AwareID

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米国マサチューセッツ州バーリントンに本社を置く Aware, Inc.(NASDAQ:AWRE)は、生体個人認証ソリューションのグローバルリーダーで、世界中の政府機関や企業と 30 年以上にわたる協力関係にあります。

Aware は、高度な顔のライブネス検出、生体認証、一意の ID および生体情報データベースの検証を組み合わせて、署名者の真正性を確認し、不正行為を防止し、組織が厳格な本人確認(KYC:Know Your Customer)要件を満たすことを支援しつつ、シームレスなユーザーエクスペリエンスを維持します。

Adobe Acrobat Sign による生体個人認証

AwareID は、デジタル ID ゲートウェイを通じて Adobe Acrobat Sign で直接利用できます。Aware による一意の ID の生体認証により、署名者を即座に認証できます。このリアルタイムの ID 確認は、信頼性の高いデータ照合と業界最先端の生体認証セキュリティを組み合わせることで、Acrobat Sign の電子サインワークフローを強化します。

CPF 番号(Cadastro de Pessoas Físicas)を持つブラジルのユーザーの場合、生体個人認証を実行してからステータスと関連デモグラフィックデータを返します。

この機能では、Aware の Awareness Platform に含まれる次の機能を統合的に活用しています:

  • 一意 ID データベースの検証
    署名者の一意の ID 番号(ブラジルの場合は CPF 番号)を民間の記録や政府の公式記録と照合し、フルネーム、生年月日、親の情報などの本人情報を確認します。
  • 生体認証のライブネス検出
    ライブネス検出技術を使用して署名者が実際にその場に存在していることを確認し、写真、動画、マスクなどによるなりすましを防止します。
  • 顔の照合
    顔のライブキャプチャを記録システム(CPF データベース)の画像と照合し、生体照合を極めて高い精度で行います。
  • KYC(Know Your Customer)
    コンプライアンス強化のため、署名者を政府の監視リスト、制裁対象者リスト、重要な公的地位を有する者(PEP)リストと照合します。

Adobe Acrobat Sign を使用した検証済み署名ワークフロー

  1. 署名者はメールの通知で文書を受け取り、「確認して書名」を選択して電子サインワークフローを開始します。
  2. AwareID サービスは、署名者にメールアドレスの確認、法的文書に記載されている氏名の入力、一意の ID 番号(ブラジルの場合は CPF)の提供を求めます。
  3. 署名者に自撮りの撮影が求められます。AwareID はそれを用いて、生体認証のライブネス検出と、顔の照合による一意の ID の確認を実行します。 
  4. ID 確認が成功し、一意の ID のステータスが確認されると、署名者による検証済みの署名は完了です。
  5. Acrobat Sign は、コンプライアンスと監査を目的として、検証結果を含む署名者 ID レポートも提供します。

管理者向け

Acrobat Sign で ID 確認用に AwareID をアクティベートするには、Aware の有効なライセンスが必要です。組織で Acrobat Sign とともに使用するデジタル ID プロバイダーを設定する方法について詳しくは、ドキュメント「デジタル ID ゲートウェイ」を参照してください。

Adobe, Inc.

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