Adobe Audition CCでは、複数のオーディオストリームを含むMXFなどのビデオ形式から個別のオーディオチャンネルを分離し、マルチチャンネルオーディオコンテンツを容易に管理できます。業務用のビデオカメラでは、映像と同時にオーディオをマルチチャンネルで記録できます。マルチチャンネルオーディオは5.1などのサラウンドサウンドビデオ形式でもよく使用されます。
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すべてのチャンネルを分離する

Altキー(Windows)またはOptionキー(macOS)を押しながら、ファイルまたは選択したクリップをマルチトラックセッションのオーディオトラックにドラッグすれば、特殊形式または5.1などのグループチャンネル形式の別々のチャンネルに分離できます。例えば、5.1サラウンドファイルでは、左/右、左サラウンド/右サラウンドチャンネルなどをステレオペアとして挿入し、中央とLFE(重低音効果)チャンネルはモノクリップに分離できます。

Step1

トラックタイプに基づいてチャンネルをグループ化する

モノトラックの場合はモノクリップ、ステレオトラックの場合はステレオトラックというように、ファイルの挿入先のトラックタイプに基づきチャンネルをグループ化するには、Ctrl + Altキー(Windows)またはCommand + Optionキー(macOS)を押しながら、ファイルまたは選択したクリップをマルチトラックセッションのオーディオトラックにドラッグします。例えば、5.1サラウンドファイルはステレオトラックの3つのステレオペアに分離されます。

Step2

ソースファイルチャンネルをリルートする

ファイルパネルのファイルリストを展開して、使用可能なチャンネルを表示します。ファイルに(映画やテレビ制作ワークフローの)iXMLメタデータが含まれる場合は、撮影中にファイルに書き込まれたチャンネル名がファイルパネルに表示されます。クリップに追加するチャンネルを1つまたは複数選択します。Shiftキーを押しながら一連のチャンネルを選択するか、Ctrlキー(Windows)またはCommandキー(macOS)を押しながら、リスト内のチャンネルを個別に選択します。選択したチャンネルをトラックにドラッグして、クリップのカスタムチャンネル形式を作成します。または、上記のように修飾キーを使用すれば、選択したチャンネルを個別のクリップとしてドラッグできます。例えば、3チャンネルを選択してトラックにドラッグすると、そのトラックには3チャンネルのクリップが作成されます。Altキー(Windows)またはOptionキー(macOS)を押すと、3つのトラックの別々のクリップに分離できます。

Step3

注意:マルチトラックセッションでのチャンネル順は、選択したチャンネルの順序によります。例えば、チャンネル1、チャンネル2の順に選択すれば、マルチトラックセッションではチャンネル1が上、チャンネル2が下に表示されますが、チャンネル2を先に選択すれば、チャンネル2、チャンネル1の順に表示されます。

クリップのプロパティを変更する

マルチトラックセッションに入れた後でも、チャンネルは簡単に編集できます。プロパティパネルを選択して、ソースチャンネルルーティングを開きます。オリジナルファイルの任意のオーディオチャンネルにソースファイルチャンネルをリルートできます。クリップのコンテンツは即座に更新されます。例えば、3つのマイクで俳優の音声を録音したMXFファイルがあり、音声が良く入っているマイクとそうでないマイクがある場合や、俳優が撮影中に装着マイクをぶつけたような場合に、ピンマイクからブームのマイクのクリップなどへと切り替えることができます。

Step4

単一のチャンネルを編集する

波形エディターでオーディオファイルを表示しているときに、ファイルパネルで単一のチャンネルをダブルクリックすれば、そのチャンネルだけを編集または処理することができます。従来は、他のチャンネルの選択をすべて手動で解除して、編集するチャンネルを分離しなければなりませんでした。

Step5
10/09/2017
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