Mac マシンでターミナルアプリケーションを開きます。Applications フォルダーの Utilities フォルダーに移動します。Utilities フォルダーの中にターミナルアプリケーションがあります。あるいは、Cmd キーを押しながらスペースバーを押し、Spotlight 検索で「Terminal」と入力します。検索結果からターミナルアプリケーションを開きます。
自動処理とは
Elements Organizer では、画像のスライドショーを PDF 形式で作成して電子メールで送信できます(この場合、Mail や Outlook などのアプリケーションの起動が必要になります)。このような処理を自動処理といいます。
macOS 10.14.6 以降では、自動処理を行うためのアクセス権をアプリケーションに明示的に設定する必要があります。アプリケーションから別のアプリケーションを初めて起動するときに、アクセス権のダイアログが表示されます。このダイアログでアクセス権の設定を行います。
PDF のスライドショーを作成して共有したり、電子メールで画像を共有するには、Elements Organizer に Mail または Outlook アプリケーションを使用するためのアクセス権が必要です。
Photoshop Elements 2020 または Premiere Elements 2020 をインストールした後で、「PDF を共有」または「電子メールで共有」機能を初めて使用するときに、以下のスクリーンショットのようなダイアログが表示されます。
Elements Organizer の環境設定で Mail アプリケーションまたはデフォルトのメールクライアントに指定しているアプリケーションのアクセス権を設定する必要があります(cmd + K で「電子メール」を選択)。
Elements Organizer で PDF スライドショーのファイルを送信するには、このダイアログで「OK」をクリックします。「許可しない」を選択すると、Elements Organizer から Mail アプリケーションを起動できません。この場合、優先のメールクライアントから画像付きの電子メールを送信できません。
画像付きの電子メールを送信するには、システムのアクセス権データベースをリセットする必要があります。この操作を行うには、上記のアクセス権のダイアログを再度表示します。「OK」ボタンをクリックすると、画像を電子メールまたは PDF スライドショーとして送信できます。
Elements Organizer 2020 の環境設定で自動処理をリセットする
このプロセスでは、他のアプリケーションに対する自動処理のアクセス権をリセットします。アプリケーションごとに、自動処理のアクセス権を明示的に割り当てる必要があります。手順は簡単です。どのアプリケーションでもこのようなダイアログが表示されます。「OK」ボタンを押すだけで、マシン上の他のアプリケーションの起動を許可できます。
アクセス権のデータベースをリセットするには、次の操作を行います。
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ターミナルウィンドウで次のコマンドを入力し、tccutil reset database AppleEvents と入力します。
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これで終わりです。システムで自動処理のアクセス権がリセットされました。
ここで Elements Organizer に移動して電子メールで画像を送信しようとすると、Mail アプリケーションを起動するためのアクセス権を Elements Organizer に与えるように求められます。「OK」を押します。これで電子メールで画像を送信できます。