アニメーションの主要概念を理解し、それらをプロジェクトに適用しましょう。
ジャンプしている人物のアニメーションイラスト。背景には夕日と山が配されています

アニメーションの基礎

アニメーションはいたる所で目にしますが、厳密に言うと、アニメーションとは何を指すのでしょうか。根本的に、アニメーションはオブジェクトが時間の経過とともに変化することで作られます。従来からあるフレーム単位のアニメーションでは、絵の中のオブジェクトをフレームごとに少しずつ移動させることで、これを実現していました。すべてのフレームを再生すると、絵が動いているような錯覚が生まれます。After Effectsでは、レイヤーの設定を時間の経過とともに変えていくことで、アニメーションを作成します。レイヤー内でアニメーション化できる各種のプロパティについては、この記事の後の方で説明します。ここで重要なのは、アニメーションをレイヤーという観点で考えるということです。 

レイヤーで考える

PhotoshopとIllustratorは、After Effectsとシームレスに統合できます。まずは、アニメーション化するグラフィックが専用のレイヤーに配置されていることを確認しましょう。 

ジャンプしている人物のアニメーションイラストに、After Effectsのダイアログが重なっている様子。「読み込みの種類」フィールドが表示され、「コンポジション - レイヤーサイズを維持」オプションがオンになっています

Visual layers inside After Effects内のビジュアルレイヤーには、キーフレームアニメーションの作成に使用できるプロパティが5つあります:アンカーポイント位置スケール回転、そして不透明度です。 

アンカーポイント

アンカーポイントは、コンポジションで複数の目的に使用されます。まず1つ目としては、レイヤーの回転軸として機能します。2つ目の用途として、アンカーポイントはコンポジション内でのレイヤーの厳密な位置を(ピクセル単位で)特定するために使用されます。 

位置

2Dレイヤーの位置は2つの数値(x,y)によって表され、3Dレイヤーの位置は3つの数値(x,y,z)によって表されます。(0,0)および(0,0,0)の位置は、コンポジションパネルの左上隅を表します。xは水平軸を表し、yは垂直軸を表します。zは、3Dレイヤーの奥行き(xとyの両方に対して垂直な軸)を表します。

スケール

2Dレイヤーのスケールプロパティをアニメーション化すると、レイヤーをズームイン/ズームアウトしているかのような錯覚が生み出されます。アニメーションをシンプルに維持したい場合、3Dレイヤーを使って同じ効果を得る代わりに、この方法を代替手段として使用すると便利です。

回転

回転は、レイヤーのアンカーポイントに直接関連付けられます。このことは重要であるため、覚えておきましょう。回転設定がアニメーション化されると、レイヤーはアンカーポイントの周囲を回転することになります。 

不透明度

不透明度をアニメーション化すると、レイヤーがシーン内に徐々に表示されたり、消えていくような動きを作り出すことができます。 

アニメーションは主に、タイムライン上でキーフレームを追加したり調整したりすることによって制御されます。以下に示すのは、タイムラインのキーフレームアニメーションについて知っておくべき重要事項です。

  • キーフレームを追加するには、プロパティの横にあるストップウォッチを選択します。
  • キーフレームを追加すると、そのキーフレームはタイムライン上の現在の時間インジケーターの位置に記録されます。
  • 通常、タイムライン上でのキーフレームどうしの間隔が狭いほど、アニメーションの動きは早くなります。キーフレームの間隔が離れているほど、アニメーションの動きは遅くなります。 
ジャンプしている人物のアニメーションイラスト。After Effectsのタイムラインパネルにアニメーションのキーフレームが表示されています

タイムラインにキーフレームを記録して調整する作業は、アニメーションの始まりに過ぎません。他にも、様々なタイプのアニメーションを作成するためのキーフレームが複数存在します:リニア停止、およびイージーイーズ。タイムライン上でキーフレームを変更するだけでなく、グラフエディター内でキーフレームを微調整して、アニメーションをより高度に制御することもできます。

07/27/2020
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