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Adobe Experience Manager(AEM)コンテンツフラグメントを使用すると、ページに依存しないコンテンツの設計、作成、キュレーション、使用が可能になります。

警告:

コンテンツフラグメント管理の機能を使用できるのは、タッチ操作向け UI のみです。

コンテンツフラグメントコンポーネントは、クラシック UI のサイドキックに表示されますが、機能を使用することはできません。

注意:

このページは、コンテンツフラグメントを使用したページのオーサリングと合わせてお読みください。

通信チャネルの数は年々増加しています。しかしながら、すべてのチャネルでのまったく同じコンテンツの使用はお勧めしません。特定のチャネルに合わせてコンテンツを最適化する必要があります。

コンテンツフラグメントを使用すると次のことが可能です。

  • ターゲットのオーディエンスを複数のチャネルで効率よく獲得する方法を検討します。
  • チャネルに依存しないエディトリアルコンテンツ(テキスト、画像、ビデオなど)を作成して管理します。
  • 多様なチャネル向けのコンテンツプールを作成します。
  • 特定のチャネル向けにコンテンツのバリエーションをデザインします。

コンテンツフラグメント

コンテンツフラグメントとは:

コンテンツタイプ

コンテンツフラグメントのコンテンツタイプ:

  • 次の項目が 1 つ以上含まれます。
    • テキスト要素
    • 関連するアセット(画像、ビデオ、他のフラグメントなど)への参照
  • 配信メカニズム(ページやチャネル)に依存しません。
  • 特定の編集やチャネルの要件に合わせてフラグメントテキストを調整するために、マスター要素のバリエーションを含むことができます。
  • 次の階層構造があります。
    • コンテンツフラグメント:親ノード
    • 要素:子ノード
  • フラグメントテンプレートによって定義されます。

構成部分

コンテンツフラグメントは次の各部で構成されます。

  • フラグメントの要素
    • テキストアセット。
    • リポジトリ内の専用ノード(フラグメントの親ノードの子ノード)。 
    • 通常はテキストであり、固有の機能、デザイン、レイアウトを含み、固有のコンポーネントを必要とします。 
    • フラグメントテンプレートで定義されます(フラグメントの作成時には定義できませんが、選択して使用できます)。
  • バリエーション
    • 編集目的に合わせたフラグメントテキストのレンディション。チャネルに関連付けることができますが必須ではありません。ローカルで臨時に変更する場合にも使用できます。 
    • フラグメントの作成時に定義できます。またはフラグメントテンプレートで事前に定義されます。 
    • コンテンツコピーの分散を避けるために、フラグメントに格納されます。
  • フラグメントの段落
    • 要素またはバリエーション内の、縦方向のスペース(キャリッジリターン)で区切られたテキストのブロック。
    • リッチテキストモードでは、段落をヘッダーとして書式設定することができます。その場合、ヘッダーとその後の段落が 1 つのユニットになります。
    • ページ作成時にコンテンツを制御できます。
  • フラグメントのメタデータ
    • アセットメタデータスキーマを使用します。
    • タグは、フラグメントの作成およびオーサリング時に作成するか、後でフラグメントのプロパティを編集して追加できます。 
  • 関連コンテンツ
    • これはフラグメント外部のコンテンツですが、編集に関連します。通常は、画像、ビデオ、または他のフラグメントです。 
    • コレクションを介してフラグメントに関連付けられます。関連付けられたコレクションにより、フラグメントに関連するコンテンツのキュレーションが可能になります。 
    • コレクションは、テンプレートを介してフラグメントにデフォルトコンテンツとして関連付けることができます。または、フラグメントの作成時に作成者が関連付けることができます。 
  • フラグメントのテンプレート
    • フラグメントの構造(タイトル、テキスト要素の数、タグ定義、バリエーション、関連するコレクション)を定義します。
    • テンプレート定義にはタイトルと 1 つのテキスト要素が必要です。その他すべてはオプションです。テンプレートによって、フラグメントおよび関連するデフォルトコンテンツ(該当する場合)の最小範囲が定義されます。作成者は後から、テンプレートに定義されている内容を超えてフラグメントを拡張できます。 
    • チャネルは定義されません(少なくとも直接的には定義されません)。様々なチャネルで使用できるバリエーションが定義されます。チャネルそのもの(配信)はコンポーネントによって定義されて制御されます。 
  • コンテンツフラグメントコンポーネント
    • フラグメントのレイアウトと配信(チャネル)に対応します。 
    • フラグメントは、レイアウトを定義し、一部またはすべての要素/バリエーションと関連するコンテンツを配信するために、1 つ以上の専用コンポーネントを必要とします。
    • 作成時にフラグメントをページにドラッグすると、必須コンポーネントが自動的に関連付けられます。 

組み合わせて使用

コンテンツフラグメントを使用するには、次の項目も必要です。

  • コレクション
  • フラグメントのテンプレート
    • フラグメントの構造(タイトル、テキスト要素の数、タグ定義、バリエーション、関連するコレクション)を定義します。
    • テンプレート定義にはタイトルと 1 つのテキスト要素が必要です。その他すべてはオプションです。テンプレートによって、フラグメントおよび関連するデフォルトコンテンツ(該当する場合)の最小範囲が定義されます。作成者は後から、テンプレートに定義されている内容を超えてフラグメントを拡張できます。 
    • チャネルは定義されません(少なくとも直接的には定義されません)。様々なチャネルで使用できるバリエーションが定義されます。チャネルそのもの(配信)はコンポーネントによって定義されて制御されます。 
  • コンテンツフラグメントコンポーネント
    • フラグメントのレイアウトと配信(チャネル)に対応します。 
    • フラグメントは、レイアウトを定義し、一部またはすべての要素/バリエーションと関連するコンテンツを配信するために、1 つ以上の専用コンポーネントを必要とします。
    • 作成時にフラグメントをページにドラッグすると、必須コンポーネントが自動的に関連付けられます。 

コンテンツフラグメントは次に関連し、次を使用します。

  • チャネル
    • 通常、これは配信メカニズムを意味します。つまり、物理チャネル(デスクトップ、モバイルなど)または物理チャネルでの配信方法(デスクトップ用の「製品詳細ページ」や「製品カテゴリページ」、モバイル用の「モバイル Web」や「モバイルアプリ」など)です。 
    • フラグメントは、コンポーネントを介してチャネルと固有に結び付けられます。コンポーネントなしではフラグメントは配信から独立しています。

使用例 - フラグメント、要素、バリエーション

フラグメントと、その要素およびバリエーションを一緒に使用して、複数のチャネルに対応する明解なコンテンツを作成できます。 フラグメントを設計するときは、何をどこで使用するかを考慮する必要があります。

例えば、デスクトップ向けの詳しい新聞記事、対応するモバイルページ、トップページ見出し、Facebook エントリ、Twitter 投稿を作成する場合があります。

  • タイトル
    • 複数のバリエーションで使用される要素。
    • すべてのチャネルで使用されます。
  • テキスト
    • 1 つ(以上)のバリエーションで使用される要素。
    • 記事の詳細表示のみで使用されます。
  • 概要テキスト
    • 1 つ(以上)のバリエーションで使用される要素。
    • トップページ見出しで使用されます。
  • ティーザーテキスト
    • 1 つ(以上)のバリエーションで使用される要素。
    • すべてのチャネルで使用されます。
    • Twitter には最も厳しい制限があります(140 文字まで)。
  • メイン画像
    • 関連コンテンツ。
    • Web サイトチャネルで使用されますがソーシャルメディアでは使用されません。
    • 同じ画像がチャネル(デスクトップ、モバイルなど)によって様々なサイズで使用されます。
  • Twitter 画像
    • 関連コンテンツ.
    • 記事そのものには含まれませんが、開始ツイートによって、または Facebook で使用されます(ソーシャルメディアチャネル)。
  • 関連記事
    • 1 つ(以上)のバリエーションで使用される要素。
    • 他の記事へのリンク。
    • 記事の詳細表示のみで使用されます。
  • タグ
    • 最初のタグ/トピックは記事の一番上に表示されます。
    • 記事の詳細表示のみで使用されます。
  • 使用される(他の)メタデータ
    • 作成者(Twitter アカウントを含む)の記事表示、Facebook

新しいコンテンツフラグメントの作成

注意:

テンプレートについて詳しくは、コンテンツフラグメントの開発を参照してください。

  1. Assets コンソールで、必要なメディアフォルダーに移動します。

  2. 作成」を選択し、「コンテンツフラグメントを作成」を選択して、ウィザードを開きます。

  3. テンプレート」の手順でフラグメントタイプを選択し、「次へ」を選択して進みます。

  4. プロパティ」の手順で次を指定します。

    • 基本
      • タイトル
        フラグメントタイトル。
        必須です。
      • 説明
      • タグ
    • 詳細
      • 名前
        この名前は URL の作成に使用されます。
        必須。タイトルから自動的に導出されますが、変更できます。
  5. 作成」を選択して操作を完了します。編集するためにフラグメントを開くか、「完了」でコンソールに戻ります。

コンテンツフラグメントのアクション

コンソールでは、コンテンツフラグメントに対して、直接操作、クイックアクション、または選択後のツールバー使用により、様々なアクションが用意されています。

  • アクションをおこなうために選択:
    適用できるアクションを含むツールバーが表示されます。
  • 編集のために開く
    フラグメントコンテンツを、要素、バリエーション、関連コンテンツ、メタデータと一緒に編集できます。
  • プロパティを表示
    メタデータの表示または編集(あるいは両方)を行うことができます。
  • 共有
    アセットへのリンクを共有します。
  • コレクションに追加
    アセットをコレクションに追加します。
  • ダウンロード
  • コピー貼り付け
  • 移動
  • 公開非公開
  • 削除

フラグメントエディター

フラグメントを編集するには:

  1. Assets コンソールを使用して、コンテンツフラグメントの場所に移動します。

  2. 編集のためにフラグメントを開きます。

  3. ここで、ツールバーの表示セレクター(左上)を使用して次のように選択します。

必須要素の選択

複数の要素を定義するテンプレートからコンテンツフラグメントが作成された場合、編集しようとする要素を選択できます。ツールバーのドロップダウンセレクターを使用します。

フラグメントコンテンツの編集

次の形式を使用して、フラグメントコンテンツ(適当な要素やバリエーション)を編集できます。

警告:

フラグメントが公開または参照(あるいは両方)された後で、作成者が編集するためにフラグメントを開くと AEM によって警告が表示されます。フラグメントを変更すると、参照しているページも影響されることが警告されます。

リッチテキスト

リッチテキストの編集では次の形式を設定できます。

  • 太字
  • 斜体
  • 下線
  • 段落スタイル:段落、見出し 1/2/3
  • 整列:左、中央、右
  • 箇条書きリスト
  • 番号付きリスト
  • インデント:増、減
  • 取り消し/やり直しオプション

プレーンテキスト

プレーンテキストを使用すると、書式設定または markdown 情報なしでコンテンツを素早く入力できます。

警告:

プレーンテキスト」を選択すると、リッチテキストまたは Markdown に追加した書式または Markdown は失われます。

Markdown

注意:

詳しくは、Markdown の説明を参照してください。

Markdown を使用してテキストの形式を設定できます。次を定義できます。

  • 見出し表記
  • 段落と改行
  • リンク
  • 画像
  • ブロック引用
  • リスト
  • 強調
  • コードブロック
  • バックスラッシュエスケープ

バリエーション

バリエーションでは、マスターコンテンツをコピーして、目的に応じて変化させることができます(必要な場合)。

バリエーションの作成

新しいバリエーションを作成するには:

  1. フラグメントを開いて「編集」を選択します。

  2. バリエーション」タブを選択します。

  3. バリエーションを作成」を選択します。

  4. ダイアログが開きます。新しいバリエーションのタイトル説明を指定します。

  5. 追加」を選択します。フラグメントのマスターが、現在開いて編集されている新しいバリエーションにコピーされます。ここで、選択したバリエーションに変更を加えることができます。

バリエーションの削除

既存のバリエーションを削除するには:

  1. フラグメントを開いて「編集」を選択します。
  2. バリエーション」タブを選択します。
  3. 必要なバリエーションを選択します。
  4. 「削除」オプション(左側のパネル)を選択します。
  5. 削除」アクションを確認します。

注意:

マスターは削除できません。

関連コンテンツの追加

関連コンテンツによって関連性がわかり、フラグメントをページに追加するときに、画像やその他のメディアコンテンツをフラグメントと一緒に使用できるようになります。また、適切なアセットを探すために必要な時間を短縮することにもつながります。

関連付けを作成するには、最初にメディアアセットをコレクションに追加する必要があります。その後で、次の手順を実行できます。

  1. フラグメントを開いて「関連コンテンツ」を選択します。

  2. コンテンツを関連付け」または「コレクションを関連付け」(コレクションが既に関連付けられているかどうかに応じて)を選択します。

  3. 必要なコレクションを選択します。

  4. 確認します(チェックマーク)。コレクションが関連付けられて表示されます。

プロパティ/メタデータの編集

コンテンツフラグメントのメタデータ(プロパティ)を表示して編集できます。

  1. Assets コンソールで、コンテンツフラグメントの場所に移動します。

  2. 以下のどちらかの操作を行います。

    1. プロパティを表示」を選択してダイアログを開きます。開いて表示されたら、編集することもできます。
    2. 編集するコンテンツフラグメントを開き、「メタデータ」(左上)を選択します。
  3. 2 つのタブが使用可能です。

    • 基本
      編集できるフィールドは次のとおりです。
      • サムネール
      • タイトル
      • 説明
      • タグ
      • 作成済み(表示のみ)
    • インサイト
      次に示す項目は表示のみです。
      • スコア
        • 使用状況
      • 最近
        • ソリューション
        • 使用済み
        • 最近使用した項目
      • パフォーマンス統計
        インサイトを利用します。

フラグメントの公開と参照

コンテンツフラグメントを使用するには、パブリッシュ環境で公開する必要があります。次の方法で公開できます。

警告:

フラグメントが公開または参照(あるいは両方)された後で、作成者が編集するためにフラグメントを開くと AEM によって警告が表示されます。フラグメントを変更すると、参照しているページも影響されることが警告されます。

フラグメントの削除

フラグメントを削除するには:

  1. Assets コンソールで、コンテンツフラグメントの場所に移動します。
  2. フラグメントを選択します。
    削除アクションはクイックアクションとして実行できません。
  3. ツールバーから「削除」を選択します。
  4. 削除」アクションを確認します。
    1. フラグメントが既にページで参照されている場合は、警告メッセージが表示されます。「削除を強制」を選択して続行することを確認する必要があります。フラグメントはコンテンツフラグメントコンポーネントと一緒に、すべてのコンテンツページから削除されます。

バージョン

コンテンツフラグメントを編集するとき、AEM によって自動的にバージョンが作成されます。これにより、変更内容を取り消した場合に以前のコンテンツを復元できるようになります。

  1. コンテンツフラグメントを編集のために開くと、AEM は、編集セッションが存在しているかどうかを示す cookie ベースのトークンの存在をチェックします。
    1. トークンが見つかると、そのフラグメントは既存の編集セッションの一部であるとみなされます。
    2. トークンがないときにユーザーが編集を開始すると、バージョンが作成され、この新しい編集セッションのトークンがクライアントに送られ、cookie に保存されます。
  2. アクティブな編集セッションがあるとき、編集中のコンテンツは自動的に 30 秒ごとに保存されます(デフォルト)。
    1. 自動保存間隔は /conf メカニズムを使用して設定できます。
      デフォルト値:/libs/settings/dam/cfm/jcr:content/autoSaveInterval を参照してください。
  3. ユーザーが「X」をクリックして編集をキャンセルすると、編集セッションの開始時に作成されたバージョンが復元され、トークンが削除されて編集セッションが終了します。
  4. ユーザーが編集内容の保存を選択(チェックマーク)すると、更新された要素/バリエーションが保存され、トークンが削除されて編集セッションが終了します。

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