DPS Export for PowerPoint アドインをインストールし、PowerPoint を起動します。
DPS Export for PowerPoint は、Microsoft PowerPoint 2010 および 2013 のプレゼンテーションを Adobe DPS の Folio に変換する PowerPoint アドインです。Windows コンピューターに DPS Export for PowerPoint をインストールすると、PowerPoint に「DPS Export」アドインタブが表示されます。書き出しの設定を指定し、スライドを書き出します。

必要システム構成
- Windows 7 および Windows 8
- Microsoft PowerPoint 2010 または 2013 32 ビット版(Mac OS 版の PowerPoint には必要なアドイン機能が備わっていません)
- .NET Framework 4 以降(DPS Export for PowerPoint インストーラーに含まています)
- Visual Studio Tools for Office Runtime(DPS Export for PowerPoint インストーラーに含まれています)
- デスクトップ用 Adobe Content Viewer1
- デバイス用 Adobe Content Viewer(iOS App Store、Google Play Store、Windows ストアからダウンロードできます)
- Enterprise DPS サブスクリプション(Folio のアップロードに必要です)
1 デスクトップ用 Content Viewer は、Windows 8.1 より前のバージョンを実行しているコンピューターでは DPS Export for PowerPoint のインストーラーに含まれています。Windows 8.1 では、Windows ストアで Adobe Content Viewer をインストールしてください。
必要なツールのインストール
インストーラーファイルをダウンロードして実行するには、次のリンクを使用してください。
ビデオと記事
James Lockman 氏による PowerPoint の Adobe DPS への変換(英語のみ)のビデオをご覧ください。
James Lockman 氏による Adobe DPS での PowerPoint プレゼンテーションの使用(英語のみ)の記事を参照してください。
プレゼンテーションを DPS に書き出し
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書き出すプレゼンテーションを作成します。
プレゼンテーションがセクション(挿入/セクション)を含む場合は、各セクションのスライドが 1 つの記事として書き出されます。プレゼンテーションがセクションを含まない場合は、各スライドが 1 つの記事として書き出されます。
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PowerPoint ツールバーの「DPS Export」をクリックします。
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アドインツールバーで「アカウント」をクリックし、Folio を表示するアプリケーションアカウントを指定します。
コンテンツを書き出してアップロードするには、アカウント情報の指定が求められます。コンテンツのプレビューにはアカウント情報は必要ありません。
また、LAN 用のプロキシサーバーのアドレスとポートを指定することもできます。
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ツールバーで次のいずれかの操作を行います。
- Desktop Viewer でプレビューするファイルのローカルバージョンのみを作成するには、「プレビュー」をクリックします。
- Folio を Adobe Folio Producer Service にアップロードするには、「アップロード」をクリックします。「アカウント」オプションを使用してログインしたことを確認してください。
指定した情報は、Folio と記事の両方のメタデータに使用されます。例えば、「パブリケーション名」は Folio の「パブリケーション名」および「詳細」に使用され、「著者」はすべての記事の「著者」フィールドに使用されます。これらの設定は、Folio を公開する前に Folio Producer で編集できます。これらのオプションについて詳しくは、DPS ヘルプのFolio のプロパティを変更すると記事の管理を参照してください
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Folio のコンテンツをテストします。
- アップロードされた Folio のソースコンテンツに変更を加える必要がある場合は、PowerPoint でプレゼンテーションを再度書き出します。同じファイル名を使用すると、既存のコンテンツが書き出したコンテンツに置き換わります。
- サポートされる他のデバイス用に別のサイズで Folio を作成する必要がある場合、または書き出しの設定を変更する必要がある場合は、PowerPoint ファイルの名前を変更し、もう一度プレビューまたはアップロードします。
- アップロードされた Folio のソースコンテンツに変更を加える必要がある場合は、PowerPoint でプレゼンテーションを再度書き出します。同じファイル名を使用すると、既存のコンテンツが書き出したコンテンツに置き換わります。
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Folio Producer を使用して Folio を公開します。
追加情報
- スライドは、横置きのみの Folio で書き出されます。プレゼンテーションがセクション(挿入/セクション)を含む場合は、各セクションのスライドが 1 つの記事として書き出されます。プレゼンテーションがセクションを含まない場合は、各スライドが 1 つの記事として書き出されます。
- 特定のターゲットデバイスのサイズに合わせて、コンテンツは拡大・縮小およびレターボックス表示されます。
- PowerPoint のハイパーリンクは、ハイパーリンクオーバーレイに変換され、PowerPoint のモーションパスおよびほとんどのアニメーションは、DPS の画像シーケンスオーバーレイとして書き出すことができます。オーディオ(.mp3)およびビデオ(.mp4)ファイルはオーバーレイとして書き出されます。サポートされているオーバーレイの詳しいリストについては、Adobe DPS での PowerPoint プレゼンテーションの使用(英語のみ)を参照してください。
- 横置きと縦置きの画像がカバー画像用に生成されます。これらのカバー画像の置き換えについて検討してください。Folio Producer で Folio と記事のメタデータを編集することもできます。
- 書き出したプレゼンテーションを編集する必要が生じた場合は、Folio を削除してプレゼンテーションを再度書き出します。書き出し後の PowerPoint Folio を編集する機能は、まだサポートされていません。
- PowerPoint アニメーションが正常に書き出せない場合は、「インタラクティブな要素を有効にする」をオフにして書き出すことを検討してください。
- 現時点では、Digital Publishing Solution(DPS 2015)のコンテンツを書き出すことはできません。ただし、DPS で書き出した Folio を公開し、その Folio を DPS 2015 プロジェクトに移行することはできます。
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