この文書は、Dreamweaver CS5.x/CS6 の基本的な使用方法を分かりやすく図解した内容となっています。

Dreamweaver でサイトを設定(定義)すると、すべての Web ドキュメントの整理および管理、Web サーバーへのアップロード、リンクの管理など、Dreamweaver の機能を完全に利用できるようになります。
この文書では、Dreamweaver サイトについての概要およびサイトを設定(定義)する手順を解説します。

Dreamweaver サイトって何だろう?

Dreamweaver では、HTML ドキュメントおよびドキュメントに関連するイメージファイルや CSS ファイルなど、Web サイトを構成するすべての素材をひとつのフォルダーにまとめて管理します。このすべてを含めたフォルダーは "サイト" と呼ばれます。そして、Dreamweaver でこのフォルダーの位置を指定することを "サイトを定義する" と表現します。

Dreamweaver サイトには、「ローカルフォルダー」、「リモートフォルダー」、「テストフォルダー」の 3 つのフォルダーがあります。

ローカルフォルダー

サイトファイルを格納する、ローカルコンピューター上に配置されたフォルダーです。Dreamweaver 上では、このフォルダーをローカルビューまたはローカルサイトとして表示します。このフォルダーはネットワークサーバー上に配置することもできます。

リモートフォルダー

Web サーバーとして実行されているコンピューター上に、配置されたフォルダーです。Dreamweaver 上では、このフォルダーをリモートサーバーとして表示します。

テストフォルダー

Dreamweaver では、動的ページが処理されるデータベースに、接続するためのフォルダーです。Dreamweaver 上では、このフォルダーを "テストサーバー" として表示します。

ローカルフォルダーとリモートフォルダーを定義することにより、ローカルコンピューターと Web サーバー間のファイルの転送が可能となり、Dreamweaver サイトでのファイルの管理が簡単になります。

この文書では、Dreamweaver サイトのローカルフォルダー(ローカルサイト)およびリモートフォルダー(リモートサーバー)の設定を紹介します。

サイトを定義してみよう

Dreamweaver サイトのローカルフォルダー、およびリモートフォルダーを定義します。

※ここでは例として、ローカルコンピューター上にあらかじめ作成しておいた空のフォルダーを、ローカルフォルダーとして定義します。

続いて、FTP を使用して Web サーバーに接続する場合のリモートサーバーの設定を紹介します。

Dreamweaver を起動した際に表示されるようこそ画面のDreamweaver サイトをクリックします。

Step1 の画面が表示されない場合は、サイトメニューの新規サイトをクリックします。

 

サイト定義名称未設定サイトダイアログボックスの「サイト名:」テキストボックスに任意の名前を入力します。

※ここでは例として、mySite1と設定します。

「ローカルサイトフォルダー:」テキストボックス右端のフォルダアイコンをクリックします。

次に、Dreamweaver サイトとして定義するフォルダーを選択し 「選択」ボタンをクリックします。

※ここでは例として、あらかじめ作成しておいたデスクトップ上のsampleフォルダー(C:¥Users¥Admin¥Desktop¥sample)を設定します。

 このローカルサイトフォルダーに設定するフォルダーが、Web サイトを構成するすべてのファイルを保存するための Dreamweaver サイトとなります。

ここまでの操作で、ローカルサイトフォルダーが定義されました。

次にリモートサーバー(リモートフォルダー)の設定(定義)を行います。

サイト定義mySite1ダイアログボックスのサーバーをクリックします。

新規サーバーの追加ボタンをクリックします。

新規サーバーの追加基本設定で、以下の設定を行います。

 FTP サーバーの設定項目の名称はご契約のプロバイダやホスティングサービス会社により異なりますのでご注意ください。

  • 「サーバー名:」テキストボックスに任意の名前を入力します。
  • 「使用する接続:」ポップアップメニューから [FTP] を選択します。
  • 以下は、接続する Web サーバーの情報を入力します。

    ※詳しくはご契約のプロバイダやホスティングサービス会社、またはサーバー管理者にお問い合わせください。

 

[FTPアドレス]、[ユーザー名]

ご契約のプロバイダやホスティングサービス会社、またはサーバー管理者によって指定されたアップロード先のサーバーのアドレス、ユーザ ID(アカウント)を入力します。  

[パスワード]

同様に、指定された FTP サーバーへの接続用のパスワードを入力します。

 FTP ログインのパスワードは、通常インターネットやメールの接続用 ID とパスワードとは別に発行されます。

[ルートディレクトリ] (例:"www"、"htdocs"、"public"、"public_html"、"web" またはログイン名など)

ルートディレクトリは一般ユーザーに表示されるドキュメントが格納されているリモートサイトのルートディレクトリの名前を入力します。サービス内容によっては、入力の必要が無い場合もあります。

※詳細はご利用のプロバイダやホスティングサービス会社までお問い合わせください。 

[Web URL]

FTP アドレスに基づいて Web サイトの URL が自動入力されます。URL が異なっている場合は修正します。Dreamweaver は Web URL を使用して、サイトルート相対リンクを作成し、リンクチェックが使用されたときにリンクを検証します。 

パスワードの入力ミスを回避するには

セキュリティの観点から、パスワードの入力内容は「●」で表示されます。そのため、もし入力ミスがあっても見た目でそれを判断することができません。あらかじめメモ帳などにパスワードを入力してからコピー&ペーストすることで正しいパスワードを確実に入力することができます。

設定が完了したら「パスワード:」テキストボックスの下にある「テスト」ボタンをクリックしてみましょう。接続できない場合は、設定した Web サーバーの情報に間違いがないかよく確認します。

接続できない場合は FTP オプションも確認しよう

契約しているサービスプロバイダやホスティングサービス会社によっては、FTP のオプション設定が必要な場合があります。

その他のオプションのアイコンをクリックし、設定内容を確認し、必要なオプションにチェックを付けます。

 

[Web URL]

FTP アドレスに基づいて Web サイトの URL が自動入力されます。URL が異なっている場合は修正します。Dreamweaver は Web URL を使用して、サイトルート相対リンクを作成し、リンクチェックが使用されたときにリンクを検証します。 

[FTP Passive モードを使用]

ファイアウォール設定でパッシブ FTP を使用する必要がある場合にチェックを付けます。

[IPv6 転送モードを使用]

IPv6 対応 FTP サーバを使用している場合はチェックを付けます。

[次の場所に定義されたプロキシを使用]

企業や学校など、管理されたネットワーク環境でプロキシホストまたはプロキシポートを指定する必要がある場合はチェックを入れ環境設定を行います。

[FTPパフォーマンス最適化を使用]、[代替 FTP move メソッドを使用]

FTP 接続に問題がある場合に有効、または無効にして接続を試します。

設定が完了したら、「保存」ボタンをクリックします。

ここまでの操作で、リモートサーバー(リモートフォルダー)が設定(定義)されました。

ファイルパネルにローカルフォルダーが表示されます。

ファイルパネルのローカルビューと表示されているポップアップメニューからリモートサーバーを選択すると、リモートフォルダーに接続し、フォルダーの内容が表示されます。

サイトを管理しよう

サイトの管理ダイアログボックスを使用すると、新しいサイトの作成、定義したサイトの編集や複製、および削除など、サイトの管理全般を行うことができます。

また、このダイアログボックスからバックアップなどの用途でサイトを書き出したり、書き出したサイトを読み込んだりすることもできます。

サイトの管理ダイアログボックスを表示するには、サイトメニューのサイトの管理をクリックします。

[新規作成]

新しいサイトを作成します。

[編集]

既存のサイトを編集します。

[複製]

選択したサイトのコピーを作成します。

[削除]

選択したサイトを削除します。

[書き出し]

サイトの設定を XML ファイル(*.ste)として書き出します。

[読み込み]

選択したサイトの設定ファイル(*.ste)を読み込みます。

サイトを設定(定義)しないで、FTP サーバへ接続する

Dreamweaver サイトを作成することなく、FTP サーバーまたは RDS サーバーへ接続して、サーバ上のドキュメントを直接操作することができます。Dreamweaver サイトを作成せずにファイルを操作する場合、リンクチェックなどのサイト全体に対する操作は実行できなくなります。

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