現在表示中:
- 6.2
- 旧バージョン
次のコンポーネントは、標準の Web ページ用のコンテンツをオーサリングする際に使用することを目的としています。AEM の標準のインストールでそのまま使用できるコンポーネントのサブセットを形成します。
サイドキックから直接使用できるコンポーネントもあれば、デザインモードを使用して有効と無効を切り替えることで使用できるコンポーネントもあります。
警告:
ここでは、標準の AEM インストールでそのまま使用できるコンポーネントについてのみ説明します。
インスタンスによっては、要件に合わせて明示的に開発されたカスタマイズコンポーネントが存在する場合があります。これらは、ここで説明するいくつかのコンポーネントと同じ名前の場合があります。
コンポーネントは、使用している UI に応じて、次の場所でページを編集するときに使用できます。
- タッチ操作向け UI:
- ページエディターのサイドパネルの「コンポーネント」タブ
- クラシック UI:
- サイドキックの「コンポーネント」タブ
- 新規コンポーネントを挿入セレクター(「コンポーネントまたはアセットをここにドラッグします」領域をダブルクリックした場合)

アダプティブ画像基盤コンポーネントは、Web ページを開いたウィンドウに合うようにサイズが調整される画像を生成します。このコンポーネントを使用するには、ファイルシステムと DAM のいずれかから画像リソースを指定します。Web ページが開くと、Web ブラウザーにより、現在のウィンドウに適したサイズに調整された画像のコピーがダウンロードされます。
次の特徴により、ウィンドウのサイズを決定できます。
- デバイス画面:モバイルデバイスは通常、Web ページを画面全体に展開して表示します。
- Web ブラウザーのウィンドウサイズ:ラップトップおよびデスクトップコンピューターのユーザーは Web ブラウザーのウィンドウサイズを変更できます。
例えば、このコンポーネントは、Web ページが携帯電話で開かれた場合には小さな画像を生成し、タブレットで開かれた場合には中程度のサイズの画像を生成します。ラップトップでは、最大化された Web ブラウザーでページが開かれた場合に、大きな画像を配信します。Web ブラウザーが画面の一部に合わせてサイズ変更された場合には、小さな画像を配信して表示を更新することで、このサイズ変更に適応します。
警告:
** アダプティブレンディション用のアニメーション .gif ファイルは AEM でサポートされていません。
以下の表に、特定の表示域の幅に対する、生成される画像の幅を示します。生成される画像の高さは、同じ縦横比を維持して計算され、画像のエッジ内に空白は挿入されません。空白の挿入を避けるために、切り抜きを使用できます。
JPEG 画像の場合は、表示域のサイズも JPEG の画質に影響します。次の JPEG 画質になる可能性があります。
- 低(0.42)
- 中(0.82)
- 高(1.00)
表示域の幅の範囲(ピクセル単位) | 画像の幅(ピクセル単位) | JPEG 画質 | ターゲットのデバイスタイプ |
---|---|---|---|
幅 = 319 以下 | 320 | 低 | |
幅 = 320 | 320 | 中 | 携帯電話(縦置き) |
幅 = 321 ~ 480 | 480 | 中 | 携帯電話(横置き) |
幅 = 481 ~ 768 | 476 | 高 | タブレット(縦置き) |
幅 = 769 ~ 1024 | 620 | 高 | タブレット(横置き) |
幅 = 1025 以上 | 100 %(オリジナルサイズ) | 高 | デスクトップ |
ダイアログを使用すると、アダプティブ画像コンポーネントのインスタンスのプロパティを編集できます。プロパティの多くは、基本となる画像コンポーネントと共通しています。プロパティは次の 2 つのタブに表示されます。
- 画像
- 画像
コンテンツファインダーから画像をドラッグするか、クリックして画像を読み込む参照ウィンドウを開くことができます。画像を読み込んだ後は、画像の切り抜き、回転または削除を行うことができます。画像のズームインおよびズームアウトを行うには、画像の下(「OK」および「キャンセル」ボタンの上)のスライドバーを使用します。 - 切り抜き
画像を切り抜きます。ボーダーをドラッグすると、画像が切り抜かれます。 - 回転
画像が目的の向きになるまで「回転」を繰り返しクリックします。 - 消去
現在の画像を削除します。
- 画像
- 詳細
- タイトル
アダプティブ画像コンポーネントではこのプロパティは使用しません。 - 代替テキスト
画像に使用する代替テキストです。 - リンク先
アダプティブ画像コンポーネントではこのプロパティは使用しません。 - 説明
アダプティブ画像コンポーネントではこのプロパティは使用しません。
- タイトル
アダプティブ画像コンポーネントのカスタマイズについて詳しくは、アダプティブ画像コンポーネントについてを参照してください。
カルーセルコンポーネントを使用すると、個々のページに関連付けられている画像を次のように表示できます。
- 一度に 1 つずつ
- 短時間
- 指定した順序で
- 指定した遅延時間で
クリックできるコントロールを使用して、ユーザーの操作に応じてリアルタイムで表示されるページを周期的に繰り返すこともできます。現在表示されているページ画像をクリックすると、そのページに移動します。つまり、カルーセルは、ナビゲーションコントロールとして機能します。
次の 2 つのタブに表示されます。
- カルーセル
ここでは、カルーセルの動作方法を指定します。- 再生速度
次のスライドが表示されるまでの時間(ミリ秒単位)。 - 遷移時間
2 つのスライド間の遷移にかかる時間(ミリ秒単位)。 - コントロールのスタイル
プルダウンメニューから、「前へ / 次へボタン」、「上部右スイッチ」など、様々なオプションを選択可能。
- 再生速度
- リスト
ページをカルーセルに含める方法を指定します。- リストを選択
ページリストの構築には、後述の「子ページ」、「固定リスト」、「検索」、「詳細検索」など、いくつかの方法があります。
どの方法を選択しても、リストに含めるページには、ページに関連する画像がそれぞれ 1 つずつ必要です。この画像が、カルーセルに表示されます。ページの「ページプロパティ」にそのページの画像がない場合、画像をページに関連付けてから開始します。そうしないと、カルーセルでは空(またはほとんど空)のページが表示されます。ページプロパティの編集を参照してください。
選択する項目に応じて、新しいパネルが表示されます。- 子ページのオプション
- 親ページ
手動で、またはセレクターを使用して、パスを指定します。現在のページを親として使用するには、空のままにします。
- 親ページ
- 固定リストのオプション
- ページ
ページのリストを選択します。エントリを追加するには + を、順序を調整するには上下のボタンを使用します。
- ページ
- 検索のオプション
- 開始
手動で、またはセレクターを使用して、開始パスを入力します。 - 検索クエリー
プレーンテキストの検索クエリーを入力できます。
- 開始
- 詳細検索のオプション
- QueryBuilder 述語の表記
「QueryBuilder 述語の表記」を使用して検索クエリーを入力できます。例えば、「fulltext=Marketing」と入力すると、コンテンツに「Marketing」が含まれるすべてのページがカルーセルに表示されます。
クエリー式とその他の例の詳細は、QueryBuilder API を参照してください。
- QueryBuilder 述語の表記
- 子ページのオプション
- 並べ替え順
「並べ替え順」の横にあるドロップダウンメニューから、「jcr:title」、「jcr:created」、「cq:lastModified」または「cq:template」を選択します。 - 制限
カルーセルで使用する項目の最大数。これはオプションです。
- リストを選択
注意:
AEM DAM にあるデジタルアセットを表示する Adobe Experience Manager のカスタムカルーセルコンポーネントを作成できます。詳しくは、Adobe Experience Manager のカスタムカルーセルコンポーネントの作成を参照してください。
グラフコンポーネントを使用すると、棒グラフ、折れ線ブラフまたは円グラフを追加できます。AEM では、指定したデータからグラフが作成されます。データは、「データ」タブに直接入力するか、スプレッドシートをコピーして貼り付けます。
- データ
- チャートデータ
グラフデータを入力するには、CSV(Comma Separated Values)形式を使用します。CSV 形式では、フィールドの区切り文字としてコンマ(「,」)を使用します。
- チャートデータ
- 詳細
- チャートのタイプ
「円グラフ」、「折れ線グラフ」および「棒グラフ」から選択します。 - 代替テキスト
グラフの代わりに表示する代替テキスト。 - 幅
グラフの幅(ピクセル単位)。 - 高さ
グラフの高さ(ピクセル単位)。
- チャートのタイプ


注意:
AEM JCR にあるデータを表示する AEM チャートコントロールを作成できます。詳しくは、Adobe Experience Manager データのグラフでの表示を参照してください。
コンテンツフラグメントは、ページから独立したアセットとして作成および管理されます。その後、コンテンツページをオーサリングする際に、これらのフラグメントとそれらのバリエーションを使用できます。
ダウンロードコンポーネントで、特定のファイルをダウンロードするための、選択した Web ページ上のリンクが作成されます。コンテンツファインダーからアセットをドラッグするか、ファイルをアップロードできます。
- ダウンロード
- 説明
ダウンロードリンクに対して表示される短い説明。 - ファイル
生成される Web ページでダウンロードできるようにするファイル。Content Finder からアセットをドラッグするか、領域をクリックして、ダウンロードできるようにするファイルをアップロードします。
- 説明

- 外部 Web アプリケーション
- 対象アプリケーション
統合する Web アプリケーションの URL を指定します。次に例を示します。
http://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page
- パスパラメーター
パラメーターをアプリケーションに渡す必要がある場合は、チェックボックスをオンにします。 - 幅と高さ
iframe のサイズを定義します。
- 対象アプリケーション
外部アプリケーションが CQ ページの段落システムに統合されます。例えば、http://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page の対象アプリケーションを使用している場合は、次のようになります。

注意:
使用事例によっては、その他のオプションが外部アプリケーションの統合で有効になります(例:ポートレットの統合)。
- Flash
- Flash ムービー
Flash ムービーファイル。コンテンツファインダーからアセットをドラッグするか、クリックして参照ウィンドウを開きます。 - サイズ
ムービーを保持する表示領域の寸法(ピクセル単位)。
- Flash ムービー
- 代替イメージ
表示する代替画像。 - 詳細
- コンテキストメニュー
コンテキストメニューを表示するか非表示にするかを示します。 - ウィンドウモード
不透明、透明、枠付きウィンドウなど、ウィンドウの表示方法。 - 背景色
提示される色見本から選択した背景色。 - 最低バージョン
ムービーの実行に必要な Adobe Flash Player の最低バージョン。デフォルトは 9.0.0 です。 - 属性
必要なその他の属性。
- コンテキストメニュー
画像をアップロードしてから、編集して操作できます(リンク、タイトル、テキストの切り抜き、回転、追加など)。機能は基本的に両方の UI で同じですが、ルックアンドフィールは異なります。
-
画像は、コンテンツファインダーから直接コンポーネントまたはコンポーネントの編集ダイアログにドラッグアンドドロップできます。また、編集ダイアログの中央領域をダブルクリックしてローカルのファイルシステムを参照し、画像をアップロードすることもできます。編集ダイアログの 2 つのタブでは、画像の定義および操作もすべて制御します。
注意:
Internet Explorer では、アップロードの進行状況を監視できません。
Internet Explorer を使用する場合、アップロードした画像ファイルをプレビューに表示して変更(切り抜きなど)を実行できるようにするには、画像をアップロードし、「OK」をクリックしてから、画像を再度開く必要があります。
AEM で使用される HTML5 の機能について詳しくは、認定プラットフォームを参照してください。
画像を読み込む際は、次の設定が可能です。
- マップ
画像をマップするには、「マップ」を選択します。画像マップの作成方法(長方形、多角形など)を指定し、領域が指す位置を指定します。 - 切り抜き
「切り抜き」をクリックして画像を切り抜きます。マウスを使用して画像を切り抜きます。 - 回転
画像を回転するには、「回転」を選択します。画像が目的の向きになるまで繰り返し使用します。 - 消去
現在の画像を削除します。 - ズームバー(クラシックのみ)
画像のズームインおよびズームアウトを行うには、画像の下(「OK」および「キャンセル」ボタンの上)のスライドバーを使用します。 - タイトル
画像のタイトル。 - 代替テキスト
アクセス可能なコンテンツを作成する際に使用する代替テキスト。 - リンク先
Web サイト内のアセットまたはその他のページへのリンクを作成します。 - 説明
画像の説明。 - サイズ
画像の高さと幅を設定します。
注意:
タッチ操作向け UI では、一部のオプションはフルスクリーンエディターでのみ使用できます。

このコンポーネントは、レスポンシブグリッド内にコンポーネントを追加および配置できるグリッド段落システムを提供します。これにより、電話、タブレット、デスクトップを含むターゲットデバイスの幅に基づいて、様々なコンテンツレイアウトを定義できます。

注意:
このコンポーネントは HTML テンプレート言語(HTL)を使用して実装されています。
- リスト
- リストを選択
ここでリストのコンテンツを取得する場所を指定します。複数の方法があります。 - 選択する項目によって、新しいパネルが表示されます。
- 子ページのオプション
- 親(親ページ)
手動で、またはセレクターを使用して、パスを指定します。現在のページを親として使用するには、空のままにします。
- 親(親ページ)
- 固定リストのオプション
- ページ
ページのリストを選択します。エントリを追加するには + を、順序を調整するには上下のボタンを使用します。
- ページ
- 検索のオプション
- 開始
手動で、またはセレクターを使用して、開始パスを入力します。 - 検索クエリー
プレーンテキストの検索クエリーを入力できます。
- 開始
- 詳細検索のオプション
- QueryBuilder 述語の表記
「QueryBuilder 述語の表記」を使用して検索クエリーを入力できます。例えば、「fulltext=Marketing」と入力すると、コンテンツに「Marketing」が含まれるすべてのページがカルーセルに表示されます。
クエリー式とその他の例の詳細は、QueryBuilder API を参照してください。
- QueryBuilder 述語の表記
- タグ
「親ページ」、「タグ / キーワード」および必要な一致条件を指定します。
- 子ページのオプション
- 表示方法
リンク、ティーザー、ニュースなどの項目のリストを表示する方法。 - 並べ替え順
リストを並べ替えるかどうか。並べ替える場合は、並べ替えに使用する条件。条件を入力するか、表示されるドロップダウンリストから選択できます。 - 制限
リストに表示する項目の最大数を指定します。 - フィードを有効にする
そのリストで RSS フィードを有効化するかどうかを示します。 - 1 ページに表示する数
ここで同時に表示するリスト項目の数を指定できます。指定した数よりも項目数が多いリストの場合、ページネーションで複数に分割して表示されます。
- リストを選択


- ログイン
- セクションラベル
入力フィールドの導入テキスト。 - ユーザー名ラベル
ユーザー名フィールドのラベルに使用するテキスト。 - パスワードラベル
パスワードフィールドのラベルに使用するテキスト。 - ログインボタンのラベル
ログインボタン用のテキスト。 - リダイレクト先
ユーザーがログインしたときに開く Web サイト上のページを指定できます。
- セクションラベル
- ログイン済み
- 続行ボタンのラベル
ユーザーが既にログインしていることを示すテキスト。
- 続行ボタンのラベル

参照コンポーネントを使用すると、(現在のインスタンス内にある)AEM Web サイトの別のページからテキストを参照できます。参照された段落のコンテンツは、現在のページの段落と同様に表示されます。元の段落が変更されると、コンテンツが更新されます(ページの更新が必要な場合があります)。
- 段落参照
- 参照
参照するページおよび段落のパスを指定します(コンテンツを含む)。
- 参照
段落のパスを指定するには、ページのパスに次のようなサフィックスを付ける必要があります。
.../jcr:content/par/<paragraph-ID>
次に例を示します。
/content/geometrixx-outdoors/en/equipment/biking/cajamara/jcr:content/par/similar-products
特定の段落を参照するだけでなく、パスを変更して、par-system 全体を指定することもできます。これを行うには、パスに次のサフィックスを付けます。
/jcr:content/par
次に例を示します。
/content/geometrixx-outdoors/en/equipment/biking/cajamara/jcr:content/par

- 検索
- ノードタイプ
検索を特定のノードタイプに制限する場合は、ここに一覧にします(例:cq:Page)。 - 検索場所のパス
検索対象のブランチのルートページを指定します。 - 「検索」ボタンのテキスト
実際の検索ボタンに表示する名前。 - 統計テキスト
検索結果の上に表示するテキスト。 - 結果なしのテキスト
結果がない場合、ここに入力したテキストが表示されます。 - テキストをスペルチェック
誰かが類似の用語を入力すると、その用語の前にこのテキストが表示されます。
例えば、geometrixxe と入力すると、「もしかして : geometrixx」と表示されます。 - 同様のページテキスト
結果の横に表示される、類似のページに対するテキスト。このリンクをクリックすると、類似のコンテンツのページが表示されます。 - 関連する検索テキスト
検索の横に表示される、関連する用語とトピックのためのテキスト。 - 検索トレンドのテキスト
ユーザーが入力する検索用語の上のタイトル。 - 結果ページラベル
このリストの下部に表示するテキスト。他の結果ページへのリンクが設定されます。 - 前のラベル
前の検索ページへのリンクに表示される名前。 - 次のラベル
次の検索ページへのリンクに表示される名前。
- ノードタイプ



このコンポーネントを使用すると、ページでスライドショーとして表示する一連の画像をロードできます。画像を追加または削除し、それぞれにタイトルを割り当てることができます。「詳細」では、表示領域のサイズも指定できます。
次の項目を設定できます。
- スライド
- 新しいスライド
「追加」(および「削除」)ボタンを使用して、スライドを選択して指定できます。 - タイトル
必要に応じてタイトルを指定します。これは該当するスライド上にオーバーレイされます。
- 新しいスライド
- 詳細
- サイズ
幅と高さをピクセル単位で指定します。
- サイズ

注意:
テーブルコンポーネントは、テキストコンポーネントと同様に、リッチテキストエディターをベースとしています。
テーブルにはテーブルコンポーネントを使用することを推奨しますが、テキストコンポーネントでも作成できます。
テーブルコンポーネントは、テーブルの作成、入力および書式設定ができるように事前設定されています。ダイアログを使用して、テーブルを設定し、次のいずれかの方法でコンテンツを作成できます。
- 最初から
- 外部エディター(Excel、OpenOffice、メモ帳など)からスプレッドシートまたはテーブルをコピーして貼り付け




- 表示するタグ
表示するタグを収集する場所。ページ(すべての子またはすべてのタグを含むページ)から選択します。 - ページ
参照するページを選択します。 - タグにリンクがありません
表示するタグがリンクとして機能するかどうかを指定します。
タグの適用について詳しくは、タグの使用を参照してください。
注意:
テキストコンポーネントは、テーブルコンポーネントと同様に、リッチテキストエディターをベースとしています。
テーブルにはテーブルコンポーネントを使用することを推奨しますが、テキストコンポーネントでも作成できます。
テキストコンポーネントでは、WYSIWYG エディターとリッチテキストエディターの機能を使用してテキストブロックを入力できます。フォントの特徴、配置、リンク、リスト、インデントなど、多様なアイコンでテキストの書式を設定できます。機能は両方の UI で同じですが、ルックアンドフィールは異なります。

テキストコンポーネントおよびリッチテキストエディターの機能について詳しくは、リッチテキストエディターのページを参照してください。
ダイアログベースのリッチテキスト編集モードに加えて、AEM には、ページのレイアウトどおりに表示されたテキストを直接編集できる、インプレース編集も用意されています。インプレース編集でも、使用している UI によってルックアンドフィールが異なります。

テキストコンポーネントおよび画像コンポーネントと同様に、ルックアンドフィールは使用している UI によって異なりますが、どちらの場合も次の項目を設定できます。
- コンポーネントのスタイル(スタイル)
ここで画像を左揃えまたは右揃えにすることができます。 デフォルトは、画像を左に配置する「左」です。 - 画像のプロパティ(詳細画像プロパティ)
次の項目を指定できます。- 画像アセット
必要な画像をアップロードします。 - タイトル
ブロックのタイトル。マウスポインターを置くと表示されます。 - 代替テキスト
画像を表示できない場合に表示する代替テキスト。空にすると、タイトルが使用されます。 - リンク先
ターゲットパスを指定します。 - 説明
画像の説明。 - サイズ
画像の高さと幅を設定します。
- 画像アセット

- タイトル
ページタイトル以外の名前を使用する場合は、ここに入力します。 - リンク
タイトルがリンクとして動作する場合の URI。 - 種類 / サイズ
ドロップダウンリストから「小」または「大」を選択します。「小」は画像として生成されます。「大」はテキストとして生成されます。

注意:
適切なトランスコーディングを行うには、管理者が個別に FFmpeg をインストールする必要があります。
ダイナミックメディアが無効な場合は、FFmpeg がビデオレンディションを生成するために使用されます。一方、ダイナミックメディアが有効な AEM では、ビデオトランスコーダーが使用されます。詳しくは、FFmpeg を使用したビデオトランスコーダーのインストールと設定を参照してください。
HTML5 要素と共に使用するためにビデオプロファイルを設定することもできます。
ページにコンポーネントのインスタンスを配置した後に、次の項目を設定できます。
- ビデオ
- ビデオアセット
ビデオアセットをアップロードまたはドロップします。 - サイズ
ビデオのネイティブサイズ(ピクセル単位の幅 × 高さ)が「サイズ」の横のボックスに表示されます(上の図を参照)。ビデオのネイティブ寸法を上書きする場合は、幅と高さの寸法を手動で入力します。「OK」をクリックしてダイアログを閉じます。
- ビデオアセット
注意:
サポートされている形式は次のとおりです。
- .mp4
- Ogg
- FLV(Flash ビデオ)

注意:
列の制御コンポーネントは、クラシック UI でのみ使用できます。タッチ操作向け UI では、事前に設定されている 2 列または 3 列のコンポーネントが使用されます。
列の制御コンポーネントを使用すると、Web ページのメインパネル内にあるコンテンツを複数の列に分割する方法を選択できます。まず必要な列数を(事前定義済みのリストから)選択して、その後、各列内でコンテンツの作成、削除または移動を行うことができます。
フォームコンポーネントは、訪問者が入力を送信するフォームを作成するために使用されます。フォームおよびフォームコンポーネントは、ユーザーからのフィードバック(例えばお客様満足度アンケート)やユーザー情報(例えばユーザー登録)などの情報を収集するのに使用できます。
注意:
AEM Forms について詳しくは、AEM Forms ヘルプを参照してください。
フォームは次のように多様なコンポーネントから構築されます。
- フォーム
フォームコンポーネントでは、ページ上の新しいフォームの開始と終了を定義します。その他のコンポーネントは、これらの要素の間に配置できます(テーブル、ダウンロードなど)。 - フォームのフィールドと要素
フォームのフィールドと要素には、テキストボックス、ラジオボタン、画像などを含めることができます。多くの場合、ユーザーは、テキストの入力などのアクションをフォームフィールドで完了します。詳しくは、個々のフォーム要素を参照してください。 - プロファイルコンポーネント
プロファイルコンポーネントは、訪問者に合わせた個人設定が必要な Social Collaboration や他の領域に使用する訪問者のプロファイルに関連しています。
以下にフォームの例を示します。これはフォームコンポーネント(開始および終了)、入力に使用する 2 つのフォームテキストフィールド、導入部のテキストに使用する 1 つの一般テキストフィールド、および「送信」ボタンから構成されます。

注意:
フォームのさらなる開発およびカスタマイズについて詳しくは、フォームの開発のページを参照してください。これには、アクションや制約の追加、フィールドのプリロード、スクリプトを使用したサービスのアクション実施の呼び出しなどが含まれます。
- タイトルとテキスト
このタブでは、フォームのタイトルや付随するテキストなど、基本情報を指定する必要があります。適切な場合は、フィールドで複数選択が有効かどうかや、選択肢に使用できる項目など、その他の主要な情報を定義することもできます。 - 初期値
デフォルト値を指定できます。 - 制約
このタブでは、フィールドが必須かどうかを指定し、そのフィールドに制約を設定することができます(例えば、数値であることが必要など)。 - スタイル設定
フィールドのサイズとスタイル設定を示します。
注意:
表示されるフィールドはコンポーネントによって大きく変わります。
- タイトルとテキスト
- エレメント名
フォーム要素の名前。リポジトリ内でデータが格納される場所を示します。
これは必須のフィールドであり、次の文字のみを含めることができます。- 英数字
- _ . / : -
- タイトル
フィールドと共に表示されるタイトル。空白にした場合、デフォルトのタイトルが表示されます。 - 説明
必要な場合、追加の情報をユーザーに示すことができます。この説明はフォーム上のフィールドの下に、タイトルよりも小さいフォントで表示されます。 - 表示/非表示
フィールドをいつ表示するかを特定します。
- エレメント名
- 初期値
- デフォルト値
フォームが開かれたとき(ユーザーが入力を行う前)にフィールドに表示される値。
- デフォルト値
- 制約
- 必須
フォームコンポーネントの種類によって異なりますが、このフィールドまたはこのフィールドの特定の部分が必須かどうかを示す 1 つ以上のクリックボックスが表示されます。 - 必須メッセージ
このフィールドが必須であることをユーザーに通知するメッセージ。必須フィールドには、アスタリスクのフラグも付けられます。 - 制約
選択可能な制約は、フォームコンポーネントの種類によって異なります。 - 制約メッセージ
どの入力が必須かをユーザーに知らせるメッセージ。
- 必須
- スタイル設定
- サイズ
行数と列数。 - 幅
ピクセル単位で設定します。 - CSS
- サイズ

- フォーム
- ありがとうページ
訪問者の入力を歓迎するために参照されるページ。空にすると、送信後にフォームが再表示されます。 - ワークフローを開始
フォームが送信されるとトリガーされるワークフローを決定します。
- ありがとうページ
- 詳細
- アクションタイプ
フォームにはアクションが必要です。アクションは、ユーザーから送信されたデータによってトリガーされ、実行される処理を定義するものです(HTML の action= に似ています)。対応するアクションの設定が必要な場合もあります。
標準の AEM インストールに含まれているアクションタイプは次のとおりです。- アカウント要求
- コンテンツを作成
- リードを作成
- アカウントを作成および更新
- 電子メールサービス : 購読者を作成してリストに追加
- 電子メールサービス : 自動応答の電子メールを送信
- 電子メールサービス : リストのユーザーの購読を解除
- コミュニティを編集
- リソースを編集
- ワークフロー制御リソースを編集
- メール
- 注文の詳細
- プロファイルの更新
- パスワードをリセット
- パスワードを設定
- コンテンツを格納
デフォルトのアクションタイプです。 - コンテンツをアップロードデータと共に保存
- 注文を送信
- 購読者の購読を解除
- 注文を更新
- アカウント要求
- フォーム識別子
フォーム識別子は、フォームを一意に識別するものです。 1 つのページに複数のフォームがある場合、フォーム識別子を使用します。フォームごとに異なる識別子が使用されていることを確認します。 - 読み込み元パス
事前に定義された値をフォームフィールドに読み込むために使用されるノードプロパティのパスです。
これは、リポジトリ内のノードへのパスを指定するオプションのフィールドです。このノードに、フィールド名と一致するプロパティがある場合、フォーム上の適切なフィールドがそのプロパティの値が設定された状態でプリロードされます。一致が存在しない場合、フィールドにはデフォルト値が使用されます。
読み込み元パスを使用して、フォームの必須フィールドに値をプリロードすることができます。フォーム値のプリロードを参照してください。 - クライアントの検証
このフォームでクライアントの検証が必須かどうかを示します(サーバーの検証は常に行われます)。この処理を実行するには、フォームキャプチャコンポーネントと組み合わせる必要があります。 - 検証リソースタイプ
(個々のフィールドではなく)フォーム全体を検証する場合、フォームの検証リソースのタイプを定義します。フォーム全体を検証する場合、さらに次のいずれかを含めます。- クライアントの検証用のスクリプト:
/apps/<myApp>/form/<myValidation>/formclientvalidation.jsp - サーバー側での検証用のスクリプト:
/apps/<myApp>/form/<myValidation>/formservervalidation.jsp
- クライアントの検証用のスクリプト:
- アクションの設定
「アクションの設定」で使用可能なオプションは、選択したアクションタイプによって異なります。- アカウント要求
- アカウントページを作成
新規アカウントの作成時に使用されるページ。
- アカウントページを作成
- コンテンツを作成
- コンテンツのパス
フォームがダンプするコンテンツのコンテンツパス。スラッシュ(/)で終わるパスを入力します。スラッシュは、フォームのポートごとに、特定の場所に新しいノードが作成されることを意味します。次に例を示します。
/forms/feedback/ - 種類
必要な種類を選択します。 - フォーム
フォームを指定します。 - 次を使用してレンダリング
リストから必要なオプションを選択します。 - リソースタイプ
設定すると、各コメントに sling:resourceType として追加されます。 - 表示セレクター
- コンテンツのパス
- リードを作成
- このリストにリードが追加されます
必要なリードリストを指定します。
- このリストにリードが追加されます
- アカウントを作成および更新
- 初期グループ
新しいユーザーを割り当てるグループ。 - ホーム
ログインに成功した後に表示されるページ。 - パス
新規アカウントを作成して格納する(相対)パス。 - データを表示
このボタンをクリックして、バルクエディターのフォームの結果に関する情報にアクセスします。ここから、情報を(Excel スプレッドシートなどで使用するために).tsv(タブ区切り)ファイルに書き出すことができます。
- 初期グループ
- メール
- フォーム
電子メールの送信元の電子メールアドレスを入力します。 - 宛先
フォームの送信先の電子メールアドレス(複数可)を入力します。 - CC
CC の電子メールアドレス(複数可)を入力します。 - BCC
BCC の電子メールアドレス(複数可)を入力します。 - 件名
電子メールの件名を入力します。
- フォーム
- パスワードをリセット
- パスワード変更ページ
パスワードの変更時に使用するページ。
- パスワード変更ページ
- コンテンツを格納
- コンテンツのパス
フォームがダンプするコンテンツのコンテンツパス。スラッシュ(/)で終わるパスを入力します。スラッシュは、フォームのポートごとに、特定の場所に新しいノードが作成されることを意味します。次に例を示します。
/forms/feedback/ - データを表示
このボタンをクリックして、バルクエディターのフォームの結果に関する情報にアクセスします。ここから、情報を(Excel スプレッドシートなどで使用するために).tsv(タブ区切り)ファイルに書き出すことができます。
- コンテンツのパス
- コンテンツをアップロードデータと共に保存
「コンテンツを格納」と同じオプションが含まれます。 - 購読者の購読を解除
- このリストからリードが削除されます
必要なリードリストを指定します。
- このリストからリードが削除されます
- アカウント要求
- アクションタイプ
- フォーム終了
- 「送信」ボタンを表示
「送信」ボタンを表示するかどうかを示します。 - 名前を送信
1 つのフォームに複数の「送信」ボタンを使用する場合の識別子。 - タイトルを送信
「送信」や「送る」など、ボタンに表示される名前。 - 「リセット」ボタンを表示
「リセット」ボタンを表示するには、このチェックボックスを選択します。 - タイトルをリセット
「リセット」ボタンに表示する名前。 - 説明
ボタンの下に表示する情報。
- 「送信」ボタンを表示




タイトル、説明、要素名を含む様々なパラメーターを指定できます。「+」ボタンまたは「-」ボタンを使用して項目の追加または削除を行います。また、上向き矢印キーおよび下向き矢印キーを使用して位置を変更します。


リストに表示するタイトルと項目を指定できます。「+」または「-」ボタンを使用してリスト項目の追加または削除を行います。また、上下の矢印ボタンを使用して位置を変更します。リストから複数の項目を選択できるかどうかや、リストを最初に開いたときに自動的に選択する項目(初期値)を指定できます。

注意:
Sling サーブレットにファイルをアップロードするためのカスタムアップロードコンポーネントを作成できます。詳しくは、Adobe Experience Manager へのファイルのアップロードを参照してください。
このコンポーネントでは、非表示のフィールドを作成できます。非表示のフィールドは様々な用途で使用できます。例えば、フォームの送信後にアクションの実行が必要な場合や、後処理で非表示のデータが必要な場合などです。

注意:
フォームをカスタマイズして、フォーム内の他のフィールドの値に基づき特定のファイルコンポーネントを表示または非表示にすることができます。フォームフィールドの表示の変更は、フィールドが特定の条件のみで必要となる場合に便利です。
詳しくは、フォームコンポーネントの表示と非表示を参照してください。









専用のタブを使用して、使用できる名前空間などの様々なパラメーターを指定できます。
- タグフィールド
- 許可された名前空間
- Geometrixx Outdoors
- ワークフロー
- フォーラム
- 写真を保管
- Geometrixx Media
- 標準タグ
- マーケティング
- アセットのプロパティ
- ピクセル単位の幅
- ポップアップのサイズ
- 許可された名前空間

