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概要

AEM Forms はリファレンスサイトを導入して、金融サービス業界や政府の組織が AEM Forms を利用することで、どのように複雑なトランザクションを簡略化し、場所、時間、デバイスを問わないサービスを可能にしているかを紹介しています。

Geometrixx Finance と Geometrixx Gov のリファレンスサイトには、実際の生活における使用例が掲載されています。最初の操作から通信やトランザクションの管理に至るまで、既存の顧客や見込み顧客に対して、カスタマイズされた、コスト効率のよい方法でサービスを提供しています。

リファレンスサイトのシナリオについての詳細

リファレンスサイトでは、AEM Forms の次のような主要な機能を参照、確認することができます。

  • 魅力的でレスポンシブなアダプティブフォームを簡単に作成。 
  • フォーム入力の操作性が向上。 
  • デバイスの設定やレイアウトに合わせたインタラクティブで、カスタマイズされたレスポンシブドキュメントを作成するためのアダプティブドキュメント。
  • アダプティブフォームに安全に署名して送信するための Adobe Sign との統合。
  • 高度なユーザーデータ管理および処理機能。
  • ターゲットを設定したレコメンデーションを提供し、フォームからの ROI を最大化する A/B テストを実行するための Adobe Target との統合。
  • フォームとキャンペーンのパフォーマンスを計測し、十分な情報を得た上で意志決定を行うための Adobe Analytics との統合。

リファレンスサイトには、独自のアセットを作成するためのテンプレートとして使用できる、再利用可能なアセットが用意されています。

  • アダプティブフォームに安全に署名して送信するための Adobe Sign との統合。 
  • アダプティブフォームに安全に署名して送信するための Adobe Sign との統合。 

注意:

リファレンスサイトでは、リファレンスサイトのシナリオを説明するのに役立つシードコンテンツを XML ファイルに提供します。これらの XML ファイル名とそのコンテンツは英語であり、ローカリゼーションはサポートされていません。XML ファイル名をローカライズしている場合、ECMA スクリプトは Java API を使用して、ローカライズされているファイル名をプログラムで取得しますが、想定される英語のファイル名と一致しないためエラーになります。この例外を解決するには、英語の XML ファイル名をローカライズしたファイル名に変更して、そのコンテンツを手動でローカライズしてください。

リファレンスサイトの設定手順と前提条件

リファレンスサイトを参照する前に、リファレンスサイトをデプロイして設定しておく必要があります。リファレンスサイトの設定の前提条件は次のとおりです。

  • AEM Essentials
    AEM 6.2 クイックスタート、AEM Forms アドオン(AEMFD パッケージ)、およびリファレンスサイトパッケージ
    AEM Forms リリース を参照
  • SMTP サーバー
    任意の SMTP サーバーを使用できますが、以下の実装では Apache James を使用しています。
  • PhoneGap アカウント
    AEM Mobile アプリを構築するには、PhoneGap アカウントが必要です。 
    PhoneGap にサインアップするには、Adobe PhoneGap Build を参照してください。
  • Marketing Cloud アカウント
    レポートを生成して A/B テストを実行する場合は、Adobe Analytics および Adobe Target アカウントが必要です。 
    Marketing Cloud にサインアップするには、Adobe Marketing Cloud を参照してください。
  • Adobe Sign 開発者アカウント
    電子署名機能を使用するには、Adobe Sign 開発者アカウントが必要です。
    Adobe Sign を参照してください。

次の手順は、リファレンスサイトを起動して実行するために実行しておく必要がある、様々なインストール、設定、統合を表しています。

手順

必要条件

備考

AEM Forms のインストール

AEM 6.2 クイックスタート

AEM Forms アドオン(AEMFD パッケージ)

リファレンスサイトパッケージ

-

電子メールサーバーの設定

Apache James 電子メールサーバー

リファレンスサイトの使用例では、異なるトランザクションの電子メールを配信しています。電子メール配信メカニズムでは SMTP サーバーが必要です。Apache James は電子メールの配信に使用できるオープンソースの電子メールサーバーです。

AEM Mobile アプリ構築のための PhoneGap サービスの設定 PhoneGap アカウント リファレンスサイトは AEM Mobile アプリプロジェクトで構成されており、アプリの構築とデプロイを行うために PhoneGap アカウントが必要です。

Marketing Cloud との統合

Adobe Analytics アカウントおよび Adobe Target アカウント

上記すべての手順を実行して問題が発生していなければ、OSGi での AEM Forms を使用した簡単な設定は完了です。レポートを生成する場合は、Analytics と Target を統合できます。Analytics と Target の統合については、リファレンスサイト設定の次のパートで説明します。 

Adobe Sign の統合

Adobe Sign 開発者アカウント

AEM Forms で Adobe Sign を使用するには

AEM Forms JEE の設定(オプション)

AEM Forms JEE の設定

JEE 上に設定されている AEM Forms がある場合、OSGi 設定をリンクして AEM Forms ワークフロー機能を使用できます。AEM Forms ワークフロー機能を使用すると、以下のことが可能です。
  • Workbench でタスクとプロセスを作成し、アプリケーションフォームを使用してそれらをリンクさせる
  • AEM Forms Workspace (HTML Workspace) を使用して送信を処理する
  • フィールドワーカーのストーリーを作成し、AEM Forms アプリを使用してそれを実現する
ソーシャルアカウントによるログインの有効化 - ユーザーに、Facebook や Twitter アカウントなどのソーシャルアカウントでログインしてもらうことができます。

AEM Forms のインストール

AEM Forms のインストールとデプロイの指示に従って、AEM Forms、Geometrixx Finance と Geometrixx Gov のリファレンスサイト を合わせて OSGi にインストールします。

注意:

JEE での AEM Forms ではなく OSGi での AEM Forms を使用している場合は、リソースの URL が少し異なります。以下に例を示します。

  • OSGi での AEM Forms の場合、AEM ホームページにアクセスするための URL は http://<host>:<port> です。
  • JEE での AEM Forms の場合、AEM ホームページにアクセスするための URL は http://<host>:<port>/lc/aem です。

同様に、AEM Forms とドキュメントにアクセスできます。

  • OSGi での AEM Forms の場合、Forms とドキュメントにアクセスするための URL は http://<host>:<port>/aem/forms です。
  • JEE での AEM Forms の場合、Forms とドキュメントにアクセスするための URL は http://<host>:<port>/lc/aem/forms です。

リファレンスサイトパッケージのインストール

Geometrixx Gov および Finance のリファレンスサイトは、パッケージ共有を使用してインストールできる AEM パッケージです。パッケージの使用方法とパッケージ共有について詳しくは、「パッケージの作業方法」を参照してください。

必要なパッケージは以下のとおりです。

  • Geometrixx Finance の場合:AEM-FORMS-6.2-FSI-REF-SITE
  • Geometrixx Gov の場合:AEM-FORMS-6.2-GOV-REF-SITE
パッケージ共有のリファレンスサイトパッケージ
パッケージ共有のリファレンスサイトパッケージ

リファレンスサイトパッケージのコンテンツ

リファレンスサイトパッケージには、次のリソースとアーティファクトが含まれます。

Geometrixx Finance

コンテンツ

詳細

/apps/geometrixx-finance

リファレンスサイトで使用するカスタムコンポーネント、レイアウト、テンプレートが含まれます。

/content/geometrixx-finance

Geometrixx finance の Web ページが含まれます。

/content/dam/geometrixx-finance

アイコン、画像、バナーなど、リファレンスサイトで使用されるすべてのリソース、アセットが含まれます。

/etc/designs/geometrixx-finance

CSS や JavaScript など、リファレンスサイトのすべてのクライアントライブラリが含まれます。

/home/users/geometrixx/grios

 

デモユーザー「Gloria Rios」が含まれます。

 

/home/users/geometrixx/jjacobs

 

デモユーザー「John Jacobs」が含まれます。

 

/home/users/geometrixx/srose@geometrixx.info

 

デモユーザー「Sarah Rose」が含まれます。

 

cq-geometrixx-finance-adaptiveform-pkg.zip

リファレンスサイトで使用されるクレジットカードおよびローン申込みを含むパッケージです。クレジットカード申込みはアダプティブフォームであり、テンプレートとして使用することができ、また拡張して別のアダプティブフォームを作成することができます。ローン申込みも同様に、別のフォームの作成に使用できるアダプティブフォームです。 

cq-geometrixx-finance-layout-pkg.zip

モバイルデバイスでのクレジットカード申込みフォームのカスタムフォームビューレイアウトを含むパッケージです。このレイアウトは他のアダプティブフォームにも適用可能です。

cq-geometrixx-finance-content-pkg.zip

電子メールテンプレートとウェルカムキットを含むパッケージです。ウェルカムキットはインタラクティブなアダプティブドキュメントであり、独自のアダプティブドキュメントを作成するためのテンプレートとして使用することができます。

Geometrixx Gov

コンテンツ

詳細

/apps/geometrixx-gov

リファレンスサイトで使用するカスタムコンポーネント、レイアウト、テンプレートが含まれます。

/content/geometrixx-gov

Geometrixx finance の Web ページが含まれます。

/content/dam/geometrixx-gov

アイコン、画像、バナーなど、リファレンスサイトで使用されるすべてのリソース、アセットが含まれます。

/etc/designs/geometrixx-gov

CSS や JavaScript など、リファレンスサイトのすべてのクライアントライブラリが含まれます。

パッケージをインストールして、作成者インスタンスと発行インスタンスを開始したら、ブラウザで以下の URL にアクセスします。

  • http://[server]:[port]/geogov
  • http://[server]:[port]/geofinance

インストールに成功すると、Geometrixx Gov および Finance のリファレンスサイトランディングページが表示されます。

電子メールサーバーの設定

リファレンスサイトで操作すると、複数のステップで電子メールが自動送信されます。例えば、フォームを送信すると、確認の電子メールが送信されます。電子メールを自動送信するには、ユーザーとドメインを設定した電子メールサーバーが必要です。以下の各節では、AEM Forms と連携する電子メールサーバーの設定方法について説明します。 

AEM Forms と連携する Apache James 電子メールサービスを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. Day CQ Link Externalizer の設定
  2. Day CQ 電子メールサービスの設定
  3. 電子メールサーバーでのユーザーの設定
  4. デフォルトの XSS 設定の上書き

Day CQ Link Externalizer の設定

AEM の Externalizer は、プログラムによってリソースパス(例:/path/to/my/page)を外部の絶対 URL(例:http://www.mycompany.com/path/to/my/page)に変換できるようにする OSGi サービスであり、その変換はパスに事前設定済みの DNS をプレフィックスとして付けることで実現します。URL の外部化を参照してください。

作成者インスタンスと発行インスタンスの両方で、次の手順を実行します。

  1. OSGi 設定(http://<hostname>:<port>/system/console/configMgr)に移動します。

  2. Day CQ Link Externalizer 設定を見つけてクリックします。設定を編集する
    Day CQ Link Externalizer ダイアログが開きます。

  3. Day CQ Link Externalizer ダイアログの「Domains」フィールドで次の操作を行います。

    • 作成者インスタンスで、外部システムからアクセス可能な発行 URL を指定します。例えば、ホスト名や発行を行う Web サーバーを使用します。
    • 発行インスタンスで、作成者 URL を指定します。
  4. 作成者インスタンスと発行インスタンスの両方で、ローカルサーバー URL が「Domains」フィールドに指定されていることを確認します。

  5. 保存」をクリックします。すべてのサービスが再開されるまで待ちます。

Day CQ 電子メールサービスの設定

リファレンスサイトの実装では、ユーザーがフォームに入力して送信した場合に電子メールをサンプルユーザーに送信する必要があります。Day CQ 電子メールサービスの設定では、顧客に電子メールを自動送信するために SMTP サーバーの詳細を入力します。電子メール通知の設定を参照してください。

発行インスタンスで、次の手順を実行して電子メールサービスを設定します。

  1. OSGi 設定(http://<hostname>:<port>/system/console/configMgr)に移動します。

  2. Day CQ Mail Service」を見つけてクリックし、設定するために開きます。

  3. SMTP サーバーのホスト名とポートの値を入力します。

    注意:

    Apache James または他の SMTP サーバーを実行している場合は、マシンのホスト名と、サーバーを実行中のポートを入力します。

  4. 保存」をクリックします。

電子メールサーバーでのユーザーの設定

Apache James などの電子メールサーバーで次の手順を実行します。

  1. 電子メールサーバードメインを geometrixx.info と設定します。

  2. 次のユーザーアカウントを作成します。

    • Sarah Rose - srose@geometrixx.info
    • John Doe - jdoe@geometrixx.info
      John Doe のアカウントは Geometrixx Finance のみに作成します。

    Apache James でユーザーを追加する方法は、ユーザーアカウントの作成を参照してください。

デフォルトの XSS 設定の上書き

Geometrixx Finance の電子メールテンプレートには、パーソナライズされたリンクが電子メールに含まれます。これらのリンクはプレースホルダー ${placeholder} を持ちます。プレースホルダーは、電子メールの送信前に実際の値に置き換えられます。AEM のデフォルトの XSS 保護設定では、HTML コンテンツ内の URL に波括弧({ })を使用できません。ただし、発行インスタンスで次の手順を実行することで、デフォルトの処理に優先させることができます。

  1. /libs/cq/xssprotection/config.xml/apps/cq/xssprotection/config.xml にコピーします。

  2. /apps/cq/xssprotection/config.xml を開きます。

  3. common-regexps セクションにある onsiteURL のエントリを次のように修正して保存します。

    <regexp name="onsiteURL" value="([\p{L}\p{N}\\\.\#@\$\{\}%\+&amp;;\-_~,\?=/!\*\(\)]*|\#(\w)+)"/>

     

注意:

HTML コンテンツ内の URL には波括弧({ })を含めることができます。

SMTP サーバーを設定したら、Sarah Rose のペルソナを使ってフォームに入力し、下書きとして保存します。下書きとして保存する場合、電子メールを使用してその下書きを受信するオプションがあります。「電子メールを送信」ボタンをクリックしたときに、アプリケーションの下書きへのリンクが記載された電子メールが届けば、電子メールの設定は成功です。Sarah の資格情報を使用してログインし、下書きを参照できることを確認してください。

AEM Mobile アプリ構築のための PhoneGap サービスの設定

リファレンスサイトパッケージをインストールすると、Geometrixx Gov および Finance モバイルアプリも追加されます。AEM Mobile アプリには、モバイルデバイスでの、そのリファレンスサイトのデスクトップバージョンのユーザー体験がすべて含まれます。モバイルアプリを構築するには、AEM ツールの「クラウドサービス」セクションで PhoneGap アカウントを設定します。PhoneGap アカウントは、モバイルアプリを構築するために必要です。 

PhoneGap Build クラウドサービスを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 左上隅にある、Adobe Experience Manager/ツール/デプロイメント/クラウドサービスをクリックします。
  2. PhoneGap Build の下にある「今すぐ設定」をクリックします。
  3. 設定を作成ダイアログで、新しい設定のタイトルと名前を入力し、「作成」をクリックします。
  4. PhoneGap Build 設定ダイアログでアカウント設定を入力し、「Ok」をクリックします。
    PhoneGap Build 設定ダイアログでは接続をテストできます。

次の手順を実行して、リファレンスサイトモバイルアプリに設定を追加します。

  1. 作成者インスタンスで、Adobe Experience Manager/Mobileに移動します。

  2. Geometrixx Gov アプリまたは Geometrixx Finance アプリを開きます。 

  3. クラウドサービスを管理パネルで、「+」をクリックします。

  4. Add Cloud Servicesページで、「PhoneGap Build」を選択して、「次へ」をクリックします。

  5. 「作成」または「選択」セクションで、作成した設定を選択し、「送信」をクリックします。

    「作成」または「選択」セクションでは、新規設定も作成できます。 

PhoneGap Build サービスを設定したら、リファレンスサイトモバイルアプリを構築できます。AEM Mobile アプリの構築と詳細については、Building Mobile Applicationsを参照してください。

PhoneGap モバイルアプリケーションのインストールについては、PhoneGap のドキュメントを参照してください。

モバイルアプリケーションの構築については、Link Externalizer の設定が必要です。Day CQ Link Externalizer の設定を参照してください。

Marketing Cloud との統合

レポートの生成とアダプティブフォームのパフォーマンス分析を行うためには、Marketing Cloud との統合が必要です。以下の各節では、AEM Forms と連携するように Adobe Analytics を設定する方法について説明します。 

  • Adobe Analytics とリファレンスサイトを統合するには、Analytics の設定を参照してください。
  • Adobe Target とリファレンスサイトを統合するには、Target の設定を参照してください。

Analytics の設定

AEM Forms を Adobe Analytics に統合することで、フォームやドキュメントに顧客がどう対応するか監視および分析できます。問題のある領域を特定して修正すると共に、コンバージョン率を上げるのに役立ちます。

この機能をリファレンスサイトで使用するには、「分析とレポートの設定」の手順に従って、Analytics アカウントを設定します。

レポートを生成するために、シードデータがリファレンスサイトと一緒に提供されます。シードデータを使用する前に、次の手順を実行します。

  1. Geometrixx Finance および Geometrixx Gov 分析設定が AEM クラウドサービスで利用できることを確認します。クラウドサービスは以下で確認できます。
    • ツール/デプロイメント/クラウドサービス
      URL:http://<host>:<port>/libs/cq/core/content/tools/cloudservices.html
    • クラウドサービスページで、「Adobe Analytics」セクションの下にある「設定を表示」をクリックします。Geometrixx Finance および Geometrixx Gov 設定が使用可能になっていることを確認できます。クリックして設定を開きます。設定ページで「編集」をクリックします。有効なユーザー名とパスワードを入力して「Ok」をクリックします。上記のリンクにある「Analytics とレポートの設定」ドキュメントに記載されているフレームワークを作成します。
  2. http://<host>:<port>/system/console/configMgr
    に移動します。
    • Web コンソールの設定ページで、「AEM Forms Analytics Configuration」を見つけ出してクリックします。
    • AEM Forms Analytics Configuration ダイアログの「SiteCatalyst Framework」フィールドで、「geometrixx-finance(geometrixx-finance)」または「geometrixx-gov(geometrixx-gov)」を選択します。
    • 保存」をクリックして、ページを更新します。
  3. Forms Manager に移動します。URL:http://<host>:<port>/aem/forms 
    • Geometrixx Finance または Geometrixx Gov フォルダーを開いて、レポートを確認するフォームを選択します。
    • アクションツールバーで「Analytics を有効にする」をクリックします。

フォームの分析を有効にしたら、「Analytics レポート」をクリックします。空白のレポートが生成されたことを確認できます。空白のレポートが生成されたら、分析レポートを生成するために、リファレンスサイトと一緒に提供されたシードデータを入力します。シードデータファイルを使用するには、CRXDE(URL:http://<host>:<port>/crx/de)に移動します。シードデータをを使用するには、次の手順を実行します。

  1. CRXDE Lite のアドレスブラウザに、次のように入力します。
    • クレジットカードの場合:/apps/geometrixx-finance/demo-artifacts/analyticsTestData/Credit card Analytics Test Data
    • 住宅ローンの場合:/apps/geometrixx-finance/demo-artifacts/analyticsTestData/Home Mortgage Analytics Test Data
    • Geometrixx Gov の場合:/apps/geometrixx-gov/demo-artifacts/analyticsTestData/Child support service Analytics Test Data
  2. 左側のディレクトリ構造でテストデータが選択されます。 
  3. 選択されたファイルをダブルクリックして、右側のパネルにファイルのコンテンツを開きます。 
  4. テストデータファイル内のすべてのコンテンツをコピーします。 
  5. CRXDE で次の手順を実行します。
    • クレジットカードのアプリケーションの場合は、/content/dam/formsanddocuments/geometrixx-finance/cc-app/jcr:content/analyticsdatanode/lastsevendays に移動します。
    • 住宅ローンのアプリケーションの場合は、/content/dam/formsanddocuments/geometrixx-finance/hm-app/jcr:content/analyticsdatanode/lastsevendays に移動します。
    • Geometrixx Gov の場合は、/content/dam/formsanddocuments/geometrixx-gov/child-support/css/jcr:content/analyticsdatanode/lastsevendays
      に移動します。
  6. 「プロパティ」の下にある「analyticsdata」フィールドで、テストデータファイルからコピーしたコンテンツを貼り付けます。

Forms Manager で、分析を有効にしたフォームを選択し、アクションツールバーで「Analytics レポート」をクリックします。

Target の設定

リファレンスサイトでは、アダプティブドキュメントにターゲットを設定し、パーソナライズしたコンテンツを含めるための AEM Forms と Adobe Target の統合を紹介しています。さらに、アダプティブフォームの A/B テストを作成することもできます。

リファレンスサイトで統合を利用するには、AEM で次のように Target を設定します。

  1. http://<hostname>:<port>/libs/cq/core/content/tools/cloudservices.html にアクセスします。
  2. Adobe Target セクションで、「設定を表示」をクリックし、「+」アイコンをクリックして新しい設定を追加します。
  3. 設定を作成ダイアログで、設定の「タイトル」と「名前」を指定します。「作成」をクリックします。設定のコンポーネントを編集ダイアログが開きます。
  4. Target アカウントに関連付けるクライアントコード、電子メール、パスワードを指定します。
  5. Adobe Target に接続」をクリックします。Target アカウントが正しく設定されたら、フレームワークを作成する必要があります。
  6. http://<hostname>:<port>/system/console/configMgr に移動します。
  7. AEM Forms Target の設定」をクリックします。
  8. Target フレームワークを選択します。
  9. Target URLs」フィールドに、AEM Forms への URL を指定します。例えば、http://<hostname>:<port> となります。
  10. 保存」をクリックします。

A/B テストの設定とデモ

次の手順を実行して、A/B テストを設定します。次の例では、「Application for Credit Card」シナリオを使用します。

  1. サーバーで A/B テストを有効にするために、作成者クイックスタートを jvm 引数 –Dabtesting.enabled=true で開始します。

  2. 作成者インスタンスで、「フォームとドキュメント」に移動します。

    URL:http://<server>:<port>/aem/forms.html/content/dam/formsanddocuments

    AEM インスタンスが JBoss で実行中で、ターンキーからサービスとして開始されている場合、jboss\bin\standalone.conf.bat ファイルの以下のエントリーに -Dabtesting.enabled=true パラメーターを追加します。

    set "JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -Dadobeidp.serverName=server1 -Dfile.encoding=utf8 -Djava.net.preferIPv4Stack=true -Dabtesting.enabled=true"

    Geometrixx Finance フォルダーまたは Geometrixx Gov フォルダーをクリックして開きます。

  3. 「クレジットカードの申し込み」などのアダプティブフォームを選択します。 

  4. アダプティブフォームを選択するときに、アクションツールバーで「A/B テストを設定」をクリックします。小さいディスプレイの場合は、アクションツールバーにある水平方向の省略記号をクリックするとこのオプションが表示されます。

  5. A/B テストのアクティビティ名を指定します。 

  6. オーディエンスドロップダウンリストから、そのフォームの異なるエクスペリエンスを提供する対象オーディエンスを選択します。例えば、Chrome を使用している訪問者を選択します。対象者のリストは、設定された Target サーバーから作成します。

  7. エクスペリエンス A および B のエクスペリエンス配布の値を入力します。例えば、エクスペリエンス A および B に対してそれぞれ 40、60 を指定すると、エクスペリエンス A はオーディエンスの 40 % に配布され、残りの 60 % にはエクスペリエンス B が表示されます。

  8. 設定」をクリックします。A/B テストの作成を確認するダイアログが表示されます。

  9. 完了」をクリックします。  

  10. Application for Credit Card」フォームを選択し、「開く」をクリックします。その後表示されるオプションにより、エクスペリエンスの一方を開くことができます。「エクスペリエンス B」をクリックします。フォームが編集モードで開きます。

  11. 必要に応じてフォームを修正し、デフォルトのエクスペリエンス A とは異なるエクスペリエンスを作成します。

  12. 「フォームとドキュメント」UI へ進み、フォームを選択し、「その他」をクリックし、「A/B テストを開始」をクリックします。

  13. 次の URL を使用して、Google Chrome ブラウザで数回フォームを開きます。
    http://<hostname>:<port>/content/dam/formsanddocuments/geometrixx-finance/cc-app/jcr:content?wcmmode=disabled

    注意:

    次回以降、フォームを開く前に mbox という名前を持つ Cookie を、ブラウザーの Cookie パーシステンスから削除してください。

    そうすると、フォームのエクスペリエンス A および B をランダムに確認することになります。

  14. フォームを選択し、「その他」をクリックし、「A/B テストを開始」をクリックします。テスト開始直後には、レポートに多くのデータが表示されることはありません。シードデータを使用して、A/B テストレポートがどのように表示されるか確認しましょう。

  15. CRXDE Lite を開き、次のファイルのバックアップを作成します。/libs/fd/fmaddon/gui/components/admin/targetreport/clientlibs/targetreport/js/targetreport.js

  16. 上述のファイルの中身を、次のファイルの中身と置換します。/apps/geometrixx-finance/demo-artifacts/targetreport.js

    注意:

    これらの変更はデモのためだけに行われます。この手順を完了した後、必ずファイルの中身を元に戻してください。

    生成されたレポートを更新して、更新後のレポートを確認します。

  17. A/B テストを終了するには、レポートダッシュボードの「A/B テストを終了」ボタンをクリックします。

    一方のエクスペリエンスを公表するように求めるダイアログが表示されます。推奨結果を選択し、A/B テストの終了を確認します。

Adobe Sign の統合

Adobe Sign を AEM Forms に統合すると、フォームに電子署名して送信できます。AEM Forms と連携するように Adobe Sign を設定するには、以下を参照してください。

注意:

Adobe Sign 設定は、リファレンスサイトパッケージと一緒に提供されます。クラウドサービスで、Adobe Sign 設定を編集し、有効な Adobe Sign 開発者アカウント資格情報を提供してください。

Adobe Sign パネルを有効にする

デフォルトでは、Adobe Sign 開発者アカウントを持っていないユーザーがリファレンスサイトのアダプティブフォームを使用して AEM Forms の機能を把握できるように、Adobe Sign パネルは非表示になっています。Adobe Sign アカウントを持っていて、AEM Forms と連携するように適切に設定されている場合は、ルールエディターを使用して Adobe Sign パネルを再表示できます。

Adobe Sign パネルを再表示するには、次の手順を実行します。

  1. アダプティブフォームをオーサリングモードで開きます。
  2. コンポーネントを選択して、 をタップします。
    サイドパネルにすべてのルールが表示されます。
  3. サイドパネルで、横に緑色の点が付いている「Review & Sign」を見つけて選択します。「Review & Sign」を選択すると、右側の「Title and Content」列にルールが表示されます。
  4. Review & Sign - Hide」ルールを選択して、「削除」をクリックします。

AEM Forms JEE サーバーの設定(オプション)

AEM Forms ワークフローのプロセス管理機能に必要な手順を確認、実行するには、AEM Forms JEE の設定を実行する必要があります。使用するアプリケーションサーバーに合わせて、AEM Forms ヘルプのランディングページの「JEE での AEM Forms のインストール、アップグレード、クラスタリング」セクションから適切なドキュメントとインストールのタイプを選択します。

AEM Forms ワークフロー機能を使用するには、以下を参照してください。

  1. LiveCycle クライアント SDK コンポーネントの設定
  2. ContentRepositoryConnector サービスの設定
  3. リファレンスサイトの設定

LiveCycle クライアント SDK コンポーネントの設定

LiveCycle SDK コンポーネントでは、AEM Web アプリおよびワークフロー内で AEM Forms ドキュメントサービスをシームレスに開始できます。JEE での AEM Forms で利用可能なドキュメントサービスと通信して開始するために、OSGi での AEM Forms で LiveCycle クライアント SDK コンポーネントを設定します。AEM LiveCycle Connector を参照してください。

コンポーネントを設定するには、発行インスタンスで次の手順を実行します。

  1. AEM Web Console Configuration ページ(http://<hostname>:<port>/system/console/configMgr)に移動します。
  2. Adobe LiveCycle Client SDK Configuration コンポーネントを見つけます。
  3. 設定を編集するには、編集アイコンをクリックします。
  4. JEE サーバー上の AEM Forms のサーバー URL、ユーザー名、パスワードを指定します。
  5. 保存」をクリックします。

LiveCycle Client SDK コンポーネントを設定したら、http://[server]:[port]:/system/console/bundles を開きます。Adobe Experience Manager Web Console Bundles ページで、以下のバンドルを再起動します。

  • Geometrixx Finance Util Bundle
  • AEM Forms Geometrixx Gov Bundle

ContentRepositoryConnector サービスの設定

作成者インスタンスと発行インスタンスの間には、一対一のマッピングがあります。ContentRepositoryConnector サービスでは、AEM Forms JEE サーバーが発行インスタンスでアプリケーション送信メタデータを更新できます。 

  1. AEM Forms JEE で、http://ホスト名>:<ポート>/adminui に移動します。
  2. サービス/アプリケーションおよびサービス/サービスの管理に移動します。
  3. サービスリストで、「ContentRepositoryConnector : 1.0」をクリックします。
  4. 「設定」タブで、実行ドロップダウンリストから「指定したユーザー」を選択します。
  5. 「Experience Management Server URL」に、CRX サーバーへのパスを指定します。例えば、http://<hostname>:<port>/lc/crx/server/ となります。
  6. 「CRX ユーザー」フィールドに admin と指定します。
  7. 「CRX パスワード」フィールドに admin と指定します。
  8. 保存」をクリックします。

リファレンスサイトの設定

発行インスタンスで次の手順を実行します。

  1. OSGi 設定(http://<hostname>:<port>/system/console/configMgr)に移動します。
  2. を検索してクリックします。
    • Geometrixx Gov Configuration」で、Geometrixx Gov のリファレンスサイトの設定を参照します。
    • Geometrixx Finance Configuration」で、Geometrixx Finance のリファレンスサイトの設定を参照します。
  3. 設定ダイアログで、「JEE サーバーの有効化」設定のチェックボックスをオンにします。これにより、AEM Forms JEE サーバーワークフローを介したアプリケーションの承認が有効になります。この設定を無効にすると、アプリケーションはダッシュボードを使用して承認されます。
  4. 保存」をクリックします。

AEM Forms JEE が適切にセットアップして設定されている場合、adminui(http://[server]:[JEEport]/adminui)で Workbench プロセスを確認できます。adminui のホームで、サービス/Forms ワークフロー/Forms ワークフローに移動します。

作成したプロセスのアクティブステータスを確認できます。

ソーシャルアカウントによるログインの有効化

注意:

ソーシャルログイン統合は Geometrixx Finance リファレンスサイトにのみ適用できます。 

AEM では、Facebook や Twitter アカウントを使用したログインを顧客に許可することができます。ログインを許可するには、認証ハンドラーを有効にし、「Facebook と Twitter を使用したソーシャルログイン」の手順に従って、Facebook アプリケーションと Twitter アプリケーションを作成する必要があります。

次の手順

これで、リファレンスサイトを利用するための設定がすべて完了しました。リファレンスサイトのワークフローと手順についての詳細は以下を参照してください。

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