Word で作成した HTML ファイルをクリーンアップする方法 (Dreamweaver CS6)

内容 (What's Covered)

この文書では、Microsoft Word で作成された HTML ファイルを Adobe Dreamweaver で開いて編集するために、Word 特有の HTML コードをクリーンアップする方法について説明します。

Word で作成された HTML ファイルの編集

Dreamweaver では、Word で HTML ファイルとして保存されたドキュメントを開くことができます。

Word ファイルを読み込んだ後、「Word HTML のクリーンアップ」を使用すると、Word で生成された HTML ファイル 特有の HTML コードを削除することができます。

※ この機能は、Word 97 以降で HTML ファイルとして保存されたドキュメントに対して使用できます。

  1. Word でファイルを作成し、HTML 形式で保存します。

  2. Dreamweaver を起動し、ファイル/開く から、Word で作成した HTML ファイルを開きます。

  3. コマンドメニューから「Word HTML のクリーンアップ」を選択します。

  4. 表示された Word HTML クリーンアップ ダイアログボックスで、作成した Word のバージョンを選択し、クリーンアップのオプションを選択します。

    • Word 特有のマークアップをすべて削除 : HTML タグからの XML、ドキュメントのヘッドにある Word のカスタムメタデータとリンクタグ、Word XML マークアップ、条件タグとそのコンテンツ、およびスタイルの空の段落と余白など、Microsoft Word 特有の HTML がすべて削除されます。これらのオプションは、「詳細」タブで個別に選択することができます。
    • CSS のクリーンアップ : 親スタイルで同じスタイルプロパティが定義されているインライン CSS スタイル、「mso」で始まるスタイル属性、CSS 以外のスタイル宣言、テーブルの CSS スタイル属性、ヘッドのすべての未使用スタイル定義など、Word 特有の CSS がすべて削除されます。「詳細」タブで、このオプションを詳しくカスタマイズできます。
    • <font> タグのクリーンアップ : HTML タグが削除され、初期設定の本文テキストはサイズ 2 の HTML テキストに変換されます。
    • ネストされた無効なタグを修正する : Word によって段落タグおよびブロックレベルの見出しタグの外側に挿入されたフォントマークアップタグが削除されます。
    • ソースフォーマットの適用 : ソースフォーマット環境設定および SourceFormat.txt ファイルで指定したソースのフォーマットオプションがドキュメントに適用されます。
    • 完了時にログを表示 : クリーンアップ終了後、ドキュメントの変更点の詳細を直ちにアラートボックスに表示します。
  5. 「Word 特有のマークアップをすべて削除」オプションと「CSS のクリーンアップ」オプションを詳しくカスタマイズする場合は、「詳細」タブをクリックして詳しいオプションを選択します。

  6. 「OK」をクリックし、クリーンアップを開始します。

  7. クリーンアップが終了し、ログが表示されます。