この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。

内容 (What's Covered)

この文書では、Windows 7/Vista で Adobe After Effects CS5/CS5.5 を使用する際に発生するシステムエラーまたはフリーズの対処方法について説明します。システムエラーは、以下のようなさまざまな形で現れます。

  • ダイアログボックスが空白で表示される、またはちらつく
  • カーソルや画面のフリーズ
  • ブルースクリーン
  • 予期せぬ再起動
  • 以下のようなエラー
    • 「"This program has performed an illegal operation and will be shut down. If the problem persists, contact the program vendor." (このプログラムは不正なオペレーションを実行したため終了しました。問題が改善されない場合はプログラムの提供元にお問い合わせください。)」
    • 「"After Effects caused a General Protection Fault in module [filename]." (After Effects によってモジュール <ファイル名> に一般保護エラーが発生しました。)」
    • 「"After Effects caused an Invalid Page Fault in module [filename]." (After Effects によってモジュール <ファイル名> に不正なページエラーが発生しました。)」
    • 「"Application Error." (アプリケーションエラー)」
    • 「"Unhandled exception detected. Application will be terminated." (処理できない例外が検出されました。アプリケーションを終了します。)」
    • 「"Illegal Instruction." (不正な命令)」
    • 「"Segment load failure in [filename]." (<ファイル名> のセグメント読み込みエラー)」
    • 「"After Effects has encountered a problem and needs to close." (After Effects に問題が発生しました。プログラムを終了します。)」

システムエラーは、デバイスドライバー、ソフトウェア、およびハードウェア間でのコンフリクト、特定ファイルの破損など、さまざまな要因で発生します。After Effects での作業中にシステムエラーが発生した場合も、必ずしも After Effects が原因であるとは限りません。After Effects では多くのメモリやプロセッサパワーを消費するため、潜在的なシステムの問題が表面化する場合もあります。

この文書を最大限に活用するために、以下の作業を順序どおり行ってください。また、行った作業とその結果を、エラーやその他トラブルなども含めて記録しておくことで、弊社テクニカルサポートにお問い合わせの際により適切なサポートを提供することができます。

この文書で紹介するトラブルシューティングを行うには、コンピューターに管理者としてログインする必要があります 

  重要 : いくつかの手順では、ユーザアカウント制御(UAC)のダイアログボックスが表示されて、操作を続行するための許可を求められることがあります。ダイアログボックスの内容を確認し、続行するかどうかを判断してください。ダイアログボックスで「キャンセル」を選択すると、トラブルシューティングの手順を続行することはできません。

 A. トラブルシューティング/初級編

このセクションの作業は、最も一般的なシステムエラーの解決に役立ちます。これらの作業を実行する前に、すべての個人用ファイル(作成した After Effects ファイルなど)のバックアップを作成してください。また、システムエラーが発生した場合は、必ずコンピュータを再起動してメモリをリフレッシュしてください。再起動せずに作業を続行すると、問題が複雑になることがあります。

  注意 : 一部の作業では隠しファイルやフォルダーを見つけ、その拡張子(例えば「filename.ini」ファイルの「*.ini」)をもとにファイルを特定する必要があります。Windows の初期設定では隠しファイルや隠しフォルダー、ファイル名の拡張子は非表示になっています。

隠しファイルおよび隠しフォルダー、ファイルの拡張子を表示する方法については、文書番号 cpsid_87117 隠しファイルおよび隠しフォルダーを表示する方法(Windows)を参照してください。

 A-1. 必要システム構成

コンピューターが以下の必要システムを満たしていない場合、After Effects は正しく動作しない可能性があります。

  • 64-bit対応CPU必須 : インテル® Pentium® 4以上、またはAMD Athlon® 64以上のプロセッサー(インテルCore™ i3、i5、i7またはAMD Phenom® II以上を推奨)
  • 64-bit対応OSが必須 : Microsoft® Windows Vista® Home Premium、Business、Ultimate、Enterprise(Service Pack 1)日本語版、Windows® 7日本語版
  • 2GB以上のRAM
  • 3GB以上(追加のコンテンツを利用するにはさらに2GB)の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要(取り外し可能なフラッシュメモリを利用したストレージデバイス上にはインストール不可)
  • 1,280x800以上の画面解像度をサポートするディスプレイ、およびOpenGL 2.0対応のグラフィックカード
  • DVD-ROMドライブ
  • マルチメディア機能を利用するためにQuickTime 7.6.2
  • オンラインサービス*の利用およびサブスクリプションで購入したライセンスを継続して利用するために、ブロードバンドインターネット接続

推奨されているグラフィックカードと互換性の一覧は、以下の弊社 Web サイトを記載しています。

URL : http://www.adobe.com/jp/products/aftereffects/opengl.html

コンピューターのシステム情報を確認する方法については、文書番号 cpsid_89346 必要システム構成を満たしているか確認する方法を参照してください。

A-2. アプリケーションのアップデート

Adobe アプリケーションをアップデートすることによって、オペレーティングシステムやデバイスドライバーとの互換性、およびアプリケーションのパフォーマンスなどの問題が改善する場合があります。アップデートを行う前に、お使いのコンピューターが最新バージョンの必要システム構成を満たしているか確認してください。

アップデートを行うには、ヘルプ/アップデートを選択するか、または以下の弊社 Web サイトから直接アップデーターをダウンロードすることもできます。

URL : http://www.adobe.com/jp/support/downloads/aewin.html

 A-3. 環境設定ファイルの再作成

After Effects の環境設定ファイルを再作成することによって、環境設定ファイルの破損によるエラーを改善することができます。

 注意 : 環境設定ファイルを再作成すると、アプリケーションの設定が初期状態に戻ります。

環境設定ファイルを再作成するには、以下の操作を行います。

  1. After Effects を終了します。
  2. 以下の場所に保存されている Adobe After Effects <バージョン>-x64 環境設定.txt ファイルのファイル名を変更します。(例 : 「Adobe After Effects 10.5-x64 環境設定.old」など)

    C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\After Effects\1<バージョン>
  3. After Effects を再起動します。

上記の操作を行っても問題が改善されない場合、問題の原因は環境設定ファイルの破損ではありません。カスタマイズした設定を復元するには、再作成された環境設定ファイルを削除し、手順 2. で変更したファイル名を元に戻します。

 A-4. OpenGL プラグイン

After Effects で OpenGL を使用することによって、データをビデオカードに直接送信し、プレビューを高速化します。起動時、またはコンポジションのプレビュー時にフリーズ、クラッシュなどの問題が発生する場合、OpenGL が原因となっている可能性があります。OpenGL によって問題が発生しているかどうかを確認するため、以下の操作を行い、OpenGL プラグインを別の場所に移動して After Effects を起動します。

  1. After Effects を終了します。
  2. 以下のフォルダーから「AE_OpenGL.AEX」ファイルをデスクトップにドラッグします。

    C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects <バージョン>Support Files\Plug-ins\Extensions
  3. After Effects を再起動します。

問題が再現しない場合 :

OpenGL が原因であることが考えられます。この問題を解決するために、以下の弊社技術文書を参照して OpenGL のトラブルシューティングを行ってください。

文書番号 234922 OpenGL のトラブルシューティング(After Effects CS4/CS5/CS5.5)

問題が再現する場合 :

OpenGL が問題の原因ではありません。手順 2. で移動した OpenGL プラグインを元の場所へ戻して、引き続き以下のトラブルシューティングを行ってください。

 A-5. Windows Aero

Windows Aero は Windows Vista からのハードウェアベースの新しいグラフィカルユーザーインターフェースです。Aero を有効にすることにより、通常のインターフェースでは使用できない、透過やアニメーションなどの新機能を含む、より多くの機能が使用できるようになります。しかし、Aero は多くのハードウェアリソースを消費するため、パフォーマンス低下の原因となったり、After Effects のように集中的にグラフィック操作を行うアプリケーションでフリーズなどの問題が発生する可能性があります。

Windows Aero を無効にするには、以下の操作を行います。

Windows 7 の場合 :

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. デスクトップ上で右クリックし「個人設定」を選択します。
  3. ダイアログボックスが表示されたら、「ベーシック テーマとハイ コントラストテーマ」から「Windows 7 ベーシック」を選択します。





     
  4. After Effects で問題を再現します。

Windows Vista の場合 :

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. デスクトップ上で右クリックし「個人設定」を選択します。
  3. 「ウィンドウの色とデザイン」をクリックします。





     
  4. ウインドウの色とデザインダイアログボックス下部の「詳細な色のオプションを設定するにはクラシックスタイルの [デザイン] プロパティを開きます」をクリックします。





     
  5. デザインの設定ダイアログボックスで、配色リストから 「Windows Vista ベーシック」を選択します。





     
  6. 「OK」をクリックします。
  7. After Effects で問題を再現します。

問題が再現しない場合:

Aero が問題の原因となっています。

問題が再現する場合

Aero は問題の原因ではありません。Aero を再度有効にします。Aero を再度有効にするには、以下の操作を行います。

Windows 7 の場合 :

  1. デスクトップ上で右クリックし 「個人設定」を選択します。
  2. ダイアログボックスが表示されたら、「Aero テーマ」から任意でテーマを選択します。

Windows Vista の場合 :

  1. デスクトップ上で右クリックし 「個人設定」を選択します。
  2. 「ウィンドウの色とデザイン」を選択します。
  3. デザインの設定ダイアログボックスで、配色リストから「Windows Aero」を選択します。

 A-6. スタートアップ項目とサービスを無効にして After Effects を起動

アンチウイルスソフトウェア、ファイアウォールソフトウェア、またはその他のアプリケーションや Windows の起動時に読み込まれるサービスなど、After Effects と同時に動作しているアプリケーションがシステムエラーまたはフリーズの原因となる場合があります。Windows の「システム構成ユーティリティ」を使用して一時的に最小限のスタートアップ項目とサービスだけを有効にして After Effects を起動し、コンフリクトの原因を特定します。 

以下の弊社技術文書を参照し、スタートアップ項目を無効にします。

文書番号 cpsid_83224 システム構成ユーティリティで不要なサービスを停止する(Windows)

問題が再現しない場合 :

After Effects と無効にしたスタートアップ項目のうちいずれかが、コンフリクトの原因となっている可能性があります。スタートアップ項目を 1 つずつ有効にして、どの項目とコンフリクトを起こしているか特定し、アプリケーション、またはサービスをアップデートします。アップデートの詳細については、各製造元へお問い合わせください。

問題が再現する場合 :

スタートアップ項目が問題の原因ではありません。スタートアップ項目を再び有効にして、次のトラブルシューティングへ進みます。

無効にした項目を再度有効にするには、以下の操作を行います。

  1. 「スタート」メニューを選択し 「プログラムとファイルの検索」(windows 7)/「検索の開始」(windows Vista)テキストボックスに「msconfig」と入力します。





     
  2. システム構成ダイアログボックスが表示されたら、「全般」タブを選択し、「通常スタートアップ」を選択します。
  3. 「OK」をクリックし、Windows を再起動します。

A-7. 新規ユーザアカウント

問題が発生する際にログインしているユーザーアカウントと同等の権限を持った新規ユーザーアカウントを作成します。新規ユーザーアカウントでログインして問題が解決した場合、既存のユーザーアカウントが破損している可能性があります。

以下の弊社技術文書にユーザーアカウントの作成方法が記載されています。

文書番号 cpsid_83227 新規ユーザーアカウントの作成方法

 A-8. Windows Update

Windows のアップデートを行うことにより、アプリケーションのパフォーマンスや互換性の問題が改善される場合があります。以下の Microsoft 社 Web サイトから Service Pack およびその他のアップデーターを入手することができます。インストール方法などの詳細については Microsoft 社テクニカルサポートにお問い合わせください。 

Microsoft Windows Update

URL : http://update.microsoft.com/microsoftupdate/

  重要 : システムアップデートをインストールする前に、After Effects、および使用するその他のソフトウェアやハードウェアの必要システム要件を確認し、互換性に問題が無いか確認してください。インストールするアップデートが存在しない場合は、サードパーティ製ソフトウェア、ハードウェアの製造元へお問い合わせください。

Windows のアップデートを行った後に、Windows またはアプリケーションを再インストールした場合は、Windows アップデートをもう一度インストールしてください。アプリケーションによっては、共通に使用するシステムファイルをインストールするため、更新された新しいバージョンが上書きされてしまいます。

 A-9. ビデオカードドライバーのアップデート 

ビデオカードの製造元の多くはソフトウェアドライバーを頻繁に更新しています。ビデオカードドライバーのアップデートを行っていない場合は、ビデオカードの製造元へドライバーの更新について問い合わせるか、製造元の Web サイトからアップデータをダウンロードしてください。ビデオカードの製造元を確認するには、デバイスマネージャでカードのプロパティを表示します。

 A-10. After Effects の再インストール

デバイスドライバーやウイルス対策ソフトなど、いくつかのシステムコンポーネントがインストーラーとコンフリクトを起こし、インストールが正常に完了していない場合、After Effects での作業中にエラーが発生することがあります。これらの問題を回避するために、After Effects をデスクトップからインストールします。

After Effects の再インストールは、以下の操作を行います。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. 以下のフォルダーに個人用ファイルが保存されている場合はあらかじめ別の場所へ移動します。

    C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects <バージョン>
     

  3. After Effects をアンインストールします。アンインストール手順については、以下のいずれかの文書を参照してください。



    文書番号 cpsid_89815 アンインストール手順(Windows 版 Creative Suite 5.5)

    文書番号 cpsid_84612 アンインストール手順’(Windows 版 Creative Suite 5)



  4. インストール完了後、以下の操作を行い Windows を通常モードで再起動します。
    1. 「スタート」メニューを選択し 「プログラムとファイルの検索」(windows 7)/「検索の開始」(windows Vista)テキストボックスに「msconfig」と入力して、Enter キーを押します。
    2. 「全般」タブで「通常スタートアップ」を選択し、「OK」をクリックします。

 B. トラブルシューティング/中級編

上記セクションの手順を行っても問題が改善しない場合は、以下の操作を行います。

 B-1. 問題の原因となるファイルを特定

エラーメッセージの内容から問題の原因となっているファイルが特定できる場合、問題となるファイルが含まれているアプリケーション、または関連するアプリケーションを再インストールすることで問題を解決できる可能性があります。プロジェクトに含まれるファイルが原因でエラーが表示される場合は、ファイルをハードディスクに再度コピーするか、ファイルを作成したアプリケーションでファイルを再作成、または再キャプチャします。システムファイルが原因でエラーが表示される場合は、Microsoft 社へお問い合わせください。

B-2. サードパーティ製プラグイン

インストールされているプラグインが After Effects の動作に影響を与え、システムエラーやフリーズなどの原因となることがあります。After Effects の「Plug-ins」フォルダから、サードパーティ製のプラグインをデスクトップなどに移動して動作を確認します。

  1. After Effects を終了します。
  2. 以下のフォルダーから、サードパーティ製プラグインをデスクトップなどの別の場所へ移動します。

    C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects <バージョン>\Support Files\Plug-ins
  3. After Effects を起動し、問題を再現します。

問題が再現しない場合 :

1 つまたは複数のプラグインが After Effects とコンフリクトを起こしていることが考えられます。After Effects を終了し、1 つずつプラグインを元の場所に戻して問題を再現します。問題の原因となるプラグインが特定できた場合は、プラグインのアップデートについて製造元へお問い合わせください。

 B-3. フォントのトラブルシューティング

フォントが問題の原因となっているかどうかを特定するために、アクティブな TrueType フォントを別の場所へ移動して動作を確認します。

 注意 : Windows 7/Windows Vista によってインストールされた TrueType フォントは移動させないでください。Windows 7/Windows Vista によってインストールされるフォントについての詳細は、下記のページを参照してください。

文書番号 236469 Windows 7 によってインストールされるフォント

文書番号 233842 Windows Vista によってインストールされるフォント

以下の操作を行います。

  1. 新規フォルダーを任意の場所に作成します。(例: C:¥TrueType など)
  2. 以下のフォルダーを開きます。

    C:\Windows\Fonts
  3. すべてのフォントを選択します。
  4. 選択したフォントを手順 1. で作成したフォルダにコピーします。

     重要 : Fonts フォルダーにフォントのショートカットファイルが含まれている場合は、ショートカットファイルを除いて、コピーを実行してください。ショートカットファイルはコピーおよび移動ができません。
  5. Fonts フォルダ内の Windows によってインストールされているもの以外の TrueType フォントファイルを選択して、右クリックし「削除」をクリックします。

     重要 : Fonts フォルダにフォントのショートカットファイルが含まれている場合は、ショートカットファイルを除いて、削除を実行してください。

     注意 : フォントファイルは別の場所に移動することができません。フォントファイルを移動するには、別の場所へコピーした後、Fonts フォルダーから削除する必要があります。
  6. Windows を再起動します。
  7. 手順 4. でコピーしたフォントのいくつかを元のフォルダーに戻します。
  8. Windows を再起動します。
  9. 問題を再現します。

問題が再現しない場合 :

手順 7. ~ 9. を別のフォントに対して繰り返し行います。

問題が再現する場合 :

手順 7. でFonts フォルダーに戻したフォントのいずれかが原因となっています。これらのフォントを以下のフォルダーから移動します。

C:\Windows\Fonts

続いて手順 7. ~ 9. を繰り返します。

ただしこの場合は、一度に 1 つずつフォントを移動させます。問題が再現された際には、以下のいずれか、もしくは複数の操作を行ってください。

  • FontMaster  などのサードパーティ製フォント管理ユーティリティを使用している場合は、ユーティリティを使用してフォントを削除します。操作方法についての詳細は、フォント管理ユーティリティに付属のマニュアルを参照してください。
  • フォントを削除し、オリジナルのメディアからフォントを再インストールします。
  • フォントのアップデートについて、フォントメーカーへお問い合わせください。

 B-4. コーデックのトラブルシューティング

起動時に発生する問題やアプリケーションがフリーズする問題の多くは、コーデックの不具合、または互換性のないコーデックによって発生します。最近インストールしたビデオコーデックあるいはオーディオコーデックを削除することによって、問題の原因を特定することができます。また、その他のコーデックを一時的に無効にすることで、インストールされているコーデックの互換性についてテストすることができます。

コーデックを一時的に無効にするには、以下の操作を行います。

 警告 : Windows レジストリには、コンピューターとアプリケーションのための重要な情報が含まれています。レジストリの編集については、弊社ではサポートを行っておりません。変更する前には、必ずレジストリのバックアップを作成してください。レジストリの詳細は、Windows のマニュアルを参照するか、Microsoft 社にお問い合わせください。

  1. 「スタート」メニューを選択し 「プログラムとファイルの検索」(windows 7)/「検索の開始」(windows Vista)テキストボックスに「regedit」と入力して、Enter キーを押します。





     
  2. ユーザーアカウント制御ダイアログボックスが表示されたら「はい」(windows 7)/「続行」(windows Vista)をクリックします。

    ※ 管理者ユーザでログインしていない場合は、管理者パスワードが必要となります。
  3. レジストリエディター左側のリストに表示されているフォルダーを展開し、以下のレジストリキーを検索します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows NT¥CurrentVersion¥Drivers32
  4. 無効にするコーデックをダブルクリックします。

     注意 : ビデオコーデックは通常「vidc」で始まり、オーディオコーデックは通常「.acm」という拡張子で終了します。また、ファイル名は、常にコーデックの通称名と一致しているわけではありません。例えば、Cinepak は vidc.cvid のように表示されます。
  5. 文字列の編集ダイアログボックスで、値のデータ内のデータの最初にセミコロン(;)を追加してエントリを無効にします。

    例 : 「;iyuv_32.dll」





     
  6. 「OK」をクリックします。
  7. 手順 4. ~ 6. を繰り返して互換性をテストするすべてのコーデックを無効にします。
  8. レジストリ エディターを終了します。
  9. After Effects を起動し、問題を再現します。

問題が再現しない場合 :

コーデックが問題の原因です。コーデックを再インストールするか、アップデートおよび互換性について製造元へお問い合わせください。プロジェクトで使用しているファイルが問題の原因となるコーデックを使用している場合は、別のコーデックを使用します。

問題が再現する場合 :

コーデックは問題の原因ではありません。コーデックを再度有効にします。コーデックを再び有効にするには、上記手順 5. で追加したセミコロン(:)を削除します。

 B-5. ユーザーアカウント制御(UAC)の無効化

  重要 : このセクションの手順を行うことによってユーザーアカウント制御が無効になります。ユーザーアカウント制御は、システムに影響を及ぼす可能性のある予期しない動作が実行されるのを防ぐための機能です。UAC を無効にすることによって、これらの通知は無効にされます。ユーザーアカウント制御を無効にした場合、また再度有効にした場合も Windows を再起動する必要があります。UAC に関する詳細については、Microsoft 社 Web サイトを参照してください。

ユーザーアカウント制御の無効を行うには、以下の操作を行います。

  1. スタート/コントロールパネルを選択します。
  2. 「ユーザー アカウントと家族のための安全設定」をクリックします。





     
  3. 「ユーザー アカウント」をクリックします。





     
  4. 「ユーザー アカウント制御設定の変更」(windows 7)/「ユーザーアカウント制御の無効化または有効化」(windows Vista)をクリックします。





     
  5. ユーザー アカウント制御ダイアログボックスが表示された場合は「はい」(windows 7)/「続行」(windows Vista)をクリックします。

    ※ 管理者アカウントでログインしていない場合、管理者パスワードが必要です。
  6. 以下の対象となる操作を行います。

    • windows 7 の場合 :

      ユーザー アカウント制御の設定ダイアログボックスが表示されたら、スライダーを「通知しない」に移動します。





       
    • windows Vista の場合 :

      「ユーザーアカウント制御(UAC)を使ってコンピューターの保護に役立たせる」のチェックをはずします。



  7. 「OK」をクリックします。
  8. 「これらの変更を適用するにはコンピューターを再起動する必要があります。」と表示されたら「今すぐ再起動する」クリックしてコンピューターを再起動します。

UAC を再度有効にするには、以下の操作を行います。

  1. スタート/コントロールパネルを選択します。
  2. 「ユーザー アカウントと家族のための安全設定」をクリックします。
  3. 「ユーザー アカウント」をクリックします。
  4. 「ユーザー アカウント制御設定の変更」(windows 7)/「ユーザーアカウント制御の無効化または有効化」(windows Vista)をクリックします。
  5. 以下の対象となる操作を行います。

    • Windows 7 の場合 :

      ユーザー アカウント制御の設定ダイアログボックスが表示されたら、スライダーを「常に通知する」側の上から2番目のメモリに移動します。
    • windows Vista の場合 :

      「ユーザーアカウント制御(UAC)を使ってコンピュータの保護に役立たせる」にチェックを入れます。
  6. 「OK」をクリックします。
  7. 「今すぐ再起動する」クリックしてコンピューターを再起動します。

 B-6. メモリ(RAM)の最適化

After Effects では、各バックグラウンドプロセスにコンポジションのレンダリングとプレビューの際に使用可能な RAM 容量を設定することができます。設定を確認、変更するには、編集/環境設定/メモリ&マルチプロセッサを選択します。

RAM 使用量を過剰に割り当てることによって、メモリエラー、フリーズ、クラッシュなどの問題が発生することがあります。RAM 使用量を少なくすることで、パフォーマンスが低下しますがメモリに関する問題を回避できる場合があります。メモリ環境設定を最適化する方法についての詳細は、以下を参照してください。

Adobe After Effects CS5/CS5.5 ヘルプ「複数のフレームを同時にレンダリング」の「バックグラウンド CPU ごとの RAM 割り当て

 B-7. ディスクキャッシュの最適化

レンダリングしたフレームを格納する際に使用可能なメモリが不足している場合、After Effects の設定を変更することでディスクキャッシュファイル(一時的なディスク領域)の使用が可能になります。ディスクキャッシュを有効にする場合は、レンダリングされたコンポジションのために十分に空き容量のあるハードディスクを指定する必要があります。必要に応じて、ディスクキャッシュに指定するハードディスクから不要なファイルを削除します。

ディスクキャッシュを有効にするには、編集/環境設定/メディア&ディスクキャッシュを選択します。設定の詳細については、以下を参照してください。

Adobe After Effects CS5/CS5.5 ヘルプ「ディスクキャッシュ

 B-8. マルチプロセス機能の無効化

複数のプロセッサー(CPU)、またはマルチコアプロセッサーを搭載しているコンピューターを使用している場合、After Effects は複数のフレームを同時にレンダリングすることができます。マルチプロセス機能を有効にしている状態でレンダリング中にフリーズまたはクラッシュなどの問題が発生する場合、ハードウェアまたはメモリに関連した問題が発生している可能性があります。

マルチプロセス機能を無効にするには、以下の操作を行います。

  1. 編集/環境設定/メモリ&マルチプロセッサを選択します。
  2. 「複数のフレームを同時にレンダリング」からチェックをはずします。
  3. 「OK」をクリックします。

マルチプロセス機能についての詳細は、を参照してください。

Adobe After Effects CS5/CS5.5 ヘルプ「64 ビット版 After Effects のメモリ(RAM)使用について」

 B-9. 一時ファイルの最適化

Windows およびアプリケーションは、作業データーを一時ファイル *.tmp としてハードディスク上に保存します。サイズの大きいファイルや古いファイルは Windows またはアプリケーションのパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。Windows に付属のディスククリーンアップユーティリティを使用するか、手動で一時ファイルを削除し、一時ファイルが保存されるハードディスク上に空き容量を確保します。ディスククリーンアップを起動するには以下の操作を行います。

  1. スタート/すべてのプログラムを選択します。
  2. アクセサリ/システムツール/ディスククリーンアップを選択します。

    ※ ディスククリーンアップの詳細については Windows ヘルプを参照してください。

 B-10. 仮想メモリの設定

仮想メモリによって、システムがメモリ(RAM)に保管する情報をハードディスクへ保存することが可能となります。Windows Vista ではページングファイルを使って仮想メモリを管理していますが、最小と最大のサイズを任意の値で設定することもできます。設定したページングファイルのサイズが Windows Vista の初期設定と異なっている場合に、アプリケーションがエラーを返すことがあります。ただし、いくつかのアプリケーションは、Windows のデフォルトサイズと異なるページングファイルサイズを要求する場合もあるため、他のアプリケーションに悪影響を与えない場合にのみ以下の操作を行ってページングファイルのサイズを変更してください。

ページングファイルのサイズを変更するには、以下の操作を行います。

 注意 : コンピューターのページングファイルのサイズを変更する際は、管理者権限でログインしている必要があります。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. スタート/コンピューターを右クリックして「プロパティ」を選択します。
  3. 画面左側のタスクから「システムの詳細設定」を選択します。
  4. ユーザーアカウント制御ダイアログボックスが表示された場合は「続行」または「はい」をクリックします。
  5. 「詳細設定」タブをクリックし、「パフォーマンス」セクションの「設定」ボタンをクリックします。
  6. 「詳細設定」タブをクリックし、「仮想メモリ」セクションの「変更」ボタンをクリックします。

     注意 : 次の手順に進む前に、「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」オプションの選択を解除してください。
  7. 「すべてのドライブのページング ファイルのサイズを自動的に管理する」チェックボックスのチェックを外します。





     
  8. 「各ドライブのページングファイルのサイズ」セクションの「ドライブ [ボリュームラベル]」のリストから、搭載メモリの 3 倍以上の空き容量があるハードディスクを選択します。ドライブ名をクリックすると、「空き領域」に選択したドライブの空き容量が表示されます。





     
  9. 「カスタムサイズ」を選択します。
  10. 「初期サイズ」テキストボックスに搭載メモリ容量の 1.5 倍の値を入力します。

    ※ 例えば搭載メモリ容量が 1 GB(1024 MB)の場合は、1536 MB になります。
  11. 「最大サイズ」テキストボックスに「初期サイズ」値の 2 倍の値を入力します。
  12. 「設定」をクリックし、「OK」をクリックして仮想メモリダイアログボックスを閉じます。
  13. 「OK」をクリックし、すべてのダイアログボックスを閉じます。
  14. Windows を再起動します。

B-11. 仮想記憶ディスクの最適化

ビットマップ画像編集にメモリ(RAM)が不足している場合、After Effects は仮想記憶ディスクファイルを使用します。仮想記憶ディスクファイルとは、データーを保存したり演算処理を行う一時的なディスク容量のことです。仮想記憶ディスクを最大にすることでパフォーマンス低下などの問題が解決できる場合があります。仮想記憶ディスクの設定はアプリケーションにより異なります。設定についての詳細は、使用するアプリケーションのヘルプで「仮想記憶ディスク」と入力して検索します。

 B-12. ハードディスクの修復とデフラグ

ハードディスクに不良セクタや断片化したファイルがあると、システムエラーが発生する場合があります。Windows に付属のエラーチェックツールおよびディスクデフラグユーティリティ、または Symantec 社 Norton Utilities などのサードパーティ製のディスクユーティリティを使用して、ハードディスクを修復し断片化を解消します。これらのユーティリティは、それぞれのハードディスクまたはパーティションごとに実行する必要があります。Windows 付属のエラーチェックツールおよびディスクデフラグユーティリティの詳細については、Windows ヘルプを参照してください。サードパーティ製ディスクユーティリティの詳細については、ユーティリティに付属のヘルプやマニュアルを参照してください。

 注意 : ディスクデフラグがファイルをディスクの不良セクタに移動させてしまうことを回避するために、ディスクデフラグの前にエラーチェックを実行してください。

エラーチェックツールは、不良セクタ、リンクの切れたアロケーションユニット、ファイルの断片、相互リンクされたファイル、そして無効なファイル名を修復します。

エラーチェックツールを使用するには、以下の操作を行います。

  1. スタート/コンピューターを選択します。
  2. エラーチェックを行うハードディスクを右クリックして「プロパティ」を選択します。
  3. <ディスク名>のプロパティダイアログボックスで「ツール」タブをクリックします。
  4. 「エラーチェック」セクションの「チェックする」ボタンをクリックします。





     
  5. ユーザーアカウント制御ダイアログボックスが表示されたら「はい」(windows 7)/「続行」(windows Vista)をクリックします。

    ※ 管理者アカウントでログインしていない場合、管理者パスワードが必要です。
  6. ディスクのチェック - <ディスク名>ダイアログボックスで「開始」ボタンをクリックします。



ディスクデフラグユーティリティは、コンピューター内のファイルと空き領域を再配置して、ファイルが連続した単位に保存されるようにし、空き領域を 1 つの連続したブロックにまとめます。

ディスクデフラグツールを使用するには、以下の操作を行います。

  1. スタート/すべてのプログラム/アクセサリ/システムツール/ディスクデフラグツールを選択します。
  2. ユーザーアカウント制御ダイアログボックスが表示されたら「はい」(windows 7)/「続行」(windows Vista)をクリックします。

    ※ 管理者アカウントでログインしていない場合、管理者パスワードが必要です。

 B-13. システムのウイルススキャン

Norton AntiVirus、McAfee AntiVirus など、最新のウイルス対策ソフトウェアを使って、システムのウイルスをチェックします。ウイルスに感染すると、ソフトウェアが破壊され、システムエラーが発生することがあります。詳細は、ウイルス対策ソフトウェアのヘルプやマニュアルを参照してください。

 B-14. デバイスドライバーの互換性を確認

すべてのデバイスドライバーが Windows 7/Vista と互換性があるか確認します。デバイスドライバーは、スキャナ、マウス、およびキーボードなどのデバイスが Windows と通信するためのソフトウェアです。最新のドライバを使用していることを確認するには、デバイスの製造元にお問い合わせください。

デバイスドライバの問題を確認するには、以下の操作を行います。

文書番号 cpsid_90815 デバイスドライバーの互換性の問題を確認する方法(Windows 7/Vista)

C. トラブルシューティング/上級編

上記セクションの手順を行っても問題が改善しない場合、ハードディスクの再フォーマット、またはハードディスクと After Effects のコンフリクトを特定することによって問題を解決できる可能性があります。

 警告 : 弊社ではハードウェアについてのサポートは行っておりません。以下の内容はサービスの一環として提供するものです。ハードウェアの問題に関する詳細は、ハードウェアの製造元または正規販売店にお問い合わせください。ハードウェアのトラブルシューティングを自分で行うと、コンピューターの保証が無効になることがあります。

 注意 : ハードウェアを取りはずしたり付け替える場合は、必ずコンピューターと周辺機器の電源を切ってください。

 C-1. Administrator アカウントでのログイン

初期設定の管理者アカウントである「Administrator」アカウントは、一般的なローカルの管理者アカウントよりも高いアクセス権が設定されています。初期設定では、「Administrator」アカウントは無効に設定されています。

「Administrator」アカウントを有効にしてログインする方法については、システム管理者に問い合わせるか、以下の Microsoft 社 Web サイトを参照してください。

Windows 7 「管理者としてログオンするには」

URL : http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/How-do-I-log-on-as-an-administrator

Windows Vista 「ユーザーのアカウントの種類を変更する」

URL : http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-vista/Change-a-users-account-type

 C-2. 問題が解決しない場合

上記すべての操作を行っても問題が解決しない場合は、既知の問題として弊社サポートデータベースで文書が公開されていないか検索します。

サポートデータベース

URL : http://www.adobe.com/go/support_faq_jp

また、以下の弊社ユーザーフォーラムにおいて、弊社製品を使用しているユーザーから同じような問題が報告されているかを参照することができます。別のコンピュータでも同じ問題が確認できた場合、弊社テクニカルサポートにおいても、問題を再現し検証を行える可能性があります。

URL : http://forums.adobe.com/community/international_forums/japanese

本作品は Creative Commons Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported License によってライセンス許可を受けています。  Twitter™ および Facebook の投稿には、Creative Commons の規約内容は適用されません。

法律上の注意   |   プライバシーポリシー