内容 (What's Covered)

この文書は、Adobe Encore CS6 でコピープロテクションを設定する方法について説明します。

Encore には業界標準のコピープロテクション方式が採用されており、Encore CS4 および以前のバージョンでは、DLT テープに書き出しを行うことでコピープロテクションの設定が可能でした。Encore CS5 から DLT 書き出しが廃止され、DDP イメージをコンピューターのハードディスクに直接書き出すオプションが追加されました。Encore CS5 以降、コピープロテクションの設定は DDP イメージを書き出すことにより有効となります。

注意:

コピープロテクション設定は、Blu-ray ディスクや Flash プロジェクトでは使用できません。

Encore CS6 でコピープロテクションを設定する方法

Encore CS6 でコピープロテクションを設定するには、以下の操作を行います。

  1. Encore を起動し、プロジェクトファイルを開きます。

  2. ウィンドウ/ビルドを選択します。

  3. ビルドパネルで形式ポップアップメニューから DVD を選択し、出力ポップアップメニューから DDP イメージを選択します。

  4. 「保存先」セクションで DDP イメージを書き出す場所を指定します。

  5. ビルドパネル下部の「コピープロテクション」セクションで以下のオプションを設定します。

    • CGMS(Copy Generation Management System) : コピー禁止または 1 コピーのみを選択します。いずれかを選択することにより、CSS およびマクロビジョンが有効になります。
      ※ ディスクから作成可能なコピー数を制限します。
    • CSS(Content Scrambling System) : 暗号化のオン/オフを設定します。このオプションは、保護データのデジタルコピーの再生防止を行う場合に使用します。
      ビデオデータを暗号化し、次に元のディスクからのみ読め込める暗号解除キーを含めます。複製されたコピーには暗号解除キーが含まれないので、ビデオはスクランブル表示されます。暗号キーの処理は、Encore ではなく複製レベルで行われます。
    • マクロビジョン : アナログコピープロテクション方式で、DVD から VCR などのアナログビデオデバイスに記録されたデータの再生防止を目的としています。
      マクロビジョンによってエンコードされたデータからアナログデバイスに電子パルスが送信され、記録の同期を妨害し、記録された画像をスクランブルすることができます。

    注意:

    マクロビジョンのコピープロテクションを使用するには、ディスク単位のロイヤリティを支払う必要があります。詳しくは、複製サービス業者にお問い合わせください。

  6. その他必要なオプションを設定し、ビルドパネルを閉じるかプロジェクトが完成している場合は「ビルド」ボタンをクリックしてビルドを実行します。

追加情報 (Additional Information)

「ビルド」ボタンをクリックした際に下記のようなメッセージが表示される場合は、上記手順 3. で DDP イメージが選択されていることを確認してください。DVD ディスクや DVD イメージを選択しても書き出しは完了しますが、コピープロテクション設定は DDP イメージで書き出した場合にのみ有効になります。

  • 「この出力オプションはコピープロテクションをサポートしていません」
  • 「この出力オプションはコピープロテクションをサポートしていません。イメージに CSS を適用している場合は、生成した ISO を DDP/DLT 作成で使用できない場合があります。」

作成した DVD または Blu-ray ディスクを複製コピーするには、Encore またはサードパーティ製のマスタリングアプリケーションを使用します。作成数が少ない場合は Encore が最適ですが、作成に適したハードウェアおよびソフトウェア環境が必要です。大量のディスクを作成する必要がある場合は、専門の業者を通して大量生産します。業者により対応するデータが異なる場合もあるため、対応状況について詳しくは複製業者にお問い合わせください。

注意:

コピープロテクションまたはリージョンコードを使用する DVD は、専門の業者で複製する必要があります。これらを設定して Encore で DVD に直接書き込んだ場合、作成したディスクは動作しますが、コピープロテクションおよびリージョンコードは機能しないため、DDP イメージを書き出す必要があります。

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