Adobe Marketing Cloud には大量のデータとクライアントが存在するので、各組織に対応できるように複数のデータセンターが存在しています。データは次の場所に送信されて保管されます。

  • カリフォルニア州サンノゼ
  • テキサス州ダラス
  • 米国、太平洋岸北西部
  • 英国、ロンドン
  • シンガポール
Adobe Analytics サーバーにデータを送信するように環境を構成する際は、適切な場所にデータを送信することが必要不可欠です。適切な場所にデータを送信しないと、訪問者数が実際の人数よりも多くカウントされたり、データの損失が生じたりします。

ファーストパーティ Cookie とサードパーティ Cookie のどちらを使用するかを決定する

ファーストパーティ Cookie を使用している場合、これらの手順は既に考慮されている可能性が高いと思われますが、まだファーストパーティ Cookie のプロセスを開始していない場合は、ファーストパーティ Cookie の実装に関するホワイトペーパーを参照してください。

初めてファーストパーティ Cookie の実装を構成する際には、使用するドメインとサブドメインも定義します。例:

s.trackingServer="stats.example.com";
s.trackingServerSecure="sstats.example.com";

この記事の以降の内容は、サードパーティ Cookie の実装にのみ当てはまります。情報が既に組織の CNAME レコード内に存在していることが前提となるので、データセンターとサブドメインの確認は不要です。

注意:

s.trackingServerSecure とサードパーティ Cookie は併用しないことを強くおすすめします。ファーストパーティ Cookie を利用する場合は、ドメインと有効な SSL 証明書を使用してアドビのデータ収集サーバーにデータを転送できます。

データセンターを確認する

現在使用しているデータセンターを把握しておくと、Cookie を処理したり、種類の異なる実装をリンクしたりする際に役立ちます。現在使用しているデータセンターを確認するには、Adobe Analytics にログインし、ブラウザーの URL フィールドに表示されている omniture.com のサブドメインを確認します。

  • ドメインが www.omniture.com または sc.omniture.com と表示されている場合、データセンターはサンノゼにあります。
  • ドメインが www2.omniture.com または sc2.omniture.com と表示されている場合、データセンターはダラスにあります。
  • ドメインが www3.omniture.com または sc3.omniture.com と表示されている場合、データセンターはロンドンにあります。
  • ドメインが www4.omniture.com または sc4.omniture.com と表示されている場合、データセンターはシンガポールにあります。
  • ドメインが www5.omniture.com または sc5.omniture.com と表示されている場合、データセンターは米国太平洋岸北西部にあります。

適切なデータセンターにデータを送信する

各レポートスイートで使用されるデータセンターは 1 箇所のみなので、データを適切なデータセンターに送信することが必要不可欠です。Remote Data Collection(RDC)を利用すると、訪問者の近くにあるサーバーを介してイメージリクエストを収集できます。これらの小規模サーバーを利用すると、アドビの主要データセンターから遠く離れた地域でのイメージリクエストの応答時間を大幅に短縮できます。RDC ドメインまたは非 RDC ドメインのいずれかを利用できますが、両者を併用することはできません。データ収集ドメインの一貫性が失われると、一意の訪問者数が実際の人数よりも多くカウントされることになります。

  • 非 RDC ドメイン
    • サンノゼ:112.2o7.net
    • ダラス:122.2o7.net
    • (ロンドン、シンガポール、太平洋岸北西部のデータセンターでは RDC のみが使用されます)
  • RDC ドメインd
    • サンノゼ:d1.sc.omtrdc.net
    • ダラス:d2.sc.omtrdc.net
    • 太平洋岸北西部:sc.omtrdc.net
    • ロンドン:d3.sc.omtrdc.net
    • シンガポール:sc.omtrdc.net

注意:

2014 年以降に作成されたレポートスイートはすべてグローバルに一意となっているので、データセンターを指定しなくてもアドビのサーバーから適切な場所にトラフィックをルーティングできます。シンガポールまたは太平洋岸北西部で作成されたレポートスイートや、まシンガポールまたは太平洋岸北西部に移行されたレポートスイートはすべてグローバルに一意であることが保証されており、sc.omtrdc.net が常に有効です。

レポートスイートが最近作成されたものであることがわかっている場合は、どのデータセンターに対しても sc.omtrdc.net を使用できます。

適切なサブドメインを使用する

Adobe Marketing Cloud のお客様ごとに訪問者データを分別する必要があることから、データ収集には一意のサブドメインが必要になります。サブドメインはデータセンターアドレスの前に付きます。通常は、Adobe Analytics へのログインで使用する会社名からスペースをすべて削除した文字列がサブドメインになります。技術的にはどのようなサブドメインでも使用できますが、次の条件を満たす固有性の高いものを使用することを強くおすすめします。

  • Adobe Marketing Cloud の他のお客様が使用しないと思われるもの
  • すべてのレポートスイートにわたってサブドメインの一貫性が保たれていること(特にレポートスイートをグローバルに使用している場合)
有効なサードパーティ Cookie ドメインの例は次のとおりです。
s.trackingServer="example.112.2o7.net";
s.trackingServer="example.d1.sc.omtrdc.net";

使用するドメインがわからない場合は、貴社のサポート対象ユーザーを通じてカスタマーケアまでお問い合わせください。

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