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コンテンツフラグメントは AEM 6.2 から使用できるようになり、AEM 6.2 および AEM 6.3 では、事前定義済みの構造がない(主に)テキストのみの形式に制限されていました。

この機能パックでは、次の 2 種類のコンテンツフラグメントが使用できるようになりました。

  • 単純なフラグメント(従来)
    事前定義済みの構造がありません。テキストと画像のみが含まれています。
    これらは単純なフラグメントテンプレートに基づいています。
  • 構造化されたコンテンツが含まれるフラグメント(新規)
    作成されるフラグメントの構造を事前定義するコンテンツフラグメントモデルに基づいています。
    JSON エクスポーターを使用したコンテンツサービスの実現にも使用できます。

コンテンツフラグメントの作成

コンテンツフラグメントの作成方法は基本的に単純なフラグメントと構造化フラグメントで同じです。

  1. フラグメントを作成するアセットフォルダーに移動します。

  2. 作成」を選択し、「コンテンツフラグメント」を選択して、ウィザードを開きます。

  3. ウィザードの最初の手順では、新しいフラグメントの基盤を指定することを求められます。

    • 以下を指定します。
      • テンプレート - 単純なフラグメントなど
      • モデル - 空港モデルなど、構造化コンテンツを必要とするフラグメントの作成に使用されます
    • 使用可能なテンプレートとモデルがすべて表示されます。

    選択した後、「次へ」を使用して続けます。

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  4. プロパティ」の手順で次を指定します。

    • 基本
      • タイトル
        フラグメントのタイトル。
        必須です。
      • 説明
      • タグ
    • 詳細
      • 名前
        この名前は URL の作成に使用されます。
        必須。タイトルから自動的に導出されますが、変更できます。
  5. 作成」を選択して操作を完了し、「開く」を選択してフラグメントを編集するか、「完了」を選択してコンソールに戻ります。

コンテンツフラグメントのアクション

アセットコンソールでは、次のいずれかからコンテンツフラグメントに対して様々なアクションを使用できます。

  • ツールバーから。フラグメントを選択すると、該当するすべてのアクションを使用できるようになります。
  • クイックアクションとして。個別のフラグメントカードに使用可能なアクションのサブセット。
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フラグメントを選択して、次の適用可能なアクションを含むツールバーを表示します。

  • 作成
  • ダウンロード
    • フラグメントを ZIP ファイルとして保存します。要素、バリエーション、メタデータを含めるかどうかを定義できます。 
  • チェックアウト
  • プロパティ
    • フラグメントのメタデータを表示したり、編集したりできます。
  • 編集
  • タグを管理
  • コレクションに追加
  • コピー貼り付け
  • 移動
  • 公開非公開
  • 関連付け/関連付けを解除
  • 削除

注意:

これらの多くはアセットデスクトップアプリに対する標準的なアクションです。

フラグメントエディターを開く

フラグメントを編集するには:

  1. Assets コンソールを使用して、コンテンツフラグメントの場所に移動します。

  2. フラグメントを開いて編集するには、以下のいずれかを実行します。

    • フラグメントまたはフラグメントリンクをクリック/タップ(これはコンソールビューによって異なります)。
    • フラグメントを選択してから、ツールバーで「編集」を選択。

    フラグメントエディターが開きます。

    chlimage_1

    注意:

    1. フラグメントがコンテンツページで既に参照されている場合は、メッセージが表示されます。

    2. サイドパネルを切り替えアイコンを使用してサイドパネルを非表示/表示できます。

  3. サイドパネルのアイコンを使用して、3 つのモデル間を移動します。

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  4. 変更をおこなった後、必要に応じて「保存」または「キャンセル」をクリックします。

    注意:

    保存」または「キャンセル」のどちらをクリックした場合も、エディターが終了します。これらの両方のオプションがコンテンツフラグメントにどのように動作するかについて詳しくは、保存、キャンセルおよびバージョンを参照してください。

保存、キャンセルおよびバージョン

エディターには次の 2 つのオプションがあります。

  • 保存

    最後の変更を保存し、エディターを終了します。

    注意:

    エディターを引き続き使用して、一連の変更をおこなってから「保存」を選択することもできます。

    警告:

    保存」では、変更を保存するだけでなく、参照を更新し、必要に応じてディスパッチャーがフラッシュされます。これらの変更が処理されるまでに時間がかかることがあります。このため、複雑で大きい高負荷のシステムのパフォーマンスに影響することがあります。

    保存」を使用する際はこの点に留意し、フラグメントエディターを迅速に開いて、変更をおこない、保存してください。

  • キャンセル

    最後の変更を保存せずにエディターを終了します。

コンテンツフラグメントを編集するとき、AEM によって自動的にバージョンが作成されます。これにより、変更内容をキャンセルした場合に以前のコンテンツを復元できるようになります。

  1. コンテンツフラグメントを編集のために開くと、AEM は編集セッションが存在しているかどうかを示す cookie ベースのトークンの存在をチェックします。

    1. トークンが見つかると、そのフラグメントは既存の編集セッションの一部であると見なされます。
    2. トークンがないときにユーザーがコンテンツの編集を開始すると、バージョンが作成され、この新しい編集セッションのトークンがクライアントに送られ、cookie に保存されます。
  2. アクティブな編集セッションがあるとき、編集中のコンテンツは自動的に 600 秒ごとに保存されます(デフォルト)。

    注意:

    自動保存間隔は /conf メカニズムを使用して設定できます。

    デフォルト値については、以下を参照してください。

    /libs/settings/dam/cfm/jcr:content/autoSaveInterval

  3. ユーザーが「キャンセル」を選択して編集をキャンセルすると、編集セッションの開始時に作成されたバージョンが復元され、トークンが削除されて編集セッションが終了します。

  4. ユーザーが編集内容の「保存」を選択すると、更新された要素とバリエーションが保存され、トークンが削除されて編集セッションが終了します。

フラグメントのコンテンツの編集

同一のエディターがすべてのフラグメントに使用されます。ただし、使用可能なオプションにはわずかな違いがいくつかあります。

リッチテキストエディター - フルスクリーンモード

注意:

使用可能なオプションについて詳しくは、リッチテキストエディターによるページオーサリングを参照してください。

どちらのフラグメントタイプの場合も、複数行テキストの編集時にリッチテキストエディターをフルスクリーンモードで使用できます。次に例を示します。

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ここでは、次の画面要素も使用できます。

  • 編集モードを切り替えるドロップダウンセレクター:

    • リッチテキスト
    • Markdown
    • プレーンテキスト

    警告:

    プレーンテキスト」を選択すると、リッチテキストまたは Markdown に挿入した書式、Markdown、アセットが失われる場合があります。

  • テキスト統計を表示するアクション:

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  • フルスクリーンモードを閉じ、フラグメントエディターの通常フローに戻るオプション。

フラグメント内のバリエーションの作成と管理

警告:

構造化フラグメント(モデルに基づく)に対して追加のバリエーションは作成できません。

バリエーションでは、マスターコンテンツをコピーして、目的に応じて変化させることができます(必要な場合)。

バリエーションの作成

新しいバリエーションを作成するには:

  1. フラグメントを開き、サイドパネルが表示されていることを確認します。

  2. サイドパネルのアイコンバーから「バリエーション」を選択します。

    chlimage_1
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  3. バリエーションを作成」を選択します。

  4. ダイアログが開きます。新しいバリエーションのタイトル説明を指定します。

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  5. 追加」を選択します。フラグメントのマスターが新しいバリエーションにコピーされ、編集用に開かれます。

    注意:

    新しいバリエーションの作成時にコピーされるのは常にマスターであり、現在開いているバリエーションではありません。

バリエーションの編集

以下のいずれかを実行した後に、バリエーションコンテンツに(基本的な)変更をおこなうことができます。

  • バリエーションの作成
  • 既存のバリエーションを開く。バリエーションを開いて、サイドパネルから必要なバリエーションを選択します。
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バリエーションの名前変更

既存のバリエーションの名前を変更するには:

  1. フラグメントを開き、サイドパネルから「バリエーション」を選択します。
  2. 必要なバリエーションを選択します。
  3. アクション」ドロップダウンから「名前変更」を選択します。
  4. 表示されたダイアログボックスに新しいタイトル説明を入力します。
  5. 名前変更」アクションを確認します。

注意:

マスターの名前は変更できません。

これはバリエーションのタイトルにのみ影響します。

バリエーションの削除

既存のバリエーションを削除するには:

  1. フラグメントを開き、サイドパネルから「バリエーション」を選択します。
  2. 必要なバリエーションを選択します。
  3. アクション」ドロップダウンから「削除」を選択します。
  4. ダイアログで「削除」アクションを確認します。

注意:

マスターは削除できません。

マスターとの同期

マスターはコンテンツフラグメントの必須の部分であり、定義に従ってコンテンツのマスターコピーを保持します。一方、バリエーションはそのコンテンツの更新および適合された個別のバージョンを保持します。マスターが更新されると、それらの変更もバリエーションに関連する可能性があるため、それらに反映される必要があります。

バリエーションをフルスクリーンモードで編集している場合、マスターと同期アクションにアクセスできます。これにより、マスターにおこなわれた変更内容を必要なバリエーションに自動的にコピーできます。

警告:

同期を使用できるのは、変更内容をマスターからバリエーションにコピーする場合のみです。

バリエーションからマスターへの変更内容の転送はオプションとして使用できません。

  1. フラグメントエディターでコンテンツフラグメントを開きます。マスターが編集されていることを確認します。

  2. 特定のバリエーションを選択してから、それをフルスクリーンモードで開きます。

    警告:

    同期はフルスクリーンモードでのみ使用可能です。

  3. マスターと同期」を選択します。

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  4. マスターとバリエーションが並列に表示されます。

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  5. 同期」を選択すると、バリエーションが更新され、表示されます。

  6. これでフルスクリーンモードを閉じ、フラグメントを保存できます。

コンテンツをフラグメントと関連付ける

関連コンテンツは関連性を付加して、フラグメントをコンテンツページに追加するときに、アセット(画像など)を(オプションで)フラグメントと一緒に使用できるようになります。ページでコンテンツフラグメントを使用するときに広範なアセットにアクセスでき、適切なアセットの検索に必要な時間も短縮されて柔軟性がもたらされます。

関連コンテンツの追加

注意:

ビジュアルアセット(画像など)をフラグメントやページに追加するための様々な方法があります。

関連付けを作成するには、最初にメディアアセットをコレクションに追加する必要があります。その後で、次の手順を実行できます。

  1. フラグメントを開き、サイドパネルから「関連コンテンツ」を選択します。

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  2. コンテンツを関連付け」または「コレクションを関連付け」(コレクションが既に関連付けられているかどうかに応じて)を選択します。

  3. 必要なコレクションを選択します。

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    注意:

    この手順では、フラグメント自体を選択したコレクションにオプションで追加できます。これによりトラッキングが可能になります。 

  4. 確認します(チェックマーク)。コレクションが関連付けられて表示されます。

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関連コンテンツの編集

コレクションを関連付けたら、次の操作を実行できます。

  • 関連付けを削除する。
  • コレクションにアセットを追加する。
  • 追加のアクションに対しアセットを選択する。
  • アセットを編集する。

フラグメントのメタデータの表示と編集

プロパティ/メタデータの編集

コンテンツフラグメントのメタデータ(プロパティ)を表示して編集できます。

  1. Assets コンソールで、コンテンツフラグメントの場所に移動します。

  2. 以下のどちらかの操作をおこないます。

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  3. 基本」タブに、表示または編集が可能なオプションが表示されます。

    • 画像をアップロード」の対象となるサムネール
    • タイトル
    • 説明
    • タグ
    • 作成済み(表示のみ)
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フラグメントの公開と参照

警告:

フラグメントがモデルに基づいている場合、そのモデルが公開されていることを確認してください。

コンテンツフラグメントを Web ページで使用するには、公開環境で公開する必要があります。次の方法で公開できます。

警告:

フラグメントが公開または参照(あるいは両方)された後で、作成者が編集するためにフラグメントを開くと AEM によって警告が表示されます。フラグメントを変更すると、参照しているページも影響されることが警告されます。

コンテンツフラグメントの削除

フラグメントを削除するには:

  1. Assets コンソールで、コンテンツフラグメントの場所に移動します。

  2. フラグメントを選択します。

    注意:

    削除アクションはクイックアクションとして実行できません。

  3. ツールバーから「削除」を選択します。

  4. 削除アクションを確認します。

    警告:

    フラグメントが既にページで参照されている場合は、警告メッセージが表示されます。「削除を強制」を選択して続行することを確認する必要があります。フラグメントはコンテンツフラグメントコンポーネントと一緒に、すべてのコンテンツページから削除されます。

ページでのコンテンツフラグメントの使用

警告:

構造化フラグメント(コンテンツモデルに基づく)を使用するには、適切なコアコンポーネントをインストールしていることを確認します。インストール手順を参照してください。

注意:

構造化フラグメント(コンテンツモデル基準)をページに追加した後、JSON エクスポーターの使用時にそれを使用してコンテンツサービスを提供できます。

Adobe Experience Manager(AEM)のコンテンツフラグメントは、ページから独立したアセットとして作成および管理されます。

これによりチャネルに依存しないコンテンツを、様々なバリエーション(チャネル固有)で作成できます。その後、コンテンツページをオーサリングする際に、これらのフラグメントとそれらのバリエーションを使用できます。

ページへのコンテンツフラグメントの追加

注意:

この例は、新しいコアコンポーネントを基にしています。 

  1. 編集するページを開きます。

  2. 適切なコンテンツフラグメントコンポーネントをコンポーネントブラウザーまたは「新規コンポーネントを挿入」のいずれかから追加します。

  3. コンポーネントの設定ダイアログを開きます。

    次の設定をおこないます。

    • 参照されるコンテンツフラグメント。セレクターでその場所を参照できます。
    • 表示される任意の要素追加するか、空白のままにしてすべての要素を表示します。
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  4. チェックマークを使用して設定を保存します。選択したフラグメントの必要な要素が表示されます。

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コンテンツフラグメントによる追加のページオーサリングアクション

コンテンツフラグメントによるオーサリングについて詳しくは、既存の AEM 6.3 のドキュメントを参照してください。

関連ドキュメント

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