検索機能が強化されて、特別な瞬間を手早く簡単に見つけられるようになりました。1 つの画面でメディアに複数のパラメーターでフィルターをかけることができます。また、検索に使用するユーザーストーリーを組み立てることもできます。例えば、以下のような検索の結果が簡単に得られます。
- タグが「家族」(キーワード)で、日付が 2016 年 3 月(日付)の、ジョンが写っている良い写真(重要度が 4 以上)すべて
- デボラの誕生日に関連する過去 5 年のメディアファイルすべて
- 前回の休暇中にハワイで撮ったビデオ
検索機能が強化され、こうしたパラメーターすべてを対象とする検索を 1 つの画面でおこなうことができます。
探していた画像が見つかったら、Elements Organizer で簡単に編集したり共有したりできます。
機能強化された検索では、以下のパラメーターを 1 つまたは複数組み合わせてメディアファイルを検索できます。
- スマートタグ
- 人物
- 場所
- 日付
- フォルダー
- キーワード
- アルバム
- イベント
- 重要度
- メディアの種類
-
次に、他のパネル(スマートタグ、場所、イベント、キーワードなど)で他のエンティティを選択します。検索結果が右側のパネルに表示されます。次の例では、日付パネルと
重要度 パネルで選択されたエンティティが表示されています(上述の手順で人物パネルから選択したエンティティに加えて)。この例の検索結果には、以下の条件をすべて満たしているメディアファイルが表示されています。
- デボラ、デイヴまたはサラという名前の人物が写っている(つまり、ファイルにはこの 3 人のうち少なくとも 1 人が写っている)
作成されたのが 2016 年- 重要度が 3 以上
注意:
また、テキストバーへのテキスト入力による検索で説明しているように、テキストバーにテキストを入力してメディアファイルを検索することもできます。
複数のエンティティを 1 つのカテゴリ内で検索すると、検索結果には指定したエンティティを 1 つ以上含んでいるすべてのメディアファイルが表示されます。具体的に説明すると、前の例ではデボラ、デイヴ、サラが写っている画像を人物パネルで検索しました。この場合、指定した人物が 1 人(以上)写っている画像がすべて表示されます。
これらの人物のほかに検索条件を増やし、重要度が 3 以上の画像という条件も含めると、検索結果が更新され、指定した人物が 1 人以上写っており、かつ、重要度が 3 以上というメディアファイルだけが表示されます。例えば、デボラが写っていても、重要度が 2 であれば、そのメディアファイルは表示されません。
このように、複数のカテゴリにわたって検索すると、複数のカテゴリにわたる条件を満たすメディアファイルのみ表示されます。
したがって、先の例の検索結果には、次の条件を満たすすべてのメディアファイルが表示されます。
- 選択した人物が 1 人以上写っているファイル、かつ
- 重要度が 3 以上のファイル、かつ
- 2016 年に作成されたファイル
最近検索した項目パネルには、実行した過去の検索の一覧が表示されます。検索テキストバーをクリックすると、最近実行した 10 回分の検索が表示されます。検索をもう一度実行するには、目的の検索テキストをクリックします。
テキストバーへの入力によりメディアファイルを直接検索することができます。名前または単語を入力すると、Elements Organizer には、様々な条件でテキストが一致するメディアファイルが表示されます。また、カタログに含まれる既存の人物、場所、イベント、スマートタグなどに基づく、Elements Organizer による候補も表示されます。例えば、「D」と入力すると、D で始まる人物、場所、イベントが表示されます。
テキストフィールドでの入力を続けると、リストが動的に更新されてタグが表示されるので、表示された中から入力中のテキストと一致するものを選択することもできます。リストされたどれかの項目をクリックすると、そのタグの検索が実行され、Elements Organizer に結果が表示されます。
テキスト検索では、OR(または)、AND(かつ)、EXCLUDE(除外)の演算子もサポートされています。各演算子は次のように表現します。
- OR:記号「/」で表現
- AND:記号「+」で表現
- EXCLUDE:記号「-」で表現