この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。

日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。

内容 (What's Covered)

この文書は、Adobe Creative Suite 5 のアプリケーションが起動できない、または起動時に問題が発生する場合の対処方法について説明します。

A. アプリケーションを起動する前の問題

CS5 アプリケーションは、AMT(Application Management Technologies)と呼ばれる技術グループを実行しています。インストール時に指定したオプションにより、CS5 アプリケーションのスプラッシュスクリーンが表示される前に以下の AMT パネルが表示される場合があります。

A-1. ソフトウェア使用許諾契約書

CS5 アプリケーションの初回起動時、アプリケーションを起動するにはソフトウェア使用許諾契約書の内容を確認し、同意する必要があります。

CS5/CS6 のソフトウェア使用許諾契約書画面について

A-2. シリアル番号の入力画面

体験版の試用期間中は、アプリケーションを起動するごとにシリアル番号を入力する画面が表示されます。アプリケーションのシリアル番号を入力して認証が完了すると、起動時にシリアル番号の入力画面は表示されなくなります。

  • 製品版またはボリュームライセンス(AOO)のシリアル番号が見つからない場合は、[情報] ボタン(アルファベットの「i」)をクリックしてください。
  • アカデミック版の場合は、地域に応じて適切なシリアル番号を入力してください。

    北米

    ヨーロッパ

    日本/アジア太平洋地域
  • 入力したシリアル番号が認識されない場合は、以下の弊社技術文書を参照してください。

    Error (CS5): The serial number is not valid for this product*(TechNote cpsid_82828)
  • 何らかの原因で 30 日間経過する前に試用期間が満了した場合でも、弊社サポートでは期間を延長することができません。以下のような操作を行うと、試用期間が満了となる可能性がありますのでご注意ください。

    - システムの日時を変更(時刻同期サービスを含む)

    - インストールファイルや実行ファイルの改変

    - インストールファイルや実行ファイルの権限変更
  • Creative Suite ソフトウェアは、試用期間満了後に、1 回のボーナス起動が許可されています。試用期間満了後に体験版を起動すると、以下のメッセージが表示されます。

    「試用期間が満了しました。体験版として製品を起動できるのは今回が最後です。次回起動時に、シリアル番号の入力が求められます。」
  • 試用期間が満了した場合は、別のコンピューターで体験版をご利用ください。

A-3. 対象製品の確認画面(アップグレード版のみ)

アップグレード用のシリアル番号を入力した際、インストーラーによってコンピューター内のアップグレード対象製品が検出されない場合は、製品を指定する画面が表示されます。

A-4. Adobe ID の入力画面

インストール中に、Adobe ID の入力が求められます。

A-5. ライセンス認証画面

製品版アプリケーションが起動できない場合、「ライセンス認証」画面が表示されます。

B. アプリケーション起動時のフリーズやその他の問題

CS5 アプリケーションのスプラッシュスクリーンが表示される場合は、AMT の処理が完了し、アプリケーション固有のコンポーネントが読み込まれています。スプラッシュスクリーンが表示された後に発生する起動時の問題を解決するには、以下の項目を確認します。

B-1. プラグインのコンフリクトを特定

問題の原因がプラグインのコンフリクトによるものか確認するため、一時的にプラグインを無効にしてアプリケーションを起動します。

Acrobat の場合 :

プラグインを無効にして Acrobat を起動するには、アプリケーションアイコンをダブルクリックした直後に Shift キーを押します。プラグインの無効化については、Acrobat ヘルプ「プラグインの管理」を参照してください。

その他の Creative Suite アプリケーションの場合 :

Acrobat 以外の CS5 アプリケーションで一時的にプラグインを無効にするには、Windows エクスプローラーまたは Mac OS の Finder でアプリケーションの「Plug-Ins」フォルダーからサードパーティ製プラグインをデスクトップなどに移動し、アプリケーションを再起動します。

主な Creative Suite アプリケーションのプラグインは、以下の「Plug-Ins」フォルダーに保存されています。

  • 32 ビット版 Windows : C:\Program Files\Adobe\<アプリケーション名>\Plug-Ins

    ※ 64 ビット版 Windows の場合、64 ビットに対応している一部のアプリケーション(Photoshop、Illustrator、After Effects、Premiere Pro)以外は、Program Files (x86)フォルダーに保存されます。
  • Macintosh : Macintosh HD/アプリケーション/<アプリケーション名>/Plug-Ins

アプリケーションが起動した場合、無効にしたプラグインのうちいずれかが問題の原因となっている可能性があります。アプリケーションを終了し、一度に 1 つずつプラグインを「Plug-Ins」フォルダに戻して問題を再現します。問題の原因となるプラグインが特定できた場合は、アップデートについてプラグインの開発元へお問い合わせください。

 注意 : Photoshop CS5 と 64 ビットまたは GPU プラグインのコンフリクトに関する詳細は、以下の弊社技術文書を参照してください。

文書番号 cpsid_84476 いくつかの機能やプラグインが使用できない(Macintosh 版 Photoshop CS5/Photoshop CS5 Extended)

B-2. 環境設定ファイルの再作成

環境設定ファイルを再作成することにより、環境設定ファイルの破損が原因で発生する起動時の問題を解決することができます。弊社サポートデータベースで検索フィールドに「環境設定 再作成」と入力し、右側のポップアップメニューからアプリケーションを選択します。環境設定ファイルを再作成する手順は、「システムエラーまたはフリーズ発生時のトラブルシューティング」に記載されています。

サポートデータベース URL : http://www.adobe.com/go/support_faq_jp

B-3. 互換モードの無効化(Windows のみ)

Windows の互換モードを有効にしている場合、Creative Suite アプリケーションの起動時に問題が発生する可能性があります。

  1. アプリケーションのインストール先フォルダーを開きます。初期設定では以下のフォルダーにインストールされます。

    C:\Program Files\Adobe\<アプリケーション名>

    ※ 64 ビット版 Windows の場合、64 ビットに対応している一部のアプリケーション(Photoshop、Illustrator、After Effects、Premiere Pro)以外は、Program Files (x86)フォルダーに保存されます。
  2. アプリケーションの実行ファイル(例 : Photoshop.exe)を右クリックし [プロパティ] を選択します。
  3. [互換性] タブを選択し、[互換モード]、[設定]、[特権レベル](Windows Vista/7)/[入力設定](Windows XP)セクションですべてのチェックをはずします。
  4. [OK] をクリックして CS5 アプリケーションを再起動します。

B-4. 不要なサービスやプロセスを無効化

オペレーティングシステムが起動時に読み込むバックグラウンドのサービスやプロセス、およびウイルス対策ソフトウェアなどの常駐アプリケーションの影響により、アプリケーションの起動が妨げられる場合があります。以下の弊社技術文書を参照し、これらのサービスやプロセスを無効にした状態で、問題が改善するか確認します。

Windows の場合

文書番号 cpsid_83224 システム構成ユーティリティで不要なサービスを停止する(Windows)

Macintosh の場合

文書番号 cpsid_83225 セーフブートで起動する方法(Macintosh)

B-5. 新規ローカル管理者アカウントでのログイン

ローカルに新規ユーザーアカウントを作成することにより、ネットワークポリシーやプロファイルの破損、管理者アカウントの誤った設定などが原因で起動が妨げられる問題を回避することができます。ローカルに新規管理者アカウントを作成する方法については、以下の弊社技術文書を参照するか、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

文書番号 cpsid_83227 新規ユーザアカウントの作成方法

B-6. AdobeFnt*.lst ファイルをすべて削除

ハードディスク内を検索し、保存されている AdobeFnt*.lst ファイル(* は任意の数字です)をすべて削除します。ハードディスク内のファイルを検索する方法については、以下の Microsoft 社または Apple 社の技術情報を参照してください。

「AdobeFnt*.lst」で検索すると、複数のファイルが見つかる可能性があります。検索されたファイルはすべて削除し、ゴミ箱を空にしてください。

AdobeFnt*.lst ファイルが破損すると、フリーズや強制終了が発生することがあります。このファイルは、アプリケーションが使用可能なフォントの情報を収集して格納しているキャッシュファイルです。そのため、アプリケーションを起動すると、AdobeFnt*.lst ファイルが自動で再生成されます。

B-7. フォントのトラブルシューティング

不要なフォントを削除、または無効にして CS5 アプリケーションを起動します。

Windows の場合 :

 注意 : Windows によってインストールされた TrueType フォントは移動させないでください。Windows によってインストールされるフォントの情報については、以下の弊社技術文書を参照してください。

文書番号 236469 Windows 7 によってインストールされるフォント

文書番号 233842 Windows Vista によってインストールされるフォント

文書番号 221220 WindowsXP によってインストールされるTrueTypeフォント

  1. デスクトップなど、任意の場所に新規フォルダーを作成します。
  2. 「Windows\Fonts」フォルダーを開きます。
  3. Windows によってインストールされているもの以外のフォントを選択します。
  4. 選択したフォントを手順 1. で作成したフォルダーにコピーします。



     重要 : 「Fonts」フォルダーにフォントのショートカットファイルが含まれている場合は、ショートカットファイルを除いて、コピーを実行してください。ショートカットファイルはコピーおよび移動ができません。
  5. 「Fonts」フォルダー内の Windows によってインストールされているもの以外のフォントを選択して、右クリックし [削除] をクリックします。



     重要 : 「Fonts」フォルダーにフォントのショートカットファイルが含まれている場合は、ショートカットファイルを除いて、削除を実行してください。



     注意 : フォントは別の場所に移動することができません。フォントを移動するには、別の場所へコピーした後、「Fonts」フォルダーから削除する必要があります。
  6. Windows を再起動します。
  7. 手順 4. でコピーしたフォントのいくつかを元のフォルダーに戻します。
  8. Windows を再起動します。
  9. アプリケーションを起動します。

問題が再現しない場合 :

手順 7. ~ 9. を別のフォントに対して繰り返し行います。

問題が再現する場合 :

手順 7. で「Fonts」フォルダーに戻したフォントのいずれかが原因となっています。これらのフォントを「Windows\Fonts」フォルダーから移動し、手順 7. ~ 9. を繰り返します。ただしこの場合は、一度に 1 つずつフォントを移動させます。問題が再現された際には、以下のいずれか、もしくは複数の操作を行ってください。

  • FontMaster などのサードパーティ製フォント管理ユーティリティを使用している場合は、ユーティリティを使用してフォントを削除します。操作方法についての詳細は、フォント管理ユーティリティに付属のマニュアルを参照してください。
  • フォントを削除し、オリジナルのメディアからフォントを再インストールします。
  • フォントのアップデートについて、フォントメーカーへお問い合わせください。

Macintosh の場合 :

  1. Adobe Type Manager や Extensis Suitcase などのフォント管理ユーティリティをすべて無効にします。
  2. Finder の [移動] メニューから [アプリケーション] を選択します。
  3. 「Font Book」をダブルクリックします。
  4. Font Book 左側の [コレクション] に表示されているリストから [コンピュータ] を選択します。
  5. [編集] メニューから ["コンピュータ" を使用停止] を選択します。

    ※ コンピュータのフォントを使用停止にした後も、システムフォントは停止されません。
  6. コンピューターを再起動します。
  7. アプリケーションを起動します。

問題が再現する場合 :

フォントの破損が問題の原因ではありません。上記手順で停止したフォントをすべて使用可能にします。

問題が再現しない場合 :

停止したフォントのいずれかが破損している可能性があります。停止したフォントを 1 つずつ使用可能にして、そのつど問題が再現するか確認し、破損しているフォントを特定します。問題の原因となるフォントファイルを特定したら、オリジナルメディアから問題のフォントを再インストールします。

停止したフォントを使用可能にするには、以下の操作を行います。

  1. [コレクション] セクションで [コンピュータ] を選択し、以下のいずれかの操作を行います。

    1 つのフォントを使用可能にする場合 :

    使用可能にするフォントを選択します。

    すべてのフォントを使用可能にする場合 :

    [フォント] セクションで任意のフォントを選択し、[編集] メニューから [すべてを選択] を選択します。

     
  2. [フォント] セクション下部の、空欄のチェックボックスが描かれている [選択したフォントを使用可能にします] ボタンをクリックします。



B-8. ビデオカードドライバーのアップデート(Windows のみ)

ビデオカードの製造元の多くは頻繁にソフトウェアドライバーのアップデートを行っています。ビデオカードドライバーの更新を行っていない場合、ビデオカードの製造元にアップデートについて問い合わせるか、または製造元の Web サイトからアップデータをダウンロードしてください。ビデオカードの製造元を確認するには、デバイスマネージャでカードのプロパティを参照します。

B-9. サポートデータベースでエラーメッセージを検索

表示されたエラーメッセージを弊社サポートデータベースで検索します。サポートデータベースの検索フィールドにエラーメッセージを入力し、右側のポップアップメニューからアプリケーションを選択します。

 注意 : エラーメッセージに含まれるファイルパスやレジストリキーは省きます。

サポートデータベース URL : http://www.adobe.com/go/support_faq_jp

B-10. Adobe Support Advisor の起動(Creative Suite 5.x のみ)

Adobe Support Advisor は、インストール時に問題が発生した際に原因を特定し、問題を解決するために適切な情報を提供するための手段として開発された AIR アプリケーションです。詳細については、以下の弊社技術文書を参照してください。

文書番号 234471 Adobe Support Advisor(ASA)の使用方法

文書番号 cpsid_84478 起動ログを活用したトラブルシューティング(Creative Suite 5)

B-11. システムのトラブルシューティング

B-12. 問題が解決しない場合

上記すべての操作を行っても問題が解決しない場合は、既知の問題として弊社サポートデータベースで文書が公開されていないか検索します。

サポートデータベース URL : http://www.adobe.com/go/support_faq_jp

また、以下の弊社ユーザーフォーラムにおいて、弊社製品を使用しているユーザーから同じような問題が報告されているかを参照することができます。別のコンピューターでも同じ問題が確認できた場合、弊社テクニカルサポートにおいても、問題を再現し検証を行える可能性があります。

日本情報 URL : http://www.adobe.com/jp/support/forums/

米国情報 URL : http://www.adobe.com/support/forums/

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