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この記事では、OSGi にAEM Forms をインストールする方法について説明します。JEE 上の AEM Forms スタックのインストール、アップグレード、クラスター化について詳しくは、「AEM Forms ヘルプおよびチュートリアル」を参照してください。

Adobe Experience Manager Forms は AEM にデプロイされたアプリケーションです。 これにより、顧客を引きつける Web およびモバイルエクスペリエンスをエンタープライズフォームとドキュメントにも拡張することができ、ユーザー体験を向上させ、ビジネスの範囲を拡大しながら、複雑なデジタルインタラクションを完成することが可能になります。 

AEM Quickstart に付属しているすぐに使用可能な AEM Forms 機能により、AEM Forms の各種機能を学習することができます。実稼働環境で AEM Forms のアドオンパッケージを使用するには、追加のライセンスが必要になります。

AEM Forms のアドオンパッケージには、アダプティブフォーム、アダプティブドキュメント、フォームセット、HTML5 フォームなど、AEM Forms の完全な機能セットが付属しています。このパッケージにより、Adobe Analytics、Adobe Sign サービス、ドキュメントサービスに AEM Forms を統合することもできます。

注意:

AEM Forms Document Security を使用する場合は、JEE に AEM Forms をインストールしてください。JEE 上の AEM Forms のインストール、アップグレード、クラスター化について詳しくは、「AEM Forms ヘルプおよびチュートリアル」を参照してください。

サーバー環境の準備

AEM Forms のインストールおよび設定に進む前に、次のことを確認する必要があります。

  • サーバハードウェアおよびソフトウェアのインフラが正しいこと。サポート対象のハードウェアおよびソフトウェアの完全な一覧については、「技術的要件」記事を参照してください。
  • AEM Quickstart のインストールパスに空白が含まれていないこと。
  • AEM インスタンスが設定されていること。AEM インスタンスを設定する場合は、オーサーインスタンスとパブリッシュインスタンスも設定する必要があります。AEM の用語では、「インスタンス」は、サーバー上で実行されている AEM のコピーのことです。AEM のインストールには通常少なくとも 2 つのインスタンスが関連し、これらは通常は別々のマシンで実行されます。
    • オーサー:コンテンツを作成、アップロード、編集し、Web サイトを管理する AEM インスタンス。公開する準備ができたコンテンツは、パブリッシュインスタンスにレプリケートされます。
    • パブリッシュ:発行されたコンテンツを公開する AEM インスタンス。

        オーサーインスタンスとパブリッシュインスタンスをインストールして開始するための詳しい手順については、「デプロイメントと保守」を参照してください。

  • AEM Forms のアドオンパッケージをインストールするための要件を以下に示します。
    • Microsoft Windows ベースのインストールの場合、15 GB の一時的な空きスペースが必要です。
    • Linux、AIX、CentOS ベースのインストールの場合、5.4 GB の一時的な空きスペースが必要です。
  • AEM Forms アドオンパッケージは、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Enterprise Linux、および CentOS 上で実行するためには追加の 32 ビットライブラリが必要です。Red Hat Enterprise Linux、SUSE Enterprise Linux、または CentOS を使用する場合は、それぞれのオペレーティングシステムのインストールメディアから、次の RPM パッケージをインストールしてください。
    • expat-2.0.1-9.1.el6.i686.rpm
    • libxcb-1.5-1.el6.i686.rpm
    • freetype-2.3.11-6.el6_0.2.i686.rpm
    • libXau-1.0.5-1.el6.i686.rpm
    • libSM-1.1.0-7.1.el6.i686.rpm
    • zlib-1.2.3-25.el6.i686.rpm
    • libICE-1.0.6-1.el6.i686.rpm
    • libuuid-2.17.2-12.el6.i686.rpm
    • glibc-2.12-1.25.el6.i686.rpm
    • libXext-1.1-3.el6.i686.rpm
    • nss-softokn-freebl-3.12.9-3.el6.i686.rpm
    • fontconfig-2.8.0-3.el6.i686.rpm
    • libX11-1.3-2.el6.i686.rpm
    • libXrender-0.9.5-1.el6.i686.rpm
    • libXrandr-1.3.0-4.el6.i686.rpm
    • libXinerama-1.1-1.el6.i686.rpm
  • 以下に示す 32 ビットライブラリと 64 ビットライブラリをインストールします。
    • libicudata.so.42
    • libicui18n.so.42
    • libicuuc.so.42
  • 以下に示す 32 ビットの curl ライブラリをインストールします。
    • libcurl.so
    • libcurl.so.4
    • libcurl.so.3

AEM Forms は、上記の順序で 32 ビットライブラリを検索します。必ず 1 つ以上のライブラリをインストールしてください。

注意:

  • サポートされているすべての Unix ベースオペレーティングシステム全体で、同じライブラリを使用することができます。.rpm パッケージの名前とバージョンは、ベースとなるオペレーティングシステムによって異なります。
  • 上記のライブラリーが別の名前で保存されている場合は、この記事に記載されている名前を使用して、そのライブラリーのシンボリックリンクを作成してください。

AEM Forms のダウンロード、インストール、設定

AEM パッケージ共有から AEM Forms アドオンパッケージをダウンロードできます。オーサーインスタンスとパブリッシュインスタンスにアドオンパッケージをダウンロードするには、以下の手順を実行します。

  1. オーサーインスタンスまたはパブリッシュインスタンスに管理者としてログインし、パッケージ共有を開きます。パッケージ共有のデフォルト URL は、http://[server]:[port]/crx/packageshare/ です。

  2. パッケージ共有で AEM 6.3 Forms add-on packages を検索し、使用しているオペレーティングシステムに対応するパッケージをクリックして、「ダウンロード」をクリックします。ライセンス使用許諾契約書を読んでから同意し、「OK」をクリックします。ダウンロードが開始します。ダウンロードが完了したら、パッケージの横に「ダウンロード済み」というテキストが表示されます。

    AEM Forms のリリース」記事に一覧表示されているハイパーリンクを使ってパッケージを手動でダウンロードすることもできます。

  3. ダウンロードが完了したら、「ダウンロード済み」をクリックします。パッケージマネージャーに切り替わります。パッケージマネージャーで、ダウンロードしたパッケージを探し、「インストール」をクリックします。

    AEM Forms のリリース」記事に記載の直接リンクからパッケージを手動でダウンロードした場合は、「パッケージをアップロード」をクリックし、ダウンロード済みパッケージを選択して「アップロード」をクリックします。パッケージのアップロードが完了したら、パッケージ名をクリックし、「インストール」をクリックします。

    注意:

    パッケージのインストールが完了したら、AEM インスタンスを再起動するよう指示されます。その際、すぐにサーバーを停止しないでください。AEM Forms サーバーを停止する前に、ServiceEvent REGISTERED メッセージと ServiceEvent UNREGISTERED メッセージが [AEM-Installation-Directory]/crx-quickstart/logs/error.log ログファイルに表示されなくなり、このログファイルが安定した状態になるまで待ってください。

    また、以下に示すバンドルを除くすべてのバンドルがアクティブな状態になっていることを確認してください。バンドルは、http://[server]:[port]/system/console/bundles で確認することができます。以下のバンドルの状態については、無視してかまいません。

    • Adobe Correspondence Management Migration バンドル
    • Adobe LiveCycle FormsManager Core バンドル
    • Forms Common Service バンドル

レプリケーションエージェントを設定してパブリッシュインスタンス URL を定義する

オーサーインスタンスで、パブリッシュインスタンスごとに複製エージェントを設定します。これらのエージェントはオーサーインスタンスのコンテンツをすべてのパブリッシュインスタンスに複製します。オーサーインスタンスで次の手順に従います。 

  1. http://[ホスト名]:[ポート]/crx/packageshare/login.html にある CRX パッケージ共有にアクセスします。AEM Forms アドオンパッケージを自分のオペレーティングシステムにダウンロードします。

  2. AEM ポータル(http://[ホスト名]:[ポート])にログインします。デフォルトのユーザー名は admin、パスワードは admin です。

  3. CRX パッケージマネージャー(http://[hostname]:[port]/crx/packmgr/index.jsp にある)にアクセスします。手順 1 でダウンロードしたパッケージをアップロードしインストールします。パッケージのインストールについて詳しくは、「パッケージの作業方法」を参照してください。

    http://[hostname]:[port]/miscadmin でオーサーインスタンスのツールインターフェイスにアクセスします。

  4. 「複製」を選択してから、左パネルで「作成者のエージェント」を選択します。右パネルには、オーサーインスタンスのために設定されたさまざまなエージェントがあります。

  5. 右パネルで、「新規」を選択し、「新規ページ」をクリックします。ページの作成ダイアログが表示されます。

  6. タイトル と 名前 を設定し、複製エージェントを選択します。

  7. 「作成」をクリックして、新しいエージェントを作成します。

  8. 新しいエージェントをダブルクリックして設定パネルを開きます。

  9. 「編集」をクリックします。「エージェントの設定」ダイアログが表示されます。

    1. 設定タブで、説明を入力し、「有効」にチェックを付け、「シリアル化の種類」をデフォルトとして選択し、「試行遅延」を 60000 に設定し、「エージェントユーザー ID」を空白のままにし、「ログレベル」を「Info」として設定します。
    2. トランスポートタブで、パブリッシュインスタンスの必要な URI http://[hostname]:[port]/bin/receive?sling:authRequestLogin=1 を入力し、ユーザーとパスワードを設定します。デフォルトの資格情報は admin/admin です。
    3. 拡張タブで、HTTP メソッドセクションにメソッド POST を入力します。
    4. トリガータブで、「受信時」を選択し、「OK」をクリックします。
  10. 「OK」をクリックして設定を保存します。

  11. エージェント設定パネルで、「接続のテスト」をクリックします。接続が成功なら、設定が正しく行われたことを意味します。

注意:

場合によっては、パブリッシュインスタンスを 1 つだけ持っている場合は、デフォルトの複製エージェントを publish という名前を付けて使用できます。手順 7.b で説明したように、トランスポートタブでそれを編集して、発行 URI を指定する必要があります。この場合は、新しい複製エージェントを作成する必要はありません。

注意:

発行ファーム(複数の非クラスターパブリッシュインスタンスで構成されているもの)を持っている場合は、手順 1 から 9 で説明されているように、各パブリッシュインスタンスごとに複製エージェントを作成する必要があります。これらの各複製エージェントに対して、タイトルと名前は重要で一意でなければならず、対応するパブリッシュインスタンスの識別を簡単にできるようにする必要があります。これらの各複製エージェントは、特定のパブリッシュインスタンスを示す異なる URI をトランスポートタブに持っています。複数のパブリッシュインスタンスの場合は、デフォルトのエージェント publish をコピーし、作成したエージェントのトランスポートタブで名前と URI を編集することで、複製エージェントを作成することもできます。デフォルトの複製エージェントを使用しない場合は、それを無効にして、不必要な複製が行われないようにできます。

注意:

別のクラスターに対しては、1 つのオーサーインスタンス(できればマスターインスタンス)でこれらの手順を実行する必要があります。

逆複製エージェントの設定

オーサーインスタンスで、各パブリッシュインスタンスごとに逆複製エージェントを設定する必要があります。これらのエージェントはパブリッシュインスタンスのコンテンツをオーサーインスタンスに複製します。 

  1. http://[ホスト名]:[ポート]/miscadmin
    でツールユーザーインターフェイスにログインする。

  2. 「複製」を選択してから、左パネルで「作成者のエージェント」を選択します。右パネルには、オーサーインスタンスのために設定されたさまざまなエージェントがあります。

  3. 右パネルで、「新規」を選択してから、「新規ページ」をクリックします。ページの作成ダイアログが表示されます。

  4. タイトルと名前を設定し、逆複製エージェントを選択します。

  5. 「作成」をクリックして、新しいエージェントを作成します。

  6. 新しいエージェントをダブルクリックして設定パネルを開きます。

  7. 「編集」をクリックします。エージェント設定ダイアログが表示されます。

    1. 設定タブで、説明を入力し、「有効」にチェックを付け、「シリアル化の種類」をデフォルトとして選択し、「試行遅延」を 60000 に設定し、「エージェントユーザー ID」を空白のままにし、「ログレベル」を「Info」として設定します。
    2. トランスポートタブで、パブリッシュインスタンスの必要な URI http://[hostname]:[port]/bin/receive?sling:authRequestLogin=1 を入力し、ユーザーとパスワードを設定します。デフォルトの資格情報は admin/admin です。
    3. 拡張タブで、HTTP メソッドセクションにメソッド POST を入力します。
    4. トリガータブで、「受信時」を選択し、「OK」をクリックします。
  8. プロキシタブと拡張タブはオプションです。「OK」をクリックして設定を完了し保存します。

  9. ページが更新されるまで数秒間待ちます。ページにある「接続のテスト」をクリックして、接続が成功したかどうかをチェックします。

注意:

場合によっては、パブリッシュインスタンスを 1 つだけ持っている場合は、デフォルトの逆複製エージェントを publish_reverse という名前を付けて使用できます。手順 7.b で説明したように、トランスポートタブでそれを編集して、発行 URI を指定する必要があります。この場合は、新しい逆複製エージェントを作成する必要はありません。

注意:

複数の非クラスターパブリッシュインスタンスで構成されている発行ファームを持っている場合は、手順 1 から 9 で説明されているように、各パブリッシュインスタンスの逆複製エージェントを作成する必要があります。これらの各逆複製エージェントのタイトルと名前は、わかりやすくて一意なものにし、対応するパブリッシュインスタンスを容易に識別できるようにします。これらの各複製エージェントは、特定のパブリッシュインスタンスを示す異なる URI をトランスポートタブに持っています。複数のパブリッシュインスタンスの場合は、デフォルトのエージェント publish をコピーし、作成したエージェントのトランスポートタブで名前と URI を編集することで、複製エージェントを作成することもできます。デフォルトの複製エージェントを使用しない場合は、それを無効にして、不必要な複製が行われないようにできます。

AEM Forms のためのディスパッチャーの設定

ディスパッチャーは AEM のキャッシングおよびロードバランスツールです。AEM ディスパッチャーはまた、AEM サーバーを攻撃から保護することにも役立ちます。エンタープライズクラスの Web サーバーと一緒にディスパッチャーを使用することで、AEM インスタンスのセキュリティを向上できます。ディスパッチャーを使用する場合は、AEM Forms の次の設定を実行してください。

AEM Forms のアクセスの設定

デフォルトでは、AEM ディスパッチャーの設定は dispatcher.any テキストファイルに保存されます。AEM Forms のフォームルターを次の設定ファイルに追加します。

  1. dispatcher.any ファイルを開いて編集します。

  2. フィルターセクションに移動し、次のフィルターをフィルターセクション:

    /0025 { /type "allow" /glob "* /bin/xfaforms/submitaction*" } # に追加して AEM Forms の送信を有効にします。

    フィルターの詳細については、ディスパッチャードキュメントを参照してください。

    注意:

    フィルターセクションを探すには、/filter を検索します。フィルターの詳細については、ディスパッチャードキュメントを参照してください。

  3. ファイルを保存して閉じます。

リファラーフィルターサービスの設定

  1. 管理者として Apache Felix Configuration Manager にログインします。Configuration Manager のデフォルト URL は http://[サーバー]:[ポート番号]/system/console/configMgr です。

  2. Configurations」メニューで「Apache Sling Referrer Filter」を選択します。

  3. 「Allow Hosts」フィールドで、ディスパッチャーのホスト名を入力してそれをリファラーとして許可し、「保存」をクリックします。入力の形式は http://[サーバー]:[ポート] です。

委任 RSA ライブラリと委任 BouncyCastle ライブラリの起動

AEM Forms を使用するには、AEM Forms アドオンパッケージとともに、RSA ライブラリと BouncyCastle ライブラリをインストールする必要があります。これらの委任ライブラリを起動するには、以下の手順を実行します。

  1. AEM インスタンスを停止します。

  2. [AEM インストールディレクトリ]\crx-quickstart\conf フォルダーに移動して sling.properties ファイルを開いて編集します。

    注意:

    [AEM インストールディレクトリ]\crx-quickstart\bin\start.bat を使用して
    AEM を起動する場合は、[AEM ルート]\crx-quickstart\ にある sling.properties を編集します。

  3. 以下のプロパティを sling.properties ファイルに追加します。

    sling.bootdelegation.class.com.rsa.jsafe.provider.JsafeJCE=com.rsa.*
    sling.bootdelegation.class.org.bouncycastle.jce.provider.BouncyCastleProvider=org.bouncycastle.* 
  4. ファイルを保存して閉じます。AEM インスタンスを起動します。

フォントマネージャーサービスの設定

フォントマネージャーサービスのフォントディレクトリを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. http://[hostname]:[port]/system/console/configMgr に移動します。

  2. 編集モードで「CQ-DAM-Handler-Gibson Font Manager サービス」をクリックして開きます。

  3. 各フィールドで、システムフォント、Adobe サーバーフォント、カスタマーフォント用のディレクトリのパスを指定します。

    カスタマーフォント
    カスタマーフォント
    カスタマーフォント
    カスタマーフォント

    注意:

    アドビ システムズ社以外が提供しているフォントを使用するユーザーの権利は、それらのフォントを所有する会社が提供する使用許諾契約書に拘束されるもので、アドビソフトウェアを使用するための使用許諾契約書は適用されません。アドビ システムズ社以外が提供しているフォントをアドビソフトウェアで使用する前に、適用される、アドビ システムズ社以外の使用許諾契約書すべてに準拠していることを確認してください。特に、サーバー環境でフォントを使用する際は注意が必要です。 

  4. 保存」をクリックして、設定内容を保存します。

シリアル化エージェントの設定

AEM Forms を使用するには、sun.util.calendar パッケージをホワイトリストに登録する必要があります。このパッケージをホワイトリストに追加するには、以下の手順を実行します。

  1. ブラウザーウィンドウで Web コンソールを開きます。デフォルトの URL は http://[server]:[port]/system/console/configMgr です。

  2. デシリアライゼーションファイアウォール設定を検索して開きます。

  3. ホワイトリストフィールドで sun.util.calendar パッケージを追加して「保存」をクリックします。

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