この記事では、WebLogic を使用して Oracle プラガブルデータベースを手動で作成し、設定する方法について説明します。JEE 上の AEM Forms での Oracle プラガブルデータベースは、Configuration Manager ではなく、手動でのみ設定できます。
プラガブルデータベースとマルチテナントアーキテクチャの概要については、「マルチテナントアーキテクチャの概要」を参照してください。
Oracle プラガブルデータベースを作成および構成するには、次の手順を実行します。
注意:
次の手順では、ordb.corp.adobe.com をコンテナデータベース名として使用します。これをコンテナデータベース名に置き換えます。
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次のコマンドを渡し、Database Configuration Assistant(DBCA)を使用して非インタラクティブ/サイレントモードでコンテナデータベースを作成します。コマンド内のデータベース名をデータベース名に置き換えます。
dbca -silent -createDatabase -templateName General_Purpose.dbc -gdbname ordb.corp.adobe.com -sid ordb.corp.adobe.com -createAsContainerDatabase true -responseFile NO_VALUE -characterSet AL32UTF8 -memoryPercentage 30 -emConfiguration LOCAL
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プラガブルデータベースの管理者ユーザーに必要なアクセス権を付与します。管理者ユーザーがデータベースを操作するために必要な最小限のアクセス権は、次のとおりです。
- セッションの作成、
- 表の作成、
- ビューの作成、
- シーケンスの作成、および
- テーブルスペースへの無制限アクセス。
SQL*Plus® でこれを実現するためのサンプルコマンドを以下に示します。
sqlplus mynewadm/password@localhost:1521/ordb.corp.adobe.com as sysdba SQL> grant CREATE SESSION to mynewadm; SQL> grant CREATE TABLE to mynewadm; SQL> grant CREATE VIEW to mynewadm; SQL> grant CREATE SEQUENCE to mynewadm; SQL> grant UNLIMITED TABLESPACE to mynewadm;
- セッションの作成、
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JDBC 接続を手動で設定します。JDBCへの接続について詳しくは、「WebLogic クラスターを使用した JEE 上の Adobe Experience Manager Forms の設定」の「JDBC 接続の設定」を参照してください。