Creative Cloud Packagerを使用すると、組織ごとに利用できるアプリケーションや、ユーザーからの任意のアップデートを許可するかどうかをコントロールできます。

プロジェクトで共同作業をおこなうチームは、メンバーごとに異なるアプリと権限でCreative Cloudを使用する

グループ版Admin Consoleにログインする

Adobe IDを使用して、グループ版Admin Consoleにログインし、「開始」をクリックします。 

注意: スタートアップスクリーンが表示されない場合は、手順2に進んでください。

Admin Consoleにログインすると、アカウントの権限の設定が可能

Creative Cloud Packagerをダウンロードする

管理ツール/デプロイメントツールを選択します。次に、ご利用のオペレーティングシステムのパッケージャーをダウンロードします(WindowsまたはmacOS)。このチュートリアルのスクリーンショットは、macOSを使用して作成しました。この手順について詳しくは、パッケージの作成をご覧ください。

管理ツール/デプロイメントツールを選択し、Creative Cloud Packagerをダウンロードする

Creative Cloud Packagerをインストールする

コンピューター上のインストールファイル(Windowsの場合はCCPLauncher.exe、macOSの場合はCCPLauncher.dmg)をダブルクリックし、画面の指示に従ってライセンス条件に同意して、インストールします。この手順は数分かかる場合があります。

Creative Cloud Packagerのインストールファイル

Creative Cloudグループ版を選択する

Creative Cloud Packagerアプリケーションを開き、利用する製品を選択します。このチュートリアルでは、Creative Cloudグループ版のパッケージを作成します。Adobe IDを使用してCreative Cloud Packagerにログインします。

Creative Cloudグループ版をクリックしてチーム内の権限を設定する

パッケージを作成する

「パッケージの作成」を選択し、Creative Cloudアプリケーションとアップデート、またはカスタマイズしたサブセットを含んだパッケージを作成します。このファイル(パッケージ)は1台、または複数のコンピュータへのデプロイが可能です。サードパーティツールを使用すれば複数のコンピューターにデプロイでき、システムのインストーラーを使用すれば1台のコンピューターにインストールできます。

「パッケージの作成」をクリックし、最新のアプリとアップデートを含む新しいパッケージを作成。このパッケージは1台または複数のコンピューターへのデプロイが可能

パッケージの詳細を追加する

ここでは、作成するパッケージの名称やライセンスの種類、各種のカスタム設定をおこないます。パッケージに名前を付け、「保存先」フィールドにコンピューター上のパッケージファイルの保存先を指定します。「ライセンスの種類」で「ユーザー指定ライセンス」を選択します。デフォルトでCreative Cloud デスクトップアプリケーションオプションが選択されているため、エンドユーザーはこれを使用してCreative Cloudのアプリケーションやサービスにアクセスできます。「管理者特権」を選択すると、管理者権限のないユーザーアカウントでもアプリケーションをインストールすることを許可できます。

Creative Cloudデスクトップアプリケーションで「管理者特権」を選択すると、管理者権限のないユーザーアカウントもアプリをアップデートできる

言語を指定する

パッケージの言語を選択します。

Creative Cloud Packagerの言語選択画面

組み込むアプリケーションを選択する

パッケージに組み込むすべてのアプリケーションを選択します。以前のバージョンのアプリケーションを含めるには、「以前のバージョンを表示」を選択します。エンドユーザーのコンピューターに適切なOSバージョンでパッケージをデプロイするには、「OS 言語と一致させる」を選択します。「オフラインメディアを追加」をクリックすると、DVDなどのローカルソースからアプリケーションをパッケージできます。「ビルド」をクリックしてパッケージファイルを作成します。この手順は数分かかる場合があります。

Creative Cloud Packagerの「アプリケーションおよびアップデート」画面には、使用可能なアプリが表示される

パッケージをデプロイする

パッケージを作成したら、完了画面で正しいアプリケーションが含まれていることを確認します。その後、デプロイする前にパッケージのインストールテストをします。WindowsではMicrosoft System Center Configuration Manager、macOSではApple Remote Desktopなど、プラットフォーム固有の標準ツールを使用してデプロイすることをお勧めします。デプロイメントプロセスについて詳しくは、パッケージのデプロイ をご覧ください。

注意:サードパーティツールがなくても、パッケージをインストールできます。インストールするには、ファイルをUSBドライブに置き、ユーザーのコンピューターで実行します。または、パッケージファイルを共有ドライブに置き、ユーザーがそこにアクセスしてコンピューター上で実行します。WindowsやmacOSのインストーラーにより、パッケージがインストールされます。 インストーラーを使う場合は、コンピューターごとにファイルを実行してインストールする必要があります。

Creative Cloud Packagerの完了画面には、ファイル名、アプリ、追加情報へのハイパーリンクが表示される

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