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ワークフローにより、Adobe Experience Manager(AEM)のアクティビティを自動化できます。ワークフローとは:

  • 特定の順序で実行される一連のステップで構成されます。 
    • 各ステップで、ユーザーの入力待ち、ページのアクティベート、電子メールメッセージの送信など、個別のアクティビティが実行されます。
  • リポジトリ内のアセット、ユーザーアカウントおよび AEM サービスとやり取りができます。 
  • AEM のあらゆる側面を含む複雑なアクティビティを連携させることができます。 

組織で確立されたビジネスプロセスをワークフローとして表すことができます。例えば、通常、Web サイトのコンテンツを公開するプロセスには様々な関係者による承認やサインオフなどのステップが含まれます。これらのプロセスを AEM のワークフローとして実装し、コンテンツのページやアセットに適用できます。

注意:

詳しくは、次の節を参照してください。

ワークフローモデルとワークフローインスタンス

AEM のワークフローモデルとは、次のようなビジネスプロセスの表現および実装のことです。

  • 通常、ページやアセットで実行され特定の結果をもたらします。 
  • このページまたはアセットをワークフローペイロードと呼びます。 
  • ワークフローモデルは特定のタスクを実行する一連のステップから構成されます。 
  • ペイロードはワークフローが進むに連れてステップからステップに渡されます。

ワークフローモデルが開始(実行)されると、ワークフローインスタンスが作成されます。ワークフローモデルは複数回開始できます。そのたびに、個別のワークフローインスタンスが生成されます。各インスタンスでは、ワークフローモデルが定義するステップが実行されます。

警告:

実行されるステップは、インスタンスが生成されるときにワークフローで定義されます。詳しくは、ワークフローの開発を参照してください。

ワークフローインスタンスのライフサイクルを次に示します。

  1. ワークフローモデルが開始され、ワークフローインスタンスが作成および実行されます。 
    1. モデルの開始時にワークフローインスタンスのペイロードが特定されます。 
    2. インスタンスは事実上(作成時には)モデルのコピーです。
    3. ワークフローモデルを開始できるのは、AEM の作成者、管理者またはサービスです。
  2. ワークフローモデルの最初のステップが実行されます。 
  3. ステップが完了し、ワークフローエンジンがモデルを使用して、次に実行するステップを確認します。
  4. ワークフローモデルの以降のステップが実行され、完了します。 
  5. 最後のステップが完了すると、ワークフローインスタンスが完了し、アーカイブされます。

AEM には参考になるモデルが多数用意されています。また、組織の開発者がビジネスプロセスの特定のニーズに合わせてカスタムワークフローモデルを作成することもできます。

ワークフローのステップ

実行されるワークフローのステップは、ワークフローインスタンスに関連付けられます。ワークフローインスタンスの履歴には、そのインスタンス用に実行された各ステップの情報が含まれます。この情報は、実行中に発生した問題を調べる場合に役立ちます。

ワークフローのステップは、ステップのタイプに応じてユーザーまたはサービスが実行します。

  • ユーザーがステップを実行する場合は、インボックスに配置する作業項目がそのユーザーに割り当てられます。ユーザーは手動でステップを完了して、ワークフローインスタンスを進行させます。
  • サービスがステップを実行する場合は、完了すると、ワークフローインスタンスが自動的に次のステップに進みます。

注意:

エラーが発生した場合は、サービスやステップの実装でエラーシナリオの動作を管理してください。ワークフローエンジン自体はジョブを再試行し、エラーをログに記録してインスタンスを停止します。

ワークフローのステータスとアクション

ワークフローのステータスは以下のいずれかになります。

  • 実行中:ワークフローインスタンスが実行中です。
  • 完了:ワークフローインスタンスが正常に終了しました。
  • 休止:ワークフローインスタンスが休止されています。
  • 中止:ワークフローインスタンスが中止されました。
  • 期限切れ:ワークフローインスタンスを進行するにはバックグラウンドジョブを実行する必要がありますが、ジョブがシステムに見つかりません。ワークフローの実行時にエラーが発生すると、この状況に陥る可能性があります。

注意:

プロセスステップの実行でエラーが発生すると、そのステップが管理者のインボックスに表示され、ワークフローのステータスは「実行中」になります。

現在のステータスによって、ワークフローインスタンスの通常の進行に介入する必要がある場合は、実行中のワークフローインスタンスに対してアクションを実行します。

  • 休止:ワークフローの実行を一時的に停止します。このアクションは例外的な状況(メンテナンスなどでワークフローを進行させたくない場合)に便利です。休止を実行すると、ワークフローのステータスが「休止」に変わります。
  • 再開:休止状態のワークフローを、休止したポイントから同じ設定で再開します。
  • 終了:ワークフローの実行を終了します。ワークフローのステータスは「中止」に変わります。中止したワークフローインスタンスを再開することはできません。

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