サインインしているサイト訪問者(メンバー)は、コメント機能を使用して、サイト上のコンテンツに関する意見や知識を共有できます。多くの場合、この機能は既に他の機能に含まれていますが、あらゆる Web サイトに追加できます。
ドキュメントのこのセクションでは、以下の内容について説明します。
- コメントをページに追加
- コメントコンポーネントを設定
注意:
匿名でのコメント投稿はサポートされていません。サイト訪問者がコメントを投稿するには、登録し(メンバーになり)、サインする必要があります。
コメントコンポーネントをオーサリングモードでページに追加するには、コンポーネントブラウザーで
- コミュニティ/コメント
コンポーネントを探し、ページ上の適切な位置(ユーザーにコメントしてもらう機能の近くなど)や、単にページの下部にドラッグします。
必要な情報については、コミュニティコンポーネントの基本を参照してください。
必須のクライアント側ライブラリを含めると、コメントコンポーネントは次のように表示されます。

注意:
ページ上に配置できるコメントコンポーネントは 1 つだけです。ブログ、カレンダー、フォーラム、Q&A、レビューなど、いくつかのコミュニティ機能には、既にコメントが含まれています。


- 応答を許可
オンにすると、メンバーは既存のコメントに返信できます。初期設定はオフです。 - 1 ページのコメント数
1 ページに表示されるコメント数と返信数を制限します。初期設定は 10 です。 - ファイルのアップロードを許可
オンにすると、ファイルをアップロードするオプションがテキスト入力ボックスと共に表示されます。 - 最大ファイルサイズ
「ファイルのアップロードを許可」がオンの場合にのみ関係します。この値によって、アップロードするファイルサイズが制限されます。初期設定は 104857600(10 MB)です。 - メッセージの最大長
テキストボックスに入力できる最大文字数です。初期設定は 4096 文字です。 - 許可されるファイルタイプ
「ファイルのアップロードを許可」がオンの場合にのみ関係します。ドット付きのファイル拡張子をコンマ区切りで指定します(例:.jpg, .jpeg, .png, .doc, .docx, .pdf)。ここにいずれかのファイルタイプを指定すると、それ以外のファイルタイプは許可されなくなります。初期設定では何も指定されず、すべてのファイルタイプが許可されます。 - リッチテキストエディター
オンにすると、マークアップを使用してコメントを入力できます。 - 投票を許可
オンにすると、可決または否決するオプションがテキスト入力ボックスと共に表示されます。 - フォローを許可
オンにすると、メンバーはフォーラムに投稿されたトピックをフォローできます。初期設定はオフです。
「ユーザーモデレート」タブでは、投稿されたコメントの管理方法を指定します。詳しくは、「ユーザー生成コンテンツのモデレート」を参照してください。

- モデレート前
オンにすると、コメントを公開サイトに表示する前に承認が必要になります。初期設定はオフです。 - コメントを削除
オンにすると、コメントを投稿したメンバーはそのコメントを削除できます。初期設定はオフです。 - コメントを拒否
オンにすると、モデレーターはコメントを拒否できます。初期設定はオフです。 - コメントを閉じる/再度開く
オンにすると、モデレーターはコメントを閉じたり、再度開いたりすることができます。初期設定はオフです。 - コメントにフラグを設定
オンにすると、メンバーはコメントに「不適切」のフラグを設定できます。初期設定はオフです。 - フラグ設定理由リスト
オンにすると、メンバーはコメントに「不適切」のフラグを設定した理由をドロップダウンリストから選択できます。初期設定はオフです。 - カスタムフラグ設定理由
オンにすると、メンバーはコメントに「不適切」のフラグを設定した独自の理由を入力できます。初期設定はオフです。 - モデレートのしきい値
メンバーがコメントに何回フラグを設定したらモデレーターに通知するかを指定します。初期設定は 1 回(1)です。 - フラグ付けの制限
コメントに何回フラグが設定されたら、公開表示から非公開にするかを指定します。この数字は、モデレートのしきい値以上にする必要があります。初期設定は 5 です。
コメントリソースタイプを変更すると、デフォルトを使用するコメントのインスタンスではなく、開発者によってカスタマイズ(拡張)されたコメントのインスタンスが生成されるようになります。
カスタムリソースタイプがわかったら、デザインモードに入り、配置されているコメントコンポーネントをダブルクリックすると、追加のタブを持つダイアログが開きます。
「リソースタイプ」タブでは、コメントまたは投票コンポーネントの新しいインスタンスのカスタムリソースタイプを指定します。

- コメントリソースタイプ
/app 内の拡張コメントコンポーネント(単一コメント)のリソースタイプを指定します。例えば、/apps/social/commons/components/hbs/comments/comment などです。
このリソースは、訪問者がコメントを投稿すると作成される UGC のリソースタイプを識別します。 - 投票リソースタイプ
/app 内の拡張投票コンポーネントのリソースタイプを指定します。例えば、/apps/social/components/hbs/voting などです。
このリソースは、訪問者が投票を投稿すると作成される UGC のリソースタイプを識別します。 - コメントのシステムリソースタイプ
/app 内の拡張コメントコンポーネント(コメントシステム)のリソースタイプを指定します。ページテンプレートが、コメントシステムをリソース(コメントノード)としてページに追加する代わりに、スクリプトを使用して動的に含める場合を除いては、空白のままにしてください。詳しくは、{{include}} ヘルパーの解説を参照してください。
詳しくは、開発者向けのコメントの重要事項ページを参照してください。
投稿されたコメントのモデレートについては、「ユーザー生成コンテンツのモデレート」を参照してください。
投稿されたコメントの翻訳については、「ユーザー生成コンテンツの翻訳」を参照してください。