内容 (What's Covered)

 

CD-ROM をドライブに挿入すると、自動的に起動するタイトルがあります。しかし、この動作は Director で作成したプロジェクタが制御できるものではございません。方法につましては、CD バーナーソフトウェアの仕様書等をご参照ください。

 

この動作に関するサポートをテクニカルサポートではおこなっておりませんが、自動起動の概略を Windows と Macintosh に分けてご説明します。

 

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Windows の場合

 

Windows 95 以降の CD-ROM ドライブに対しては、AutoPlay を実装することができます。そのためには、CD-ROM のルートディレクトリに、Autorun.inf ファイルを置きます。Autorun.inf はテキストファイルで、標準的には AutoPlay の実行ファイルとアイコンファイルの指定をします。この指定は [autorun] セクションで行います。

 

実行ファイルがルートディレクトリの「projector.exe」、アイコンファイルが同じくルートディレクトリの「iconfile.ico」だとすると、Autorun.inf ファイルの内容はつぎのようになります。

 

[autorun]

open=projector.exe

icon=iconfile.ico

 

Autorun.inf および open と icon コマンドについては、Microsoft 社の下記 URL をご参照ください。

 

・Autorun.inf

http://www.microsoft.com/JAPAN/developer/library/jpdx6sdk/_dx_autorun.inf_autoplay.htm

 

・open

http://www.microsoft.com/JAPAN/developer/library/psdk/jpdx6sdk/_dx_open_autoplay.htm

 

・icon

http://www.microsoft.com/JAPAN/developer/library/jpdx6sdk/_dx_icon_autoplay.htm

 

注意すべき点を2つ補足します。まず、ユーザーの Windows 環境で CD-ROM ドライブの自動挿入の設定がオフになっていると、AutoPlay は動作しません。つぎに、Windows はアイコンファイルをそのパスとファイル名とで管理し、アイコンイメージを記録します。したがって、その CD-ROM ドライブで icon に同じパスとファイル名を設定した他の CD-ROM をすでに読込んだことがあった場合、そのアイコンのイメージが表示されてしまいます。これを避けるためには、パスとファイル名にユニークな名前を使用する必要があります。

 

Autorun.inf には、他に shell¥verb コマンドを設定することができます。shell¥verb は、マウスの右クリックで表示されるショートカットメニューに項目を追加します。追加したい項目名が「お読みください」で、項目選択時にメモ帳で「ReadMe」フォルダの「readme.txt」を開きたい場合には、[autorun] セクションに以下の2行を追加します。

 

shell¥readit¥command=notepad ReadMe¥readme.txt

shell¥readit=お読みください

 

パラメータ verb にはコマンド名をつけます。2行に同じコマンド名を指定することにより、設定した項目名と実行コマンドとが関連づけられます。shell¥verb コマンドについては、以下の URL をご参照ください。

 

・shell¥verb

http://www.microsoft.com/JAPAN/developer/library/psdk/jpdx6sdk/_dx_shell_verb_autoplay.htm

 

Macintosh の場合

 

QuickTime の自動再生の設定を利用して、自動起動を行わせる方法があります。CD-R ライターソフトには、この設定を行えるものがあります。たとえば、Adaptec Toast では、Macintosh のボリュームを選択する際に「自動起動」のオプションが設定でき、起動するファイルを指定します。また、この自動再生を設定するユーティリティも、シェアウェアなどにあるようです。

 

ただ、Macintosh 環境の場合、自動起動はおすすめめしません。第1に、自動再生の設定を利用したウィルスが過去に出回ったことがあります。このため、QuickTime 設定の自動再生をオフにしているユーザーが少なくありません。この場合には、自動起動は機能しません。またこうした経緯から、出荷時にすでに自動再生をオフにしてある機種もあるようです。

 

第2に、Macintosh ユーザーは CD-ROM が自動的に起動することを、通常予想していません。マシンを使っている最中に、取りあえず CD-ROM をドライブにセットすることもありえます。このとき、自動起動が動作すると、ポインタが時計アイコンに変わって、アプリケーションが完全に起ち上がるまでユーザーは作業の中断を余儀無くされます。

 

Windows 環境では CD-ROM を挿入しても、そのままではデスクトップに表示されないために、自動起動は意味があります。また、Macintosh に比べて Windows は、初心者ユーザーの割合が多いこともあるでしょう。しかし、Macintosh なら、CD-ROM を挿入するとボリュームアイコンがデスクトップに直ちにマウントされます。必要があれば、マウント時にウィンドウが開くように設定しておくこともできます。起動するにはどうしたらよいか迷うユーザーは、ほとんどいないと思われます。あえてユーザーの予測しない自動起動の動作を設定して、ユーザーに不安やいら立ちを与えるメリットは極めて少ないといわざるを得ません。

 

仕様に関しては充分ご検討下さい。

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