AEM のアセットの詳細ページから、インタラクティブ 3D ビューアを使用できます。このビューアには、3D アセットをオービット、ズームおよびパンできるインタラクティブなカメラコントロールのコレクションが含まれます。

AEM 3D のデフォルトのステージを使用する他に、サードパーティ製アプリケーションで作成して AEM にアップロードしたステージも使用できます。
AEM 3D でのステージの使用を参照してください。
注意:
3D アセットを表示するには、デバイスまたはデスクトップのブラウザーが WebGL に対応している必要があります。また、基盤となるグラフィックハードウェアには、目的のサイズと複雑度のモデルをレンダリングできるだけの性能とメモリが必要です。シャドウの表示などの特定のプレビュー機能は、すべてのブラウザーで利用できません。
アセットの詳細ページビューで 3D アセットを開くのにかかる時間は、いくつかの要因に依存します。以下の要因が含まれます。
- サーバーへの帯域幅と遅延。
- モデルサイズ(面の数)。
- マップの数とサイズ。
- ステージの複雑さ。例えば、IBL 画像のサイズなどです。
さらに、カメラをインタラクティブに操作する際に、ワークステーション、ノート型コンピューター、モバイルタッチデバイスなどのクライアントコンピューターの性能を考慮することも重要です。グラフィック性能に優れ、ある程度パワフルなシステムなら、インタラクティブな 3D 表示をよりスムーズで満足なものにすることができます。
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3D アセットが AEM にアップロードされていることを確認します。
AEM での 3D アセットのアップロードと処理を参照してください。 -
次のいずれかの操作をおこないます。
- アセットの詳細ページの右下隅にあるカメラコントロールパレットを使用して、アセットの様々な表示を変更します。
従来の Apple のシングルボタンマウスなど、スクロールホイールのない非接触型入力デバイスを使用している場合は、ズームモードまたはパースペクティブモードでも 3D アセットのズームまたはパースペクティブを変更できます。このアクションは、SHIFT キーを押しながらマウスボタンを押して上または下方向にドラッグすることによって、実行します。
一般的なノートコンピューターのタッチパッドを使用していると、多くの場合、2 本指を使用したジェスチャでズーム動作またはパースペクティブ動作をコントロールすることは困難です。そのような場合は、SHIFT キーを押しながらアクションを実行します。そうすると、ピンチジェスチャの速度が低下し、必要とする正確なズームレベルまたはパースペクティブを実現しやすくなります。あるいは、SHIFT キーを押しながら 1 本指で上または下方向にドラッグして、ズーム動作またはパースペクティブ動作をおこなうことができます。
カメラコントロール名
説明 ズーム
または
パースペクティブ
タップまたはクリックすると、ズームモードとパースペクティブモードを切り替えることができます。
または、操作中に ALT/OPTION キーを押したままにして、一時的にパースペクティブモードに切り替え
ます。キーを放すとズームモードに戻ります。- ズーム – 表示しているアセットにカメラを近づけたり、カメラを遠ざけたりするドリーインおよびドリーアウト動作
です。ズームは、マウスのスクロールホイール(利用可能な場合)、モバイルデバイスでの 2 本の指によるピンチ操作、あるいは Shift キーを押したまま左マウスボタンを使用して上または下にドラッグしたときのデフォルトの動作です。 - パースペクティブ - ビュー内のアセットの相対的なサイズを維持しながら、カメラの焦点距離(視野とも言います)を変更します。パースペクティブは、スクロールホイール(利用可能な場合)、モバイルデバイスでの 2 本の指によるピンチ操作、あるいは Shift キーを押したまま左マウスボタンを使用して上または下にドラッグする動作の代替の動作です。
オービット
または
パン
タップまたはクリックすると、オービットモードとパンモードを切り替えることができます。
または、操作中に ALT/OPTION キーを押したままにして、一時的にパンモードに切り替えます。キーを放すとオービットモードに戻ります。
- オービット – デフォルトでは、3D アセットの中心近くに配置されるターゲットポイントを中心とする球面上でカメラ視野を移動します。オービットは、モバイルデバイスでの左ボタンドラッグまたはシングルタッチドラッグのデフォルトの動作です。
- パン – 表示プレーンでカメラを移動します。ターゲットポイントはカメラ対応して移動するので、以降のオービットアクションでは、カメラは新しいターゲットポイントを中心として移動します。パンは、左ボタンドラッグおよびシングルタッチドラッグの代替動作です。
調査
または
ターゲット
タップまたはクリックすると、調査モードとターゲットモードを切り替えることができます。
- 調査 – タップまたはクリックして、ターゲットモードを開始します。
- ターゲット - 3D アセット上の任意の点をタップまたはクリックして、アセットのその部分を視野の中心とします。
オービットアクションでは、新しいターゲットポイントが使用されます。
リセット タップまたはクリックして、表示のターゲットポイントをモデルの中心に戻します。また、リセットでは、
アセット全体を表示したり、適切な表示サイズで表示するために、カメラを近づけたり遠ざけたりします。ステージには、3D モデルを表示する環境背景、グラウンドプレーンおよびライティングが含まれます。
AEM 3D でのステージの使用を参照してください。多くの場合、ステージには事前定義済みのカメラが含まれています。現在のカメラを再選択して、事前定義済みの設定に戻すことができます。
AEM 3D でのステージの使用を参照してください。 - アセットの詳細ページの右下隅にあるカメラコントロールパレットを使用して、アセットの様々な表示を変更します。
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次のいずれかの操作をおこないます。
- 3D アセットをレンダリングします。
3D アセットのレンダリングを参照してください。 - ページの右上隅にある「閉じる」をタップして、アセットページに戻ります。
- 3D アセットをレンダリングします。