正しい記事を見ていますか?
この記事は、Digital Publishing Suite に関するものです。AEM Mobile 記事については、iOS アプリを作成するを参照してください。
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DPS App Builder を使用して iPad 向けまたは iPad と iPhone 向けカスタム Viewer アプリケーションを作成します。有効なファイルおよび情報を指定すると、開発版 App と配布版 App の両方が生成されます。開発版 App はテスト用です。これが正常に動作することを確認した上で、配布版 .zip ファイルを Apple Store に送信します。
指定する証明書やパスワードなどの情報は、アドビのサーバーには保存されません。サーバー上に置かれるのはアプリケーションファイルのみです。
DPS App Builder で iOS Viewer アプリケーションを作成する場合に必要な環境
必要システム構成:
Mac OSX 10.7 以降
インターネット接続
DPS App Builder
アカウント管理ツール(Professional または Enterprise)を使用して DPS App Builder ロールが割り当てられた有効な Adobe ID
カスタム Viewer アプリケーションを作成する
必要なファイルおよび情報を取得します。カスタム Viewer アプリケーションのチェックリストを参照してください。
DPS App Builder をダウンロードしてインストールします。DPS Desktop Tools を更新すると、DPS App Builder がインストールされます。
DPS App Builder を起動し、有効な Adobe ID を使用してログインします。
DPS App Builder にログインするために使用する Adobe ID は、アプリケーションの詳細パネルの「タイトル ID」を指定するために使用する Adobe ID と異なる可能性があります。
アカウント管理ツールによって管理者などが DPS App Builder のロールを Adobe ID に割り当てます。アカウント管理ツールを参照してください。
「新規」をクリックし、「iOS」を選択し、「iPad」または「iPad および iPhone」を選択します。「次へ」をクリックします。
画面の指示に従ってファイルと情報を指定します。
(Professional/Enterprise)単一 Folio 用アプリケーションを作成する場合は、Folio Builder パネルで Folio を選択し、パネルメニューから「アプリケーションを作成」を選択します。Folio の作成に使用するアカウントには、アプリケーションと DPS App Builder ロールの両方を含めてください。
アプリケーションの詳細パネルでは、Viewer の名前とアカウント ID 情報を設定します。
アプリケーション名
iPad 上で App アイコンの下に表示される Viewer 名を設定します。末尾が省略されないように、13 文字以下を目安として名前を付けることをお勧めします。
iPad 上で App 名をテストするには、iPad Safari で何か Web サイトを開いて、Safari メニューから「ホーム画面に追加」を選択し、Viewer に付けたい名前を入力します。末尾まで表示されない場合は、それよりも短い名前を使用します。
アプリケーションのバージョン
最新の Viewer を指定します。
DPS App Builder には、バックアップ用に前のバージョンが含まれています。v28 リリースで、iOS 5 および iPad 1をサポートする v27 Viewer を作成することもできます。v28 Viewer は iOS 7 機能をサポートしますが、iOS 5 はサポートしません。
アプリケーションのタイプ
Viewer タイプを指定します(カスタム Viewer アプリケーションの種類を参照してください)。使用できるオプションはアカウントの種類によって異なります。
マルチ Folio
複数 Folio のライブラリを備えた Viewer アプリケーション。Adobe Distribution Service 上に提供されるコンテンツをユーザーがダウンロードできます。
ビルトイン Single Edition アプリケーション
コンテンツを内蔵した単一 Folio のアプリケーション。このオプションを選択すると、「書き出された Folio」オプションが表示されます。Folio Producer Organizer の書き出しオプションを使用して作成された .zip ファイルを指定します。iPhone が選択されている場合、このオプションは利用できません。
マルチ Folio(権利付与を使用)
(Enterprise アカウントのみ)どのユーザーにコンテンツのダウンロードを許可するかを決定するために独自の権利付与サーバーを使用する Viewer アプリケーションを作成します。このオプションを選択する場合は独自の購読サービスを使用する必要があります。詳しくは Apple にお問い合わせください。権利付与のみのアプリケーションは、Newsstand 用に有効にすることはできません。
マルチ Folio(iTunes 購読を使用)
Apple の App Store 購読モデルを使用する Viewer アプリケーションを作成します。
Multi Folio with Entitlement and iOS Subscription
(Enterprise アカウントのみ)どのユーザーにコンテンツのダウンロードを許可するかを決定するために独自の権利付与サーバーを使用する Viewer アプリケーションを作成します。ユーザーは、出版社の提供する購読サービスを使用して購読することも、Apple の App Store を使用して購読することもできます。
Adobe Content Viewer
App Store からダウンロードするのではなく、Adobe Content Viewer の 1 つのバージョンを作成します。カスタムバージョンの iPad 用 Adobe Content Viewer の作成を参照してください。
タイトル(ライブラリビュー)
ライブラリの上部に表示される Viewer タイトルを設定します。最良の結果を得るために、長さは 35 文字以内にすることをお勧めします。
タイトル ID
そのアプリケーションに使用する適切な Adobe ID を選択します。この特定のアプリケーションの Folio を作成するために使用する Adobe ID と同じ Adobe ID を選択します。アプリケーションのタイトル ID は、DPS App Builder にログインするために使用された Adobe ID とは異なる場合があります。
URL スキーム(オプション)
この Viewer アプリケーションを Safari や他のアプリケーションから起動するための URL スキームを指定します。他との競合を防ぐために、Apple は逆ドメイン形式(com.publisher.publication)の使用を推奨しています。Twitter によるソーシャルシェアで最良の結果を得るには、32 文字以下にしてください。
例えば、URL スキームとして「com.sportspub.kayaking」を指定するとします。Web ページに「com.sportspub.kayaking://」リンクを埋め込んだ場合、モバイルブラウザーからリンクをクリックすると、Viewer アプリケーションが開きます。詳しくは、Apple の開発者向け Web サイトを参照してください。
書き出された Folio
アプリケーションのタイプにビルトイン Single Edition アプリケーションを選択した場合、Viewer に組み込む .zip ファイルを指定します。.zip ファイルを作成するには、Folio Producer Organizer の書き出しオプションを使用します。単一 Folio 用の Viewer 向けに Folio を書き出すを参照してください(書き出した .zip ファイルを使用する代わりに、Folio Builder パネルで Folio を選択し、「アプリケーションを作成」を選択できます)。
プライバシーポリシーの URL(オプション)
プライバシーポリシーの URL を指定すると、ライブラリ設定メニューに「プライバシーポリシー」が表示されます。ユーザーが「プライバシーポリシー」をタップすると、アプリ内ブラウザーにその Web ページが表示されます。
スタートアップスクリーン(オプション)
(Enterprise アカウントのみ)スタートアップスクリーンは透明な Web ビューで、自由に選択した HTML コンテンツを表示できます。HTML コンテンツは、ユーザーがアプリケーションをインストール後に初めて起動したときか、アップデート後に初めて起動したときに表示されます。例えば、スタートアップスクリーンを使用して、読者にアカウントを作成するように勧めたり、利用条件への同意、雑誌号のプレビューの参照、アプリケーションへの誘導を行ったりすることができます。スタートアップスクリーンは Library/Store JavaScript API へそのままアクセスすることが可能で、体験を完全にコントロールできます。
HTML ファイルを格納した .zip ファイルを指定します。アプリケーションで iPad と iPhone の両方をサポートしている場合、どちらのデバイスサイズでも機能する HTML ファイルのコンテンツが表示されます。手順と HTML ファイルのサンプルについては、DPS デベロッパーセンターのスタートアップスクリーンの記事を参照してください。
詳細オプション
PDF のズームを有効にする
非インタラクティブページでピンチ&ズーム操作を可能にする場合に選択します。Folio の作成時には PDF 画像形式のオプションを選択する必要があります。
お気に入りを有効にする
ユーザーがお気に入りの記事をアプリケーションにブックマークできるようにするには、このオプションを選択します。有効になっている場合、Viewer のナビゲーションバーの右上隅にお気に入りアイコンが表示されます。お気に入りは iPhone Viewer では使用できません。
Folio のスクロールバーを自動的に隠す
デフォルトでは、6 ピクセルのスクロールバー領域は Folio 内の記事の右側に表示されます。このオプションを選択した場合、スクロールバーはユーザーが記事をスクロールしているときにだけ表示されます。
バックグラウンドでダウンロードされた雑誌号を常に開く
このオプションを選択した場合、前回の表示セッションからバックグラウンドでダウンロードされた Folio がアプリケーションの起動時に開かれます。このオプションを選択しない場合、前回表示していた Folio が、その前回読んでいた位置で開かれます。このオプションは、日刊誌および週刊誌で特に便利です。
左右のホットゾーンナビゲーションを有効にする
このオプションを選択すると、目に見えないホットゾーンがすべての記事(記事が水平方向にのみスクロールされる場合はすべてのページ)の左右に配置されます。ホットゾーンをタップすることで、次の記事や前の記事に移動できます。ホットゾーンは、スライドショーなどのフルスクリーンのオーバーレイで特に便利です。ホットゾーンは、iPad および iPhone の Viewer で使用できます。
ホットゾーン領域にボタンが表示される場合、領域をタップすることでボタンをトリガーできます。ホットゾーン領域に表示されるその他のオーバーレイの場合、領域をタップすることでホットゾーンをトリガーできます。
ホットゾーンを有効化して Folio ビューコントロールを表示
このオプションを選択した場合、ページの上部と下部にあるホットゾーンをタップすると、ナビゲーションバーが表示されます(「HUD」ともいいます)。ホットゾーン以外の場所をタップしても、ナビゲーションバーは表示されません。ホットゾーンは、iPad および iPhone の Viewer で使用できます。
ボタンは Folio ビューのホットゾーンより優先され、Folio ビューのホットゾーンは左右のホットゾーンより優先され、Folio ビューのホットゾーンはボタン以外のすべてのオーバーレイより優先されます。
Folio ビューに上部ナビゲーションバーを表示しない
このオプションを選択した場合、ユーザーが記事をタップしたときにのみ、下部のナビゲーションバーが表示されます。これにより、発行者は Folio 内での移動用に、カスタムナビゲーションバーをすべての記事ページに作成できるようになります。
Folio の自動アーカイブを有効にする
ユーザーがダウンロードした Folio の数が上限に達したときの Folio の自動アーカイブを有効にするには、このオプションを選択します。デフォルトでアーカイブをオンにするかどうかを指定します。ユーザーは、デバイスの設定で自動アーカイブのオン/オフを切り替えることができます。また、Viewer アプリケーションに対して、ダウンロード済み Folio の数の上限(6 ~ 90)を指定します。個数がしきい値に達すると、前回のアップデートからの経過時間が最も長い Folio が自動的にアーカイブされます。ユーザーが個数のしきい値を変更することはできません。ユーザーは、アーカイブされた Folio を再度ダウンロードすることができます。
ライブラリ情報のキャッシュを有効にする
このオプションを選択すると、Folio の価格などの Folio 情報がキャッシュされます。このオプションを選択すると、大規模なライブラリを使用するアプリケーションのパフォーマンスが向上します。これは、ライブラリが読み込まれるたびに、Viewer が Apple サーバーをチェックしないからです。ただし、このオプションを選択した場合、Folio の情報が最新ではなくなる可能性があります。例えば、このオプションを選択して、市販 Folio のコストを変更した場合、ライブラリに誤解を招く情報が表示されます。このオプションは、現在、購読アプリケーションについてのみ利用できます。
ライブラリに「ログイン」ボタンを表示しない(Enterprise アカウントのみ)
デフォルトでは、「ログイン」ボタンは、カスタム権利付与済みの購読アプリケーションでライブラリの左上隅に表示されます。カスタムライブラリに別のログイン手段を用意する場合は、「ログイン」ボタンを表示しないようにできます。
Folio の更新メッセージを表示しない
このオプションを選択した場合、ライブラリで表紙画像をタップすると、ユーザーにアップデートを受け入れるか無視するかを確認することなく、Folio のアップデートがダウンロードされて適用されます。例えば、このオプションは、営業チームのメンバーが最新のコンテンツを必要とする営業アプリケーションなどで特に役に立ちます。
WiFi 接続では、Folio を表示するには Folio を必ず更新する必要があります。セルラー接続では、Folio の更新はオプションです。接続できない場合、ユーザーは古いバージョンの Folio を引き続き見ることができます。ユーザーが Folio を表示している間に Folio が更新された場合、更新プロンプトが表示されます。
ライブラリに「購読」ボタンを表示しない(Enterprise アカウントのみ)
デフォルトでは、「購読」ボタンは購読アプリケーションでライブラリの左上隅に表示されます。「購読」ボタンを表示しないようにできます。
初回起動時に権利付与済みの最新の Folio を自動的にダウンロード
このオプションを選択すると、最も新しく権利が付与された Folio がアプリケーションの起動時に自動的にダウンロードされます。初めてダウンロードする最新の Folio を無料にするには、アカウント管理ツールを使用します。このオプションは、市販コンテンツのあるアプリケーションに限り機能します。
ダウンロード後に権利付与済みの最新の Folio を自動的に開く
「初回起動時に権利付与済みの最新の folio を自動的にダウンロード」を選択すると、初めての読者がアプリケーションをダウンロードして最新の Folio をすぐに読み始めることができるよう、この「自動的に開く」オプションがデフォルトで選択されます。「自動的に開く」オプションをオフにすると、ライブラリで Folio のダウンロードが行われても、ユーザーがカバー画像をタップするまで Folio は開きません。これにより、発行者はバナーにメッセージを表示させ、初めてのユーザーに無料の Folio を提供していることを知らせることができます。
アプリケーションの評価ダイアログを有効にする
このオプションを選択すると、ユーザーが一定回数アプリケーションを起動した後に、アプリケーションの評価を求めるプロンプトが表示されます。例えば、「アプリケーションの評価ダイアログカウント」を 5 に設定すると、ユーザーが 5 回目にアプリケーションを起動したときに、評価を求めるプロンプトが表示されます。ユーザーが「後で通知する」を選択した場合は、次の起動時にプロンプトが表示されます。
アプリケーションに 9 桁のアプリケーション ID を指定します。この ID を取得するには、itunesconnect.apple.com にログインし、「Manage Your Applications」をクリックして、アプリケーションをクリックします。9 桁の Apple ID 文字列(バンドル ID ではありません)をコピーします。
解析オプトインダイアログを表示
このオプションを選択すると、ユーザーはデータの追跡をオプトアウトできます。Viewer アプリケーションのライブラリ設定を使用して、いつでもオプトインできます。このオプションは、データの追跡をユーザーがオプトアウトできるように義務付けられている地域で特に便利です。
表示されるデフォルトのテキストを編集するには、「カスタマイズした文字列を使用」を選択し、「解析オプトインダイアログのタイトル」と「解析オプトインダイアログのテキスト」の値をダウンロードして編集します。
レガシーのストア API を使用(Enterprise アカウントのみ)
古いカスタムストア設定を使用する場合、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、カスタムライブラリを指定できません。
サポートする言語
iTunes には、利用可能な Viewer アプリケーションの言語が表示されます。Viewer のインターフェイスは複数の言語に翻訳されますが、Folio のコンテンツはほとんどの場合翻訳されません。Viewer を表示する言語を少なくとも 1 つ選択してください。
カスタマイズした文字列を使用
Viewer に保存されているすべての文字列を、サポートされているすべての言語でカスタマイズできます。例えば、ライブラリのボタンテキストおよびダイアログボックスのテキストをカスタマイズできます。DPS iOS アプリケーションの UI テキストのカスタマイズを参照してください。
Viewer タイプに対するいずれかの権利付与オプションを選択すると、次のオプションが表示されます。
カスタムの権利付与サーバーの設定について詳しくは、アドビの担当者にお問い合わせください。
サービスの URL
URL は http://[:]/contextroot/api/ という形式で指定します。例えば、http://lighthouse.adobe.com/dps/entitlement_starter/api と指定します。サービスの URL とサービス認証 URL は、インテグレーター ID と一致させますが、異なる場合は、インテグレーター ID の値が優先されます。詳しくは、直接権利付与 API に関するドキュメントを参照するか、アドビの担当者にお問い合わせください。
サービス認証 URL
サービスの URL に使用するのと同じ情報を指定します。
インテグレーター ID
権利付与アカウントがアドビのサーバー上でプロビジョニングされると、アドビからインテグレーター ID が発行されます。複数のアプリケーションに同じインテグレーター ID を使用できます。API の各メソッドに「appId」と「appVersion」が含まれるため、資格情報を要求しているアプリケーションを実装で検出できます。
インテグレーター ID について詳しくは、アドビの担当者にお問い合わせください。
アカウントを作成する場合の URL(オプション)
Apple の購読プロセスを通じた申し込みではなく、発行者を通じて購読を申し込む URL を指定します。この URL は、権利付与サービスにリンクする「購読」ボタンをユーザーがタップしたときに使用されます。
パスワードを忘れた場合の URL
パスワードを忘れたユーザーがパスワードを回復する場合に使用する URL を指定します。
オプションの既存の購読 URL
ユーザーがデジタル版の購読を申し込む際、既に紙ベースの出版物を購読していることを表明するための URL を指定します。Viewer で印刷版購読のリンクボタンを無効にするには、このフィールドを空白のままにしておきます。
アプリケーション ID とバージョンを送信する
Viewer アプリケーションの ID およびバージョン文字列を権利付与 API 呼び出しに含めて送信することを許可する場合は選択します。アドビはこのオプションの選択を推奨します。
権利付与バナーを有効にする
このオプションを選択すると、購読のタイル画像が表示される代わりに Viewer ライブラリの全幅にわたって購読バナーが表示されます。このオプションが選択されていない場合、購読のタイル画像のみがライブラリに表示されます。購読のタイルの代わりにバナーを使用する場合、HTML コンテンツに購読オプションへのリンクを含めることを検討してください。
バナーページの URL
ユーザーがインターネットに接続した場合に購読バナーを表示する URL を指定します。このバナーは、Viewer ライブラリの上部セクション(購読のタイル画像と利用可能な Folio の上)に、全幅にわたって表示されます。SD デバイスおよび HD デバイスには別の URL を指定できます。
オフラインのバナーアセット
インターネットに接続されていないときにバナーを表示するためのアセットを格納した .zip ファイルを指定します。この .zip ファイルには、HTML ファイル 1 つ、画像ファイル 1 つまたは複数、また、必要に応じて CSS ファイルを含めます。.zip ファイルにはサブフォルダーを含めることができません。すべてのコンテンツは同じ階層にある必要があります。対象とする SD デバイスおよび HD デバイスには別の .zip ファイルを指定できます。
バナーの高さ
Viewer ライブラリに表示されるバナーの高さを、固定サイズまたはライブラリ領域に対するパーセントで指定します。値は 1 ~ 1280 の範囲で指定できますが、表示されるバナーの高さがライブラリ領域の 40%を超えることはできません。
Viewer タイプに対するいずれかの購読オプションを選択すると、次のオプションが表示されます。
購読のタイル画像
Apple(iOS)購読オプションを識別する背景画像を指定します。デバイスを横向きにしたときに表示される横置き用タイル画像については、iPad SD には 964x184 ピクセルの画像を指定し、iPad HD には 1928x368 ピクセルの画像を指定します。縦置き用タイル画像については、iPad の異なるサイズに対し、それぞれ 708x250 ピクセルおよび 1416x500 ピクセルの画像を指定します。
タイル画像のどこをタップしても、iOS 購読オプションが起動します。これらのオプションは、iTunes Connect で指定する購読のアプリ内購入情報によって決定します。
注意:権利付与バナーを有効にすると、購読のタイル画像に代わって権利付与バナーが表示されます(購読のタイル画像は表示されません)。ただし、DPS App Builder のバグにより、アプリケーションで使用されていなくても、購読のタイルを指定することが必要です。
オプションのライブラリ購読のタイル画像 URL
購読のタイル画像がタップされたときにアプリ内ブラウザーウィンドウに表示される URL を指定します。この Web ページには、購読に関係のないメッセージが含まれていてもかまいません。
オプションのリモートカスタムダイアログ URL
購読プロセスが完了すると、この URL が読み込まれます。例えば、ユーザー情報の要求や、製品に関する追加の詳細情報の提供を行うことができます。
購読タイプ/購読製品
市販の購読アプリケーションがある場合は、「有料」を選択します。購読製品の場合、プラスアイコンをクリックして 1 つ以上の Apple iTunes Connect 製品 ID と対応する期間を指定します。これらのオプションは、購読タイル画像または「購読」ボタンがタップされたときに表示されます。
Apple の無料購読オプションで Newsstand アプリケーションを作成する場合は、「無料」を選択します。iTunes Connect で指定した無料購読製品 ID を指定します。
購読アプリケーションには Shared Secret 情報が必要です。Shared Secret を作成または表示するには、iTunes Connect を使用します。アカウント管理ツールを使用して、アプリケーションアカウントの Shared Secret の文字列を指定します。次に、Folio Producer Organizer にログインして、Shared Secret の更新を実行してください。
このパネルでは、iTunes および iPad 上に表示される App アイコンとスプラッシュスクリーンを指定します。
各アイコンファイルを一度に 1 つずつ指定する代わりに、Finder ウィンドウでファイルを選択し、アイコンとスプラッシュスクリーンパネルにドラッグすることができます。
App アイコン
指定したアイコンが、Viewer をインストールした iPad のホーム画面と、iPad 上に表示したデバイス App Store に表示されます。iPad SD デバイスには、PNG 形式の 29x29、50x50、72x72、76x76 および 1024x1024 ピクセルのアイコンを指定します。iPad HD デバイスには、PNG 形式の 58x58、100x100、144x144 および 152x152 ピクセルのアイコンを指定します。iPhone には、29x29、57x57、58x58、87x87、114x114、120x120 および 180x180 ピクセルのアイコンを指定します。アイコンの四隅は自動的に丸められます。小さいアートワークを拡大して使用することは避け、72 ppi、RGB、分割・統合済みの高品質な PNG ファイルを使用してください。
画像ファイル名の .png 拡張子は必ず指定してください。
スプラッシュスクリーン
Viewer を起動すると、スプラッシュスクリーン(起動画像)が約 3 秒間表示されます。スプラッシュスクリーンに対し、72 ppi、RGB、分割・統合済みの高品質な PNG ファイルを使用して、以下の画像を指定します。ファイルサイズを小さくするには、Photoshop の「Web およびデバイス用に保存」を使用して 8 bit PNG ファイルとして保存します。
iPad SD の場合は、1024x768 および 768x1024 ピクセルの画像
iPad HD の場合は、2048x1536 および 1536x2048 ピクセルの画像
iPhone SD の場合は、320x480 ピクセルの画像
iPhone HD の場合は 640x960 ピクセルの画像、iPhone 5 の場合は 640x1136 ピクセルの画像、iPhone 6 の場合は 750x1334 ピクセルの画像、iPhone 6 Plus の場合は 1242x2208 ピクセルの画像
最良の結果を得るために、スプラッシュスクリーンと表紙には異なる画像を使用することをお勧めします。表紙とスプラッシュスクリーンを同じ画像にすると、起動時に App がフリーズしたと誤解される可能性があります。一部の発行者は、「読み込み中...」という表示をスプラッシュ画像に追加しています。
アプリケーションアイコンの光沢効果を有効にする
上から光が当たっているように見える光沢効果をアイコンに適用するかどうかを指定します。
HTML 用オプショナルフォント ZIP
HTML スタックまたは Web ビューオーバーレイのテキストにフォントを適用した場合は、それらのフォントを .folio ファイルまたは Viewer のいずれかに含めます。Viewer に含める場合は、フォントを圧縮して 1 個の .zip フォルダーにします。.zip ファイルにはサブフォルダーを含めることができません。すべてのコンテンツは同じレベルにある必要があります。
Newsstand を有効にすると、iOS5 がインストールされた iPad の Newsstand フォルダーに Viewer アプリケーションが表示されます。Newsstand を有効にするには、iTunes 購読を使用して Viewer アプリケーションを作成する必要があります。iTunes 購読のみまたは権利付与と iTunes 購読は使用できますが、権利付与のみは使用できません。さらに、プッシュ通知を有効にする必要があります。
Newsstand を有効にする
Newsstand フォルダーに Viewer が表示されるようにするには、このオプションを選択します。
雑誌/新聞
Newsstand で Viewer アプリケーションを雑誌と新聞のどちらとして分類するかを指定します。
綴じしろ
ユーザーがホームボタンをダブルタップしてアクティブなアプリケーションを表示するときに、Newsstand アイコンにどのような装飾を表示するかを指定するオプションを選択します。例えば、綴じしろで「左」を選択すると、左側に綴じしろが表示され、右側にページの装飾が表示されます。
Newsstand アイコン
Newsstand フォルダーに表示される PNG アイコンを指定します。iPad SD には 384x512 ピクセル、iPad HD には 768x1024 ピクセルで、72 ppi、RGB、分割・統合済みの高品質な PNG ファイルを使用します。このアイコンは Newsstand での最初のカバー画像として使用されます。このアイコンは、最近公開された Folio の縦置きのカバー画像に置き換えられます。
このパネルでは、カスタム Viewer のライブラリ下部に表示するナビゲーションツールバーをカスタマイズできます。
ライブラリボタンを隠す
ナビゲーションツールバーが表示されている場合、下部のナビゲーションバーにあるライブラリボタンをタップしても、左上のナビゲーションバーにあるライブラリボタンをタップしても、同じ結果になります。この重複を解消するため、下部のナビゲーションツールバーが有効な場合に限り、ライブラリボタンを隠すことができます。
ナビゲーションツールバーを表示
このオプションを選択すると、Viewer の下部にナビゲーションツールバーが表示されます。
ナビゲーションツールバーをライブラリと Folio ビューを含むすべてのビューに表示するか、Folio の表示時には隠すかを指定できます。
カスタムライブラリを含めてナビゲーションツールバーを隠す場合は、「Use Custom Library」を選択し、ファイルと設定を指定して、ナビゲーションツールバーを隠すオプションを選択します。
Viewer アイコンを隠す
「ナビゲーションツールバーを表示」を選択している場合は、デフォルトで表示される Viewer アイコンを隠すことができます。Viewer アイコンをタップすると、前に表示されていた Folio が表示されます。
購入ボタンを隠す
Folio を個々の購入ではなく購読を通じてのみ購入できるようにする場合、またはカスタムストアをコンテンツ販売の主要手段として使用する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択した場合、ライブラリにはユーザーが権利を付与されている Folio だけが表示されます。
「購入ボタンを隠す」を選択した場合、ライブラリには、最新の Folio ではなく Folio のグリッドが表示されます。
ログインボタンを隠す
このオプションを選択すると、カスタムアイコンがタップされたときに、画面の左上隅に「ログイン」ボタンが表示されなくなります。
無料 Folio を隠す
ライブラリで無料 Folio を非表示にするには、このオプションを選択します。このオプションは、カスタムサーバーを使用して、ログインアカウント情報に基づいて顧客に Folio を指定する権利を付与する場合に特に便利です。
Folio の制限方法については、Digital Publishing Suite を使用した制限付き配布(英語のみ)をご覧ください。
アプリケーションの方向をロック
縦置きまたは横置きを選択すると、アプリケーションは iPad 上でその方向を維持します。この設定は、Folio がデュアル方向であっても、ライブラリビューや Folio ビューを含むすべてのビューに影響します。
ツールバーおよびカスタムアイコンのカスタマイズとプレビュー
このセクションは、デフォルトライブラリのナビゲーションツールバー用にカスタムアイコンを指定する、またはカスタムの HTML ライブラリを指定するために使用します。
Use Custom Viewer Library
DPS App Builder の「ナビゲーションツールバー」セクションでライブラリアイコンをクリックすると、「カスタムの Viewer ライブラリを使用」オプションが表示されます。このオプションアイコンをクリックすると、HTML コードを含む .zip ファイルを指定できます。カスタムライブラリを指定すると、「ライブラリ」アイコンの代わりに上部ナビゲーションバーに家のアイコンが表示されます。
このオプションは、アプリケーションの詳細ページで「レガシーのストア API を使用」を選択した場合は表示されません。カスタムライブラリの作成について詳しくは、カスタムライブラリの作成(Enterprise)を参照してください。
カスタムアイコン
パネルの右側のプラスアイコンをクリックすると、ナビゲーションツールバーのカスタムボタン(カスタムスロットともいいます)を作成できます。ライブラリアイコンまたは Viewer アイコンを選択し、デフォルトのアイコンをそのライブラリアイコンまたは Viewer アイコンに置き換えることもできます。
iPad では最大 8 個のナビゲーションアイコン(カスタム 6 個とライブラリおよび Viewer アイコン)、iPhone では最大 2 個のアイコン(カスタム 1 個とライブラリ)を使用できます。
各アイコンに、30x30 および 60x60 ピクセルの透明な背景の PNG ファイルを指定します。前景の画像にはすべての色を使用できます。iOS は、システムの色(通常は明るい青)を透明でないピクセルに適用し、選択されたかどうかを示すためにアイコンの外観を変更します。
ユーザーがカスタムアイコンをタップすると、アプリケーション内ブラウザーにストアの Web サイト、ニュースフィード、ヘルプページなど、指定した HTML ファイルの内容が表示されます。閉じるボタンをタップすると、ライブラリビューに戻ります。
アイコンラベル
アイコンの下に表示される「ストア」や「ヘルプ」などのテキストを指定します。
アプリケーションの UI に複数の言語が含まれる場合、「アプリケーションの詳細」セクションの「カスタマイズされた文字列を使用」を選択したときにダウンロードされる XML ファイルを編集できます。この XML ファイルを使用して「ライブラリ」および「Viewer」ラベルを変更することもできます。詳しくは、前述の「カスタマイズした文字列を使用」を参照してください。
タイプ
指定した HTML ファイルのコンテンツを表示する Web ビューを選択します。インテントメタデータを使用して表紙、目次またはヘルプ記事にジャンプすることができる Woodwing ベースのアプリケーションを発行する場合は、「ナビゲーション」のみを選択します。「インテント」フィールドに名前を指定します。
Navto リンク名
このオプションでは、カスタムアイコンに関連付けた HTML コンテンツを開く goto:// 形式のリンクを記事内に作成できます。例えば、リンク名が「Store」の場合、goto://ApplicationViewState/Storeアクションのボタンを作成すると、このボタンアクションでストアの Web ビューが開きます。カスタムアイコンへの goto リンクを作成するを参照してください。
アイコン HTML リソース ZIP
ツールバーボタンがユーザーにタップされたときに Web ビューで使用するアセットを格納した .zip ファイルを指定します。この .zip ファイルには、HTML ファイル 1 つと、必要に応じた画像ファイルおよび CSS ファイルを含めます。.zip ファイルにはサブフォルダーを含めることができません。すべてのコンテンツは同じレベルにある必要があります。
方向をロック
ユーザーがツールバーボタンをタップしたときに表示される Web ビューを単一方向でのみ表示する場合は、「横置き」または「縦置き」を選択します。
タイトルバーを隠す
このオプションを選択すると、カスタムアイコンの HTML コンテンツが表示されているときに、Viewer ライブラリの上部に表示されるタイトルバーを隠すことができます。
ナビゲーションコントロールを表示
Web ページの戻るボタンや更新ボタンなどのナビゲーションコントロールを表示します。これらのオプションは、HTML コンテンツの上部のタイトルバーに表示されます。
自動起動
ツールバーのカスタムボタンの 1 つを「自動起動」に設定できます。「自動起動」をオンにすると、Viewer のライブラリを開いたときに、HTML ページが自動的に表示されます。
ナビゲーションツールバーパネルの右側のプラスアイコンをクリックすると、iPad アプリケーションのボタンを 8 つまで含めることができます。デフォルトのライブラリボタンと Viewer ボタンを置き換えることもできます。ボタンをプレビューバーでクリックすると、ボタン間を切り替えることができます。
ソーシャルシェアの設定によって、ユーザーが Facebook、Twitter、電子メールまたはコピー&ペーストによってアプリケーションの記事を共有できるかどうかを制御します。iPad および iPhone Viewer 用にソーシャルシェアを使用できます。ただし、この機能は単一雑誌号アプリケーションまたは Android Viewer 用には使用できません。ソーシャルシェアのワークフローについては、ソーシャルシェアを使用するを参照してください。
共有を有効にする
「共有を有効にする」を選択すると、iOS 7 デバイスのアクティビティシートに、すべての有効な共有オプションが表示されます。現時点では、iOS 7 の共有オプションをオフにすることはできません。
iOS 6 を実行するデバイスでは、Facebook SDK の広告 ID 参照に関する新しい制限により、2014 年 2 月 11 日以降に作成するすべてのアプリケーションでソーシャルシェアメニューが使用できなくなりました。「iOS 6 固有設定」の各オプションは適用外となりました。
パブリケーション URL(v28 のみ)
v28 アプリケーションでは、パブリケーションに関する情報が含まれた URL を指定します。パブリケーション URL へのリンクは、ユーザーが保護された記事を共有したときに表示されます。v29 アプリケーションでは、パブリケーション URL は必要なくなりました。保護された記事が共有されると、完全な記事の URL がリンクに含まれ、ペイウォールのメッセージが表示されるようになりました。
Apple の規定により、iPad 上で動作するすべてのアプリケーションには、有効な証明書による署名が適用され、使用できる状態に設定されている必要があります。プロビジョニングセクションでは、mobileprovision ファイルを指定します。生成された Viewer アプリケーションをダウンロードするときに証明書を指定します。
証明書および mobileprovision ファイルの作成について詳しくは、iPad Publishing Companion Guide PDF を参照してください。このファイルは、ダッシュボードまたは DPS App Builder のヘルプメニューから入手できます。
エンタープライズ署名付き Viewer アプリケーション
このオプションは、Enterprise のプロビジョニング証明書を使用して Viewer が組織内でのみ配布されるようにする場合にだけ選択してください。App ID と Enterprise の mobileprovision ファイルを指定します。Enterprise 署名版アプリケーションでプッシュ通知機能を有効にすることもできます。mobileprovision ファイルには、ワイルドカード以外のバンドル ID を含める必要があります。Enterprise 署名版 iPad Viewer アプリケーションの作成を参照してください。
開発版 mobileprovision
mobileprovision ファイルは、作成した Viewer App をどの iPad にインストールして使用できるかを指定するファイルです。開発版 App の mobileprovision には、UDID と呼ばれる iPad ID のリストが含まれています。
配布版 Mobileprovision
mobileprovision ファイルは、作成した Viewer App をどの iPad にインストールして使用できるかを指定するファイルです。
サイドロード可能な開発版ビルド
このオプションを選択すると、.folio ファイルを iTunes 経由で手動で開発版 Viewer に追加することができます。Folio Producer Organizer で「書き出し」ボタンを使用して作成された(.zip ファイルではなく).folio ファイルのみ使用できます。
プッシュ通知機能を有効にする
アドビのプッシュ通知機能を有効にするには、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、Viewer App アイコンに赤いバッジが表示され、使用可能な Folio の数が示されます。または、Newsstand でプッシュ通知プロセスがアクティブになります。Newsstand を有効にしている場合、このオプションは必須です。
プッシュ通知を設定するには、Apple Developer サイトで App ID を設定して、新しい mobileprovision ファイルを作成し、製品版および開発版のプッシュ証明書を作成します。プッシュ証明書を作成する手順について詳しくは、iPad Publishing Companion Guide PDF を参照してください。このファイルは DPS App Builder のヘルプメニューからダウンロードできます。
プッシュ証明書は、アプリケーション自体に含まれるのではなくサーバー上に保存されます。DPS ダッシュボード(https://digitalpublishing.acrobat.com)のプッシュ通知ポータルで、プッシュ証明書を指定します。
詳しくは、プッシュ通知を参照してください。
アドビのプッシュサーバーを使用する
「アドビのプッシュサーバーを使用する」の選択を解除すると(Enterprise アカウントのみ)、サードパーティのプッシュサーバーを選択できます。「プッシュ URL」フィールドでサーバーを指定します。「カスタムプッシュパラメーター」フィールドで、サーバーに必要な追加のサーバー要求をすべて指定します。プッシュサーバーのセットアップにおける基本的な要件については、プッシュ通知を参照してください。
Omniture のトラッキング用にプロビジョニングされた Adobe ID を使用してログインした場合、ユーザーデータのトラッキング用の設定が「ビルドの詳細」ページに表示されます。このデータは自動的に入力されます。Enterprise アカウントのお客様は、このオプションが表示されない場合はアドビの担当者にお問い合わせください。
すべての必須フィールドの情報またはファイルを指定したら、「ビルドを送信」をクリックし、「完了」をクリックします。
開発版および配布版 App の作成に要する時間の長さは、サーバーの混雑状況によって変化します。
開発版 Viewer App と配布版 Viewer App にそれぞれ別の証明書が必要です。開発版 App はテスト用です。配布版 App は、開発版によるテストと承認が済んだ後で Apple に送信するものです。
カスタム Viewer ビルドが表示される管理ページで Viewer App を選択します。
開発版 Viewer(.ipa)をクリックして開発版 App をダウンロードします。
開発版 p12 証明書とパスワードを指定し、「ダウンロードして署名」をクリックします。
開発版 P12 証明書
.p12 ファイルには、証明書の秘密鍵情報が保存されています。.p12 証明書を作成するには、Apple Developer サイトで証明書を作成してダウンロードしてから、Keychain Access ユーティリティで、その証明書の秘密鍵を .p12 証明書として書き出します。
開発版 P12 パスワード
.p12 証明書の作成時にはパスワードの指定を要求されます。空のパスワードは無効です。空のパスワードを指定した場合は、有効なパスワードを入力して .p12 証明書を作成し直す必要があります。
開発版 App(.ipa)を iTunes ライブラリに追加し、iPad Publishing Companion Guide.pdf の手順に従ってアプリケーションをテストします。
開発版 App が設計のとおりに動作することを確認したら、DPS App Builder の管理ページに戻って、配布版 Viewer(.zip)をクリックします。配布証明書情報を指定し、「ダウンロードして署名」をクリックします。
カスタム Viewer をダウンロードしてテストしたら、配布版 Viewer(.zip)を Apple に送信します。
開発版 App の送信
開発版 App が設計のとおりに動作することを確認したら、配布版 App(.zip)を Apple Store に送信します。詳しくは、iPad Publishing Companion Guide.pdf ファイルを参照してください。
アプリケーションの更新
別のアイコンを作成するなどして変更を加える必要が生じた場合は、メインページで Viewer App を選択し、「編集」をクリックします。作成時に入力した開発者の情報や設定内容が表示されます。必要に応じて変更を加えてから、もう一度ビルドを送信します。以上の操作でアプリケーションが更新されます。
新しいバージョンの App を Apple に送信する場合、既存の App を編集することも新しく作成することもできます。新しいバージョンの App を作成したら、以前に構築した App と同じ App ID を基に mobileprovision ファイルを使用できます。バージョン情報は自動的に更新されます。
Viewer のタイプを変更する場合、例えば複数 Folio アプリケーションを複数 Folio(iTunes 購読を使用)アプリケーションに変換する場合には、既存のアプリケーションを編集することはできません。このような場合は、同じ mobileprovision ファイルを使用して新しいアプリケーションを作成します。
ビルドの削除
開発版および配布版 App が不要になった場合は、メインページで Viewer App を選択し、「削除」をクリックします。App に使用したのと同じ App ID を基に mobileprovision ファイルを使用すれば、いつでも新しいビルドを作成できます。