Adobe ColdFusion のライセンスとアクティベーション

製品のアクティベーション

製品のアクティベーションは、使用されている製品のシリアル番号が正しいかどうかを確認すると共に Adobe ColdFusion の無許可の使用を防止する安全な匿名の手続きです。この手続きでは、製品のシリアル番号が適正であることを確認します。アクティベーションを完了するには、コンピューターがオンライン状態にあり、インターネットに接続されている必要があります。

製品のアクティベーションは、Adobe ColdFusion のインストール後に行われる一連の簡単な手順です。ユーザーが自分のシリアル番号を入力し、この番号がアドビの製品アクティベーション技術で認証されて、製品がアクティベートされます。アクティベーションのすべての手続きは、手早く簡単に行えます。

製品のアクティベーションを開始するには、初回起動後 30 日以内に有効なシリアル番号を入力する必要があります。

ソフトウェアのアクティベーションを行うためのシリアル番号をアドビのオンラインストア(Adobe.com)でご購入いただくか、営業チーム(adobecoldfusion@adobe.com)にお問い合わせください。

製品のアクティベーションは、インターネットを介して 1 日 24 時間、年中無休で行えます。アクティベーションはほんの数分で完了します。インターネットで製品のアクティベーションを行うには、シリアル番号を入力する必要があります。

送信いただいた情報は、お使いの製品がエンドユーザー使用許諾契約(EULA)で許可された範囲内で使用されているかどうかを確かめるためにのみ使用いたします。情報はデータベースに格納され、製品のアクティベーションデータにのみ使用されます。製品を登録しても、アクティベーション情報が個人の顧客情報にリンクされることはありません。

アクティベーションは 1 回限りの手続きです。アクティベーションの手続きを完了するには、オンラインになっている必要があります。ソフトウェアを実行するには、オンラインになっている必要はありません。

アクティベーションの手続きを行うには、製品のシリアル番号のみ入力する必要があります。個人を特定できる情報は必要ありません。

いいえ。製品のアクティベーションは 1 回限りの簡単な手続きです。ほとんどのユーザーは、ColdFusion をインストールするとすぐにアクティベーションを行い、二度と気にする必要はありません。

古いサーバーから ColdFusion のアクティベーションを解除し、新しいサーバーに ColdFusion を再インストールしてアクティベートしてください。

シリアル番号を入力して ColdFusion サーバーのアクティベーションを開始するまでに、30 日間体験版を使用できます。コンピューターが一時的にオフラインになっている場合でも、シリアル番号を入力でき、ソフトウェアは動作します。次回オンラインになり、管理パネルから製品を起動したときに、サーバーをアクティベートします。製品のアクティベーションが完了したら、製品を使用するのにインターネットに接続する必要はありません。

オンラインアクティベーション

概要

ColdFusion では、インストール後、ColdFusion を使用する前にまず ColdFusion をアクティベートする必要があります。ColdFusion をアクティベートするには、オンラインになっている必要があります。インターネットに接続しており、ネットワーク内のファイアウォールとプロキシで特定の URL へのアクセスが許可されていることを確認します。

オンラインモードのアクティベーションを使用することをお勧めしますが、何らかの理由でコンピューターに接続できない場合は、次の節で説明しているオフラインモードを使用して ColdFusion をアクティベートできます。

操作

ColdFusion Administrator で、ライセンスとアクティベーションに移動します。

ライセンスとアクティベーションページでは、ColdFusion ライセンスを管理したり、インスタンスの使用状況を追跡したりできます。

このページにアクセスすると、次の詳細を確認できます。

サーバーエディション:評価版(30 日間体験版)、デベロッパー版、スタンダード版、エンタープライズ版

デバイス ID:ColdFusion がインストールされているホストコンピューターの ID。

アクティベーションステータス:ColdFusion が正常にアクティベートされているかどうかを表示します。デベロッパー版たは評価版(体験版)の場合、「アクティベーションステータス」は該当なしと表示されます。

デプロイメントタイプ:

  • 本番:商業目的で使用する場合にのみライセンスされます。ライセンスは、コアごとのデプロイメントに基づいています。
  • 開発:社内の開発およびテスト用にのみライセンスされます。
  • ステージング:デプロイ前にアプリケーションの 1 つ以上のバージョンをテストおよびレビューする場合にのみライセンスされます。
  • テスト:開発およびテスト用にのみライセンスされます。また、ステージングやライブの場合はライセンスされません。
  • 障害回復:業務上重要なサービスの中断が発生した場合の使用にのみライセンスされます。

詳しくは、 エンドユーザー使用許諾契約を参照してください。

ライセンスキー:次の条件に応じて、シリアルキーを入力します。

新規インストール

  • 新しいシリアル番号を入力します。

アップグレード

  • ColdFusion(2021 リリース)スタンダード版から ColdFusion(2021 リリース)エンタープライズ版にアップグレードする場合:新規 (エンタープライズ) および前 (標準) のシリアル番号を入力します。

  • ColdFusion(2018 リリース)から ColdFusion(2021 リリース)にアップグレードする場合:以前のバージョン (2018 リリース) のシリアル番号を入力し、新しい (2021 リリース) バージョンを入力します。

シリアルキーを入力したら、「アクティベート」をクリックします。

シリアル番号が正しい場合、ColdFusion は正常にアクティベートされ、そうでない場合は、次の理由でアクティベーションは失敗します。

  • インターネット接続がない。 
  • アクティブなインターネット接続はあるが、ColdFusion エンドポイントが停止している。
  • アクティブなインターネット接続はあるが、いくつかのエンドポイントを許可 URL リストに含める必要がある。
    • https://coldfusion.adobe.io
    • https://cfactivation.adobe.com/

必ずこれらの問題に対処して、オンラインアクティベーションをやり直してください。それまで、サーバーは評価版またはデベロッパー版モードになります。

ColdFusion のアクティベーションが成功すると、アクティベーションステータスはアクティベート済みに変わります。

プロキシ情報:プロキシを使用している場合は、後述の「プロキシ」節を参照してください。

オフラインアクティベーション

このモードは、オンラインアクティベーションが失敗した場合にのみ使用します。

コンピューターがファイアウォールの背後またはセキュリティ保護された環境(例えば、軍事、政府または金融)にある場合、オフラインモードを使用して ColdFusion をアクティベートします。

上記の理由によりオンラインアクティベーションに失敗する場合、オフラインモードを使用して ColdFusion をアクティベートする必要があります。

  • アクティベーションリクエストファイル
  • アクティベーション応答ファイル

次に、オフラインアクティベーションの手順を示します。

  1. アクティベーションリクエストファイルを生成するには、ライセンスとアクティベーションページで、「アクティベーションリクエストを生成」をクリックします。

  2. リクエストファイルが生成されたら、インターネットに接続したコンピューターから https://www.adobe.com/go/coldfusion-activate_jp にアクセスして、アクティベーションリクエストファイルをアップロードします。

    ファイルの選択

  3. 同じページで、アクティベーション応答ファイルをダウンロードします。

    応答コードのダウンロード

  4. 応答ファイルをダウンロードしたら、以下の手順を実行します。

    1. ColdFusion がインストールされているホストコンピューターに戻ります。
    2. シリアルキーを再入力します(「ライセンスキー」フィールドが空欄の場合)。
    3. 応答ファイルをアップロードし、「送信」をクリックします。
    upload-activation-response

警告:

ファイルを生成してから 72 時間以内に、アクティベーション応答ファイルをアップロードします。72 時間以内にアクティベーションを完了できなかった場合、新しいアクティベーションリクエストを生成する必要があります。

仮想コアライセンスのアクティベーション

ColdFusion(2021 リリース)のアップデート 1 で、ColdFusion の仮想コアライセンスのアクティベーションがサポートされるようになりました。

ColdFusion の仮想コアユニットのライセンスを購入できます。

仮想コアライセンスをアクティベートするには、コンピューターが常にインターネットに接続している必要があります。仮想コアライセンスを取得したサーバーがオフラインになると、サーバーは 15 日間の猶予期間に入り、それが過ぎたら、ColdFusion は体験版またはデベロッパー版モードに戻ります。これを避けるには、インターネット接続が常にアクティブになっているようにしてください。サーバーが猶予期間に入った場合、電子メールで通知を受け取るかどうかを選択できます。通知を設定するには、次の節を参照してください。

「設定」タブ

サーバーの猶予期間中に通知を受け取るには、以下の設定を使用してください。

通知を有効にするには、メールサーバーを設定し(ColdFusion Administrator/サーバーの設定/メール)、mail パッケージと scheduler パッケージをインストールする必要があります。詳しくは、ColdFusion パッケージマネージャーを参照してください。

通知設定
通知設定

通知を有効にしてある場合は、猶予期間の残り日数が電子メールで通知されます。

猶予期間が終了すると、ColdFusion は体験版またはデベロッパー版モードになります。

ColdFusion を再アクティベートするには、コンピューターをインターネットに接続し、サーバーを再起動します。

使用状況呼び出し

サーバーを再起動するたびに、および定期的に、ライセンスサーバーに対して使用状況呼び出しが行われて、サーバーのステータス(起動済み/実行中/シャットダウン済み)が送信されます。

使用状況呼び出しの際にどのような情報が収集されますか?

収集されるデータは、その時点のタイムスタンプサーバーのステータスです。

使用状況データ

このオプションを有効にすると、ColdFusion ライセンスサーバーは、タイムスタンプやサーバーのステータスなど、ライセンスの詳細を受信します。ライセンスサーバーがデータを受信しないようにする場合は、このオプションを無効にします。

インスタンスを自動的に再起動

次のいずれかのアクションを行うとインスタンスが自動的に再起動するように設定する場合は、このオプションを有効にします。

  • ライセンスのアクティベーション
  • アクティベーション解除
  • 使用状況データ設定の変更

何らかの理由でインスタンスが自動的に再起動できない場合は、インスタンスを手動で再起動する必要があります。

ColdFusion サーバーのアクティベーション解除

ColdFusion サーバーをアクティベートした後で、そのアクティベーションを解除することができます。ライセンスのアクティベーションを解除するには、「ライセンス認証を解除」ボタンをクリックします。

仮想コア指標を使用してライセンスされている ColdFusion サーバーでは、インターネット接続が常にアクティブになっているようにしてください。ColdFusion サーバーがオフラインの場合は、15 日間の猶予期間が与えられます。それが過ぎたら、ColdFusion サーバーはデベロッパー版または体験版モードに戻ります。

また、ColdFusion サーバーが使用されなくなったら、サーバーのアクティベーションを解除することもできます。サーバーのアクティベーションを解除するには、インターネットに接続している必要があります。

ColdFusion のアクティベーションを解除するには、ファイルを削除または変更する必要がありますか?

いいえ、ColdFusion のアクティベーションを解除するためにファイルを変更または削除する必要はありません。

オンラインにできない場合は、どうなりますか?それでも、仮想コアライセンスのアクティベーションを解除できますか?

いいえ、ColdFusion のアクティベーションを解除するには、オンラインになっている必要があります。

仮想コアライセンスをオフラインでアクティベートできますか?

いいえ、仮想コアライセンスをオフラインでアクティベートすることはできません。ColdFusion をアクティベートするには、サーバーからインターネットに接続し、アクティベーションを再試行してください。

アクティベーションが解除されると、ColdFusion サーバーはどうなりますか?

アクティベーションが解除されると、ColdFusion は体験版またはデベロッパー版になります。

現在のアクティベーションとは何ですか?

現在のアクティベーションは、使用中のシリアルキーのアクティベーション回数を示します。これには、アクティベーション解除も含まれます。

使用状況ページ

使用状況ページには、使用されているインスタンスの数、使用状況グラフなど、ライセンスの使用状況の様々な分析結果が表示されます。

ライセンスに関する使用状況の統計を表示するには、「使用状況を追跡」をクリックします。

ライセンス使用状況データページには、アクティベートされたインスタンスのデバイス ID、ステータス(アクティベートされているかいないか)、コア数、デプロイメントタイプなどが一覧表示されます。

ライセンス使用状況データ
ライセンス使用状況データ

「最大アクティベーション数」には、同じシリアルキーでアクティベートされたサーバーの最大数が表示されます。リストには、アクティベーションを解除されたサーバーの数も含まれます。

また、アクティベーションと使用中の Docker コンテナの数をプロットすることもできます。

使用状況データ
使用状況データ

Admin API を使用してコンテナをアクティベートしたりコンテナのアクティベーションを解除したりするには、次のスニペットを参考にしてください。

<cfscript> adminObj = CreateObject(&quot;component&quot;,&quot;CFIDE.adminapi.administrator&quot;) adminObj.login(&quot;<admin-password>&quot;) licenseObj = CreateObject(&quot;component&quot;,&quot;CFIDE.adminapi.license&quot;) writedump(licenseObj) //activateResp = licenseObj.ACTIVATENOW(&quot;<serial-number>&quot;); //writedump(activateResp); deactivateResp = licenseObj.DEACTIVATENOW(); </cfscript>

設定

パッケージマネージャー/設定ページでプロキシサーバーを定義してある場合は、同じプロキシサーバーがライセンスに対しても使用されます。

アクティベーション時に収集されるデータ

要素

説明

デバイス ID

ColdFusion がインストールされているホストコンピューターの ID。

新規および以前のシリアル番号

バージョンのアップグレードまたは更新を行う場合は、両方のシリアル番号が収集されます。

ColdFusion バージョン

インストールされている ColdFusion のバージョン。

デプロイメントタイプ

開発、本番、障害回復、テスト、ステージングのいずれか。

コア数

コア(物理または仮想)の数。

複数のインスタンスが作成されるかどうか

true または false

Docker デプロイメント

true または false

クラウド(例:AWS や Azure など)にデプロイされるかどうか

true または false

デプロイ先のクラウドプラットフォーム

例えば、AWS や Azure など。

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