戦略にとってはとても重要です。Adobe Marketing Cloud はマーケットソリューションの包括的なセットを提供して、目標達成に貢献します。AEM 6.1 Forms を Adobe Analytics、Adobe Campaign、Adobe Target などの Marketing Cloud ソリューションと統合すれば、顧客の行動への洞察を得て、複数チャネルにわたるパーソナル化された通信を配布し、顧客通信にターゲット化されたコンテンツを含めて、顧客とのやりとりをより円滑に行い、顧客とのつながりを強めることができます。

Adobe Analytics

AEM Forms を Analytics と統合すると、次のような場合に役立ちます。

  • エンドユーザーのインタラクションを追跡して評価し、フォームおよびドキュメントエクスペリエンスを査定する
  • フォーム完了を妨げる原因を見つけて取り除き、コンバージョンを増やす
  • コンバージョンには影響しない変更への取り組みの労力をなくして、コストを削減する

Adobe Campaign

AEM Forms を Campaign と統合すると、次のような場合に役立ちます。

  • ターゲット化およびパーソナル化された顧客通信を作成、管理、配布する
  • 顧客へのイベントベースの通信をリアルタイムでトリガする

Adobe Target

AEM Forms を Target と統合すると、次のような場合に役立ちます。

  • フォームおよびドキュメント上で A/B テストを実行して推奨結果を選択し、顧客のエクスペリエンスを高める
  • さらにコンバージョンを増やすために、ターゲット化およびパーソナル化された関連コンテンツを含める


処理効率を高める

AEM_forms-05

組織における主要な課題の 1 つは、顧客へ効率よくサービスを提供するうえで、コストと所要時間を抑えながら処理効率を高めることです。AEM 6.1 Forms はこの目標を達成するために、いくつかの新機能と機能強化が追加されています。

  • AEM Forms Workspace アプリケーションはアダプティブフォームおよび HTML5 フォームセットをサポートし、モバイルでの作業用にフォーム入力と検証プロセスを合理化します。
  • HTML ワークスペースのユーザーは、1 回の操作で複数タスクを送信および承認できるようになりました。
  • PDF Generator サービスを使用して、PDF ドキュメントのバッチ生成またはオンデマンド生成やアセンブリを行う事ができます。
  • 署名済みドキュメントの長期検証に対して PDF Advanced Electronic Signature (PAdES) パート 3 および 4 がサポートされます。
  • 監視フォルダーは、AEM ワークフロー、スクリプト、またはサービスを介してフォームおよびドキュメントの処理をサポートします。


ドキュメントセキュリティの機能強化

AEM_forms-06

AEM 6.1 Forms は Document Security に以下の機能強化を導入して、機密情報を含むドキュメントの保護、制御、追跡を実行します。

  • MS Office 用の Document Security Extension は、MS Office 2013 から Office ドキュメントを保護し、セキュリティ保護されたドキュメントを開くことができるようになりました。
  • 未承認のユーザーがセキュリティ保護されたドキュメントを開こうとした場合に、カスタムエラーメッセージが表示される機能が追加されました。
  • ユーザー用にカスタムのドキュメント検証期間を指定するための機能が External Authorizer に追加されました。
  • Reader Mobile は、Document Security サーバーが基本認証を必要とするプロキシの中にある場合、セキュリティ保護された PDF を開くことができるようになりました。
  • Java SDK の更新:
    • Document Security サーバーを使用した認証に双方向 SSL/相互認証を使用できます。
    • ポリシーセットが Java SDK を使用して管理できるようになりました。これは、以前のリリースでは UI からのみサポートされていたものです。


本作品は Creative Commons Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported License によってライセンス許可を受けています。  Twitter™ および Facebook の投稿には、Creative Commons の規約内容は適用されません。

法律上の注意   |   プライバシーポリシー