AEM Document Security for Microsoft Office の新機能

  • Office 2016 に対応:Document Security Extension for Microsoft Office では、Microsoft Office 2016 へのサポートが追加されました。Office 365 の一部としてインストールされた Microsoft Office 2016 デスクトップ用アプリケーションでも動作すると想定されます。
  • サードパーティ認証プロバイダのサポート:AEM Forms Document Security でサードパーティ認証プロバイダを使用することができます。これらの認証プロバイダは、保護された文書に追加的なアクセスレイヤーを提供します。AEM Forms Document Security は、以下の拡張認証ワークフローをサポートします。
    • AEM Forms のデフォルト URL を使用した拡張認証
    • カスタム URL を使用した拡張認証
    • JEE サーバー上の AEM Forms で構成されたサードパーティア製 ID プロバイダによる、デフォルトの拡張認証ワークフロー
    • JEE サーバー上の AEM Forms で構成されたサードパーティア製 ID プロバイダによる、カスタム拡張認証ワークフロー
    • SAML 認証をリスト表示するカスタムページを使用した拡張認証

    拡張認証ワークフローを設定するための詳細な手順については、『拡張認証のシナリオ』を参照してください。

注意:

この記事では、「Adobe Experience Manager Document Security for Microsoft Office」、「Adobe Experience Manager Document Security Extension for Microsoft Office」、および「Document Security Extension for Microsoft Office」の各用語を同じ意味で使用します。

AEM Document Security Extension for Microsoft Office のインストールと設定

本バージョンの Document Security Extension for Microsoft Office は、Adobe LiveCycle Rights Management ES2 以降、および AEM Forms 向け Document Security アドオンと互換性があります。

AEM Document Security Extension for Microsoft Office をインストールする前に、本書の情報をお読みください。詳細なインストール手順については、『 AEM Document Security Extension for Microsoft Office のインストールと設定方法』の記事を参照してください。

修正された問題

  • 保護されている Microsoft PowerPoint ファイルおよび Microsoft Word ファイルは、ビデオコンテンツをサポートしません。(参照番号 CQ-108451)
  • 保護されている Microsoft PowerPoint ファイル内から埋め込みファイルを開くと、埋め込みファイルを閉じた後も PowerPoint のプロセスが開始されたままになります。(参照番号 CQ-88580)
  • 保護されている Microsoft Word 2013 ファイル内に透かしが存在する場合、ファイルの先頭にテキストを貼り付けると Microsoft Word がクラッシュします。(参照番号 CQ-89652)

既知の問題

サードパーティ製プラグインはサポートされません

AEM Document Security Extension for Microsoft Office はサードパーティ製プラグインと一緒には機能しません。Document Security Extension for Microsoft Office をインストールする前に、Microsoft Office 用のサードパーティ製プラグインをすべてアンインストールしてください。

Microsoft Word、Excel、および PowerPoint で無効になるメニューオプション

AEM Document Security Extension for Microsoft Office は組み込みの保護機能を使用して、ドキュメント、ワークシート、およびプレゼンテーションを保護します。 この操作により、Excel、Word、および PowerPoint のメニューオプションの一部が無効になります。

Microsoft Office 2010、2013 および 2016 における制限

Microsoft Office で保護セッションを使用している間は、次のオプションが使用できません。

  • Microsoft Office 2016
    • ファイル/名前を付けて保存
    • ファイル/履歴
    • ファイル/共有
    • ファイル/書き出し
    • ファイル/発行
    • ファイル/アカウント
    • ファイル > 情報 > 文書の保護/ワークブック/プレゼンテーション > パスワードによる暗号化
    • ファイル/情報/文書の保護/デジタル署名の追加
    • ファイル/情報/文書の保護/最終版にする
    • 右上の共有オプション
  • Microsoft Office 2013
    • ファイル/名前を付けて保存
    • ファイル/共有
    • ファイル/書き出し
    • ファイル/アカウント
    • ファイル > 情報 > 文書の保護/ワークブック/プレゼンテーション > パスワードによる暗号化
    • ファイル/情報/文書の保護/デジタル署名の追加
    • ファイル/情報/文書の保護/最終版にする
  • Microsoft Office 2010
    • ファイル/保存と送信
    • ファイル/ヘルプ
    • ファイル > 情報 > 文書の保護/ワークブック/プレゼンテーション > パスワードによる暗号化
    • ファイル/情報/文書の保護/デジタル署名の追加
    • ファイル/情報/文書の保護/最終版にする

SharePoint Server から保護されたドキュメントを開く

保護されたドキュメントを開く: Microsoft Word、Microsoft Excel、または Microsoft PowerPoint などのファイルタイプに関連付けられた Microsoft Office プログラムを最初に開かないで、SharePoint Server か Document Security Extension for Microsoft Office 内で保護されたドキュメントを開こうとすると、ドキュメントが開かない場合があります。エラーメッセージが表示され、適用可能プラグインをインストールするよう指示されます。したがって、SharePoint Server から Document Security Extension for Microsoft Office 内で保護されたドキュメントを開く前に、関連付けられている Microsoft Office プログラムを開くことをお勧めします。

(任意)SharePoint Server から Document Security Extension for Microsoft Office 内で保護されたドキュメントを開く前に、キャッシュフォルダーを消去することをお勧めします。

保護されたドキュメントを SharePoint Server から開くと、適用されたポリシーに関係なく、ドキュメントのすべての権限が無効になります。

プリンターがインストールされていない場合に、Excel 2010、2013、2016 ファイルに対して動的透かしのポリシーを適用する

プリンターがインストールされていないコンピューターで動的透かし付きのポリシーを Excel 2010、2013 または 2016 ファイルに適用し、そのファイルを保存すると、「Internal error while applying dynamic watermark」というエラーが発生します。このエラーは、保護されたファイルを開き直すときにも表示されます。透かしは適用されません。また、表示/ページレイアウトでは表示できません。

サポートされている Office アプリケーションで Windows データ実行防止機能を無効にする

Document Security Extension for Microsoft Office を使用するときは、Windows データ実行防止(DEP)機能を無効にすることをお勧めします。 

共有中の Microsoft Office ファイルは Document Security Extension を使用して保護できない

Document Security Extension を使用して共有中の Microsoft Office ファイルを保護すると、エラーが発生し、共有ファイルが保護されません。 

Document Security Extension for Microsoft Office および McAfee VirusScan がインストールされている PC 上で Office アプリケーションを起動する

Document Security がインストールされ、McAfee VirusScan の On-Access Scan 機能が有効なコンピュータで Office アプリケーションをスムーズに起動するには、McAfee VirusScan Console の「Buffer Overflow Protection」オプションを無効にしてください。

サポートされていない Microsoft Office 言語がインストールされている PC に Document Security Extension for Microsoft Office をインストールする

サポートされていない言語の Microsoft Office アプリケーションがインストールされている PC にDocument Security Extension for Microsoft Office をインストールする際は、事前に Office アプリケーションを少なくとも 1 回は起動してください。

ユーザーがオフラインアクセス権限を持っていない場合でも、「オフライン同期」ボタンが有効になる

ユーザーがそのファイルに対してオフラインアクセス権限を持っていない場合でも、「オフライン同期」ボタンが有効になります。ただし、ボタンを選択しても何も実行されません。

Microsoft Officeの体験版はサポート対象外

AEM Document Security Extension for Microsoft Office は体験版の Microsoft Office をサポートしていません。拡張機能をインストールする前に、Microsoft Office のライセンスがインストールされており、認証が完了していることを確認してください。 

保護された Microsoft Office ファイルを開けない

Microsoft Office の保護ビューが有効の場合、Right Management Extension は保護された Microsoft Excel ファイル (XLS、XLSX) および保護された Microsoft PowerPoint (PPT) ファイルをリモート場所から開くことができません。 

画像や背景色を含む Microsoft Excel 文書のセルが、ウォーターマークの上に表示される

Microsoft Excel 文書のセルに画像が含まれているか、または背景色で塗りつぶされていて、動的透かしポリシーが文書に適用されている場合、セルに埋め込まれた画像や背景色が透かしの上に表示され、透かしが覆われます。 

複数の証明書での利便性の問題

クライアントマシン上の複数の証明書が存在し、ユーザーが証明書選択ダイアログをキャンセルすると、このダイアログが再び表示され、ユーザーはダイアログを 2 回キャンセルすることになります。

Microsoft PowerPoint では保護されたドキュメントを編集できる

保護された文書を Microsoft PowerPoint 上で編集しようとすると、「この文書を変更することはできません。変更を保存することはできません」とのメッセージが表示されます。しかし、メッセージを閉じた後も、引き続きテキストの追加や編集を行うことができます。ただし保護された文書に対する変更は保存されません。

上記の動作は、Microsoft PowerPoint 2010、PowerPoint 2013、および PowerPoint 2016 で予想されていることです。 

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