このドキュメントでは、Adobe Campaign Classic および Standard での配信のデザインと送信に関するベストプラクティスについて説明します。

配信の最適化

Plan

以下の節では、Adobe Campaign を最適に設定するためのベストプラクティスと推奨手順について説明します。このベストプラクティスに従えば、後で問題が発生する可能性を最小限に抑えることができます。


参照:Adobe Campaign でアウトバウンドメッセージングを設定するためのヒント

学習テーマ:アウトバウンドの E メール配信を最適化する方法

配信の作成に入る前に、送信プロセスを保証し、最適化するためにいくつかの作業をおこないます。

 

対象読者:管理者ユーザー

学習するトピック:

  • メール転送エージェント(MTA)の調整 - Campaign Classic
  • プラットフォームのパフォーマンス低下(低速化)の回避
  • ネットワーク設定の確認
  • 配信品質の管理
  • 強制隔離管理
  • 二重のオプトインのメカニズム

メール転送エージェントの調整(Campaign Classic)

Adobe Campaign Classic の MTA(メール転送エージェント)は、E メールを配信するモジュールです。ミッドソーシング(配信サーバー)上にあり、リモートサイトの MX(メール転送)サーバーへのメッセージの送信を処理します。正しく運用するには、最適な設定が重要です。

  • 設定の際に、データベース内のプロファイル数をサポートするために必要な数の IP アドレスがアドビから提供されます。ボリュームと送信頻度によりますが、一般的には、2 つ以上の IP アドレスを使用することをお勧めします。次に、MTA を必要な数だけ定義します。お勧めのインフラストラクチャリソースについて詳しくは、Adobe Campaign の製品説明を参照してください。
  • Adobe Campaign インスタンスから送信される E メールキャンペーン専用のサブドメインをデリゲートすることをお勧めします。
  • 1 つのブランドおよび 1 つの国につき 1 つのサブドメインを割り当てることをお勧めします。そうすれば、問題が発生しても、他の国や他のブランドでの配信に影響が及ばず、問題を容易に切り離すことができます。
  • 配信タイプ(E メール、SMS、プッシュ通知など)ごとにそれぞれ 1 つの MTA を割り当てることをお勧めします。これにより、特定のチャネルに関連するネットワークの問題の影響が及ぶ範囲を減らすことができます。また、発生した問題の追跡と解決も容易になります(ほとんどの場合、テストはチャネル別に実行されます)。
  • Adobe Campaign Classic の管理者は、次の方法によって送信パフォーマンスを向上させることができます。
    • MTA または MTACHILD の数を増やす。
    • 各 MTA で使用できる RAM を増やす(デフォルトの 512 MB から 1,024 MB に増やす)。

プラットフォームのパフォーマンス

いくつかの要因がサーバーのパフォーマンスに直接影響し、プラットフォームの速度が低下することがあります。

理由E メールのパーソナライゼーションでは、データベースから各受信者のデータが取り出されます。パーソナライゼーション要素が多数ある場合は、配信の準備に必要なデータ量が増加します。ただし、パーソナライゼーションだけが原因でパフォーマンス上の問題が発生することはほとんどありません。

マーケティングサーバーが様々なタスクをいくつも同時に処理していると、パフォーマンスが低下することがあります。

理由マーケティングサーバーは、すべての配信で最新の正しいデータを使用できるようにあらゆる受信および送信データを統合して調整する必要があるため。

ヒント:パフォーマンスの低下を避けるには、他のチームメンバーと話し合い、最適なパフォーマンスが得られるように配信スケジュールを調整します。

理由送信サーバー上に生成されるボリュームは、E メール配信の規模によって決まります。受信者数が 100 万人を超える大規模配信の場合は、送信キューにそれだけのスペースが必要です。これだけでサーバーに問題が生じるわけではありませんが、他の多数の大規模配信も同時におこなわれると、送信に遅れが生じる場合があります。

ヒント:配信を大規模におこなう際の影響を最小限に抑えるには、配信の送信が重ならないように開始時間をずらします。

Campaign Classic プラットフォームのパフォーマンスを最適化する方法について詳しくは、このドキュメントを参照してください。

ネットワーク設定の確認

大量の E メールを配信してもスパム送信者と間違えられないようにするために、サーバーの身元を隠そうとしない適切なネットワーク設定を使用する必要があります。

理由スパム送信者は、自分の正体を隠して、メールサーバーの識別を困難にしようとします。

ヒント:ブランドの Web サイトに対応する、透明性の高い送信者アドレスを使用します。例えば、Neotrip 社は Valentino ホテルチェーンを経営しています。同社は、そのホテルチェーン用の Web サイトドメインとして valentino.com を所有しています。また、パリの Valentino ホテルの販促には paris.valentino.com サブドメインを使用しています。したがって、適切な送信者アドレスは hotel@paris.valentino.com などとなります。

配信品質の管理

バウンスメールが返ってきたり、スパムに指定されたりすることなく、E メールを受信者の受信ボックスに確実に届けるには、メッセージの配信品質の割合を向上させる必要があります。

  1. 配信品質とは何でしょうか。

    • 配信品質とは、受信者のサーバーが E メールを許可する能力を測定するためのファクターです。ISP(インターネットサービスプロバイダー)は、スパムとして識別した E メールを除外するか、E メール内の画像のダウンロードを禁止します。ISP は、特定のドメインから大量の E メールが送信されていると判断すると、その送信者から送られる E メールの許可数に上限を設定します。
    • E メールの配信品質を確認するときは、データ品質、メッセージとコンテンツ、送信インフラストラクチャ、レピュテーションという 4 つの主要カテゴリを中心に調べます。このトピックで説明する内容について詳しくは、Campaign Classic の配信品質についてを参照してください。
  2. Campaign Classic および Campaign Standard の該当する節で説明されている推奨事項を適用します。

  3. 不明な点がある場合は、Adobe Campaign 管理者に問い合わせてください。

強制隔離管理

強制隔離の管理プロセスを適切に維持することをお勧めします。

新しいプラットフォームで E メールの送信を開始するときは、まだ選定が十分でないアドレスのリストを使用することがあります。無効なアドレスやハニーポットアドレス(スパム送信者を誘き寄せるために作成されたメールボックス)に送信すると、プラットフォームのレピュテーションの低下につながります。適切な強制隔離の管理プロセスがあれば、アドレスの品質の維持、インターネットアクセスプロバイダーによるブラックリストへの登録の回避、エラー率の低減、配信とスループットの向上を期待できます。

  • Campaign Classic で無効なアドレスのリストがある場合は、それを強制隔離テーブル(管理キャンペーン管理配信不能件数の管理配信不能件数およびアドレス)にインポートすることをお勧めします。
  • アドレスが強制隔離されている受信者は、配信分析時にデフォルトで除外され、ターゲティングされません。例えば、受信ボックスの容量が超過している場合や、アドレスが存在しない場合などに、E メールアドレスを強制隔離できます。
  • Adobe Campaign では、返されるエラーのタイプに応じて不正なアドレスを管理します。詳しくは、Campaign Classic の配信エラーのタイプと理由または Campaign Standard の配信エラーの理解を参照してください。メッセージが強制隔離される条件は 10 個あります。
    • 未定義
    • 不明なユーザー
    • 無効なドメイン
    • ブラックリストに登録されたアドレス
    • 拒否
    • 無視されたエラー
    • 未到達
    • 無効なアカウント
    • メールボックス容量超過
    • 未接続

Adobe Campaign の強制隔離の仕組みについて詳しくは、Campaign Classic のドキュメントと Campaign Standard のドキュメントを参照してください。

二重のオプトインのメカニズム

無効なアドレスにメッセージが送信されるのを回避し、不適切な通信を規制し、送信者のレピュテーションを向上させるには、購読後の確認をおこなう二重のオプトインのメカニズムを実装することをお勧めします。これにより、受信者が意図的に購読したことを確認できます。

ヒント:

  • 購読後の確認リクエストを送信して、二重のオプトインを作成することをお勧めします。確認メッセージに含まれているリンクをユーザーがクリックすると、購読が有効になります。
  • このプロセスの実装について詳しくは、Campaign Classic の二重のオプトインを備えた購読の作成または Campaign Standard のダブルオプトインプロセスの設定を参照してください。

テンプレートの使用

Upgrade

配信テンプレートは、一般的なアクティビティについての既製のシナリオを提供し、作業の効率化に役立ちます。配信テンプレートを使用すれば、最小限のカスタマイズをおこなうだけで、より迅速に新しいキャンペーンをデプロイできます。


学習テーマ:ニーズに合った新しい配信テンプレートを作成する方法

関連項目:テンプレートの作成について詳しくは、Campaign ClassicCampaign Standard の詳細ドキュメントを参照してください。

 

対象読者:コンテンツ設計者

学習するトピック:

  • 送信者アドレスの定義
  • コントロール母集団の設定 - Campaign Classic
  • テンプレートへのブランドのリンク - Campaign Standard
  • 配信の保存場所の選択 - Campaign Classic
  • 正しいタイポロジルールの選択

テンプレートの利用

  • 理由時間を節約し、必要に応じて配信を標準化するため。
  • ユースケース:配信テンプレート内の特定のパラメーターを事前に設定するためのヒント

配信テンプレートを使用すると、一連の技術的および機能的プロパティをニーズに合わせて事前に定義しておき、それらのプロパティを以降の配信で再利用することができます。

通常は、アドビにデリゲートしたサブドメインごとに 1 つの配信テンプレートを作成します。

Adobe Campaign で複数のブランドを管理する場合は、ブランドごとに 1 つのサブドメインを使用することをお勧めします。例えば銀行ならば、個々の支店に対応する複数のサブドメインを所有できます。銀行のドメインが bluebank.com の場合、サブドメインは、@ny.bluebank.com@ma.bluebank.com@ca.bluebank.com などになります。サブドメインごとに 1 つの配信テンプレートを用意すれば、それぞれのブランドに合わせて事前に設定された正しいパラメーターをいつでも使用でき、エラーの回避や時間の節約につながります。

Campaign Standard の設定エラーを避けるために、新しいテンプレートを作成するのではなく、ネイティブテンプレートをコピーしてプロパティを変更することをお勧めします。

次に、配信テンプレートを適切に設定するための推奨事項をいくつか示します。

アドレスの設定

  • 送信者のアドレスは、E メールを送信するための必須情報です。
  • ISP(インターネットサービスプロバイダー)によっては、メッセージを許可する前に、送信者アドレスの有効性をチェックする場合があります。正しくない形式のアドレスは、受信サーバーによって拒否される可能性があります。正しいアドレスが指定されていることを確認する必要があります。
  • 入力した E メールアドレスの形式はチェックされます。
  • アドレスは、送信者を明示的に識別する必要があります。ドメインは、送信者によって所有され、登録されている必要があります。
  • 配信アドレスと返信アドレスの E メールアカウントを作成することをお勧めします。詳しくは、自社のシステム管理者にご相談ください。

Campaign Classic の場合

配信テンプレートで「送信者」リンクをクリックします。 E メールヘッダーのパラメーターウィンドウで、次のフィールドに入力します。

E メールヘッダーのパラメーター
  • 送信者のアドレス:アドレスのドメインは、アドビにデリゲートしたサブドメインと同じである必要があります。「@」より前の部分は変更できますが、ドメインアドレスは変更できません。
  • 送信者:配信の開封率を上げるには、自社のブランド名など、受信者にとってわかりやすい名前を使用することをお勧めします。

    ヒント:受信者のエクスペリエンスの質を高めるために、「Megastore(担当:田中)」のように個人名を追加する方法もあります。

  • 返信アドレスのテキスト:送信者のアドレスは、デフォルトで返信先として使用されます。

    ヒント:カスタマーサポートの代表アドレスなど、実際にある既存のアドレスを使用することをお勧めします。そうすれば、受信者から返信が来た場合に、カスタマーサポートが対応することができます。

Campaign Standard の場合

  • E メールテンプレートのプロパティの「詳細設定パラメーター」セクションで、「送信者(E メールアドレス)」フィールドは送信者のアドレスに対応しています。
テンプレートパラメーター

アドレスのドメインは、アドビにデリゲートしたサブドメインと同じである必要があります。

  • 返信先」フィールドは、返信に使用される E メールアドレスと名前に対応しています。

ヒント:カスタマーサポートの代表アドレスなど、実際にある既存のアドレスを使用することをお勧めします。そうすれば、受信者から返信が来た場合に、カスタマーサポートが対応することができます。

  • 送信するメッセージのヘッダーに表示される送信者の名前を変更するには、Email Designer のホームページ(ホームアイコンからアクセス可能)の「プロパティ」タブに移動し、「デフォルトの送信者名」ブロックをクリックします。
テンプレートのコンテンツ

配信の開封率を上げるには、自社のブランド名など、受信者にとってわかりやすい名前を使用することをお勧めします。

ヒント:受信者のエクスペリエンスの質を高めるために、「Megastore(担当:田中)」のように個人名を追加する方法もあります。

送信者名のパーソナライゼーションについて詳しくは、E メール送信者を参照してください。

コントロール母集団の設定

配信が送信されたら、除外された受信者の行動と、配信を受信した受信者の行動を比較します。

理由この手順により、キャンペーンの効率を測定できます。

Campaign Classic で、「宛先」リンクをクリックします。ターゲットを選択ウィンドウで「コントロール母集団」タブを選択します。ターゲットの一部を抽出できます。例えば、ランダムサンプリングとしてターゲットの 5%を抽出します。

「コントロール母集団」タブ

Campaign Standard では、ワークフローの作成時に一部のプロファイルをターゲットから除外し、指定メッセージを受信しないようにすることができます。詳しくは、「コントロール母集団の作成」を参照してください。

フォルダーと配信名の微調整(Campaign Classic)

フォルダーの変更

配信テンプレートが保存されている Adobe Campaign ナビゲーション階層の場所と、そのテンプレートに基づく配信の保存場所を選択できます。

これにより、配信に容易にアクセスできるようになります。必要に応じて、フォルダーに権限を設定することもできます。

  • テンプレートのプロパティの「一般」タブでは、実行フォルダーおよびフォルダードロップダウンメニューで選択した場所を変更できます。
  • また、「一般」タブで指定した場所に月別のフォルダーを作成して、毎月作成される配信を月ごとに収めることができます。これをおこなうには、「配信分析中に実行フォルダーを計算」チェックボックスをオンにし、フォルダードロップダウンリストから「現在の日付を追加」を選択します。
配信プロパティの「分析」タブ

Adobe Campaign のフォルダーへの権限の割り当てについて詳しくは、フォルダーアクセスの管理の節を参照してください。

名前のカスタマイズ

テンプレートのプロパティの「分析」タブで、「配信分析中にラベルを計算」チェックボックスをオンにできます。表示されたラベルドロップダウンリストで「現在の日付を追加」を選択し、日付形式を選択します。現在の日付は、このテンプレートに基づく各配信のラベルに追加されます。

テンプレートへのブランドのリンク(Campaign Standard)

ブランドの ID(ブランドロゴや送信者アドレスなど)に関連する送信済み E メールのパラメーターは Adobe Campaign で一元的に管理されます。1 つ以上のブランドを作成して配信テンプレートにリンクすることができます。

Adobe Campaign でのブランドの使用と設定について詳しくは、ブランディングを参照してください。

配信テンプレートに割り当てられたブランドを表示または変更するには、テンプレートの「プロパティを編集」ボタンをクリックし、ブランドの詳細に移動します。

ブランドの詳細

テンプレートへのブランドのリンクについて詳しくは、E メールへのブランドの割り当てを参照してください。

注意:ブランドを作成および設定する場合は、Adobe Campaign の技術管理者に問い合わせることをお勧めします。

SMS 送信者名のパーソナライゼーション(Campaign Standard)

SMS テンプレートのプロパティの「詳細設定パラメーター」セクションで「送信者」オプションを使用すると、文字列を使って SMS メッセージ送信者の名前をパーソナライズできます。これは、受信者の携帯電話に SMS メッセージの送信者名として表示される名前です。

このフィールドが空の場合は、使用される外部アカウントで指定されているソース番号になります。ソース番号が指定されていない場合は、使用されるショートコードになります。詳しくは、SMS プロパティの設定を参照してください。

ヒント:送信者アドレスの変更については規制が適用される場合があります。お住まいの国の法律を確認してください。また、SMS サービスプロバイダーが送信者アドレスの変更機能を提供しているかどうかについても確認する必要があります。

タイポロジを利用したフィルターまたはコントロールルールの適用

タイポロジには、メッセージを送信する前の分析フェーズで適用されるチェックルールが含まれています。

理由メッセージのコンテンツと設定を承認するため。

ヒント:Campaign Classic の場合はテンプレートのプロパティの「タイポロジ」タブで、Campaign Standard の場合は E メールテンプレートのプロパティの「詳細設定パラメーター」セクションで、必要に応じて、デフォルトのタイポロジを変更します。

例えば、アウトバウンドトラフィックの制御を強化するために、使用可能な IP アドレスを定義するには、サブドメインごとに 1 つのアフィニティを定義し、アフィニティごとに 1 つのタイポロジを作成します。 アフィニティはインスタンスの設定ファイルで定義されます。Adobe Campaign 管理者にお問い合わせください。

タイポロジについて詳しくは、Campaign Classic のキャンペーンタイポロジについておよび Campaign Standard のタイポロジルールについてを参照してください。

設計とパーソナライズ

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メッセージコンテンツを設計するときは、配信の実行を妨げる可能性がある一般的な問題が発生しないようにします。考えられるエラーの多くは、パーソナライゼーション、フォーマット、画像に関係しています。


学習テーマ:コンテンツを正しく準備する方法

関連項目:E メール設計の全般的な推奨事項については、Campaign Classic の E メールコンテンツの定義の節または Campaign Standard の Email Designer の節を参照してください。

 

対象読者:コンテンツ設計者

学習するトピック:

  • ユーザーエクスペリエンスのパーソナライズ
  • 最適化されたコンテンツの作成
  • 正しいフォーマットの確認
  • 画像の適切な管理
  • メッセージのプレビュー

ユーザーエクスペリエンスのパーソナライズ

  • 理由配信の実行を妨げる可能性がある一般的な問題を回避し、受信者のエクスペリエンスを向上させるために、Adobe Campaign でメッセージをパーソナライズできます。
  • ユースケース:メッセージコンテンツを設計するためのヒント

ヒント:

  1. メッセージを設計するときは、コンテンツをできるだけパーソナライズします。
  2. Adobe Campaign データベースに保存されている受信者データや、トラッキング、ランディングページ、購読などを通じて収集した受信者データを使用します。

パーソナライゼーションの基本事項については、Campaign Classic のパーソナライゼーションフィールドの節または Campaign Standard のパーソナライゼーションの節を参照してください。

パーソナライゼーション(Campaign Classic)

エラーを避けるために、メッセージコンテンツが適切に設計されていることを確認します。多くのエラーはパーソナライゼーションに関係しています。

  • サードパーティベンダーが提供する外部ファイルに基づくパーソナライゼーションフィールドには、間違った外部 HTML コンテンツが含まれている場合があります。この問題を避けるには、構文、タグの使い方、使用されている文字などを確認します。例えば、Adobe Campaign のパーソナライゼーションタグは、常に <%=table.field%> の形を取ります。詳しくは、データソースを参照してください。
  • パーソナライゼーションブロック内でのパラメーターの使い方が間違っていると、問題になる場合があります。例えば、JavaScript の変数は次のように使用する必要があります。

    <%

    var brand = "xxx"

    %>

詳しくは、パーソナライゼーションブロックおよびコンテンツのエンリッチメントの節を参照してください。

動的コンテンツ(Campaign Standard)

動的コンテンツを手動で追加して、式エディターで定義した条件に従って、受信者ごとに異なるコンテンツを表示することができます。動的コンテンツを追加する際は必ず、選択した条件を満たさない受信者のデフォルトバリエーションをそのままにしておく必要があります。詳しくは、このを参照してください。

ヒント:E メールを様々なテストプロファイルでプレビューすると、動的コンテンツが正しく設定されているかどうかを確認できます。

E メール用に最適化されたコンテンツの作成

E メールを作成する際は、以下の一般的なベストプラクティスを考慮してください。

  • デザインをシンプルにします。
  • モバイルユーザーを考慮します。
  • 画像のみの E メールは避けます。
  • E メールセーフフォントを使用します。
  • 特殊文字をエンコードします。

  • メールの開封率を向上させる件名にします。
  • 長すぎる件名は避けます。
  • 大文字の件名は避けます。
  • 「無償」や「オファー」など、スパムと見なされる可能性がある単語を繰り返し使用することは避けます。
  • 長くても 50 文字までにします。
  • 「!」、「£」、「€」、「$」などの特殊文字は避けます。

  • 常にミラーページのリンクを含めます。
  • E メールの冒頭に置くことをお勧めします。

購読解除リンクは不可欠です。購読解除リンクが表示され、有効である必要があり、フォームが機能する必要があります。デフォルトでは、メッセージが分析される場合、タイポロジルールでオプトアウトリンクが含まれているかどうかがチェックされ、見つからない場合は警告が表示されます。

ヒント:ヒューマンエラーが発生する可能性は常にあるので、毎回、送信前に、オプトアウトリンクが適切に機能することを確認する必要があります。例えば、配達確認を送信するときは、リンクが有効であること、フォームがオンラインであること、「今後のこの受信者への連絡は不要」フィールドが「はい」(Campaign Classic)に変更されていることを確認します。

  • ユーザーエクスペリエンスを強化するためにプリヘッダーコンテンツを定義する必要があります。
  • E メールの開封率を大幅に向上させることができるよう、注意してデザインします。
  • あらゆる E メールクライアントでプリヘッダーを非表示にできる、堅牢性の高いコードを使用します。

フォーマット

フォーマットに関する一般的なエラーを回避するには、次の点を確認します。

Adobe Campaign では、JavaScript テンプレートと XSL スタイルシート用の日付のフォーマット関数を提供しています。日付の表示を参照してください。

E メールアドレスに使用できる有効な文字の一覧は「XtkEmail_Characters」オプションに定義されています。特殊文字を適切に処理するには、Adobe Campaign を Unicode でインストールする必要があります。アドビの管理者またはアドビのコンサルタントに問い合わせる必要があります。詳しくは、Unicode への切り替えを参照してください。

E メールヘッダーに DKIM 署名が含まれていることを確認します。

理由DKIM(Domain Keys Identified Mail)認証を使用すると、受信 E メールサーバーは、送信したと主張する個人または法人によってメッセージが実際に送信されたかと、メッセージコンテンツが最初に送信された(および DKIM が「署名された」)ときと受信時で変更されているかどうかを検証できます。この標準では、通常、「From」または「Sender」ヘッダーのドメインを使用します。詳しくは、DomainKeys Identified Mail(DKIM)を参照してください。

  • レスポンシブ E メールデザインを使用すると、E メールを開封するデバイスに応じて E メールを最適に表示できます。 
  • Web HTML ではなく、レスポンシブ E メール HTMLを使用します。
  • プレビューモードと配達確認を使用して、できるだけ多くのデバイス上でレンダリングをテストします。
  • Adobe Campaign Classic デジタルコンテンツエディター(DCE)モジュールには、モバイル用のレスポンシブデザインでフォーマットされたテンプレートが含まれます(リソーステンプレートコンテンツテンプレートから使用できます)。詳しくは、レスポンシブ E メールデザイン 101 を参照してください。

E メールの推奨最大サイズは約 35 KB です。

理由パフォーマンスと配信品質を保つため。

メッセージのサイズを確認するには、「プレビュー」タブに移動し、テストプロファイルを選択します。メッセージが生成されると、サイズが右上隅に表示されます。

ヒント:

E メールの制限を守るには、以下を考慮してください。

  • 冗長なスタイル、または使用されていないスタイルの削除
  • E メールコンテンツの一部をランディングページに移動
  • コードの縮小

最終送信の前に、必ず変更をテストしてください。

デフォルトでは、SMS の文字数は GSM(Global System for Mobile Communications)標準に準じています。GSM エンコードを使用する SMS メッセージは 160 文字以内に制限されています。複数の部分に分けて送信されるメッセージの場合は、SMS 1 件につき 153 文字以内です。

表記変換では、SMS の特定の文字が GSM 標準に準じていない場合に、別の文字に置き換えられます。パーソナライゼーションフィールドを SMS メッセージのコンテンツに入れると、GSM エンコードに対応していない文字が含まれる場合があります。文字の表記変換を許可するには、対応する外部アカウントの「SMPP チャネル設定」タブにあるチェックボックスをオンにします。

ヒント:

  • SMS メッセージのすべての文字をそのまま維持するには(例えば、固有名詞が改変されないようにするには)、表記変換を有効にしないでください。
  • ただし、SMS メッセージに GSM 標準に準じていない文字が多数含まれる場合は、表記変換を有効にしてメッセージ送信のコストを抑えることができます。

詳しくは、Campaign Classic の文字の表記変換についてまたは Campaign Standard の SMPP エンコード、長さ、表記変換を参照してください。

画像の管理

画像を使用する場合は、次のガイドラインに従ってください。

一部の E メールクライアントはデフォルトで画像をブロックし、一部のユーザーはデータ使用時に保存する画像をブロックするように設定を変更します。したがって、画像がダウンロードされなければ、メッセージ全体が失われる可能性があります。これを回避するには:

  • コンテンツと画像とテキストのバランスを取ります。画像のみの E メールは避けます。
  • 画像にテキストを含める必要がある場合は、代替テキストやタイトルテキストを使用して、必ずメッセージが伝わるようにします。代替テキストやタイトルテキストのスタイルを設定して、外観を改善します。
  • 背景画像は一部の E メールクライアントでサポートされていないので、使用しないようにします。

画像をレスポンシブでサイズ変更可能にします。これは作成に時間がかかるので、コストに影響する可能性があります。

キャンペーンに関連する E メールやパブリックリソースで使用される画像を外部から表示するには、その画像を外部からアクセスできるサーバー上に置く必要があります。

ヒント(Campaign Classic):

  • インスタンスの設定でパブリックリソースの管理が有効になっているかどうかを確認できます。Campaign Classic のパブリックリソースの管理を参照してください。
  • 配信ウィザードで、画像を含んだ HTML ページをインポートするか、HTML エディターの画像アイコンを使用して直接画像を挿入できます。詳しくは、Campaign Classic の画像の追加を参照してください。
  • 画像が表示されない場合は、その画像がサーバー上で使用できることを確認してください。そのためには、配信から「ソース」タブをクリックします。使用する画像を探し、各画像の URL をコピーして Web ブラウザーに貼り付けます。画像が表示されない場合は、IT 管理者か、配信コンテンツを提供しているサードパーティベンダーに問い合わせてください。

メッセージのプレビュー

メッセージをプレビューして、パーソナライゼーションや受信者にどのように表示されるかを確認することをお勧めします。これをおこなうには、アクションバーの「プレビュー」ボタンを使用します。

ヒント:

  • 様々なデバイスでの配信レイアウトを確認するには、上部のアクションバーでデバイスのタイプを選択します。
  • E メールに対しては、プレビューのたびにスパム対策チェックが自動的に実行されます。「スパム対策分析を表示」ボタンをクリックすると、警告の詳細が表示されます。
  • Campaign Classic の場合、「プレビュー」タブの「SpamAssassin」を使用して、E メールのスパムスコア付けを確認します。 その前に、SpamAssinがAdobe Campaignアプリケーションサーバーに正しくインストールされ、設定されていることを確認してください

適切なターゲットの定義

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ターゲット母集団が鍵です。リストを慎重に作成し、一般的な E メールクライアントやモバイルデバイスで E メールをテストし、E メールリストが最新のものであるか(不明なアドレスや古いアドレスが含まれていないこと)を確認します。また、もれのない検証サイクルを確立するために、配達確認を送信することもできます。


学習テーマ:パーソナライズされた関連性の高いメッセージを送信する方法

関連項目:メインターゲットの定義について詳しくは、Campaign Classic のターゲット母集団の定義の節または Campaign Standard のメッセージ内のオーディエンスの選択の節を参照してください。

 

対象読者:ビジネスユーザー

学習するトピック:

  • 正しいターゲットマッピングを選択する
  • データベースや外部ファイルに登録されている受信者を使用する - Campaign Classic
  • ニュースレターを購読者にのみ送信する
  • 配達確認を使用してメッセージとシードアドレスまたはテストプロファイルを検証し、ターゲットを確認する
  • アドレスの重複を避ける
  • E メールアドレスにインデックスを追加してパフォーマンスを上げる - Campaign Classic

適切な受信者をターゲットに選ぶ

コンテンツを用意できたら、メッセージの受信者を慎重に定義する必要があります。

  • 理由配信を適切におこなうには、適切な受信者に最も関連性の高いパーソナライズされたコンテンツを送信する必要があります。Adobe Campaign では、精度の高いターゲットを作成できます。つまり、年齢、場所、購入履歴、以前の配信でリンクをクリックしたかどうかなどの条件に基づいて、受信者を選択できます。また、ターゲットの的確性を確認するために、テストプロファイル、コントロール母集団、シードアドレスを定義することもできます。
  • ユースケース:適切なターゲットを作成するためのヒント

ターゲットマッピングを使用する理由

Campaign Classic では、配信テンプレートのデフォルトのターゲットは「受信者」です。Adobe Campaign では、必要に応じて、これ以外のターゲットマッピングも配信に使用できます。

Campaign Standard では、Adobe Campaign で使用できる様々なリソースからオーディエンスを作成できます。ターゲティングディメンションはターゲットマッピングで定義され、保存されます。管理アプリケーション設定ターゲットマッピングを選択します(Adobe Campaign ロゴからアクセス可能)。必要に応じて、配信のターゲットマッピングを変更できます。

ヒント:例えば、ソーシャルネットワークからプロファイルを収集された訪問者や、情報サービスを購読している訪問者に配信できます。

Campaign Classic の場合、これらのマッピングについては、ターゲットマッピングの選択の節を参照してください。 また、カスタマイズしたターゲットマッピングを作成して使用することもできます。詳しくは、ターゲットマッピングを参照してください。

Campaign Standard の場合、詳しくは、ターゲティングディメンションとリソースおよび Campaign でのターゲットマッピングの節を参照してください。

外部受信者(Campaign Classic)

データベースに保存されている受信者ではなく、外部ファイルに保存されている受信者に配信できます。詳しくは、外部受信者の選択を参照してください。

ニュースレターの購読者への配信

ニュースレターの購読者に配信するには、対応する情報サービスの購読者を直接ターゲットにできます。

Campaign Classic の場合、詳しくは、サービスの購読者への配信を参照してください。

ヒント:Campaign Standard では、ワークフローを使用して、ニュースレターの購読者をターゲットにするリストオーディエンスを作成し、このオーディエンスを配信で選択できます。詳しくは、リストオーディエンスの作成を参照してください。

テスト受信者とシードアドレス(Campaign Classic)

配信をテストするには、メインターゲットに送信する前に配達確認を使用します。

ヒント:配達確認の受信者には適切な人を選択してください。配達確認の受信者は、メッセージのフォームとコンテンツを検証する必要があります。配達確認の受信者を定義する手順については、配達確認のターゲットの選択の節を参照してください。

シードアドレスは、定義されたターゲット条件に合わない受信者を配信のターゲットにして、メインターゲットに送信する前に配信テストをおこなう場合に使用します。シードアドレスについては、シードアドレスの使用の節を参照してください。

配達確認とテストプロファイル(Campaign Standard)

配信をテストするには、メインターゲットに送信する前に配達確認を使用します。

ヒント:配達確認の受信者には適切な人を選択してください。配達確認の受信者は、メッセージの形式とコンテンツを検証する必要があります。テストプロファイルは、定義されたターゲット条件に合わない受信者を配信のターゲットにして、メインターゲットに送信する前に配信テストをおこなう場合に使用します。テストプロファイルについては、テストプロファイルについての節を参照してください。

重複したアドレス

重複した E メールアドレスがあると、ターゲットに影響する可能性があるので、E メールアドレスの重複を回避することが重要です。

  • ターゲットが分割されている場合は、同じメッセージを複数回送信できます。
  • 受信者がメッセージを受信後に購読解除しても、重複したプロファイルはその後もメッセージを受信します。

アドレスの重複は、送信レピュテーションを保護し、適切な強制隔離管理をおこなうためのものです。

アドレスへのインデックスの追加(Campaign Classic)

アプリケーションで使用する SQL クエリのパフォーマンスを最適化するには、データスキーマのメイン要素からインデックスを宣言します。

ヒント:E メールアドレスにインデックスを追加する手順については、インデックス付きフィールドの節を参照してください。

すべてのチェックの実行

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メッセージを用意できたら、そのコンテンツがすべてのデバイス上で正しく表示されることを確認します。また、パーソナライゼーションの誤りや壊れたリンクなどのエラーがないことも確認します。

メッセージを送信する前に、配信パラメーターと配信設定に矛盾がないことも確認します。


学習テーマ:メッセージが関連性が高く、送信準備ができたことを確認する方法

 

対象読者:ビジネスユーザー

学習するトピック:

  • 受信ボックスレンダリング機能を使用して、メッセージがどのように表示されるかを確認する
  • メッセージをメインターゲットに送信する前に、配達確認を送信する
  • 配信の A/B テストを設定して、最も関連性の高いコンテンツを送信する
  • メッセージの微調整と、すべての承認が実行されたことの確認 - Campaign Classic

検証が重要

配信を送信する前に、配信を本当に届けたい受信者にメッセージが届くかどうかを確認する必要があります。そのためには、メッセージのコンテンツと配信パラメーターを検証します。

  • 理由この手順により、メインターゲットに配信する前に、エラーを検出して修正できます。
  • ユースケース:配信コンテンツとフォーマットを検証するためのヒント

受信ボックスレンダリングと E メールレンダリング

受信ボックスレンダリング(Campaign Classic の場合)および E メールレンダリング(Campaign Standard の場合)を使用すると、主な E メールクライアントでメッセージをプレビューし、コンテンツとレピュテーションをスキャンし、受信者がどのようにメッセージを読むかを確認できます。

ヒント:

  • 送信されたメッセージは、Web メールやメッセージサービス、モバイルなど、メッセージを受信する様々なコンテキストで表示できます。
  • 受信ボックスレンダリング機能は、E メールキャンペーンで E メールが主要な ISP(インターネットサービスプロバイダー)および Web メールサービスのフィルターを無事通過できるかどうかを確認するために非常に重要です。このようなツールは、テスト用受信ボックスのネットワークに E メールのプリフライトコピーを送信します。これにより、メッセージがこれらのサービスでどのように表示(レンダリング)されるかを確認できます。このツールには、迅速な識別および修正に役立つレポートとコード修正オプションも含まれており、配信品質を向上させることができます。

詳しくは、受信ボックスレンダリングE メールレンダリングを参照してください。

配達確認メッセージ

配達確認を送信すると、オプトアウトリンクやミラーページ、その他のリンクの確認、メッセージの検証、画像の表示の確認、エラーの検出などをおこなうことができます。また、様々なデバイス上でデザインとレンダリングを確認することもできます。

配達確認の送信について詳しくは、Campaign Classic のドキュメントを参照してください。

テストプロファイルの管理と配達確認の送信について詳しくは、Campaign Standard のドキュメントを参照してください。

配信の A/B テストの設定

E メール配信で使用するコンテンツがいくつかある場合は、A/B テストを使用して、ターゲット母集団に与える影響が最も大きいコンテンツを見つけることができます。

ヒント:

  1. 一部の受信者に様々なバージョンを送信します。
  2. その中で成功率が最も高いバージョンを選び、そのバージョンを残りのターゲットに送信します。

詳しくは、Campaign Classic の A/B テストの節または Campaign Standard の A/B テストの設計の節を参照してください。

メッセージが Campaign Classic で配信されることを確認する

最後の手順です。メッセージが実際に関連性の高い受信者に配信されるように Adobe Campaign Classic の機能を最大限に活用します。

  • 理由適切かつ確実に配信するため。
  • ユースケース:確率を高めて確実にターゲットにリーチするためのヒント

検証プロセスの実行

Adobe Campaign のオペレーターやグループが関与する包括的な検証プロセスを定義して、ターゲットとメッセージコンテンツの両方を検証できます。

キャンペーンの各種プロセス(ターゲット設定、コンテンツ、予算、抽出、配達確認の送信)の監視と制御をもれなく確実に実施するため。

ユーザーは、それぞれの権限に応じた通知を受け取ります。また、配達確認を受信したり、メッセージを検証または却下することもできます。

承認モードとサンプルについては、承認プロセスの節を参照してください。

ウェーブの使用

ウェーブを使用すると、送信するボリュームを徐々に増やせます。

メッセージがスパムとしてマークされないように、または 1 日あたりのメッセージ数を制限するため

ウェーブを使用すると、一度に大量のメッセージを送信するのではなく、配信をいくつかのバッチに分割できます。

この機能の使用について詳しくは、複数のウェーブを使用した送信を参照してください。

メッセージの優先順位

配信の優先順位レベルを設定すると、配信の送信順を指定できます。

これは、より緊急度の高い配信をそれ以外の配信よりも優先させるのに便利です。

  1. 配信プロパティを編集し、「配信」タブを選択します。
  2. 非常に低い」から「非常に高い」までのスケール上で、この配信の優先順位レベルを定義します。

注意:配信内からメッセージの送信順序を定義することはできません。

IP アフィニティの設定

アウトバウンド SMTP トラフィックの制御を強化するには、各アフィニティに使用できる IP アドレスを定義してアフィニティを管理します。

この設定により、コンピューターや出力アドレスに配信される E メールの数を制限できます。

例えば、1 つの国またはサブドメインにつき 1 つのアフィニティを使用できます。さらに、1 つの国につき 1 つのタイポロジを作成し、各アフィニティを各国の対応するタイポロジに関連付けることができます。

  1. serverConf.xml 設定ファイルに IP アフィニティを定義します。詳しくは、アウトバウンド SMTP トラフィックの管理を参照してください。

  2. IPAffinity 要素ごとに、使用可能な IP アドレスを宣言します。詳しくは、使用する IP アドレスのリストを参照してください。

  3. 選択したタイポロジで「IP アドレスを使用したアフィニティの管理」フィールドを使用すると、アフィニティを管理する配信サーバー(MTA)と配信を関連付けることができます。詳しくは、送信 SMTP トラフィックの制御を参照してください。

  4. E メールを送信したら、配信の送信元 IP アドレスをヘッダーで確認します。ヘッダー情報は E メール管理者から入手できます。

注意:これらの手順のほとんどはエキスパートユーザーのみ実行できます。

タイポロジの使用

タイポロジルールを使用すると、特定の条件に基づいてターゲットの一部を除外できます。

このテストにより、企業のコミュニケーションポリシーに準拠しつつ、顧客のニーズと期待に応える最適なメッセージを送信できます。

例えば、ニュースレターの対象から未成年の受信者を除外できます。このサンプルについて詳しくは、フィルタールールの作成の節を参照してください。

ファイルを添付しない

現在も添付ファイルを媒介としたマルウェアの拡散は後を絶ちません。一括送信の場合は特に注意が必要です。

ドキュメントを添付するのではなく、ドキュメントへのセキュアなリンクを渡します。これにより、セキュリティレベルを引き上げて意図しない再配布を防ぐことができます。また、受信側の E メールゲートウェイでサイズ超過やセキュリティ上の理由によりメッセージが拒否される可能性を大幅に減らすこともできます。

トラッキングと監視

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送信」ボタンをクリックした後の流れをトラッキングします。


学習テーマ:送信したメッセージをトラッキングし、受信者の行動を監視する方法

 

対象読者:ビジネスユーザー

学習するトピック:

  • 配信の監視
  • トラッキング
  • 動的レポート - Campaign Standard
  • ホットクリック - Campaign Standard
  • 配信パフォーマンス
  • E メールのアーカイブ

送信後に実行すること

配信の送信後、Adobe Campaign では、送信済みメッセージをトラッキングして、配信に対する受信者の反応を確認できます。

  • 理由今後の送信品質を高めて、次回のキャンペーンを最適化するため。
  • ユースケース:配信をフォローアップするためのヒント

配信の監視(Campaign Classic)

キャンペーンを制御するには、メッセージが実際に受信者に配信されたことを確認する必要があります。

ヒント:

  • 配信ダッシュボードから、処理済みメッセージと配信監査ログを確認できます。
  • 配信ログのメッセージのステータスも制御できます。

詳しくは、配信ダッシュボードを参照してください。

  • 実行プロセスが、リソースが使用可能になるのを待っています。MTA が開始されていない可能性があります。

    ヒント:MTA サーバー上で mta@<instance> モジュールが開始されていることを確認し、必要であれば MTA モジュールを開始します。詳しくは、管理を参照してください。

  • 送信インスタンスに設定されていないアフィニティを配信で使用している可能性があります。

    ヒント:トラフィック管理の設定(IP アフィニティ)を確認します。詳しくは、送信 SMTP トラフィックの制御を参照してください。

注意:これらの手順はエキスパートユーザーのみ実行できます。

配信の監視(Campaign Standard)

キャンペーンを制御するには、メッセージが実際に受信者に配信されたことを確認する必要があります。

ヒント:

  • 配信ログのメッセージのステータスを制御できます。
  • 配信の成否をトラッキングするため、Adobe Campaign には、通知を送信して重要なシステムアクティビティをユーザーに知らせる E メールアラートシステムが用意されています。

  • メッセージダッシュボードから、この特定のメッセージについてのいくつかのレポートにアクセスできます。

詳しくは、配信の監視を参照してください。

トラッキング

受信者の行動をより的確に把握するには、受信、開封、リンクのクリック、登録解除など、配信に対する受信者の反応をトラッキングします。Campaign Classic では、この情報は、配信のターゲット受信者の「トラッキング」タブと、配信の「トラッキング」タブに表示されます。Campaign Standard では、配信の「トラッキングログ」タブに表示されます。

理由トラッキングを使用すると、今後の送信品質を高めることができます。

ヒント:メッセージトラッキングは、デフォルトで有効になっています。Campaign Classic で URL を設定するには、配信ウィザードの下部のセクションで「URL を表示」オプションを選択します。メッセージの URL ごとに、トラッキングを有効化するかどうかを選択できます。

関連項目:詳しくは、トラッキングの設定およびトラッキング指標の節(Campaign Classic の場合)または、メッセージのトラッキングの節(Campaign Standard の場合)を参照してください。

配信パフォーマンス(Campaign Classic)

メッセージが配信される速度を測定するには、配信スループットを制御します。1 時間に送信されたメッセージの数とメッセージのサイズ(bps)が基準になります。詳しくは、配信スループットを参照してください。

ヒント:

  • 配信を失敗した状態のままインスタンス上で放置すると、一時テーブルが維持され、パフォーマンスに影響が生じるため、配信を失敗した状態のまま放置しないでください。
  • アドレスの品質を維持するため、不要になった配信やアクティブでない受信者はデータベースから削除してください。
  • 大規模な配信を同時にスケジュールしないようにしてください。負荷がシステム全体で均等に分散されるまでには、5~10 分かかることがあります。

動的レポート(Campaign Standard)

動的レポートを使用すると、完全にカスタマイズ可能なリアルタイムレポートを作成して、キャンペーンを監視することができます。

理由ディメンション、指標、ビジュアライゼーションを使用すると、キャンペーンの成否と受信者に対する効果を測定できます。

ヒント:キャンペーンの監視にそのまま使用できる標準のレポートが用意されていますが、これらのレポートは、任意の指標またはディメンションをドラッグ&ドロップしてカスタマイズすることもできます。

詳しくは、レポートガイドを参照してください。

ホットクリック(Campaign Standard)

ホットクリック機能を使用すると、各リンクのメッセージコンテンツ(HTML やテキスト)とクリック率を一緒に表示できます。

理由各動的コンテンツのクリック率を表示すると、受信者の反響が最も高いコンテンツはどれかを測定できます。

詳しくは、ホットクリックを参照してください。

E メールのアーカイブ

アーカイブ(Campaign Standard では E メールの BBC)を使用すると、送信済み E メールのコピーを保管できます。

理由送信済み E メールの保管は、通常は法的な理由から実施されます。例えば金融サービスでは、送信済み E メールを保管することが義務付けられています。これは、カスタマーケアや意見の相違が発生した場合の証拠としても利用できます。

ヒント:

  • 送信済み E メールは、ローカルに生データ(.eml ファイル)として保存することも、圧縮済みアーカイブとして保存することもできます。
  • Adobe Campaign から送信する E メールを、BCC を利用して外部システム(SMTP E メールサーバーなど)にアーカイブすることができます。そのためには、BCC 先の E メールアドレスをメッセージターゲットに追加します。

注意:この機能の設定については、Adobe Campaign の管理者に問い合わせてください。

E メールのアーカイブは、専用オプションを介して配信または配信テンプレート内で有効化されます。詳しくは、Campaign Classic の E メールのアーカイブの節または Campaign Standard の E メールのアーカイブの節を参照してください。

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