AEM Document Security Extension を使用してファイルを保護する

広範囲にファイルを配布する場合でも、ポリシーで保護されたファイルを受信者が使用する方法を制御できます。

Document Security Extension for Microsoft Office を使用すると、次のタスクを実行できます。

  • Document Security への接続を設定する

  • ファイルにポリシーを適用する

  • Document Security Web ページを開き、ユーザーポリシーを作成および管理する

  • ファイルからポリシー保護を削除する

  • ファイルに適用されているポリシーを変更する

  • Document Security Web ページを開き、ファイルへのアクセスを失効するか、ファイルのポリシーを変更する

  • Document Security Web ページを開き、ファイルの監査履歴を表示する

Document Security サーバーに接続する

ポリシーをファイルに適用する場合、Document Security の接続を設定する必要があります。Document Security Extension for Microsoft Office のインストール方法によっては、デフォルトの接続が設定済みの場合もあります。1 つまたは複数の Document Security インスタンスに対して接続設定を追加できます。サーバー情報は、Document Security 管理者から取得できます。

ファイルの保護または保護されたファイルの管理に使用するサーバーを、デフォルトのサーバーとして設定する必要があります。新しいファイルにポリシーを適用するときや、または Document Security Web ページを開くとき、Document Security Extension for Microsoft Office はデフォルトのサーバーに接続します。Document Security の複数のインスタンスを使用してファイルを保護する場合、サーバーを切り替えるときに、デフォルトサーバーの設定を変更する必要があります。Document Security のインスタンスで保護されているファイルは、そのファイルを開く許可を得ていれば開くことができます。

Document Security サーバーで証明書ベースの認証が使用されている場合は、ローカルマシンから受信した証明書をインストールする必要があります。証明書認証を選択し、認証のために使用する証明書を提供する必要があります。

1 つの Microsoft Office アプリケーションで Document Security のインスタンスの接続を設定すると、Word、Excel および PowerPoint のすべてについて接続が設定されます。

クライアント側の証明書のインストール

証明書認証または双方向認証によって Document Security Web ページにアクセスする必要がある場合は、証明書を受け取り、それをローカルマシンにインストールする必要があります。証明書ファイル (.PFX または .P12 ファイル) とパスワードを受け取ります。

  1. 証明書ファイルをローカルマシンに保存します。

  2. 証明書ファイルをダブルクリックして証明書読み込みウィザードを開き、「次へ」をクリックします。

  3. ファイル名ボックスに証明書ファイルが記載されている場合は、「次へ」をクリックします。別の証明書を指定する場合は、「参照」をクリックします。

  4. 受け取ったパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。

  5. 証明書ストアダイアログで、「証明書をすべて次のストアに配置する」を選択し、「参照」をクリックします。

  6. 証明書ストアの選択ダイアログで、「個人用」を選択し、「OK」をクリックし、「次へ」をクリックし、「完了」をクリックします。

接続の設定

  1. Document Security Extension for Microsoft 、Office 2010、および Office 2013 で、「Document Security」タブの「サーバーを選択」を選択します。

  2. 「新規」をクリックして新しい接続設定を作成するか、既存の接続を選択して「編集」をクリックします。

  3. 「名前」ボックスに接続の名前を入力します。任意の名前を使用できます。

  4. 「サーバーのアドレス」ボックスにサーバーのアドレスを入力します。

  5. 「ポート」ボックスにサーバーポートを入力します。

  6. (オプション)ユーザー名とパスワードを記憶する場合、「このコンピュータにパスワードを保存」を選択し、該当するボックスにユーザー名とパスワードを入力します。他のユーザーがこのコンピュータにアクセスする可能性がある場合、このオプションは選択しないことをお勧めします。

  7. 「このサーバーに接続」をクリックします。Document Security Extension for Microsoft Office は、指定されたサーバーへの接続を試みます。指定した認証タイプに従って、次のいずれかの操作を行います。

    ユーザー名とパスワード

    Document Security 管理者から受け取ったユーザー名とパスワードを入力します。

    証明書認証

    このオプションを選択し、証明書 (受け取って証明書ストアにインストールした証明書) を選択します。

    Document Security で認証タイプを 1 つだけ設定した場合は、そのオプションだけが表示されます。

注意:

サーバーに接続できない場合、Document Security Web ページを Internet Explorer で開きます。Internet Explorer を使用してサーバーに接続できない場合、またはサーバーの証明書に関する警告のダイアログボックスが表示される場合、Document Security Extension for Microsoft Office はサーバーに接続できません。サーバー管理者に問い合わせてください。

注意:

Document Security に接続できない場合、「ユーザー名とパスワードが正しくありません。設定を確認してやり直してください」という内容のメッセージが表示されます。このメッセージが別の理由で接続できない場合に表示されることがあります。初めてサーバーに接続する場合、サーバー名とポートを正しく設定したことを確認します。

デフォルトサーバーの指定

  1. 次の手順を実行します。

    • Document Security Extension for Microsoft 、Office 2010、および Office 2013 で、「Document Security」タブの「サーバーを選択」を選択します。

  2. デフォルトとして指定するサーバーを選択し、「デフォルトとして設定」をクリックします。デフォルトのサーバーの横に星印が表示されます。

ユーザーアカウントの取得

Document Security アカウントを持っていない場合、次のイベントが発生したときに、Document Security で登録プロセスが開始されることがあります。

  • Document Security ユーザーによって、ポリシーで保護されたファイルの受取人となるユーザーがポリシーに追加された。

  • Document Security 管理者によって、ユーザーのアカウントが作成された。

登録を済ませてアカウントをアクティベートすると、ポリシーで保護されたファイルの使用がポリシーにより承認されます。

注意:

ポリシーで保護されたファイルを受け取り、Document Security アカウントを持っていない場合、または登録の招待を受けていない場合、ファイルの送信者にお問い合わせください。

Document Security から電子メールで登録の招待を受けた場合、電子メールに記載された URL を使用してオンライン登録ページを開いて登録できます。登録後、アカウントのアクティベートに関する通知を受信します。

外部ユーザーアカウントの取得

  1. Document Security 登録電子メールを開きます。メッセージに含まれる URL は、Document Security の外部ユーザー登録ページへのリンクです。登録メッセージを受信していない場合、ファイルの送信者にお問い合わせください。

  2. URL をクリックするか、ブラウザーにコピー&ペーストします。

  3. 各ボックスに、自分の名前、組織およびパスワードを入力します。パスワードには、任意の 8 文字のテキストを使用できます。

    注意:

    覚えやすいパスワードを選んでください。パスワードを忘れた場合に確認する方法はありません。

  4. 「登録」をクリックします。メッセージが表示され、アクティベート用の電子メールメッセージがユーザーに送信されたことが通知されます。

  5. Document Security 登録確認電子メールを開きます。

  6. メッセージに含まれる URL をクリックします。

  7. ログインページへのリンクをクリックします。

  8. 「ユーザー名」ボックスに、Document Security で登録した電子メールアドレスを入力します。この電子メールアドレスは、デフォルトの Document Security ユーザー名です。

  9. 「パスワード」ボックスに、登録時に作成したパスワードを入力します。

  10. ログイン」をクリックします。

ポリシーの作成と管理

Document Security 管理者から権限を付与されている場合、Document Security Web ページのポリシーページでポリシーを作成し、自分のファイルに適用できます。

Document Security Web ページでポリシーの作成に使用できるポリシー設定の一部は、Word、Excel および PowerPoint ファイルをサポートしていません。次の表で、ポリシー権限が Word、Excel および PowerPoint の機能にどのように対応するかについて説明します。

権限

Word、Excel および PowerPoint のサポート

印刷/許可しない

ファイルの印刷は許可されません。

印刷/許可

ファイルの印刷は許可されています。

注意ポリシーにコピー権限が設定され、印刷権限がない場合、別のファイルにコピーした内容は印刷できます。

印刷/低解像度のみ

適用されません。

変更/任意

ファイルを変更できます。

この権限が付与されていない場合、保護された Word および Excel ファイルを変更できません。PowerPoint ファイルを変更できますが、変更を保存したり、変更したファイルのスライドショーを表示したりすることはできません。

変更/許可しない

保護されたファイルを変更できません。

変更/ページを変更

適用されません。

ページの挿入、削除および回転を含みます。

変更/入力および署名

適用されません。

オフライン

オフラインでファイルを開くことができます。

コピー

ファイルの内容を別のファイルにコピーできます。

スクリーンリーダー

スクリーンリーダー(視覚に障害のあるユーザー用のデバイス)でファイルの内容を読み上げることができます。

権限の有効期間

サポート対象。

一般設定

Word、Excel および PowerPoint のサポート

有効期限

サポート対象。

ドキュメントを監査

サポート対象。

自動オフラインリース期間

サポート対象。

外部認証プロバイダー

サポート対象。

詳細設定

Word、Excel および PowerPoint のサポート

動的な透かし

サポート対象。

証明プラグイン

適用されません。

暗号化アルゴリズムとキー長

すべてのオプションがサポートされます。

ドキュメントに関する制限

ポリシーの設定に関係なく、すべてのファイルの内容が常に暗号化されます。

アクセス拒否エラーメッセージ

サポート対象。

ポリシーの作成と管理について詳しくは、「Document Security エンドユーザーヘルプ」を参照してください。

ポリシーの適用

使用可能なポリシーをファイルに適用できます。例えば、自分が作成したポリシーや、アクセス権限を持つポリシーセットに含まれるポリシーなどです。ポリシーを適用する前に、ファイルを保存する必要があります。

適用したポリシーは AEM Document Security メニューの「Recently Used」リストに追加されるため、頻繁に使用するポリシーを適用しやすくなります。Document Security の複数のインスタンスを使用する場合、「Recently Used」リストには、現在接続しているサーバーのポリシーのみが表示されます。または、Document Security のインスタンスにログインしていない場合はデフォルトサーバーのポリシーのみが表示されます。

注意:

ポリシーを適用できるのは、Word ドキュメントファイル(.doc、Microsoft Office 2010 および 2013では .docx と .docm も)、Excel ワークブックファイル(.xls、Microsoft Office 2010 および 2013 では .xlsx と .xlsm も)および PowerPoint プレゼンテーションファイル(.ppt、Microsoft Office 2010 および 2013 では .pptx と .pptm も)のみです。Word テンプレートファイル(.dot)、Excel テンプレートファイル(.xlt)および PowerPoint デザインテンプレートファイル(.pot)にはポリシーを適用できません。

ポリシーの適用

  1. Document Security Extension for Microsoft Office 、2010 および 2013 で、「Document Security」タブの保護/ポリシーを選択を選択します。

    サーバーでの認証方法としてユーザー名とパスワードを選択し、Document Security のためのログイン情報をまだ提供していない場合は、ユーザー名とパスワードの入力を求めるダイアログボックスが表示されます。

  2. リストのポリシーを選択して、「適用」をクリックします。

  3. ファイルを保存します。

最近使用したポリシーの適用

  1. Document Security Extension for Microsoft Office 、2010 および 2013 で、「Document Security」タブの保護/[ポリシー名]を選択します。

  2. ファイルを保存します。

ポリシー保護ファイルで作業する

ポリシーで保護されたファイルは、ファイルの発行者が所有する知的財産を含み、 Document Security で保護されます。

ファイルの発行者の組織内にいるかどうかにかかわらず、ポリシーで保護されたファイルを使用できます。ポリシーで保護されたファイルを開くには、リンクされている LDAP または Active Directory リストに含めるか、LiveCycle または AEM forms on JEE のローカルユーザーとして追加するか、ユーザーとして招待を受けてから Document Security に登録することで、Document Security から認識される必要があります。

ポリシーで保護されたファイルを受け取り、Document Security アカウントを持っていない場合、または登録の招待を受けていない場合、ファイルの送信者にお問い合わせください。

ポリシーで保護されたファイルの Microsoft Office での操作

Document Security Extension for Microsoft Office では、ファイルの発行者の知的財産を保護するために、一部の Word、Excel および PowerPoint 機能を制限しています。ファイルを変更する権限を持っていない場合、変更内容を保存できません。

ポリシーで保護されたファイルを操作している場合、一部の製品機能が使用できないことや、通常どおり動作しないことがあります。また、保護されていないファイルを開く場合、ほとんどの機能は保護されていないファイルで有効です。ただし、ポリシーで保護されたファイルに対してコピーまたは書き出しの権限を持っていない場合、そのファイルから内容を読み込んだり、コピーしたりすることはできません。

注意:

Document Security Extension 対応の Office アプリケーションを使用する場合、Windows DEP 設定を無効にすることをお勧めします。また、Document Security Extension がインストールされ、McAfee VirusScan の On-Access Scan 機能が有効なコンピュータで Office アプリケーションをスムーズに起動するには、McAfee VirusScan Console の「Buffer Overflow Protection」オプションを無効にしてください。

使用できない機能がある場合、メニューのコマンド名と関連するツールバーのボタンは使用できなくなります。Document Security Extension for Microsoft Office では、コマンドまたはボタンにマウスポインタを移動すると、Document Security によってそのコマンドが使用不可能になったことを示すツールヒントが表示されます。

ポリシーで保護されたファイルを開く

他のファイルを開くときと同様の方法を使用して、ポリシーで保護されたファイルを開くことができます。Document Security にログインしていない場合、インターネットに接続せずにファイルをオフラインで開くことができる場合を除き、ログインが求められます。ログインプロセスをキャンセルすると、アクセスは拒否されます。

ファイルを開く権限を持っていない場合、アクセスの拒否が通知されます。また、ファイルのアクセス権限が失効した場合、更新版のファイルがあれば、そのファイルへのリンクが表示されることもあります。ポリシーで保護されたファイルを開くことができない場合、対応方法についてはファイルの発行者にお問い合わせください。

保護されたファイルを開くときに、タイトルバーのファイル名の後に、ファイルが AEM Document Security で保護されていることを示すテキストが表示されます。

SharePoint Server から Document Security Extension for Microsoft Office で保護されたドキュメントを開く場合、そのファイルタイプに関連付けられた Microsoft Office プログラム(Microsoft Word、Microsoft Excel または Microsoft PowerPoint など)が開いていることを確認します。関連するアプリケーションを開かずにファイルを開こうとすると、ドキュメントが開かれず、該当するプラグインをインストールする必要があるというエラーメッセージが表示されます。必須アプリケーションを開くだけでなく、キャッシュフォルダを空にしてから、SharePoint Server から Document Security Extension for Microsoft Office で保護されたドキュメントを開くことをお勧めします。また、SharePoint Server から保護されたドキュメントを開くと、適用されたポリシーに関係なく、ドキュメントのすべての権限が無効になります。

Document Security に実装されている認証方法によっては、保護されたドキュメントを開いたときに認証方法を選択するよう指示されることがります。Document Security が複数の認証方法をサポートしている場合、これらの認証オプションが表示されます。例えば、Document Security サーバーがユーザー名 / パスワードと証明書認証の両方を提供している場合は、そのうちの適切な方を選択できます。証明書ベースの認証が有効になっている場合は、受け取りインストールした証明書を使用するように指示されます。

ユーザーが保護されたドキュメントを開いたときのユーザー体験は、サーバーでの相互認証設定により異なります。有効なクライアント証明書が 1 つのみインストールされている場合は、認証ダイアログは表示されずにファイルが正常に開きます。ただし、1 つのマシンに複数のクライアント証明書がインストールされている場合は、認証ダイアログが表示されます。ユーザーは保護されたドキュメントを開くために、有効な証明書を選択する必要があります。

ファイルからのポリシー保護の削除

権限がある場合、自分で保護したファイルからポリシー保護を削除できます。保護を削除すると、ファイルは Document Security で保護されなくなります。

  1. Document Security Extension for Microsoft Office 、2010 および 2013 で、「Document Security」タブから「削除」を選択します。

    Document Security でログイン情報を指定していない場合、ユーザー名とパスワードの入力を求めるダイアログボックスが表示されます。

注意:

自分で保護したファイルからポリシーを削除できない場合、Document Security 管理者にご連絡ください。

セキュリティ設定の表示

印刷、コピー、変更、オフラインでのアクセスおよびファイルの有効期間について、現在のファイルに設定された権限を表示できます。

Document Security Extension for Microsoft Office 2010 では、「 Document Security」タブの「セキュリティのステータス」グループに、ファイルの権限が表示されます。

次の手順を実行します。

  • Document Security Extension for Microsoft Office 、2010、および 2013 の「Document Security」タブで、「セキュリティのステータス」グループの任意の項目をクリックします。

自動適用ポリシーが有効な場合のドキュメントの保存

管理者が自動適用ポリシー機能を有効にした場合、作成または編集したドキュメントは、ドキュメントの保存時に自動的に保護されます。

自動適用ポリシー機能が有効な場合、Document Security Extension for Microsoft Office から Document Security サーバーへのログインが求められます。サーバーから認証を受けるには、ユーザー名とパスワードを指定する必要があります。正しいログインの認証情報を指定すると、ドキュメントは保存および保護されます。

注意:

Document Security にログインできない場合、ドキュメントが保存されるときと、保存されないときがあります。この状況は、管理者が自動適用ポリシーを設定したかどうかによって変わります。この状況のドキュメントの処理方法については、管理者にお問い合わせください。

オフラインアクセスの同期

オフラインで Document Security に接続していないときにファイルを開くことを、ポリシーで許可できます。オフラインで作業するには、事前に Document Security にログインしてサーバーで認証情報を確立している必要があります。オフラインでファイルを操作する場合、切断前に Document Security と同期して、ファイルのポリシー設定をサーバーに合わせて最新の状態にすることをお勧めします。また、一度ファイルをオンラインで開いてから、オフラインで開くことをお勧めします。一度もオンラインでファイルを開いたり、サーバーと同期したりしていない場合でも、ポリシーで保護されたファイルをオフラインで使用できることがあります。ただし、オフラインリース期間が期限切れになっていないこと、手動、自動にかかわらずサーバーと最後に同期してからファイルのポリシー設定が変更されていないことが条件になります。

次の手順を実行します。

  • Document Security Extension for Microsoft Office 、2010 および 2013 で、「Document Security」タブの「オフライン同期」を選択します。

    :ユーザーがそのファイルに対してオフライン権限を持っていない場合でも、「オフラインで同期」ボタンは使用できます。ただし、ボタンを選択しても何も実行されません。

     

動的な透かしの処理

Document Security Extension for Microsoft Office では、ポリシーで保護されたドキュメントに動的なテキストベースの透かしを含めることができます。動的な透かしには、日付、時刻、ユーザー名、ポリシー名など、変更できる情報を含めることができます。ポリシーで保護されたファイルをユーザーが印刷する場合に、動的な透かしおよび印刷を行う権限がそのファイルに含まれているときは、透かしが出力に表示されます。

Document Security Extension は、PDF ベースの透かし、透かし内の複数要素、テキスト書式設定オプション、ページ範囲など、透かし拡張機能をサポートしていません。

動的な透かしの作成には、Document Security Web ページを使用します。動的な透かしを作成してポリシーで保護されたドキュメントに含める方法について詳しくは、『Document Security エンドユーザーヘルプ』を参照してください。

Document Security Extension for Microsoft Office は、次のような透かし機能をサポートしています。

Document Security 透かしオプション

Word、Excel および PowerPoint のサポート

ポリシー名

サポート対象。

透かしの名前

サポート対象。

背景として使用

動的な透かしの表示形式は、「背景として使用」を選択したかどうかに関係なく同じです。

Word 、2010 および 2013 の場合、動的な透かしは印刷レイアウトおよび印刷プレビューでのみ表示されます。

Excel 、2010 および 2013 の場合も、動的な透かしは印刷レイアウトおよび印刷プレビューでのみ表示されます。

垂直位置

サポート対象。

水平位置

サポート対象。

Excel 2010 および 2013 の場合、ポイントを使用した透かしの水平位置は機能しません。

倍率

サポート対象。

位置

サポート対象。

不透明度

サポート対象。

Document Security Web ページを開く

Document Security Web ページを開いて、ユーザーポリシーを作成および更新したり、ポリシーで保護されたファイルに関するステータスや監査情報を表示したりできます。また、Document Security Web ページを使用して、ポリシーを変更したり、ポリシーで保護されたファイルに対するアクセスを失効したりできます。

Document Security Web ページを開くには、Document Security Extension for Microsoft Office 、2010、および 2013 で、「Document Security」タブの「ポリシーの作成と管理」を選択します。 ログイン情報を指定していない場合、ブラウザが開き、サーバーログインページが表示されます。

ポリシーの変更

Document Security 管理者またはファイル発行者の権限を持っている場合、後でファイルに異なるポリシーを適用したり、現在適用されているポリシーの設定を変更したりできます。

ポリシーの設定を変更するには、Document Security Web ページを使用します。

  1. 次の手順を実行します。

    • Document Security Extension for Microsoft Office 、2010 および 2013 で、「Document Security」タブから保護/セキュリティを変更を選択します。

  2. リストのポリシーを選択して、「適用」をクリックします。

ファイルのアクセス権限の失効

保護されたファイルを開く機能を失効できます。ファイルのアクセス権限を失効する場合、そのファイルを開こうとしたユーザーに表示するメッセージを指定することもできます。また、改定版に置き換える場合、更新版ファイルへの URL を指定することもできます。

  1. 次の手順を実行します。

    • Document Security Extension for Microsoft Office 、2010 および 2013 で、「Document Security」タブの「失効」を選択します。

    Document Security Web ページに、ドキュメントの失効ページが表示されます。

  2. 表示するメッセージと、必要に応じて更新版の URL を指定し、「OK」をクリックします。

ファイルアクセス権限の失効について詳しくは、「Document Security エンドユーザーヘルプ」を参照してください。

アクセス権限は、Document Security Web ページで元に戻すことができます。

ファイル監査履歴の表示

Document Security はポリシーで保護されたファイルの監査履歴を保存して、ファイルに対するユーザーの操作を監査できます。

Word、Excel および PowerPoint ファイルには、次の監査イベントがあります。

新規ドキュメントの保護

ファイルにポリシーを適用

ドキュメントの表示

ファイルを開く

ドキュメントを閉じる

ファイルを閉じる

ドキュメントの失効

ファイルからアクセス権限を削除

ドキュメントの失効取り消し

ファイルにアクセス権限を戻す

ドキュメントの変更

ファイルをローカルで変更および保存

高解像度の印刷

ファイルを印刷

セキュリティハンドラーの変更

ファイルからポリシー保護を削除

ドキュメントのポリシーの切り替え

Document Security Web ページから新しいポリシーをファイルに適用

ファイルの監査履歴の表示

Document Security Extension for Microsoft Office 、2010 および 2013 で、「Document Security」タブの「監査履歴」を選択します。

Document Security Web ページのイベントページが開き、現在のファイルについて監査されたイベントが表示されます。

Microsoft Office で制限される機能

知的財産を保護するために、ポリシーで保護されたファイルを開くときに一部の Microsoft Office 機能は使用できなくなります。使用できない機能のリストは、現在のユーザーに付与されている権限によって異なります。保護されたファイルでのみ使用できない機能と、保護されたセッション内ですべてのファイルに関して使用できない機能があります。一般的に、保護されたセッションの期間は、ポリシーで保護されたファイルを開いたときから、アプリケーションを閉じたときまで、またはセッションが期限切れになったときまでです。

ほとんどのポリシーでは、ファイルの発行者に対して全権限が付与されています。他のユーザーは、機能が制限される場合があります。

コマンドを使用できない場合、メニューのコマンド名や関連するツールバーボタンはグレーアウトされます。

注意:

埋め込みファイルへのリンクを含むファイルにポリシーを適用しても、リンク先のファイルにポリシーは適用されません。Document Security for Microsoft Office では、リンク先のファイルにまで保護が拡張されません。

  • ポリシーで保護された Word、Excel および PowerPoint ファイルは、Internet Explorer ブラウザウィンドウ内で開くことができません。

  • 変更権限のみを付与されたユーザーは、Windows のクリップボードを使用して、別のアプリケーションの内容をファイルにコピーできません。Microsoft Office クリップボードオプションを有効にすると、内容をファイルにコピーできます。

  • ポリシーで保護されたファイルを Microsoft Office で開くと、アプリケーションを閉じるか、セッションが期限切れになるまで、Print Screen キーは使用できなくなります。

  • Document Security for Microsoft Office は、Web-based Distributed Authoring and Versioning(WebDAV)をサポートしていません。ほとんどの場合、ポリシーで保護されたファイルを WebDAV フォルダから開くことはできません。ポリシーで保護されたファイルを開くことができても、そのファイルから保存、印刷、変更、コピーを行う権限はありません。

ポリシーで保護されたファイルに適用される一般的なセキュリティには、次の制限があります。

保護されたセッション中は、Word、Excel および PowerPoint で多くの共通機能が制限されます。

ユーザーによる変更を許可していない、ポリシーで保護されたファイルを開くと、何らかの方法でファイルを変更するコマンドは使用できません。新しいドキュメントを開いたり作成したりするコマンドと、アプリケーションの環境設定を変更するコマンドのみを使用できます。

Word 2010 および Word 2013 の制限

ポリシーで保護されたファイルを Word で開くと、Word を閉じるか再起動するまで、回復用データの自動保存機能は使用できなくなります。さらに、以下の機能は、記載されている状況で制限されます。

ファイル/新規作成/既存のファイルから新規作成

使用できますが、ポリシーで保護されたファイルを開いている間にこのコマンドを使用して作成したファイルは、保存できません。新規ファイルの内容は、別のファイルにコピーできません。

ファイル/上書き保存

変更権限によって制限されます。

ファイル/名前を付けて保存

変更権限によってすべてのオプションが制限されます。

ファイル/印刷

印刷権限によってすべてのオプションが制限されます。ポリシーで高解像度印刷を許可していない場合、使用できません。

ファイル/保存と送信

保護されたセッション中は、すべてのオプションを使用できません。

ファイル/情報/文書の保護/パスワードを使用して暗号化、デジタル署名の追加、最終版にする、ユーザーアクセスの制限

保護されたセッション中は使用できません。

ファイル/ワークフロー

保護されたセッション中は使用できません。

:2010 Microsoft Office システムバージョンの Word、Excel および PowerPoint からワークフローを開始する機能を使用できるのは、Office Professional Plus 2010、Office Enterprise 2010、Office Ultimate 2010 スイートおよびこれらのプログラムのスタンドアロンバージョンの 2010 Office リリースのみです。

ブログの投稿/発行

保護されたセッション中は使用できません。

ファイル/サーバー/ファイルサーバーのタスクメニュー

保護されたセッション中は使用できません。

ホーム/クリップボード/コピー

コピー権限によって制限されます。コピーが許可されていない場合、コピーした内容を別のファイルまたは Office クリップボードに貼り付けることはできません。ユーザーに変更権限がある場合、保護されたファイル内の内容をコピーできます。

ホーム/クリップボード/貼り付け

変更権限によって制限されます。

ホーム/クリップボード/形式を選択して貼り付け

変更権限によって制限されます。

挿入/テキスト/オブジェクト

保護されたセッション中は使用できません。ポリシーで保護されたファイルは常に挿入できません。

差し込み文書

保護されたセッション中は、このタブのほとんどのオプションを使用できません。

校閲/文章校正/リサーチ

コピー権限によって制限されます。コピーが許可されていない場合、使用できません。

校閲/文章校正/類義語辞典

コピー権限によって制限されます。コピーが許可されていない場合、使用できません。

校閲/言語/翻訳/ドキュメントの翻訳

コピー権限によって有効化されます。

校閲/言語/翻訳/選択したテキストを翻訳する

コピー権限によって有効化されます。

校閲/言語/翻訳/ミニ翻訳ツール

コピー権限によって有効化されます。

校閲/比較/比較

保護されたセッション中は使用できません。ポリシーで保護されたファイルは常に比較できません。

校閲/保護/編集のブロック

保護されたセッション中は使用できません。

校閲/保護/編集の制限

保護されたセッション中は使用できません。

表示/マクロ

一部のマクロはコピー権限によって制限され、コピーが許可されていない場合は使用できません。

アドイン

保護されたセッション中は追加または削除できません。

オンライングループ作業

保護されたセッション中は使用できません。

グループ文書とサブ文書

グループ文書内でサブ文書を開くと、サブ文書はグループ文書のポリシーで管理されます。サブ文書を個別に開くと、印刷、コピーまたは変更を行うことができません。

要約の再作成

保護されたセッション中は使用できません。

フレーム(および関連するすべてのコマンド)

保護されたセッション中は使用できません。

ドキュメントパネル

保護されたセッション中は使用できません。

開発/文書テンプレート

保護されたセッション中は使用できません。このコマンドにアクセスするには、ファイル/オプション/カスタマイズ/「開発」タブ/テンプレート/文書テンプレートを選択します。

アウトライン/グループ文書/サブ文書の作成、サブ文書の挿入

保護されたセッション中は使用できません。

Excel 2010 および Excel 2013 の制限

以下の機能は、記載されている状況で制限されます。

ファイル/新規作成/既存のファイルから新規作成

使用できますが、保護されたセッション中にこのコマンドで作成したファイルは保存できません。新規ファイルの内容は、別のファイルにコピーできません。

ファイル/上書き保存、名前を付けて保存

変更権限によって制限されます。

ファイル/名前を付けて保存/PDF

保護されたセッション中は使用できません。

ファイル/印刷

印刷権限によって制限されます。ポリシーで高解像度印刷を許可していない場合、使用できません。

ファイル/情報/文書の保護

保護されたセッション中は使用できません。

ファイル/情報/ブックの保護

保護されたセッション中は使用できません。

ファイル/保存と送信

保護されたセッション中は使用できません。

ファイル/オプション/アドイン

保護されたセッション中は追加または削除できません。

ファイル/ワークフロー

保護されたセッション中は使用できません。

:2010 Microsoft Office システムバージョンの Word、Excel および PowerPoint からワークフローを開始する機能を使用できるのは、Office Professional Plus 2010、Office Enterprise 2010、Office Ultimate 2010 スイートおよびこれらのプログラムのスタンドアロンバージョンの 2010 Office リリースのみです。

ファイル/サーバー/ファイルサーバーのタスクメニュー

保護されたセッション中は使用できません。

ホーム/クリップボード/コピー

コピー権限によって制限されます。コピーが許可されていない場合、コピーした内容を別のファイルまたは Microsoft Office クリップボードに貼り付けることはできません。ユーザーに変更権限がある場合、保護されたファイル内の内容をコピーできます。

ホーム/クリップボード/貼り付け

変更権限によって制限されます。

ホーム/クリップボード/形式を選択して貼り付け

変更権限によって制限されます。

ホーム/セル/書式/シートの移動またはコピー

保護されたセッション中は使用できません。

ホーム/セル/挿入/シートの挿入

保護されたセッション中は使用できません。

ホーム/セル/削除/シートの削除

保護されたセッション中は使用できません。

ホーム/編集/フィル/作業グループへコピー

変更権限によって制限されます。

挿入/テーブル/テーブル

変更権限によって制限されます。

挿入/テーブル/ピボットテーブル

作成ウィザードではポリシーで保護されたファイルを選択できません。

挿入/テキスト/オブジェクト

保護されたセッション中は使用できません。ポリシーで保護されたファイルは常に挿入できません。

挿入/テキスト/ヘッダーとフッター

変更権限によって制限されます。ポリシーで保護されたドキュメントでは使用できません。

データ/外部データの取り込み

ポリシーで保護されたファイルのデータを取り込むことはできません。

データ/アウトライン/小計

変更権限によって制限されます。

データ/データツール/データの入力規則

変更権限によって制限されます。

校閲/文章校正/リサーチ

コピー権限によって制限されます。

校閲/文章校正/類義語辞典

コピー権限によって制限されます。

校閲/言語/翻訳

コピー権限によって制限されます。

校閲/変更/シートの保護

保護されたセッション中は使用できません。

校閲/変更/ブックの保護

保護されたセッション中は使用できません。

校閲/変更/ブックの共有

保護されたセッション中は使用できません。

校閲/変更/ブックの保護と共有

保護されたセッション中は使用できません。

校閲/変更/範囲の編集を許可

保護されたセッション中は使用できません。

校閲/変更/変更履歴の記録/変更箇所の表示

動的な透かしを含むポリシーで保護されたファイルでは使用できません。

表示/マクロ

変更権限によって制限されます。

表示/作業状態の保存

コマンドは機能しません。

開発/XML/拡張パック

一部のマクロはコピー権限によって制限され、コピーが許可されていない場合は使用できません。

数式/ワークシート分析/エラーチェック

変更権限によって制限されます。変更が許可されていない場合、使用できません。

オンライングループ作業

保護されたセッション中は使用できません。

回復用データの自動保存

保護されたセッション中は使用できません。

:変更権限を持っていない場合、ポリシーで保護されたファイルのセルを Excel で変更しようとすると、「シート保護の解除」コマンドを使用してファイルから保護を削除する必要があるという不適切な警告メッセージが表示されます。「シート保護の解除」コマンドを使用しても、ファイルからポリシーの保護は削除されません。

PowerPoint 2010 および PowerPoint 2013 の制限

以下の機能は、記載されている状況で制限されます。

ファイル/新規作成/既存のファイルから新規作成

使用できますが、保護されたセッション中にこのコマンドで作成したファイルは保存できません。新規ファイルの内容は、別のファイルにコピーできません。

ファイル/上書き保存

変更権限によって制限されます。

ファイル/名前を付けて保存

変更権限によってすべてのオプションが制限されます。

ファイル/印刷

印刷権限によってすべてのオプションが制限されます。ポリシーで高解像度印刷を許可していない場合、使用できません。

ファイル/保存と送信

保護されたセッション中は使用できません。

ファイル/情報/プレゼンテーションの保護/パスワードを使用して暗号化、デジタル署名の追加、最終版にする、ユーザーアクセスの制限

保護されたセッション中は使用できません。

ファイル/PowerPoint のオプション/回復用データの自動保存

保護されたセッション中は使用できません。

ファイル/サーバー/ファイルサーバーのタスクメニュー

保護されたセッション中は使用できません。

ホーム/クリップボード/コピー

コピー権限によって制限されます。コピーが許可されていない場合、コピーした内容を、ドキュメント内、別のファイルまたは Office クリップボードに貼り付けることはできません。ユーザーに変更権限がある場合、保護されたファイル内の内容をコピーできます。

ホーム/クリップボード/貼り付け

変更権限によって制限されます。コピーが許可されていない場合、コピーした内容をドキュメント内に貼り付けることはできません。

ホーム/クリップボード/形式を選択して貼り付け

変更権限によって制限されます。

ホーム/スライド/新しいスライド/アウトラインからスライド、スライドの再利用

保護されたセッション中は使用できません。

挿入/テキスト/オブジェクト

保護されたセッション中は使用できません。ポリシーで保護されたファイルは常に挿入できません。

デザイン/背景/背景のスタイル、背景を非表示、背景の書式設定

動的な透かしを含むポリシーで保護されたファイルでは使用できません。

スライドショー/設定/スライドショーの記録

変更権限によって制限されます。

校閲/文章校正/類義語辞典

コピー権限によって制限されます。

校閲/言語/翻訳

コピー権限によって制限されます。

校閲/言語/翻訳/ミニ翻訳ツール

コピー権限によって有効化されます。

表示/プレゼンテーションの表示/スライドショー

変更権限によって制限されます。変更が許可されていない場合、ファイルが変更されたときはスライドショーを表示できません。

表示/マクロ

一部のマクロはコピー権限によって制限され、コピーが許可されていない場合は使用できません。

アドイン

保護されたセッション中は追加または削除できません。

オンライングループ作業

保護されたセッション中は使用できません。

用語集

LiveCycle および AEM forms on JEE で使用される用語については、『用語集』を参照してください。

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