Windows イベントビューアの情報について

 

 

 

内容 (What's Covered)

 

この文書では、Windows に付属しているイベントビューアを使用する方法について説明します。イベントビューアは、アプリケーションエラーを含むオペレーティングシステム上のさまざまな要因によって発生する問題に関連するログを自動的に生成します。インストール中に発生する多くのエラーは、イベントビューア内で記録されます。

 

A. イベントビューアの起動

B. アプリケーションログの保存

C. イベントログを開く

D. イベントログの内容を確認

 

 

 A. イベントビューアの起動

 

イベントビューアを起動するには、以下のいずれかの操作を行います。

 

コントロールパネルからイベントビューアを起動する

- Windows Vista、Windows 7

  1. [スタート] メニューから [コントロールパネル] をクリックします。
  2. [システムとメンテナンス] (Vista)、[システムとセキュリティ](Windows 7)を選択し [管理ツール] セクション内 [イベントログの表示] をクリックします。

  3. [ユーザーアカウント制御] ダイアログボックスが表示されたら [続行] をクリックします。
  4. 画面左側のコンソールツリーで [Windows ログ] をダブルクリックして展開し、[アプリケーション] を選択します。



- Windows XP

  1. [スタート] メニューから [コントロールパネル] をクリックします。
  2. [パフォーマンスとメンテナンス]を選択し [管理ツール] をクリックします。
  3. 「イベントビューア」アイコンをダブルクリックします。
  4. 画面左側のコンソールツリーで [アプリケーション] を選択します。



 

ファイル名を指定してイベントビューアを起動する

- Windows Vista、Windows 7

  1. [スタート] メニューから [検索の開始] (Vista)、[プログラムとファイルの検索](Windows 7)のテキストボックスに「eventvwr」と入力して Enter を押します。

  2. [ユーザーアカウント制御] ダイアログボックスが表示されたら [続行] をクリックします。
  3. 画面左側のコンソールツリーで [Windows ログ] をダブルクリックして展開し、[アプリケーション] を選択します。

 

- Windows XP

  1. [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. [名前] テキストボックスに「eventvwr」と入力して [OK] をクリックします。
  3. 画面左側のコンソールツリーで [アプリケーション] を選択します。

 

 

 B. アプリケーションログの保存

 

アプリケーションログファイルを保存するには、以下の操作を行います。

 

- Windows Vista、Windows 7

  1. [イベントビューア] ダイアログボックスのコンソールツリーで [アプリケーション] を右クリックし [イベントに名前を付けて保存] を選択します。
  2. [保存する場所] にデスクトップを指定し、任意のファイル名を設定して [保存] ボタンをクリックします。

- Windows XP

  1. [イベントビューア] ダイアログボックスのコンソールツリーで [アプリケーション] を右クリックし [ログファイルの名前を付けて保存] を選択します。
  2. [保存する場所] にデスクトップを指定し、任意のファイル名を設定して [保存] ボタンをクリックします。

 

 

 C. イベントログを開く

 

保存したイベントログファイルをイベントビューアで表示するには、以下の操作を行います。

 

- Windows Vista、Windows 7

  1. 手順 A. を行いイベントビューアを起動します。
  2. [操作] メニューから [保存されたログを開く] を選択します。
  3. 目的のログファイルを選択して [開く]をクリックします。
  4. [保存されたログを開く] ダイアログボックスが表示されたら [OK] をクリックします。

    ※ 開いたログファイルは、イベントビューアの [保存されたログ] フォルダ内に保存されます。

 

- Windows XP

  1. 手順 A. を行いイベントビューアを起動します。
  2. [操作] メニューから [ログファイルを開く] を選択します。
  3. 目的のログファイルを選択します。
  4. [ログの種類] ポップアップメニューからログファイルの種類を指定します。
  5. [表示名] テキストボックスにコンソール ツリーで表示される名前が自動的に表示されます。必要に応じて任意の名前に変更します。



      注意 : イベントビューアでは、ファイル名ではなく [表示名] テキストボックスに設定した名前で表示されます。
  6. [開く] をクリックします。

 

 D. イベントログの内容を確認

 

イベントログには、エラーに関する以下のような詳細情報が含まれている場合があります。これらの情報をもとに、弊社サポートデータベースやインターネット上の情報を検索し、問題を解決できる場合があります。

- エラー番号

- 適切なアクセス権が設定されていないレジストリキー

- 適切なアクセス権が設定されていないフォルダ

- 読み込み、または書き込みが拒否されたファイル

 

イベントビューアで目的のイベントを特定

イベントビューアには、目的のイベント以外にも多数のイベントが記録されています。問題のイベントを特定するには、インストールを行った日時に記録されているイベントのうち、[エラー] または [警告] と表示されているものを検索します。[レベル](Windows Vista)/[種類](Windows XP)列の最上段をクリックしてイベントを並べ替え、エラーや警告をまとめて参照することも可能です。

 

 

 

イベントログの内容を確認

[ソース] に「MsiInstaller」と表示されているものが、インストールに関連するイベントです。イベントログの内容を確認するには、イベントの一覧から任意のイベントをダブルクリックします。

 

 

 

[イベントのプロパティ] ダイアログボックスに、エラーメッセージおよびエラーの原因などについての詳細情報が表示されます。