SiteCatalyst 15、Data Warehouseおよび Discover のセグメント化機能を使用する際には、各種コンテナの違いを理解することが重要です。使用できるコンテナの違いがわかると、レポートをさらにきめ細かく調整できるようになります。また、返されるデータに対する理解も深まります。

セグメント化のプロセスでは、選択した期間内に発生したすべてのヒットがスキャンされ、それぞれのイメージリクエストがセグメント化ルールに一致するかどうかがチェックされます。

  • ルールに一致したヒットは、該当するセグメントに分類されます(バケットによってはその他のデータも追加されます)。
  • どのルールにも一致しなかったヒットは、セグメント化レポートのコンテキストでは存在しなかったものとして処理されます。

次の例を参考にすると、各コンテナの違いを理解しやすくなります。

  1. あるユーザーが自然検索を通じて貴社サイトを訪問し、商品を 1 つ閲覧してからサイトを離れました。
  2. 翌日、同じユーザーがブックマークから貴社サイトを再び訪問し、その商品を購入しました。

ページビューコンテナ

ページビューコンテナは、利用可能なコンテナのうち最も範囲が狭いコンテナです。ページビューコンテナで指定されているルールに一致するヒットが訪問中に発生した場合は、そのヒットのみが該当するセグメントに分類されます。その他のヒットはすべて除外されます(ただし、訪問中に発生したその他のヒットもルールに一致した場合は除く)。上の例では、次のセグメントが使用されています。

ページビュー
リファラータイプが自然検索のヒットはすべてこのセグメントに分類されます

このコンテナには 1 つのヒットのみ(このユーザーの場合は、最初のサイト訪問時のヒットのみ)が含まれます。このセグメントを使用して注文件数や商品の閲覧数を確認しようとしても、データは表示されません。実際に購入がおこなわれたヒットには、請求情報/チェックアウトページのリファラーが含まれます。購入ページのリファラーは自然検索とはみなされないので、後続のレポートには含まれません。

訪問コンテナ

訪問コンテナは、セグメント化で最もよく使用されるコンテナです。上の例では、次のセグメントが使用されています。

訪問
リファラータイプが自然検索のヒットはすべてこのセグメントに分類されます

このセグメントのルールでは、サイト上で発生したすべてのヒットがスキャンされ、一致するヒットがあった場合は、その訪問の間に発生したすべてのヒットがこのセグメントに分類されます。このセグメントを使用して商品の閲覧数を確認すると、データが表示されます。ルールセットに一致するヒットがあった場合は、一致したヒットだけでなく、このユーザーの訪問中に発生した残りのヒットもこのセグメントに分類されます。

ただし注文件数のデータはまだ表示されません。この例では購入イベントが別の訪問時に発生したので、このセグメントを使用しても注文と収益のデータは表示されません。

訪問者コンテナ

訪問者コンテナは、利用可能な 3 つのコンテナのうち最も範囲が広いコンテナ(バケット)です。ルールに一致するヒットが見つかると、その訪問の間に発生したすべてのヒットがこのセグメントに分類されます。また、過去および将来の訪問も含め、このユーザーの訪問中に発生したすべてのヒットがこのセグメントに分類されます。上の例の場合、訪問者コンテナは次のように使用されます。

訪問者
リファラータイプが自然検索のヒットはすべてこのセグメントに分類されます

自然検索を通じてサイトを訪問したユーザーが最終的に購入に至ったので、SiteCatalyst では、すべてのヒットがこのセグメントに分類されます。

注意事項とヒント

範囲の広いセグメントの方が常に効果的とは限らないことに注意する必要があります。リファラータイプが自然検索の訪問のみを確認する必要がある場合は、訪問者コンテナを使用しても適切なデータは返されません。このコンテナには、自然検索以外の経路で発生した訪問も含まれています。この場合は訪問コンテナが最適です。

必要なデータの入手に最適なコンテナがわからない場合は、貴社のサポート対象ユーザーにお問い合わせください。貴社の環境に基づく的確なアドバイスを得られます。

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