Adobe After Effectsでデジタルビデオにアナログノイズの効果を施します。
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このサンプルファイルは、このチュートリアルの学習内容の練習に使用できるAdobe Stock素材です。このチュートリアル以外でサンプルファイルを使用する場合には、Adobe Stockのライセンスを購入してください。このサンプルファイルの使用に適用される利用条件については、フォルダー内のReadMeファイルを参照してください。

映像素材へのエフェクトで画質の乱れを表現する方法はいろいろとあります。レトロなテレビに映るざらつきノイズを再現することもできますし、悪い宇宙人からの妨害電波によって映像が乱れる、未来的な表現を作成することもできます。このプロジェクトでは、After Effectsのノイズ、トランスフォーム、波形ワープエフェクトと、wiggleエクスプレッションを使用します。

まずは、「標準」ワークスペースで、映像素材を読み込んで新しいコンポジションに配置します。新しい平面を作成し(レイヤー/新規/平面)、サイズを小さくした後、「カラー」で黒を選択し、「OK」をクリックします。「ノイズHLSオート」エフェクトを平面に適用し、「ノイズ」を「粒状」に設定して、「明度」を大幅に上げます(1000%)。

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「トランスフォーム」エフェクトを平面に適用し、「縦横比を固定」をオフにした後、「スケールの高さ」と「スケールの幅」の値を大きく設定して、平面を画像全体に引き伸ばします。タイムラインパネルで、平面レイヤーの描画モードを「比較(暗)」に設定します。

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平面レイヤーの「トランスフォーム」プロパティを展開します。「位置」を右クリックし、「次元に分割」を選択して、「X位置」と「Y位置」の各設定を表示します。他の場所をクリックして、両方の値の選択を解除します。OptionまたはAltキーを押しながら「Y位置」 の横のストップウォッチをクリックし、エクスプレッション「wiggle (1,1000)」を入力します。他の場所をクリックして入力を確定します。最後に、平面レイヤーを選択し、CommandまたはCtrl+Dキーを2回押して、レイヤーの下にコピーを2つ追加します。

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3つのレイヤーをすべて選択し、「レイヤー/プリコンポーズ」を選択します。「プリコンポーズ」ダイアログボックスで、デフォルトの設定のまま「OK」をクリックします。プリコンポーズレイヤーの描画モードを「スクリーン」に設定します。必要に応じて、「不透明度」を下げます。結果をプレビューします。 

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常時表示するノイズについては以上です。瞬間的な画像の乱れも加えたいので、コンポジションに調整レイヤーを追加し(レイヤー/新規/調整レイヤー)、プリコンポーズレイヤーと映像素材レイヤーの間に配置します。調整レイヤーに波形ワープエフェクトを適用します。エフェクトコントロールパネルで、「固定」を「すべてのエッジ」に設定します。「波形の高さ」と「波形の幅」のキーフレームを設定して、値がゼロから一瞬(数フレームの間だけ)大きな値になり、その後ゼロに戻るようにします。3つのキーフレームを連続で設定し、中央のキーフレームを高い値に、その他のキーフレームをゼロにするようにしてください。3つのキーフレームのコピーをタイムライン内の他の場所にペーストして、このグリッチエフェクトを繰り返します。 

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これらのエフェクトを使って、まったく異なる結果を得ることもできます。例えば、アナログテレビ時代の受信障害(砂嵐)の画面を表現するには、プリコンポーズレイヤーにある3つの平面すべての幅と高さをコンポジションに合わせて変更(レイヤー/平面設定)した後、各平面レイヤーから「トランスフォーム」エフェクトを削除します。 

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01/07/2020

Adobe Stock提供元:Gorodenkoff, sdecoret

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