プラグイン

一部の組織では、Adobe Analytics の実装を改善するためにプラグインを使用しています。AppMeasurement バージョンをアップグレードする場合は、インストール済みのプラグインを必ず再び含めてください。Code Manager で作成されたコードには、そのコードに含まれるプラグインコードはありません。AppMeasurement の以前のバージョンに戻す必要が生じた場合に備えて、既存のコードのコピーを作成します。

変数値での空白

HTML には、空白を作成するための文字が複数あります。これらには、スペース、タブ、およびキャリッジリターン(またはラインフィード)が含まれます。次の例をご覧ください。

<head>
  <title>
    Home Page
  </title>
</head>
<body>
<script language="javascript">
  s.pageName = document.title;
</script>
</body>

この場合、document.titles.pageName に設定されて、「Home Page」の値を受け取ります。ただし、一部のブラウザーでは、空白の解釈が異なる場合があります。結果は、次の 2 つの例のいずれかになります。

s.pageName = "Home Page";
s.pageName = "        Home Page";

これらの 2 つの変数値は、Adobe Analytics では別々の値と見なされます。ただし、空白は表示のために自動的に削除されます。結果として、「ホームページ」の行項目が 2 つ表示されます。変数値に、目的の値の前後に空白が含まれていないことを確認します。

切り捨てられたイメージリクエスト

多くの変数に長い値を設定する実装では、イメージリクエストが切り捨てられる場合があります。Internet Explorer など、一部の古いブラウザーでは、イメージリクエスト URL に 2083 文字の制限が設けられています。組織が非常に長いイメージリクエストを扱う場合は、次の操作を試してください。

  • Experience Cloud ID サービスの使用:AppMeasurement ライブラリ 1.4.1 以降では、イメージリクエストが長すぎる場合、送信に自動的に HTTP POST を使用します。このメソッドを使用して送信されるデータは、長さに関係なく切り捨てられません。詳しくは、Adobe Experience Cloud ID サービスを参照してください。

  • 処理ルールの使用処理ルールでは、変数間で値をコピーできます。この方法を使用すると、複数の変数で同じ値を設定する手間を省くことができます。次に例を示します。

    常に実行:
    prop1 の値を eVar1 で上書き
    eVar2 の値を eVar1 で上書き
    prop2 の値を eVar1 で上書き

    次に、実装に eVar1 を設定します。

    s.eVar1 = "The quick brown fox jumps over the lazy dog";
    
  • 動的変数の使用:実装で多くの変数に同じ値が設定される場合、動的変数を使用して、リクエスト URL を短縮できます。

    s.eVar1 = "The quick brown fox jumps over the lazy dog";
    s.eVar2 = "D=v1";
    s.prop1 = "D=v1";
    s.prop2 = "D=v1";
    
  • 分類の使用:製品名やページ名が非常に長い場合は、識別値やコードを使用し、分類を使用してわかりやすい名前を表示できます。

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