CSSを使用してdivやその他のコンテナにスタイルを設定し、背景色を適用する方法と要素間の間隔を調整する方法を説明します。
CSSを使用すると、HTML要素にカラーを追加し、位置を調整するなど、様々なスタイルを設定できます。CSSを追加して要素ごとに外観を詳細に調整し、体系的に整ったレイアウトにすることで、ページ全体のビジュアルデザインを改善します。
マージンとパディングの意味については、次のCSSボックスモデルの図をご覧ください。この標準モデルでは、CSSのレイアウトプロパティにより各HTML要素がどのようにスタイル設定されるかを示しています。
プロジェクトファイルをダウンロードして保存します。Dreamweaverでstyle_containers_practice.html を開きます。
ワークスペースの上部にあるstyle_containers_practice.css をクリックして、分割ビューに切り替えます。
header セレクターに移動します。この要素のカラーを変更するには、background-color プロパティを追加します。background-colorプロパティにコロンを入力すると、コンテキストメニューが表示されます。メニューからカラーピッカー を選択します。カラーピッカーでセレクターを動かして目的のカラーを見つけるか、直接16進数を入力します。
header、#main、#sidebar の各セクションの背景色を#FFFFFF に設定し、footer の背景色を#2F4666 に設定します。
header {
background-color:#FFFFFF;
...
}
#main {
background-color:#FFFFFF;
...
}
#sidebar {
background-color:#FFFFFF;
...
}
footer {
background-color:#2F4666;
...
}
セクションの高さを指定するには、height プロパティを追加します。#main と#sidebar セレクターで、高さを250px に設定します。
#main {
...
height:250px;
...
}
#sidebar {
...
height:250px;
...
}
padding プロパティを追加すると、コンテンツの周囲と要素の境界の間に余白ができます。#main と#sidebar セクションの余白を25pxに設定します。 すると、コンテンツの全周に25pxの余白が追加されます。
#main {
...
padding:25px;
...
}
#sidebar {
...
padding:25px;
...
}
上下左右のパディングを個別に変更することもできます。paddingプロパティとして1px 0px 1px 0px をheader セクションに設定します。これで、コンテンツと要素の間に、上1px、右0px、下1px、左0pxの余白が追加されます。
footer セクションのpaddingプロパティには15px 0px 15px 0px を設定します。
header {
...
padding:1px 0px 1px 0px;
...
}
footer {
...
padding:15px 0px 15px 0px;
...
}
margin プロパティを追加すると、要素の境界の周囲に透明の空間ができます。#main セクションのマージンを10px 50px 20px 0px に設定します。これで、要素の周囲に、上10px、右50px、下20px、左0pxのマージンが追加されます。
#sidebar セクションのマージンを10px 0px 20px 50px に設定します。
#main {
...
margin:10px 50px 20px 0px;
...
}
#sidebar {
...
margin:10px 0px 20px 50px;
...
}
marginプロパティを残りの要素にも追加して、レイアウトを仕上げます。
header セクションのマージンを10px 50px 20px 50px に、footer セクションのマージンを0px 50px 0px 50px に設定します。
header {
...
margin:10px 50px 20px 50px;
...
}
footer {
...
margin:0px 50px 0px 50px;
...
}
「ブラウザーでプレビュー 」をクリックしてブラウザーを選択し、スタイル設定されたレイアウトを確認します。
ファイルを保存してから、変更の反映を確認します。