内容 (What's Covered)

この文書では、Adobe After Effects のモーションブラーについて説明します。

A. モーションブラーとは

モーションブラーとは、動いている被写体を撮影した時に生じる映像や画像のぶれのことです。

動きのあるオブジェクトを含む映画またはビデオを表示すると、イメージがぼやけることがあります。これは、1 フレームが 1 単位のサンプル時間(映画の場合のフレームは 1/24 秒)を表しており、動きのあるオブジェクトがフレーム内の複数の位置を移動しているため、このオブジェクトを鮮明な静止オブジェクトとして表示できないからです。オブジェクトの動きが速いほど、ぼやける度合いも大きくなります。

これとは対照的に、コンピューターで作成したアニメーションの 1 フレームでは、どのオブジェクトが動いているかを判別できないほど、動きのあるすべてのオブジェクトが、停止したオブジェクトと同じくらい鮮明に表示されます。このように、実際に生じるぶれがないためにカクカクした動きになり、違和感が生じてしまいます。After Effects であえてモーションブラー(ぶれ)を追加することで、より動きがスムーズで自然な映像を作成することができます。

※ After Effects でモーションブラーを有効にするとレンダリングが遅くなりますので、作業中はコンポジションのスイッチを無効にし、完成した結果を見たいときだけ有効にすることをお勧めします。

B. プレビュー時のモーションブラーの設定

タイムラインパネル上部にある「モーションブラー使用可能」スイッチ をクリックすると、プレビュー時のモーションブラーのレンダリング有無を切り替えることができます。

C. レイヤーごとにモーションブラーの有無を設定する

レイヤーのモーションブラーを有効にするには、次のいずれかの操作を行います。

  • タイムラインパネルで、対象レイヤーのモーションブラー スイッチをクリックします。
  • レイヤーを選択し、レイヤー/スイッチ/モーションブラー を選択します。

D. 出力時のモーションブラーの設定

レンダキューパネルで現在の設定名をクリックすると、以下のいずれかで出力時のモーションブラーを設定することができます。

  • 現在の設定
    レイヤーのモーションブラースイッチとコンポジションのモーションブラー使用可能スイッチの現在の設定が使用されます。
  • チェックしたレイヤーをオン
    コンポジションのモーションブラー使用可能スイッチの設定に関係なく、モーションブラースイッチが設定されているレイヤーでのみ、モーションブラーがレンダリングされます。
  • すべてのレイヤーをオフ
    レイヤースイッチやコンポジションスイッチの設定に関係なく、すべてのレイヤーがモーションブラーなしでレンダリングされます

※ レンダリング設定の初期値を設定する場合は、まず 編集/テンプレート/レンダリング設定 からレンダリング設定テンプレート ダイアログボックスを表示します。「設定名」を選択し、「編集」ボタンをクリックすると、レンダリング設定 ダイアログボックスが表示されます。

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