管理者は、ソーシャル学習で実行されるアクティビティの有効と無効を切り替えたり、アクティビティをモニターしたりすることができます。ソーシャル学習機能を有効にすると、学習者はソーシャル学習に参加できるようになります。

ソーシャル学習機能を有効にして各種の設定を行う

ソーシャル学習機能を有効にして各種の設定を行うには、以下の手順を実行します。

  1. 左側のナビゲーションパネルで「ソーシャル学習」をクリックします。アクティビティページが表示されます。 

  2. 初めてソーシャル学習機能を使用する場合は、アクティビティページの「有効化」ボタンを使用してソーシャル学習機能を有効にします。2 回目以降は、「設定」ページでソーシャル学習機能を有効にすることができます。 

    以下のようなポップアップダイアログが表示されます。

    通知
    初めてソーシャル学習機能を有効にする
    初めてソーシャル学習機能を有効にする
    ソーシャル学習機能を有効にする
    「設定」ページでソーシャル学習機能を有効にする
    ソーシャル学習機能を有効にするためのダイアログ
    ソーシャル学習機能を有効にするためのダイアログ
  3. 管理者は、ソーシャル学習機能の設定を行うことができます。  設定項目としては、コンテンツのキュレーションのタイプ(「手動のみのキュレーション」と「キュレーションなし」)などがあります。ユーザーのタイプ(内部ユーザーと外部ユーザー)やアカウント内のアクティブなフィールドなどに対して、異なる範囲を設定することもできます。また、学習者が Adobe Captivate Prime デスクトップアプリケーションをダウンロードするための URL を設定することもできます。

コンテンツのキュレーション

ソーシャル学習は非公式な学習であるため、その機能は、他のソーシャルメディアプラットフォームの機能に似ています。ソーシャルメディアの場合は、本来の目的とは関係のないコンテンツに気を取られてしまい、注意力が散漫になって生産性が低下することがよくあります。  こうした点を考慮して開発されたのが、コンテンツのキュレーション機能です。

手動のみのキュレーション」オプションと「キュレーションなし」オプションは、管理者が選択することができる 2 つのキュレーションオプションです。

手動のみのキュレーション:管理者はこのオプションを有効にすることにより、コンテンツを公開する前に、そのコンテンツが妥当なものであるかどうかを確認することができます。このオプションを有効にすると、上位の SME(最大 3 名)にキュレーション作業が委任されます。SME による評価の平均値に基づいて、投稿の承認と拒否が決定されます。  平均値が 50 パーセント以上の場合は投稿が承認され、50 パーセント未満の場合は拒否されます。SME の詳細については、ここをクリックしてください。

コンテンツの自動キュレーション

多くの場合、コンテンツを手動でモデレートすると、ミスが発生しやすくなり、時間がかかります。また、このプロセスは拡張性が低く、大量のソーシャルアクティビティには適しません。したがって、アクティブにソーシャル活動を行う多くのユーザーにサービスを提供する場合、コンテンツの自動キュレーションが重要です。

Captivate Prime には、コンテンツを自動的にキュレートするオプションがあります。管理者が事前定義されたスキルをスキルにマッピングした後、AI 対応のキュレーションエンジンにより、事前定義されたスキルにコンテンツがマッピングされます。詳細については、スキルドメインのマッピングを参照してください。

自動キュレーションでは、以下のタイプのコンテンツを使用できます。

  • PDF
  • オーディオおよびビデオファイル
  • プレゼンテーション - PPT または PPTX
  • ドキュメント - .doc、.docx

管理者は、管理者アプリ内からコンテンツを自動的にキュレートするオプションを有効にできます。 

  1. 管理者アプリの左側のペインで、「ソーシャルラーニング」をクリックします。

  2. そのページで、「設定」タブをクリックします。

  3. 自動アシストされた手動キュレーション」オプションを有効にします。

    コンテンツの自動キュレーションの有効化
    コンテンツの自動キュレーションの有効化

ユーザーが掲示板にコンテンツをアップロードすると、AI ベースのアルゴリズムがコンテンツからテキストをスクレイピングして、テキストがキュレーションエンジンに渡されます。キュレーションエンジンは、コンテンツ内に存在するスキルの検索を試行します。

アップロードされたコンテンツから予測されたスキルは、コンテンツがアップロードされた掲示板のスキルと照合されます。  いずれかのスキルが掲示板のスキルに 50% を超える信頼性スコアで一致する場合、コンテンツは掲示板に投稿されます。信頼性スコアが 50% 未満の場合、コンテンツは手動キュレーションに送られます。

コンテンツが自動キュレーションされるたびに、そのコンテンツがアップロードされた掲示板で利用可能になったという通知がユーザーに届きます。

キュレーション設定のフローチャート
キュレーション設定のフローチャート

注意:

管理者は、「手動のみのキュレーション」オプションがオンになっている場合は、特定のスキルに対して SME 管理者を追加することをお勧めします。特定のスキルに関する専門知識を持っているユーザーに対して事前に SME ポイントを付与することにより、SME を追加することができます。SME ポイントを付与する詳しい方法については、ここをクリックしてください。 

キュレーションなし:学習者が作成したすべての投稿が、キュレーションプロセスを経ることなく、自動的に公開されます。

コンテンツのキュレーション設定
コンテンツのキュレーション設定

範囲の設定

ソーシャル学習では、範囲によって表示される掲示板が決定され、コンテンツの可視性が制御されます。ユーザーが  範囲を持っている場合、例えば Vendor_A のユーザーは、同じ範囲 Vendor_A に属する他のユーザーによって作成された掲示板および関連記事のみを見ることができます。

これにより、管理者は、ベンダー、パートナー、または組織内の部門などのユーザーのグループを個別に保持できます。 

社内ユーザーと社外ユーザーの両方に対してソーシャル学習とリーダーボードを有効にします。

社内ユーザーと社外ユーザーをそれぞれ有効にするための個別のセクションがあります。

社内学習者に対して有効にする

このセクションでは、ユーザー特性を選択して、社内ユーザーのソーシャル学習の範囲を定義できます。同じ特性を持つユーザーは、同じソーシャル学習スペースを共有します。

ユーザー特性」ドロップダウンリストから、必要なオプションを選択します。

ユーザー特性の値の選択
ユーザー特性の値の選択

デフォルトでは、「ユーザー特性」ドロップダウンリストオプションの、「すべての社内ユーザー」オプションが常に選択されます。

アクティブフィールドに基づき社内ユーザーの範囲を設定することができます。

社外学習者に対して有効にする

社外ユーザーの学習範囲を定義するには、社外プロファイルを使用します。同じ社外プロファイルを持つ学習者は、共通のソーシャル学習スペースを共有します。

社外プロファイルの選択
社外プロファイルの選択

社外ユーザーは、社外プロファイルに基づいて範囲を設定されます。

例えば、上のリストから Acme Corp を有効にすると、Acme Corp に属するすべての学習者が、作成した掲示板を表示できます。「Henry Cavill」オプションを無効にした場合、学習者は Henry Cavill によって作成された掲示板を表示できません。

掲示板の作成権限

すべての学習者による掲示板の作成を制限し、掲示板を効果的にモデレートするために、管理者は掲示板を作成する権限を選択されたユーザーグループに付与することができます。

掲示板を作成する権限の付与
掲示板を作成する権限の付与

デフォルトでは、「すべての学習者」オプションが有効になっています。

すべての学習者:このオプションを選択すると、すべての社内および社外ユーザーが掲示板を作成できます。

学習者グループ:このオプションを選択すると、掲示板を作成する権限を持つユーザーのみに、ソーシャル学習で「新しい掲示板を作成」リンクが表示されます。掲示板を作成する権限を付与する必要があるユーザーグループを選択します。また、カスタムユーザーグループばかりでなく、自動生成されたユーザーグループも追加できます。

ユーザーグループへの権限の付与
ユーザーグループへの権限の付与

同じ範囲を共有するユーザーには、掲示板のみが表示されます。権限を持たないユーザーの場合、「新しい掲示板の作成」リンクは表示されません。

注意:

変更内容が反映されるまで、60 分待ちます。

スペシャルユーザー

管理者は、グループのメンバーがすべての掲示板に参加できるように、ユーザーグループに特別な権限を付与することができます。「範囲設定」セクションで設定された制限は、スペシャルユーザーグループによってバイパスされます。

ユーザーグループは、自動生成またはカスタムを指定できます。

注意:

この権限を付与されたユーザーは、非公開掲示板を除くすべての掲示板にアクセスできます。

スペシャルユーザー権限
スペシャルユーザー権限

管理者がユーザーグループを選択すると、デフォルトでは、ユーザーの範囲に関係なく、グループ内のすべてのユーザーがすべての掲示板にアクセスできます。これらの昇格された特権を持つユーザーは、すべての社内および社外掲示板を表示し、それらに参加できます。

スペシャルユーザーが特定のスキルに対して十分な SME ポイントを獲得している場合、そのユーザーはすべての範囲でキュレーションリクエストを受信します。

ユーザーに必要な SME ポイントがない場合、キュレーション特権はそのスキルの上位 3 名の SME に渡されます。

新しい範囲では、ユーザーは掲示板全体でのアクティビティに対してポイントを獲得します。

「ソーシャルリーダーボード」セクションでは、ユーザーは自分の範囲のすべてのユーザーとスペシャルユーザーを表示できます。

スペシャルユーザー権限を付与されている場合、ユーザーの範囲に関係なく、リーダーボード内のアカウントのすべてのユーザーを表示できます。

スペシャルユーザーが十分なポイントを獲得して SME になると、ソーシャルリーダーボードの上位の主題専門家リストに表示されます。

注意:

変更内容が反映されるまで、60 分待ちます。

傾向

学習者のソーシャルアクティビティに関する傾向データは、「傾向」セクションの「アクティビティ」タブで確認することができます。このデータは、過去 7 日間、過去 1 ヶ月間、過去 3 ヶ月間、すべての期間など、異なる期間で表示することができます。

注意:

日付フィルタのデフォルト値は過去 7 日間です。

注:日付フィルタのデフォルト値は過去 7 日間です。

管理者が日付フィルタで期間を選択すると、最初の画面には以下の情報が表示されます。

  1. 新しい投稿:指定した期間内に作成された新しい投稿の件数が表示されます。また、すべての期間内に作成された投稿の総数も表示されます。
  2. アクティブなユーザーの割合:アカウントに登録されている有効なユーザーの数に対して、ソーシャル学習に参加しているアクティブなユーザーの数を比較した場合の合計パーセンテージが表示されます。
  3. 新しい掲示板:作成された新しい掲示板の数が表示されます。また、すべての期間内に作成された掲示板の総数も表示されます。

次の画面には、日付フィルタで選択した期間内に作成された掲示板や投稿の件数に関する傾向を示す折れ線グラフが表示されます。日付フィルタをクリックすると、過去 7 日間、過去 1 ヶ月間、過去 3 ヶ月間、すべての期間など、異なる期間を選択することができます。

傾向
傾向

スキル

「スキル」セクションには、ソーシャルアクティビティプラットフォームでこれまでに使用されたすべてのスキルが表示されます。管理者は、作成した掲示板に SME をマッピングする際に、検索フィールドを使用して、まだ使用されていないスキルを検索することができます。この操作を実行すると、まだ使用されていないスキルを使用して掲示板が作成された場合に、通知が SME に送信されます。通知を受け取った SME は、手動キュレーションワークフローの一環として、その掲示板で作成された投稿のレビューを行います。 

注意:

ソーシャル学習機能が無効になっているアカウントの場合、スキルは表示されません。ただし、検索バーは表示されるため、管理者はスキルを検索して、そのスキルに SME を追加することができます。

管理者は、掲示板や投稿の作成時に使用された各スキルについて、アクティビティスコア、投稿数、掲示板の数、ユーザー数、SME の名前を表示することができます。

スキル
スキル

Sl. 番号

列名

説明

1

スキル名

ソーシャル学習で使用されるスキルの名前が表示されます。

2

アクティビティスコア

学習者がソーシャル学習で、「スキル名」列に表示されているスキルを使用して獲得したポイントの平均値が表示されます。 

3

投稿

「スキル名」列に表示されているスキルを使用して作成された投稿の総数が表示されます。

4

掲示板

「スキル名」列に表示されているスキルを使用して作成された掲示板の総数が表示されます。

5

ユーザー

「スキル名」列に表示されているスキルを使用した学習者の総数が表示されます。

6

SME

「スキル名」列に表示されているスキルに割り当てられている上位 3 名の SME が表示されます。管理者は、リンクをクリックして SME の追加や変更を行うことができます。

主題専門家(SME)

主題専門家とは、特定のスキルに関する専門知識を持っているユーザーのことです。管理者によって手動キュレーションが設定されている場合や、自動キュレーション機能でコンテンツをキュレートできない場合に、SME が重要な役割を果たすことになります。「SME」列には、上位 3 名の SME のみが表示されます。

SME になるための条件

SME になるためには、ソーシャル学習のアクティビティを通じて SME ポイントを獲得する必要があります。それ以外の方法はありません。管理者は、特定のスキルにおけるユーザーの専門知識のレベルに基づいて、そのユーザーに SME ポイントを付与することができます。 

SME をスキルに追加する

SME をスキルに追加するには、以下の手順を実行します。

  1. 目的のスキルの「SME を追加」または「SME を変更」をクリックします。

    SME の追加
    SME の追加
  2. ポップアップダイアログボックスが表示されたら、「詳細オプション」をクリックします。

    詳細オプション
    詳細オプション
  3. 該当するスキルに関する専門知識を持っているユーザーを検索します。適切なユーザーが見つかったら、「ポイントを追加」入力ボックスで、そのユーザーに付与するポイントを入力します。 

    注意:

    そのユーザーが既にポイントを獲得している場合は、ここで入力したポイントが現在のポイントに加算されます。

    注意:

    新しくソーシャル学習に参加したユーザーのデフォルト値は、すべて 0 ポイントになります。

    詳細オプション
    詳細オプション
  4. 最小 SME ポイントを有効にする」チェックボックスを選択すると、「トップ SME」リストに SME として表示されるために必要な最小ポイントのしきい値を設定することができます。このしきい値を設定すると、獲得ポイントがしきい値以下である SME は「トップ SME」リストに表示されなくなります。

    注意:

    最小 SME ポイントを有効にする」チェックボックスを選択しなかった場合、特定のスキルで最も高いポイントを獲得した上位 3 名のユーザーが SME として表示されます。

  5. 保存」ボタンをクリックして、変更内容を確認します。

SME ポイントシステム

以下の条件に基づいて、ユーザーに SME ポイントが付与されます。

  • 特定のユーザーが作成した投稿を別のユーザーが高評価するたびに、その投稿を作成したユーザーに 2 ポイントが付与されます。
  • 特定のユーザーが入力したコメントを別のユーザーが高評価するたびに、そのコメントを入力したユーザーに 2 ポイントが付与されます。
  • 質問に回答したユーザーに 5 ポイントが付与されます。
  • 投稿した回答が高評価されるたびに、追加で 2 ポイントが付与されます。

キュレーションアクティビティに基づく SME ポイント

SME がキュレーション作業を行った場合も、以下の条件に基づいてポイントが付与されます。

  • 自動キュレーションが適切であるかどうかが不明であるという理由で手動キュレーション用として投稿が送信された場合は、キュレーション作業を行った SME に 5 ポイントが付与されます。

ダウンロード設定

ソーシャル学習デスクトップアプリケーションのダウンロード
ソーシャル学習デスクトップアプリケーションのダウンロード

エンタープライズサーバーの場合は、管理者は、Windows と Mac の両方について、デスクトップアプリケーションのダウンロード元となる場所を変更することができます。

エンタープライズサーバー
エンタープライズサーバー

注意:

エンタープライズサーバーの URL は、パブリックにホストされている必要があります。

月間アクティブユーザー課金プランのソーシャルアクティビティ

新しいソーシャル掲示板、ソーシャル投稿、ソーシャルコメントを作成するたびに、月間アクティブユーザー数(MAU)プランに対する有効なアクティビティとしてカウントされます(アカウントが MAU 課金モデルに対応している場合)。詳細については、「課金管理」を参照してください。

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