レスポンシブプロジェクトでビュー固有のプロパティを適用する方法

ビュー固有のプロパティ

オブジェクトのサイズ、位置、文字をコントロールすることで、ビュー固有のプロパティを適用します。 1 つのビューでオブジェクトを作成し、これらのオブジェクトを別のビューに対して表示または非表示にします。

オブジェクトのビューを固定することもできます。 たとえば、プライマリブレークポイントビューでオブジェクト A、B、C を作成できますが、 B はタブレットブレークポイントビューでは使用せず、C はモバイルブレークポイントビューでは使用しないようにできます。 これはレスポンシブプロジェクトでオブジェクト B をスライドからタブレットビューのスクラップ領域に移動し、 さらにオブジェクト C をモバイルビューのスクラップ領域に移動することで達成できます。

あるいは、オブジェクトを 1 つのビューでのみ表示させるには、オブジェクトを右クリックし、下のスクリーンショットのように「その他のビューから除外」を選択します。 

 

他のビューからオブジェクトを除外
他のビューからオブジェクトを除外

ビュー固有のプロパティの適用

  1. レスポンシブプロジェクトを作成し、プライマリブレークポイントスライドで 2 つのスマートシェイプオブジェクトを追加します

  2. タブレットおよびモバイルブレークポイントに切り替えて観察します
    プライマリビューのオブジェクトを、タブレットビューやモバイルビューで表示できます

  3. オブジェクトをクリックしてそれを強調表示し、プロパティ/位置タブをクリックします
    位置タブで、上、左、下、右、高さ、幅など、オブジェクトの位置ドロップダウンボックスが強調表示されて表示されています。

    オブジェクトの位置プロパティ
    オブジェクトの位置プロパティ

  4. 各位置のドロップダウンボックスをクリックし、%、px(ピクセル)、相対 %(オーバーレイオブジェクトに相対的)などの値のタイプを選択します。

  5. そこで、オブジェクトの位置とサイズを各ビューで異なるようにカスタマイズします。
    ビューブレークポイントカラーのそれぞれのカラーで位置の境界線が強調表示されています。

    プライマリビューでスマートシェイプを作成してタブレットビューで位置をカスタマイズする場合を考えてみます。 この場合、「オブジェクトの高さおよび幅」プロパティの枠線がプライマリビューブレークポイントカラーに表示され、残りのプロパティはタブレットビューブレークポイントカラーに表示されます。 

    サンプルのスクリーンショットを下に示します。 

     

    プライマリビューで作成されたスマートシェイプの位置がタブレットビューでカスタマイズされた場合の色分け
    プライマリビューで作成されたスマートシェイプの位置がタブレットビューでカスタマイズされた場合の色分け

    注意:

    2 つの任意のオブジェクトをスライドに追加します。 プロパティの位置タブで、スマート位置の横のチェックボックスをクリックして、寸法や他のオブジェクトへのリンクを表示します。 スライド境界線からの距離を知ることにより、フローチャートやその他の図形を正確にデザインできます。

オブジェクト位置

スマート位置

このオプションは、プロジェクトでステージの代わりにオブジェクトを追跡する場合に使用します。

%

この単位は、オブジェクトの寸法または位置をステージの幅または高さのパーセントとして指定する場合に選択します。

ピクセル

この単位は、オブジェクトの寸法または位置をステージの幅または高さのパーセントとして指定する場合に選択します。

自動

この単位は、縦横比を維持したい場合に選択します。

% 相対

この位置は、オーバーレイ位置を維持したい場合に選択します。 高さ関連のプロパティでのみ表示されます。 

注意:

相対的上端は高さの関数ではなく幅の関数として機能することができます。 オブジェクトをリンクするために % 相対を使用することもできます。

最小最大

オブジェクトの最小および最大サイズを修正し、デバイスビュー間でサイズが変更されないようにします。 この機能は、常に一貫した見やすい外観を保つ必要がある画像(ロゴなど)で使用すると、特に便利です。

レスポンシブプロジェクトでは、オブジェクトの最小高さ最小幅最大高さ最大幅を設定できます。

 

  1. 任意のオブジェクトをクリックします

  2. プロパティインスペクターの位置タブから、詳細の横の矢印ボタンをクリックします

  3. 最小および最大位置の値を設定します。

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