プロセスリストページからプロセスインスタンスページにアクセスすると、選択したプロセスのすべてのプロセスインスタンスが表示されます。検索を実行した後でプロセスインスタンスページにアクセスすると、見つかったプロセスインスタンスのみが表示されます。
リストには、プロセスインスタンスごとに以下の情報が表示されます。
プロセス ID:
プロセスがインスタンス化される(つまり、ユーザーまたは自動ステップによってプロセスが開始される)ときに、forms ワークフローによって割り当てられる識別子。この ID を使用して、プロセスインスタンスをライフサイクル全体にわたって追跡できます。
更新日:
プロセスインスタンスのステータスが最後に変更された日時。
プロセスインスタンスページでは、以下のタスクを実行できます。
プロセスインスタンスを選択して、その操作やサブプロセスなどの詳細情報を表示します。プロセスインスタンスを選択すると、プロセスインスタンスの詳細ページが表示されます。
プロセスインスタンスを休止、休止解除または終了します。
プロセスインスタンスを検索します。検索を開始するには、「検索」をクリックします。
休止解除中:
ステータスが、「休止」からまもなく「実行中」に変わります。
注意:プロセスインスタンスのステータスを変更する要求が行われると(休止や終了など)、その要求は Forms ワークフローのコマンドキューに入ります。キューのサイズと全体の処理速度によっては、ページが 1 回または複数回にわたって再読み込みされるまで、表示されているステータスが変わらないことがあります。
問題のトラブルシューティングを行う必要がある場合、または、外的条件が原因で、後のステップでプロセスインスタンスに問題が発生することがわかっている場合は、プロセスインスタンスを一時的に休止できます。
休止できるのは、ステータスが「実行中」のプロセスインスタンスです。
プロセスインスタンスを休止すると、そのステータスは「休止中」に変わり、次に「休止」に変わり、プロセスは現在の操作で一時的に停止されます。プロセスインスタンスのステータスは、「休止解除」に変わるまで、そのままです。
ステータスが「休止」のプロセスインスタンスのみ、「休止解除」に変更できます。
プロセスインスタンスを休止解除すると、そのステータスは「実行中」に変わり、休止されていた操作が続行されます。
呼び出し操作を使用して他のプロセス(子プロセス)を呼び出したプロセスインスタンスを休止すると、子プロセスも休止します。
プロセスインスタンスの操作が停止したり、それ以外のエラー状態が発生した場合、または、プロセスインスタンスの実行を強制的に停止する必要がある場合は、プロセスインスタンスを終了できます。
どのようなステータスのプロセスインスタンスでも終了できます。
プロセスインスタンスを終了すると、そのステータスは「終了中」に変わり、次に「終了」に変わり、プロセスは現在の操作で停止します。それ以降の操作は実行されず、関連するすべての操作とタスクが終了します。
プロセスインスタンスの詳細ページには、プロセスインスタンスの履歴が表示されます。
「概要」領域には、プロセスインスタンスの基本情報が表示されます。
「操作」タブでは、プロセスインスタンスに対する各操作が、完了した順に最初から最後まで、以下の情報と共に表示されます。
完了日:
操作が完了した日時。
サブプロセスは、別のプロセスによって開始され、そのプロセスとは独立して実行されるプロセスインスタンスです。サブプロセスは、Workbench 内のプロセスの一部として設計されている場合のみ表示されます。各サブプロセスは、「サブプロセス」タブで以下の情報と共に表示されます。
プロセス ID:
プロセスがインスタンス化される(つまり、ユーザーまたは自動ステップによってプロセスが開始される)ときに、forms ワークフローによって割り当てられる正の整数。この ID を使用して、プロセスインスタンスをライフサイクル全体にわたって追跡できます。
操作を選択して、その詳細情報を表示します。操作を選択すると、操作の詳細ページが表示されます。
サブプロセスを選択して、その詳細情報を表示します。サブプロセスを選択すると、プロセスインスタンスの詳細ページが表示されます。
ステータスに応じて、操作またはサブプロセスを終了または再試行します。
操作やサブプロセスが停止したり、それ以外のエラー状態が発生した場合、または、操作やサブプロセスの実行を強制的に停止する必要がある場合は、それを終了できます。
終了できる操作は、ステータスが「実行中」の操作です。
操作を終了すると、そのステータスが「終了」に変わります。操作は完了せず、プロセスインスタンスは実行を停止します。
サブプロセスは、どのようなステータスのサブプロセスでも終了できます。
サブプロセスを終了すると、そのステータスは「終了中」に変わり、次に「終了」に変わり、プロセスインスタンスは現在の操作で停止します。親プロセスインスタンスが引き続き実行している場合でも、サブプロセスでは、それ以降の操作は実行されません。
プロセスダイアログ内にゲートウェイ要素を含むプロセスは終了できません。この種類のプロセスを終了しようとしても、ゲートウェイ要素内の操作は影響を受けません。ゲートウェイ要素内の操作を終了するには、操作を直接終了する必要があります。
ステータスが「停止」の操作は、再試行できます。
操作を再試行すると、操作を再起動する要求が Forms ワークフローに送られます。要求が正常に実行されると、ステータスが「実行中」に変わります。操作を再起動できない場合は、「停止」のままとなり、終了が必要になる場合があります。