ContextHub には、ContextHub フレームワークの概要を確認できる診断ページがあります。このページを開くには、AEM オーサーインスタンスの etc/cloudsettings/default/contexthub.diagnostics.html ページ(例:http://localhost:4502/etc/cloudsettings/default/contexthub.diagnostics.html)に移動します。
ContextHub の診断ページには、作成されたストアおよび UI モジュール、読み込まれているクライアントライブラリフォルダー、役立つページへのリンクに関する情報が表示されます。
ストアセクションには、設定されているすべての ContextHub ストアが一覧表示されます。リストの各項目は、以下の情報で構成されます。
- タイトル:ストアのベースとなっているストアタイプ。
- パス:設定を保持しているリポジトリノードへのパス。
- リソースタイプ:ストアタイプが定義されているリポジトリノードのパス。
- クライアントライブラリ:読み込まれ、ストアタイプを実装するクライアントライブラリのカテゴリ。
モジュールセクションには、設定されているすべての ContextHub UI モジュールが一覧表示されます。リストの各項目は、以下の情報で構成されます。
- タイトル:UI モジュールのベースとなっている UI モジュールタイプ。
- パス:設定を保持しているリポジトリノードへのパス。
- リソースタイプ:UI モジュールタイプが定義されているリポジトリノードのパス。
- クライアントライブラリ:読み込まれ、UI モジュールタイプを実装するクライアントライブラリのカテゴリ。
Clientlibs セクションには、ContextHub によって読み込まれたすべてのクライアントライブラリフォルダーが一覧表示されます。クライアントライブラリは、次のように分類されます。
- kernel.js:ContextHub フレームワーク、セグメントエンジン、ストアタイプを実装するクライアントライブラリ。
- ui.js:ContextHub UI および UI モジュールタイプを実装するクライアントライブラリ。
- style.css:クライアントライブラリから読み込まれる CSS ファイル。
URL セクションには、次の ContextHub 機能へのリンクが含まれます。
- 設定エディター:ストア、UI モードおよび UI モジュールを設定できる ContextHub 設定ページを開きます。
- ContextHub モジュールの設定:/etc/cloudsettings/default/contexthub.config.kernel.js ファイルを開きます。このファイルには、ContextHub ストア設定の JavaScript オブジェクト表現が格納されています。
- ContextHub UI の設定:/etc/cloudsettings/default/contexthub.config.ui.js ファイルを開きます。このファイルには、ContextHub UI モード設定の JavaScript オブジェクト表現が格納されています。
- kernel.js:/etc/cloudsettings/default/contexthub.kernel.js ファイルを開きます。このファイルには、ContextHub フレームワークおよびセグメントエンジン、ストアタイプを実装するクライアントライブラリのソースコードが格納されています。
- ui.js:/etc/cloudsettings/default/contexthub.ui.js ファイルを開きます。このファイルには、ContextHub UI および UI モジュールタイプを実装するクライアントライブラリのソースコードが格納されています。
- style.css:/etc/cloudsettings/default/contexthub.styles.css ファイルを開きます。このファイルには、ContextHub UI および UI モジュールの CSS スタイルが格納されています。