
必要な情報
Captureを使うと、スマートフォンやタブレットで撮影した写真から、Dimensionで使用できるマテリアルを簡単に作成することができます。ここでは、柄のある生地の写真を撮影し、その写真からマテリアルを作成して、Dimensionの3Dオブジェクトに適用するまでの手順を説明します。
[学習のまとめ]
- モバイルデバイスからCaptureを起動し、「マテリアル」を選択して生地の写真を撮影します。
- 画像に基づいてマテリアルが自動的に生成されるので、生地の質感や使用する範囲を調整します。
- 作成したマテリアルをCreative Cloudライブラリに保存します。Dimensionを起動すると、「Creative Cloudライブラリ」パネルにマテリアルが表示されます。
- Dimensionのシーン内にギフトバッグのモデルを配置し、マテリアルをドラッグ&ドロップで適用します。
Dimensionで使用する3Dモデルは、アセットパネルにあらかじめ用意されたモデルのほか、Adobe Stockにも様々な種類の3Dモデルが揃っています。ここでは、Dimensionから直接Adobe Stockの3Dモデルを検索し、Creative Cloudライブラリ経由でパネルに追加するまでの手順を説明します。
[学習のまとめ]
- 「Creative Cloudライブラリ」パネルの「Adobe Stockを検索」にキーワードを入力すると、パネル内に検索された3Dモデルのサムネールが表示されます。
- 使用したい3Dモデルを選択し、Creative Cloudライブラリにダウンロードして保存すると、Dimensionのパネルにモデルが追加されます。
- Adobe Stockでは有料の3Dモデルのほか、無料で使用できるモデルも数多く用意されています。
- パネルからバッグや帽子など複数のモデルを、Dimensionのシーン内にドラッグ&ドロップで配置します。
Captureで作成した3DマテリアルのデータをCreative Cloudライブラリに保存しておきましょう。また、Illustratorで作成したロゴデータ(tayutau.ai)をこちらからダウンロードしておきましょう。これらの素材を、Dimensionの3Dモデルに貼り付けていきます。
[学習のまとめ]
- 「移動ツール」、「回転ツール」、「拡大・縮小ツール」を使って、シーン内に配置した3Dモデルの位置や大きさを調整します。
- Creative Cloudライブラリに保存した花柄のマテリアルを、パネルから3Dモデルにドラッグ&ドロップで貼り付けて、パターンを適用します。
- ダウンロードしたロゴデータをIllustratorで開き、オブジェクトをすべて選択して「ライブラリ」パネルにドラッグ&ドロップして、Creative Cloudライブラリに登録します。
- Dimensionに戻り、「Creative Cloudライブラリ」パネルに追加されたIllustratorのロゴデータを、シーン内の3Dモデルにドラッグ&ドロップで貼り付け、位置や大きさを調整します。
3Dモデルが1つのパーツで構成されている場合、マテリアルなどを適用するとオブジェクト全体に適用されてしまいます。ここでは、「自動選択ツール」で3Dモデルの1部分を選択し、その部分だけに別のマテリアルを適用する方法を解説します。最後に背景色を設定し、レンダリングした画像をPhotoshopで開いてデザインを仕上げます。
[学習のまとめ]
- 「自動選択ツール」を使ってバッグの取っ手の一部分をクリックすると、取っ手が自動的に選択されます。
- 取っ手が選択された状態で、「アセット」パネルのマテリアルから「エンボス紙」をドラッグ&ドロップで適用します。
- 背景の色を設定するには、「プロパティ」パネルの「背景」をクリックし、好みの色を指定します。
- オブジェクトの位置やアングルを調整したら、レンダリングをかけてPSD形式で書き出します。
- レンダリングしたPSDファイルをPhotoshopで開き、背景やロゴ、キャプションなどを加えて最終的なイメージ画像に仕上げます。
気に入った素材を見つけたら、すぐさまCaptureで撮影し、マテリアルに変換しましょう。Creative Cloudライブラリに保存しておけば、Dimensionでいつでも簡単に利用することができます。Captureは無料アプリなので、手軽にお試しいただけます。
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